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2009年12月14日

冷え込み

月曜日・曇り / 外気温マイナス5度
7時20分起床。この冬一番の冷え込み。昼になってもマイナス5度以上になることはなかった。シンシンと冷えるという表現がピッタリ。午前中は音楽稽古、夜は「愛の妙薬」の5回目の公演があった。

昨日体調不良だったブリギッテは今日は休暇を取っていた。毎年の例だがクリスマスの準備のためである。買い物の前に医者へ行って EKG を取って貰ったりの診察を受けてきた。調子が悪いとなるとさっと医者へ行く彼女の行動力は見習わなくては。

わたしは10時45分から12時15分まで音楽稽古。「タンホイザー」「ドン・カルロ」「ボエーム」のところどころをさらって終了。帰宅途中に数軒の店に立ち寄り買い物。ちょっと疲れて2時半頃に帰宅。

今日の昼食は楽しみにしていた「雑炊」。昨夜の鍋物をやった残りである。昆布茶、日本酒、塩を加えてスープの味を調え、冷凍から戻したご飯を入れ、コトコトとしばらく煮てから最後に溶き卵を回して出来上がり。ブリギッテもちょうど買い物から戻ったところで、階下のアンナも呼んで雑炊をフ〜フ〜言いながら食べた。

疲れていたところへお腹いっぱいに詰め込んだから、急に眠くなってきて、30分ほど仮眠を取る。今夜は18時15分にメーク係に行かなくてはならないので5時半近くに家を出た。この時間はもう真っ暗である。

その中を Max-Weber-Platz から劇場まで歩いたのだが、これは寒かった。10分ほど歩くうちに身体が温まってきたが、今年一番の冷え込みだろう。これからこういう日が続くのかと思うとちょっと憂鬱になる。

オペラが撥ねて、何とかいつもより一つ早いトラムに乗ろうと急いで着替え、化粧を落としてみたが、やはり無理だった。寒い空気の中をまた Max-Weber-Platz まで20分ほど歩いて帰宅。明朝はパリに飛ぶのでそのための荷物をまとめて就寝。一拍だけだからそんなに大変な準備は要らないのが救い。