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2011年04月28日

映画『幸せの黄色いハンカチ』を観る

木曜日・晴れときどき曇り / 最高気温17度
7時起床。人の出入りが多かった復活祭が終わった火曜日からバレエ週間による連休を楽しめるようになったのだが、それから3日目の今日になってようやく身体が連休のペースに慣れてきたようだ。ゆったりと楽しめた一日となった。

ブリギッテをいつもより少し早く見送って、まず何をさておいてもメールチェック。そのあと、さて今日は何をしようかなと思っていたら思いがけなく SMART を預けた修理工場から『タイヤ交換が終わったよ』という電話。早速家をあとにして森の中の一本道を歩く。

この修理工場のまわりにはいろいろなお店並んでいるので、まずホームセンターをざっと一回り、次に電気店を見てみる。あまり購買意欲をかき立てられるものはない。そのあと SMART を引き取って帰宅。これでしばらくは冬タイヤとはお別れである。

昼食は久しぶりに『納豆ご飯』と『味噌汁』。ここしばらくは復活祭の残り物を食べているのでさすがにおいしいと感じた。

午後3時を過ぎたころ、数日前にレンタルしてあった映画 『幸せの黄色いハンカチ』を観る。この映画は以前に観たと思っていたのだがそれは勘違いであることに気がつく。おかげで最後まで新鮮に楽しく観ることが出来た。

最初に出てくる登場人物『武田鉄矢』『桃井かおり』などが若いのにビックリ。武田鉄矢が桃井かおりをナンパする場面で 『君、キャンディーズのスーちゃんに似てるって言われない?』という台詞を吐いたのでちょっと驚いた。つい最近、癌でなくなった人なので名前だけは知っていたのだ。この映画の封切りは1977年でわたしがドイツに渡った年。だから観ていなかったのだろう。

1977年以降の日本での映画、テレビドラマ、歌などの知識がわたしの中ではぽっかりと大きな空洞となっている。ときどき、その空白をなんとか埋めようと思う焦りにも似た衝動があるのだが、その反面『それで良いのだ』とわたしにささやく声も聞こえる。どうも歳をとるごとにわたしの感性が日本へ日本へとなびいているのを感じるのだ。

『幸せの黄色いハンカチ』を見終わったあと40分ほどピアノの前に座って少し練習。連休で心身のたがが緩んでいるのか、それとも依然として花粉症が尾を引いているのか、どちらにしてもひどい声である。(-_-;)

いつもより少し早めに帰宅したブリギッテと赤ワインでの晩酌。そのあと生野菜サラダとパンだけの簡素な夕食。明日もどうやら今日と似たような天気になるようだ。