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2010年03月13日

週末

土曜日・曇りのち雪 / 外気温4度
7時起床。一日が終わってみれば、仕事はほとんど何もしなかった。しかし、精神的には仕事をしたんだ、という妙な気持ち。

今朝の "PABLO" を連れての早朝散歩はわたしが受け持った。ブリギッテは今週は土曜日出勤がなくてゆっくり眠っていたいのだろう。早朝散歩とはいってもその目的は "PABLO" に朝のオシッコをさせるためが主であるから10分足らずで終わる。

10時半から「 Dialogues des Carmélites 」の舞台稽古が入っていた。新演出の場合にはよく起こりがちなのだが、舞台機構の転換などが演出家の思い通りに動かないことがある。今日の舞台稽古もそれに近い事があったらしく、われわれ合唱がやったことといえば、序曲が始まる前に舞台上を群衆として1分くらい歩き回っただけ。このオペラの最後の方の出番であるわれわれには、待てど暮らせど出のアナウンスがない。結局何もしないまま時間切れとなってしまいそのまま帰宅した。こういうのは違った意味で疲れるものなのだ。

帰途、小腹が空いていたので中華料理店の立ち食いで焼きそばを食す。しばらく振り。余り心のこもっていない (^_^;) あっさりとした味がどこか気に入っている。帰宅するとブリギッテも週末の買い物から戻ったところらしかった。コーヒーを煎れ、彼女の買ってきた Bienenstich を食べて、そのあと "PABLO" と散歩に出かける。

image Tram の駅に置いてあったタブロイド判新聞の見出しにはまたまたアウトバーン上の事故の写真が載っていたのでそれを iPhone で写してきた。A8 というアウトバーンはミュンヘンからザルツブルグ方面に延びているアウトバーンでかなり交通量が多い。それにしても今年の冬は例年に較べてこの種の事故が多発しているような気がする。

"PABLO" との散歩から戻ってくると、さすがに眠気が襲ってきてそのままソファの上に横になり昼寝。眼が覚めると外はもう薄暗くなっていてまた雪が降り始めている。わたしが眠っているあいだにブリギッテの叔父さんから電話があり今夜のオペラ「セビリアの理髪師」に誘われたと言う。週末でもあり、このオペラはミュンヘンでも結構人気があって、なかなか切符が取れないのでブリギッテはいそいそとして出掛けていった。おかげでわたしは自由な1人だけの( "PABLO" は居るけれど)週末の夜を迎えることが出来、叔父さんに感謝。(^_^;) サラミソーセージをつまみに Weißbier の2本目を空けている。