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2009年12月01日

「愛の妙薬」の Premiere

今日は「愛の妙薬」の Premiere 。今月のシリーズは6回上演される。

初日というのは歌い手もオーケストラも舞台裏もけっこう緊張しているから思わぬアクシデントが起こることが多い。今日もそんな場面が二、三カ所見られた。わかりやすく、わたしには少々あざといと感じられる演出に思えたのだが、観客には受けていたようだ。カーテンコールの時にもブーの声は聞こえて来ず万雷の拍手とブラボーの嵐。こういう観客の反応も久しぶりに体験した。

ソリスト陣に対しても暖かい声援が送られたがその中でもテノールの Giuseppe Filianoti が一番のブラボーを取っていた。指揮者に対するブラボーというのは珍しくないが、今日は演出チームにも大きな拍手が来ていたのが、最近では珍しい。

Besetzung

Musikalische Leitung: Juraj Valcuha
Inszenierung: David Bösch
Bühne: Patrick Bannwart
Kostüme: Falko Herold
Licht: Michael Bauer
Chöre: Andrés Máspero

Adina: Nino Machaidze
Nemorino: Giuseppe Filianoti
Belcore: Fabio Maria Capitanucci
Dulcamara: Ambrogio Maestri
Giannetta: Tara Erraught

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

L'elisir d'amore から2009年12月1日に引用