« 快晴の半日 | Main | 2010年1月の歩行記録 »

2010年02月01日

平穏な週明けの一日

月曜日・曇り、時々雪 / 外気温プラス2度
7時半起床。一日が終わってみれば今日の最高気温はプラスに転じていたのだけれど、いつも歩いている感覚からすればそんなに暖かくはなかった。ちょっと風があって細かな雪が顔に吹き付けてきたからだろう。朝、夕、2回の音楽稽古があっただけで平穏な一日だった。

ブリギッテは今日から一週間の休暇を取った。今週は彼女のお父さんが89歳の誕生日を迎えるので、それを祝いに実家に帰るためである。誕生日が最大イベントの一つであるドイツに生活していると、なんだかしょっちゅう誰かの誕生祝いをやっているかのような気がして、またかと思う。

最近の日本はそうではないのかもしれないが、わたしの年代(昭和20年代生まれ)の日本人にとっては誕生日に対する認識の相違は、もう文化の違いと言っても良い。日本に住んでいたとしたら、わたしは自分の誕生日さえ忘れていると思う。

明日から6日間居なくなるからと、ブリギッテは家の中の整理や洗濯、買い物、その他の雑用を片付けるのに一日中飛び回っていた。そこまでしなくても良いのにと思いながら、わたしはウロウロしているだけ。(汗)

彼女が実家にはノートブックを持って行くというのでわたしのリュックサックを貸してあげた。それでわたしは今日、ごく普通の黒い手提げカバンを提げて劇場に行ったのだが、目ざとい同僚から「あれ、今日はリュックサックじゃないの? なんだか日本のサラリーマンみたいだね」と言われてしまった。

リュックサックに慣れてしまうと手提げカバンというのは、機能的ではないということがよくわかる。歩いている最中でも両手が空いているというのがどんなに自由度が高いかと今日は実感した。例えば寒気の中で鼻をかもうと思っても片手ではどうしようもない。小振りなリュックサックをこの際だから買おうかな。

夜も9時を過ぎると外気温はマイナス4度ぐらいまで下がってきた。明日も寒い日になりそうだ。