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2010年03月25日

20度を超えた!

木曜日・晴れ / 外気温21度
6時起床。隣家の友人医師に彼のMacを手渡すために早起き。午前中は今回「パレストリーナ」を指揮する Fisch 氏が合唱練習室に来ての音楽稽古。夜は「 Dialogues des Carmélites 」のゲネラルプローベがあった。昨日のように全日快晴とまでは行かなかったが、素晴らしい天気。なのに、花粉症が心配で住まいの窓という窓はピシリと閉じている。勿体ない。(-_-;)

隣家の医者は8時に仕事開始なのでかなり早い時間に家を出ていく。今夜はわたしもゲネラルプローベで帰宅が遅くなるので、彼の MacBook を手渡す機会は早朝しかない。そんなわけでいつもより30分ほど早い起床となった。おかげで午前中は身体が怠く感じられ、頭の芯がボヤ〜ッとしていた。

午前の「パレストリーナ」音楽稽古は今回のシリーズを振る Fischer 氏の指揮。この人との初めての出会いは昨年暮れのパリで行われたボエームだったのだが、その時にはとてもいい印象を受けた。上っ面だけの指揮ではなく作品の深いところ、大事なポイントを把握しているなという感じで Kapellmeister からたたき上げた指揮者が持っている雰囲気に似たものを持っている。

今日の練習でも、彼の指摘するフレーズと歌詞の解釈はとても納得のいくもので、彼の要求にこたえて歌うと表現の幅がグンと拡がる感覚を得た。「この指揮者、この作品をしっかりと掴んでいる」という事が伝わってきて「この人の言う事ならついて行ってみよう」という気持ちが生まれる。

気持ちよく練習が終わって外に出ると、ものすごい日射し。今日は今年になって初めて、冬のコートから薄手のブルゾンに着替えて仕事に来ていたのだが、路上を5分くらい歩いたあとそれを脱がざるを得なかった。どうか、このまま良い天気が続きますように。(^_^)

帰途、メーリングリストで紹介されていた本 "Darum nerven Japaner" を買うために Stachs の Karstadt まで歩いていった。この本は日本に住んでいるドイツ人若者の観察した、日本人の習性の 不可解なおかしさを綴ったものらしい。わたしはまだ読んでいない。明後日、友人の誕生日に招かれているので、そのプレゼントに持って行こうと思っている。

途中で Rischart の菓子パンを買って帰り、帰宅してからコーヒーを飲みながらそれを食べる。そして一時間の昼寝。とてもよく眠れて頭も身体もスッキリとした。3時半頃から遅い昼食をしっかり食べ、夕方6時から始まる公開ゲネラルプローベに向かう。今日も2時間以上の待ち時間があるので、文庫本を持って家を出る

ゲネラルプローベは9時半頃に終了。 Tram の連絡が悪くて帰宅は10時20分となった。