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2010年06月19日

週末はワールドカップ観戦三昧

土曜日・小雨 / 外気温13度
7時半起床。今日も一日中小雨が降り続いていた。土曜日だったが午前中はプローベ。午後からは休日となり 「日本ーオランダ」戦を見る。残念ながら0−1で負け。

10時から「トスカ」のオーケストラ合わせがあった。指揮は Fabio Luisi 。合唱は一幕の最初だけなので1時間もしないうちに終了。スカルピアの歌う Te Deum との絡みの部分だけれど、Fabio Luisi の棒に寒イボが立つほどゾクゾクした。これぞプッチーニという旋律を作り出してくれる。わたし個人の感想だが、 この指揮者を GMD に迎えていれば・・・ と残念に思った。オーケストラとの意思の疎通も全く問題なく、彼のドイツ語はドイツ人が驚くほど完璧であるらしい。オーケストラを統率して引っ張っていく指揮者にとって言葉はやはり大切。

その後、合唱練習室に移って「 Die schweigsame Frau 」をザッと通したあと(暗譜の確認)、次はモーツァルトの " Krönungsmesse " の練習。これは Festspiel 開始のミサに予定されている曲。誰もが何度か歌ったことのある曲だから特に問題は無し。12頃に終了して帰宅。

今日は1時半から 「日本ーオランダ」 戦があって、それを娘のアンナと一緒に観始める。相変わらずドイツのテレビ解説者は上からの目線で日本チームを分析に掛かるので、やはりカチンと来る。
「現実的に見て3−0でオランダの勝ちでしょうが・・・」
とか話してるので「そんなことやって見なきゃわかるか!」と突っ込みを入れてみた。ときどきテレビの画面をのぞきに来るブリギッテはわたしの集中力を削ぐような
「あらっ、この NAKAZAWA っていう人かっこいいわね !
なんてことを言ってまた部屋を出て行く。イライラすることこの上ない。

結果は0−1でオランダの勝ち。しかし、同点になってもおかしくはない試合だったとわたしの目には映った。ドイツのテレビ解説者は「失った1点はゴールキーパーのエラーだ。あの場面はせめてパンチングで防ぐべきで手の平を開いての防御は間違い」だと言ってた。技術的なことはわからないが、それが当たっていたとしたら残念な事をした。口惜しいから試合終了後にビールを飲み出した。(^_^;)

夕方になっても雨は降り止まない。 "PABLO" の膀胱を空にしてやらなくてはならないので、雨合羽を着せて連れ出した。彼も雨の日には余り外へ出たくないらしくゆっくりとした足取り。(^_^;) 

夜は日本と同じグループに入っている 「デンマーク ー カメルーン」戦。結果はデンマークが2−1で勝ち。これでカメルーンの予選敗退が決まった。日本は次のデンマーク戦で勝てば良し、最低でも引き分けにしないと決勝リーグに残れないらしい。

夜の試合は赤ワインの SANTA CHRISTINA を飲みながらの観戦だったからか、見終わったときには頭がボーッとしてきた。11時過ぎの就寝。