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2010年06月25日

一日に2回のゲネプロがあった

金曜日・晴れ / 外気温24度
7時起床。今日も晴れて最高気温も24度と過ごしやすい一日だった。 Festspielgottesdienst のゲネラルプローベが10時からあった。夜は「トスカ」のゲネラルプローベ。

ミュンヘン市の中心にある教会 St.Michael で Krönungsmesse のゲネラルプローベがあった。この教会はかなり大きな教会で歌っていてどこか気持ちがよいので、可能な限り毎年参加することにしている。今年はわたしも大好きなモーツァルト作曲の Krönungsmesse だったから一も二も無くやることにした。Agnus Dei のソプラノ・ソロがなんとも心を打つ。12時前に終了。

教会のほとんど斜め向かいに量販店の SATURN があるので久しぶりに立ち寄ってみた。新しく LG の液晶テレビがわが家に入ったので、録画をしたいなと思う機会も増えてきた。この方面には最近すっかりご無沙汰していたのでその情報集めである。

これから買うのだったら Bluray-Recorder になると思うのだが、まだ品数は少ないようだった。その他のものには興味が湧かなかったから短時間でそこを出て帰路につく。

帰宅してすぐに昼食を作り、それを食べたあと1時間の昼寝。外は気持ちの良い天気になっていて眠るのはちょっと勿体なかったが眠気には勝てなかった。夕方6時から「トスカ」のゲネラルプローベがあり、このオペラには入っていないのでわたしは観客席で見ていた。

このオペラもやはり Jonas Kaufmann が中心。彼の安定した高音が心地よく聞こえてくる。ドミンゴやカレーラス、パバロッティ、クラウスのように聴くものをゾクッとさせるような声の響きがもうちょっとで届きそうな感じがした。それが出てきたら間違いなく世界のスーパースターになるだろう。

タイトルロールを歌った Karita Mattila は不安定に聞こえたがゲネラルプローベだからということもあるかもしれない。スカルピアを歌った Juha Uusitalo は悪くはないのだが、わたしのスカルピア像とはちょっと違う。この役にはもう少し暗い声の方がわたしは好みである。

今日は義母を連れて行ったので、帰途も彼女と一緒のトラムで帰ってきた。たまには「よい婿殿」の役割を演じなくては。(^_^;)