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2010年10月22日

久しぶりの "Auer Dult"

金曜日・晴れのち曇り / 外気温10度
7時10分起床。今日は職場の懇親旅行 (Gemeinschaftstag) なのだが、わたしは不参加。丸一日自由な時間となって、久しぶりに1人だけの気ままな時間を過ごすことが出来た。

"PABLO" はブリギッテが職場に連れて行ってくれたので朝8時から夕方7時過ぎまではわたしひとりだけの自由な時間。さて、何をしようかとちょっとウキウキした気分だった。

とはいえやったことは普段の日と余り変わらず、朝食のあとはMacに向かってメールチェック、 Blog の巡回、シャツのアイロン掛けなど。義務的に何かをする必要がないというだけなのだが、こういう日がたまにあるのは気分的に嬉しい。

今週の日曜日までやっている、ミュンヘンでは知られたボロ市 "Auer Dult" に行ってみることにした。ここ数年は訪れていなかったので本当にしばらく振り。今日は1人だからゆったりといろいろな店を冷やかして歩く。わたしにとっては刃物を研ぐ小道具とか、靴をピカピカに光らせるクリームだとか、詰まった水道管を一発で解放する缶状の ポンプとかの実演を見るのが大好きで、ついつい買ってしまいそうになるのだがそのたびにブリギッテの怖い顔が頭に浮かんで止めにした。

この分野ではわたしは過去に何度か前科があって、うまく収納の出来るハンガー、様々な形に野菜を切ることの出来る道具、触れば手の切れるように研ぐことの出来る包丁研ぎとか、今でもわが家にはいろいろ転がっているのである。(^_^;) 実演しながらうまい語り口で買わせてしまう ドイツ版・寅さん がいてその口上を聞いているのは楽しい。大抵は使ってみてガッカリするのだが、それがわかっていてもついつい乗せられてしまうのだ。素晴らしい話芸だと思うのだが、逆に言えばわたしが馬鹿なのかもしれない。(-_-;)

今日は小振りの小さなフライパンが特別価格で(15€)売っていたのを買おうかと思ったのだが、グッとこらえて何も買わずに一回りしてから、 Marienplatz の Apple Store まで歩いた。昨日発表になったアップルの新製品の中で目に止まった iLife ’11 のアップグレード版を購入しようと思ったのだ。しかし、どうやらアップグレード版はオンラインショップで買わなくてはならないようである。 MacBook Air (11-inch, Late 2010) もまだ店頭には置いてなくて、店内をザッと見ただけで帰途についた。

帰宅後ちょっと疲れてソファの上で1時間ほど昼寝。夕方から南チロル産の燻製を肴に日本酒を飲み始める。久しぶりの日本酒である。7時過ぎにブリギッテが "PABLO" と一緒に帰宅。ブリギッテも明日の土曜日は休日なので嬉しそう。