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2010年03月30日

ようやく体調が元に戻った

火曜日・晴れ / 外気温20度
7時半起床。今日の午後まではまだ体調が戻っていない感じだったが、午後の昼寝のあとはどうやら復調したようだ。身体の怠さがなくなった。嬉しい。

10時から Palestrina のオーケストラ合わせがあった。今日は第二幕を最初からじっくりと通す。12時半までかかるので、退屈かなと思ったのだが Fisch 氏の指揮ぶりを観察したり、オーケストラの分厚い音響を楽しんだりしていたら時間が早く進んでいるように感じた。

このオペラはその昔(30年以上前)に Sawallisch 氏が振っているが、現在の演出ではシモーネ・ヤング氏が Premiere から指揮していた。Fisch 氏は所々オーケストラの弾くテンポを直しながら進めていたがそれはオーソドックスで Sawallisch 氏に近いもの。例えばシモーネ・ヤング氏が4つに振っていたところを Fisch 氏は二つで振っていた。この方が演奏する方にとってはやりやすい。オーケストラの奏者たちはシモーネ・ヤング氏の指揮に慣れていたから最初はその違いに戸惑ったのではないだろうか。

プローベが終わって地下三階の練習室から外に出るとやわらかな春の光と風に包まれる。この時点ではまだ体調が戻っていなかったけれど気分が良かった。帰り道、火曜日恒例の「鶏の丸焼き」を買って帰宅し、昼食とする。午後2時過ぎに眠くなってきて昼寝。

1時間と少し眠って起きたら、身体の怠さが消えていた。今回は単なる筋違えだと思うのだが左胸に痛みがあったり、同僚が心臓疾患で急死したりという事があったので、どことなく不安ではあった。血圧を測ってみたら 119 / 86 という事でこれも正常に戻ったようだ。わたしの場合は上は良いとして下が高すぎるようだ。インターネットを検索してみると下の値を良くするハッキリした方法というのはないようで、適度な運動をすると良いと書いてある。わたしは一日一万歩を目標に毎日歩いているので、その点では合格ではないかと思うのだが。

ブリギッテが帰宅するのを待って、今夜はわたしが夕食を作った。夕食とはいっても、ツナとタマネギ、ニンニク、に季節の Osterschinken (復活祭の頃に食べるハム)を細く切ってそれらをオリーブ油で炒めたもの。そこに茹で上がった細いスパゲッティを入れてサッと絡ませた。簡素だったけれどおいしかった。

体調が戻ったとはいえ、今夜は用心してまたまた早寝をする。禁アルコールは今日で3日目。この際だからもう少し続けてみよう