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2010年07月11日

ワールドカップ、スペインの初優勝で閉幕

日曜日・快晴 / 外気温31度
8時起床。今日は完全休日。特に予定していることもないから精神的にとてもゆったりとした気分で過ごした。お天気の方は昨日ほどではないがやはり暑かった。

朝食は隣家の医者夫婦を招いて、と考えていたのだが、彼たちも今忙しい時期なのでまたの機会にということになった。そんなわけで今日はブリギッテと2人だけでゆったりとテラスでの朝食。朝のうち、まだ気温は24度ぐらいだったから本当に気持ちが良かった。

食事の後かたづけも二人分だからササッと済んでしまう。その後わたしはテラスのデーブルに MacBook Pro 15(Mid 2009)を広げて Mac三昧。先週「あとで読む」というブックマーク・フォルダを作ってそこに放り込んでおいたサイトを次々に読んでいく。その時には「オッ!」と思った記事でも時間が過ぎると「なんで、これを読みたいと思ったのだろう?」と不思議になるものも多い。(^_^;)

遅い朝食をお腹一杯食べたので午後になっても空腹を感じない。夕方はいつも行く家の近所ではないビアガルテンに行って、ワールドカップの決勝戦を見ながらビールを飲もうとブリギッテを誘ってみた。彼女も今日はゆったりとしていてこの案に同意。バイロイトに住む次女に電話したときにそのことを話したら「いかにも大衆的ね」と笑われてしまった。祭りは一緒になってやらないと面白くないんだよ、ほっといてくれ!

夕方も近くなった頃には Macの画面を見ることにも疲れてきて、数日ぶりに森への散歩に出掛けた。まだ陽が高いのでけっこう汗をかいた。暑いのは良いのだが、アブが身体の周りをブンブンと飛ぶのには閉口した。あれに刺されるとかなり痛痒くなるので、腕を振ってそれを追い払いながらの散歩になってしまった。1万歩には届かなかったが座りっぱなしで歩かないよりはマシだろう。

決勝戦が始まるのは8時半からなのだが、さすがにお腹が空いてきたので7時頃に家を出る。目的のビアガルテンはわが家から Tram で乗り換え無しで20分ほどで行ける Hofbräukeller 。

着いてからゆっくりと食事をしてビールを半リットルほど飲んだ頃に試合開始。スペインチームはちょうどドイツチームと戦ったときのように、開始早々からたたみ込むように攻め込んでいく。さすがのオランダチームも防戦一方。しかし、点が入らず前半戦は0−0のまま終了。

この試合の審判はかなり辛口で試合の最初からバンバン、イエローカードを切っていく。両チームの動きも激しいから難しい判定になるのだろうが、どうかな?と首をかしげることも多かった。どうも今回のワールドカップは審判の水準に疑問符を打たれることが多かったと思う。

試合はもつれにもつれて、結局、延長戦27分過ぎにスペインが1点を入れて逃げ切った。全般的に見てスペインが押し気味に試合展開していたのでこれが妥当な到達点なのかもしれない。

Hofbräukeller は上々の雰囲気で、われわれが座った席の隣の若いカップルも感じの良い人たちで最後まで試合を楽しむことが出来た。そのカップルの男性の方がオランダ人だったが、わたしの感触ではビアガルテンに来ていた人たちの約80%がオランダを応援していたような気がする。わたしはニュートラルだったけれど、ドイツチームを降したスペインチームの試合振りを見て今日もスペインが勝つのではないかと思っていた。

帰りのトラムが故障して Wettersteinplatz で止まってしまい、代わりに用意されたタクシーで帰宅という珍しい体験もしてしまい、家に辿り着いたのは24時少し前だった。今年のワールドカップは天気にも恵まれて、わたしも「トスカ」に入っていなかったからずいぶん多くの試合を見ることが出来て幸せだった。楽しかった!