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2009年08月31日

いわき・十日目

月曜日・雨 / 外気温18度
8時起床。台風11号が接近 していて、朝から断続的に雨が降り続いていた。午後4時頃からは本格的な雨になる。しかし上陸することはなくどうやら北北東の海に抜けていきそう。

今日はお手伝いさんが来てくれる日だとかで恩師もいつもより少し早起き。時々はもっと長くベッドの中に居たいと思う日もあると言うが、彼女の歳でそんなに朝寝がしたというのも驚きである。わたしなどは62歳なのに最近は自然に6時頃には目覚めてしまうのに、羨ましい。

10時半から娘さん夫婦の経営する画廊の手伝いをすることを約束していたので、お手伝いさんが買い物に行くときの車で送ってもらう。この頃には雨もかなりの勢いで降っていた。画廊の手伝いというのは明日からの展覧会をする作家がドイツ人女性なので潤滑油の役を務めて欲しいというわけだった。

行ってみると彼女はすでに到着していて、出身はドイツの Regensburg 出身。日本人男性と結婚して現在は新潟に住んで捜索活動をしているということだった。日本に住んで20年を超えるというので日本語のほうも達者。わたしが通訳をすることなど全く要らず、わたしは絵を壁に掛ける作業を手伝っただけで夕方帰宅した。しかし、彼女のこれまでの人生を聞いてみると人と人との出会い、結びつきというのはなんとも面白いものである。

帰宅時も雨脚が強くて、車で送ってもらった。恩師宅に着いてみると居間にはなんと暖房が入っていた。それほど今日は寒い日だった。

夕食は「カツオのお刺身」「湯豆腐」を肴に日本酒を飲む。締めはおいしいお漬け物と小倉屋の塩昆布でお茶漬け。涼しくなってくるとやはり日本酒がおいしいと思う。10時にお開き。