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2009年08月25日

いわき・四日目

火曜日・晴れ時々曇り / 外気温26℃
8時半起床。昨日と同じく眼が覚めたのは6時半頃だったが起床は遅かった。日中は晴れていたが意外と湿度も高くないし気温もそれほど上がらなかった。

今朝も9時頃に朝食。少し恩師宅の台所事情も飲み込めてきたので徐々に手伝い始める。しかしわたしが居なくなってからのことを考えて必要最小限のことにとどめることにする。恩師を見ていると何からなにまで手伝ってあげることが良いことだとは思えないのだ。

様子を見ていると、毎日の生活で自分の身の回りを自分でこなしていることを誇りに思っているようだし、それが生きる確かさを支えていることが感じられる。手伝うことはわたしにとって何でもないことだけれど、恩師のリズムを壊してしまうのは、わたしの独りよがりの奢りでしかなくなってしまう。

二晩滞在してくれた尾高氏はお昼過ぎの列車で東京へ戻っていった。明日はまた仕事が入っているのだそうだ。彼を駅まで見送りがてら恩師に頼まれた用事を片付けるために街へ出掛ける。

MacBook Pro をリュックサックの中に入れていったので、用事を済ましたあと McDonald's でコーヒーを飲みながら無線LANに繋ぐ。溜まっていたメールを落として返事を書くべき処には返事を書き、興味を持ったサイトを巡回。それからポッドキャストの更新分をダウンロードして戻った。恩師は居間で丹念に新聞に目を通している。

お昼ご飯は簡単にスパゲッティを作って食べる。野球が好きな恩師にとっては、昨日で高校野球が終わり、今夜はテレビでプロ野球も放送しないので残念そうだった。わたしは4時を過ぎた頃に急に眠気に襲われてソファの上で眠ってしまったが、涼しすぎて30分ほどで眼が覚めてしまった。今年の夏はどうやら短いようだ。

夕食は恩師が手ずから料理してくれた「薄切り豚ロースのショウガ焼き」と「レタスとキュウリの生野菜サラダ胡麻ソース掛け」それに昨日の残りの「蒲鉾」をわさび醤油で。その他、食卓には「べったら漬け」「昆布の佃煮」「わさび漬け」などが並ぶ。これらの料理をビール(二人で1リットル)を飲みながら平らげてしまった。

二日続きで就寝が11時を過ぎていたから、今日は10時過ぎにお開きにして早めに就寝。62歳のわたしは昼寝したが、94歳になる恩師は昼寝もしないので、やはり疲れたのだろう。