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2010年08月29日

秋風?

日曜日・晴れ / 外気温18度
9時起床。8月最後の日曜日。太陽は出ていたのだが、ときおり吹いてくる風は秋を思わせるような冷たさ。9月の半ば頃までに、また暖かい日は戻ってくるのだろうがちょっと寂しさを感じた。

ブリギッテは今日はブランチを計画していて、いつもの時間に起きて台所でその準備をしていた。11時半開始ということで、普通のブランチよりは余裕を持って用意できたようだ。なにより、今日のメンバーは義母、次女と彼女のボーイフレンド、末娘と家族だけのものだったからその点でも全く気が楽だった。

わたしは昨夜の招きでも白ワインをグラスに2杯程度しか飲んでいなかったから、今朝は全く普段の通りの目覚め。11時半頃にはけっこう空腹感も感じていた。

なごやかな雰囲気の中でブランチも終わり午後の時間もゆっくりと過ぎていった。次女とボーイフレンドがバイロイトへ戻る5時頃に、末娘も自分のアパートに帰っていった。途端にわが家は火の消えたようになってブリギッテは
「寂しいわね〜」
と少し落ち込んでいた。しかし返す刀で
「でも、あなたはせいせいしたと思ってるんでしょう」
と斬りつけてきたので
「いや、そんなことはないよ。やはり寂しいものだねぇ」
と相槌を打っておいた。危ない、危ない。

夕飯は昨日と今日の残り物で簡単に済ませる。8時過ぎからテレビで Tatort という刑事物を放映するので、久しぶりにブリギッテに付き合った。テレビの前に座るのは考えてみると先頃のサッカー・ワールドカップの時以来である。例によってドイツの刑事物にありがちな、なんとも締まりのない終わり方でその時間が勿体なかった。

ウィーンを舞台にした、サイエントロジーに絡んだ殺人事件がテーマだったのだが、オーストリア訛りの台詞を理解するのにかなり手こずった部分もあった。わたしも普段からもう少しテレビを見るようにしなくては。(^_^;)