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2009年12月23日

映画「おくりびと」を観た

水曜日・曇り / 外気温4度
7時30分起床。今日からわたしはクリスマス休暇である。アパートの屋根に積もった雪が溶けて落ちてくる音で目覚めた。夕方から日本映画 「おくりびと」を家族で観てきた。

明日、24日からはブリギッテもクリスマスの休暇を取っていて、彼女は今日が今年最後の出勤日。ということは明日からはわたしも一人で居るようなわけにはいかない。しなければならない家事もあったのだが、それは明日に回すことにして、今日は自分のしたいことだけをしていた。(^_^;)

まずはメールチェック、そして Blog の巡回。しかし年末のこの時期、誰もが忙しいのか、いつもほどの更新がない。あっと言う間に全てを終わってしまった。それならばと始めたのが「ミレニアム」を読み続けること。

朝食を取ったあと、居間のソファの上に横になり昨夜からの続きを読み始める。噂に違わないおもしろさで第一巻・一冊目を読み終わった。そのあと散歩に出掛けようとしたのだが、霧雨のような小雨が降っていて気分が削がれる。今日は「晴耕雨読」で行こうと決めた。

夕方5時45分から家族全員で日本映画 「おくりびと」を観に行くことにしていた。わたしはドイツ国内で上映されているのを知らなかったのだが、これは同僚の U さんが観てきて 「なかなかいい映画でしたよ」と教えてくれたのだ。インターネット上でこの映画の評判はたびたび読んでいて、それがドイツで観ることが出来るのは嬉しかった。ブリギッテにそのことを話したら、 じゃ、家族で観に行きましょうということで家族5人と末娘のボーイフレンドも加え6人で出掛けた。日本語のオリジナル上演でドイツ語の字幕が付いていた。

本当にとてもいい映画だった。泣かせる部分も随分あって、演じた俳優さん達もそれぞれに持ち分をしっかりとこなしていて見応え充分。久しぶりに良い日本映画を観た。それにしても「納棺師」という職業はわたしにとって初めて知るものだった。