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2010年10月20日

Staatskapelle Dresden 初体験

コンサートの切符が廻ってきた。定期会員である切符の持ち主は現在アメリカに出張中。(^_^) 初めて Staatskapelle Dresden をライブで聴くことが出来るので昨日から楽しみにしていた。会場はガスタイク/ ミュンヘン。

Staatskapelle Dresden のファンは多い。わたしは8月の末に購入したシューマンの交響曲全集を聴いてそれも宜なるかなという感慨を持った。この録音に入っている Staatskapelle Dresden の響きは素晴らしい。この録音の時から既に長い時間が過ぎているから余り期待していくと肩すかしを食うかもしれないと思いながら出掛けた。

会場の入りは欲目で見ても7割が良いところ。Staatskapelle Dresden でこれだけ空席があるということは、この世界もなかなか厳しいと言えそうだ。

若いバイオリンのソリストは弱音での音質と旋律の歌い方が見事だった。オーケストラについては、いつもながら平戸間の2列目だから響きを云々することはちょっと難しい。Daniel Harding の棒はごく普通の衒いのないものだった。しかしまだオーケストラに一目置かせるところまでは到達していないような雰囲気。今夜は Brahms に期待していったのだが、意外にも Beethoven の世界の方に引きつけられてしまった。

20.10.2010,  Mittwoch 20:00 Uhr,  Philharmonie
DANIEL HARDING
STAATSKAPELLE DRESDEN
SERGEY KHACHATRYAN

Das Orchester, zu dem Christian Thielemann nicht nein sagen konnte, das Richard Wagner einst »Wunderharfe« nannte – die Staatskapelle Dresden ist Extraklasse. Dazu Sergey Khachatryan, der ernsthafteste der jungen Geiger, der wie kaum ein anderer mit seiner Kunst begeistert. Ein Ereignis!  

Programm

Beethoven Violinkonzert D-dur op. 61
Brahms Sinfonie Nr. 2 D-dur op. 73 

 

Konzertpreise

1 € 89
2 € 76
3 € 63
4 € 50
5 € 37
6 € 24

Concerto Winderstein2010/2011 から2010年10月20日に引用