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2010年08月10日

トスカーナ・3日目

火曜日・晴れ / 外気温27度
8時半起床。昨日と同じように清々しい朝を迎えた。青空に浮かぶ夏の雲も昨日よりは少なくてほぼ快晴と言ってよい天気。その割に気温は30度を超えることはなく快適だった。

昨日立てた予定では、出来るだけ午前中の早い時間にここを出て別荘の主人に勧められた San Antimo を訪れるはずだった。しかし途中で SKYPE の電話が入ったりして、いつの間にかお昼近くまでグズグズしてしまったので明日以降に延期することにした。トスカーナの地を午後の強烈な陽を浴びながら観光するのは余り得策ではない。今日はこの別荘の敷地内でグータラとして過ごそうということになった。こんな柔軟な予定で動く夏休みも良いものである。

わたしはこの別荘に来るのは今回で3度目なのだが、いつも不快に感じるブヨの姿が見えない。これは快適である。考えてみたらこれまではいつも8月の末か9月に入ってからここを訪れていた。どうやらブヨはその期間に活発になるらしく、8月始めは活動前らしく静かなものである。これは嬉しい驚きだった。

image 今日はどこへも出掛けない、と決めた後はわたしもブリギッテも持ってきた本をデッキチェアの上で読みふける。日陰に入っていればとても快適な気候で本の内容が退屈なところに来ると眠気を催すほど。

午後3時を過ぎるまではそれも保ったのだが、ブリギッテがその静かな時間をもてあまし始めてきた。この別荘から徒歩で30分ほどの距離にある別荘に住んでいるスイス人と先回知り合いになったのだが、そこを訪問しようと言う。彼には今回もいつか会う予定にしていて、ミュンヘンからお土産も持参してきていたので、予告の電話無しで行ってみようということになった。 "PABLO" の散歩にもなるからとわたしも賛成して同行する。

彼の別荘は間に深い谷を挟んで向こう側にあるので、時間にすれば30分ほどなのだが、起伏の激しい道のりはかなり足に来る。彼が不在ならお土産だけを戸口において引き上げようと思っていったのだが、その通りになった。戻ってきた時には汗びっしょりで "PABLO" もゼーゼー言っていた。

わたしとブリギッテはなにはさておいてもプールに飛び込んで火照った身体を冷やした。これは気持ちがよい。温泉だったらもっと良かったのにと内心思っていた。(^_^;)

夕食は昨日と同じようにトマトサラダ、生ハム、スパゲッティ、締めにゴルゴンツォーラ・チーズ。ワインは同じ製造元の赤ワインを開けた。食事が終わって9時近くなると少し涼しくなってきたし、歩き疲れていることもあってテラスでの食事を早じまいして、今日は早寝である。