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2011年07月01日

末娘の誕生日

金曜日・曇り時々小雨 / 最高気温18度
7時起床。数日前の暑さが嘘のような肌寒い一日。今日からNationaltheater で2011年の Festspiel が始まった。そして末娘の23歳の誕生日。

本来なら午後3時までは自由な時間の筈だったのだが、家族を持っている以上はそうは問屋が卸さないのだった。

朝食のあと、まずブリギッテの付き合いで彼女の出社前に買い物に付き合うことになった。帰宅したのは11時過ぎ。家の扉を開けるとバイロイトから帰ってきた次女の声が迎えてくれた。

彼女は妹の誕生日を祝う目的もあるが、明日の土曜日はブリギッテの親族一同が集まる Familientag があって、それに参加するため。ブリギッテが属する一族は日本でいうと室町時代から続く古い家系で現在は株式会社になっているあるビール会社のオーナーでもあった。明日も300人近くが集うらしい。わたしは明日は" Lohengrin "があるのでそれを口実に不参加。こういう集会はわたしにとっては退屈きわまりないものなので、今年は実に幸運。(汗)

次女は彼女のおばあさん(わたしの義母)と買い物に付き合うことを約束していたらしく、まもなく出掛けていった。わたしはそれからベッドに入って昼寝。今夜は約6時間の長丁場となるSaint François d'Assise の Premiere があるので体力を温存しておきたかった。

このオペラは午後4時開演なので3時過ぎに家を出る。Hauptprobe, Generalprobe と続いておおよそのペースを知っていたので、今日は待ち時間もそれほどの疲れを感じなかった。9時半頃に終了して、わたしはそのあとのパーティには参加せず帰宅。

誕生日の食事が終わっていた末娘に改めて「おめでとう」を言って、軽く食べたあとお開き。なんだか長い一日だった。