« 2日続きの晴天に満足 | Main | 強がり »

2010年05月26日

夜になって雷雨となる

水曜日・曇りのち雨 / 外気温22度
7時起床。素晴らしい天気の2日間が終わって今日からは崩れるという天気予報はドンピシャリ。朝からどんよりと曇っていたが、夜になって雨になり、10時頃には雷雨となった。

今日は夕方5時から Medea in Corinto の Klavierhauptprobe があるだけでそれまでの半日は休日。ゆっくりと過ごすつもりだったのだが、浴室のシャワーを掛ける金具がグラついていたのでそれを直したり、してけっこう忙しく立ち働いていた。

Klavierhauptprobe というのは、ピアノ伴奏であるが、衣装とメーキャップをつけてさまざまな面から見直し、検討する舞台稽古である。必然的に長時間拘束されるが、契約上は時間制限無しということになっている。

今日も5時から始まって、終了したのは10時を少し過ぎていた。この舞台稽古で演出家のやりたいことは80〜90%出来上がっていないといけない。来週から始まる舞台稽古はオーケストラと指揮者のための舞台稽古なので、演出家が口を挟むことはほとんど出来ない。その時、たまに歌手に演技をつけたがる演出家もいるが、キャリアのある指揮者は「この舞台稽古はわたしのものだから口を出さないでくれ」と言うこともある。こういった演出家と指揮者の綱引きも脇で見ているのはなかなか興味深いものではある。(^_^;)

5時間の長丁場というのはやはり疲れるもので、それが終わり早く家に戻ろうとして劇場を出ようとしたら、最近には無いほどの強い雨と雷。わたしはいつでも小振りの傘をリュックサックの中にしのばせているので、それを差して外に出たが、 Tram の停留所までのほんの200メートルほどの間にズボンの裾はびしょ濡れになってしまった。

帰宅は11時少し前。簡単な夜食を取りながらブリギッテと今日の出来事などを話し合っていたら、もう日付が変わっている。