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2010年02月08日

Die schweigsame Frau の譜読み開始

月曜日・曇り / 外気温マイナス3度
7時20分起床。今日も朝から曇り空で、かなり冷えた。今日から Die schweigsame Frau の譜読みが始まった。朝と夕方、2回のプローベ。久しぶりに下着の上下を購入する。

わたしの住むアパートは今日、午前8時から午後2時まで給湯が止まった。点検のためということで一週間ほど前から通知の張り紙が入り口に貼ってあった。ブリギッテは昨夜 「午後2時までとは書いてあっても信用できないから、今夜は家の中の暖房のメモリを下げずに寝ましょう」と言っていたが、その通りになった。午後3時を過ぎてもお湯が出てこない。お湯が出ないということは集中暖房も死んでいるということでその間は壁に蓄積された余熱で過ごすことになる。午後3時半になってようやく復旧し、ホッと一安心。この寒さに暖房無しの夜ではたまらない。

11時半までのプローベを終わってから下着を買いに KONEN と KAUFHOF に立ち寄った。わたしの身に付けるものはしばらく買っていないので、下着からシャツ、ズボンなどの痛みがそろそろ限界に近づいてきた。買い物が嫌いなので少しずつ気の向いた時に買っていこうと思う。今日はその手始めとして下着。

ドイツで身に付けるものを買おうとするとわたしはいつでも何かシックリ来ないものを感じる。日本人としては普通の体型(173cm ・66Kg) だと思うのだが、こちらの "M" サイズは微妙に大きすぎるし、かといって "S" サイズではちょっと窮屈。迷った末に今回も "M" サイズを選んだ。

帰宅しての昼食は、昨夜の残りのスパゲッティに卵焼きを添えるという妙な取り合わせ。それでもおいしく食べた。そのあと40分ほどの昼寝。

夕方は5時45分からまた音楽稽古。 Die schweigsame Frau の合唱はそんなに歌う部分は多くないが結構難しい。例によって Sawallisch 氏がカットした部分をケント・ナガノ氏は" Lohengrin "に続いてまた開いた。 Sawallisch 氏ほどの人がカットしたのはそうする明確な理由があったからなのに、その点はいつも疑問に思っている。良い仕事をした先駆者との違いをそんなところに求めるのであれば、ちょっと寂しいし、オペラの見せ方を心得ていないのではないかという疑いも持ってしまう。

夕食は一足先に帰宅していたブリギッテが白身の魚のフライを作ってくれた。彼女の一週間ぶりの仕事再開は、結構ハードだったらしい。わたしが買ってきた下着をすぐに洗濯機に放り込んでくれたが、 「ずいぶんセクシーな下着を買ったのね」 と皮肉っぽく言われてしまった。別に他意はないんだけれど............。