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2010年10月16日

教えるということは簡単な行為ではない

土曜日・曇りときどき霧雨 / 外気温7度
7時20分起床。朝から曇り空でときどき霧雨の混じる湿った空気の寒い一日だった。午前中の Rusalka の舞台稽古には呼び出しが掛からなかった。先週、義母にプレゼントした iPad の初期設定をようやく果たせたが疲れた。(笑)

ブリギッテは残念ながら土曜日出勤となった。今日から一週間 "PABLO" が来るのでそれを迎えに行く意味もあった。わたしは朝食のあと、義母宅へ向かう。わたし自身がまだ iPad を持っていないので、初期設定の方法は Mac Fan の付録を読んだだけの知識しかない。しかし、 iPhone を使っているからそんなには違わないだろう、まあ、せいぜい2時間あれば、と楽観していた。

初めてすぐに、こういう仕事はやってみなくてはわからないということに気がつく。まず、 Mac mini に iPad を繋ぐのに USB ハブに繋いでみたらエラーコード OxE800006B が出てしまった。あとで調べたところではハブの電力不足だと出るエラーであるらしい。多分そうだと思ったから Mac mini 本体の USB 入り口に直接接続してそのあとの同期作業を続けた。

まず、 iTunes との同期に思わぬ時間が掛かってしまった。楽曲のほうはまだしも、1400枚と溜め込んであった写真の同期時間が長かった。その間は何もすることがないので義母との世間話。世間話とは云っても一方的に彼女が話すだけでわたしはかろうじて相槌を打つだけ。これはちょっとした難行苦行であった。(^_^;)

ようやく iTunes との同期が終わって、次は「Mail」「 SKYPE 」「Apple ID」の設定に掛かる。ここでまた問題が発生した。それぞれのアプリに使ったパスワードが見つからない。「Mail」はキーチェーンを開けて解決したが、あとの二つは結局再度パスワードを設定し直すことにした。ここでまた1時間ほど掛かった。

iTunes ストアで彼女がクレジットカードを使うのは避けた方が良いと思ったのでとりあえず iTunes カード(15€)を用意していってそれをインストールした。iBooks.app をインストールし、無料の本の中からテストに "Max und Moritz" をダウンロード。本物の本のページをめくるようなこのアプリの動作には彼女も満足していた。(^_^)

実はわたしのマックに入っている写真や映画などもインストールしてあげようと思って持参したのだったが、ここまでで4時間かかってしまったから、それは次回にということで引き上げてきた。家に戻ってもなんだかこれまでに経験したことの無いような妙な疲れを感じた。人に何かを教えるというのは疲れるものだということを実感。でも、きっと明日あたり iPad をいじくり回した彼女からの SOS が届くような気がする。(^_^;)

image image ブリギッテは3時半頃に帰宅。仕事のあと、買い物をしてきたらしい。わたしは急に眠くなって50分の昼寝。眠りから覚めたあと肉ジャガを作り始めた。味のほうはまあまあおいしくできた。これを肴に飲もうと Weißbier を開けたのだが、おいしそうな泡が出来たので写真を添えておく。(^_^)