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2011年04月17日

"Parsifal" とラーメン

日曜日・晴れ / 最高気温15度
8時半起床。日曜日の今日は夕方から始まる公演 "Parsifal" まで何の予定もない。ブリギッテは娘達と Köln に旅行中で今夜遅く帰ってくるから1人だけの日曜日。

今朝はわたしが望めば好きなだけ寝ていられて、自分の好きな時間に起きれば良かった。『定年になったら毎朝がこんな風なのかも』と思ったり。それでもそんなに長くは寝ていられなかった。ベッドから抜け出してシャワーを浴び、身支度を調えたらなんのことはない、いつもの日曜日と同じ時間に朝食を始めていた。

朝食が終わってからはのんびりとメールチェック。気になったインターネット上の記事を読んだりしているうちに時計は既に午後を指していた。急に疲れを感じてまたベッドに入りウツラウツラしながら3時頃まで寝入ってしまった。身体の方はまだ本調子ではないようだ。

今夕は5時開演の "Parsifal" なので4時少し前に家を出る。明るく晴れた天気で気持ちがよい。しかしまだ花粉症が完全に通過したというわけでもなさそうだ。一幕が終了した7時少し前に着替えて劇場を飛び出した。男声合唱は約3時間の休憩があるので、この時間を利用して懸案だったラーメン店 『匠』(TAKUMI) で食べてみようと決めていたのだ。歩いても30分ほどの距離なのでもちろん歩く。

店に到着したときにはわたしの前に2人ほどが席の空くのを待っていた。10分ほど待ってわたしも席に案内される。注文したのは『焼き餃子』と『特上味噌ラーメン』。この店は豚骨ベースのスープが売りらしく、こってりとした味の味噌ラーメンだった。日本のラーメン屋さんを知っているわたしにとっては、特別おいしいと思うほどではなかった。『焼き餃子』はコンガリと焼かれたものが5個出てきたけれど、これは正直に言って自分で作ったものの方がおいしい。

店員の若い女の子達も、開店してまだ間がないからか、どこかぎごちない動き。料理人の姿は見えなかったけれど、ラーメンが出来上がってくるタイミングはもう少し早い方が良い。今日は初見参ということで辛口な表現になったが、実質的な評価は次回に『醤油ラーメン』を食べてみてから決めよう。

オペラが終わってからトラムの乗り継ぎがうまくいかず、帰宅は23時40分になってしまった。8時過ぎに帰宅していたブリギッテは既にベッドの中。詳しい話は明朝に聞くことにする。