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2011年09月09日

東京→沖縄へ

金曜日・晴れ / 最高気温31度
7時50分起床。今日も東京はかなりの暑さ。外を歩くとその暑さの刺々しさが体感できた。同じ30度とは言ってもいろいろな30度があるのである。今日は沖縄への移動日ということで小休止の日に決めていた。わたしの年齢ではこうしたことを予定に組み込まなくてはいけない。

飛行機の出発時刻は15:25分なのでそれまではタップリ休養を取ることが出来た。今日は早朝6時過ぎに眼が覚めてしまってそれから眠れなかった。チェックアウトは10時ということなのでそれを12時まで延長して貰い、ひたすら体調を維持することにした。10時にチェックアウトしてもこの暑さの中、どこへ行ってもたいしたことは出来ないのである。そこで空調の効いた涼しい室内でメールのチェックや返信、などをしてチェックアウトの時間まで過ごした。

ミュンヘンから兄、姉たちに持ってきたお土産を渡したあとは、わたしの旅行ケースも随分空きが出て軽くなるはずだったのだがそうはいかなかった。兄姉たちもわたしにお土産を準備していたのである。(^_^;) そのお土産というのは3.11の被災を記録した写真集だったから、一冊の重量がかなり重い。これを16日、東京に戻ってくるまで持って歩くのもいかがなものかと思い、思い切ってミュンヘンの自宅に郵送した。ブリギッテがわたしが家を出るときに「もし、被災地の状況を写真に撮ることが出来たらお願いね」と頼まれていたことを思い出して、それならば彼女も出来るだけ早く見た方が良いだろうと思ったのだ。

12時前に100均ショップで封筒を買ったり、郵便局まで足を運んだりしていたら大森駅前から出るバスにはちょうど良い時間となった。それにしても東京のアスファルトの暑さというのは自然の中の暑さとはかなり異質なものがある。要するに「逃げ場のない暑さ」ということなのだが。

羽田から沖縄までの飛行はまったく順調で定時に那覇空港に着陸。考えてみると国内線の航空機に乗ったのは今度が初めてだった。機内でコーヒーを頼んだら「コーヒーは有料となりますので無料の日本茶を差し上げますね」と云われたときには複雑な心境。俺はそんなにケチ臭い男に見えるのかと反省した。(^_^;)

ホテルに入ってイの一番にしたことは、インターネットへの接続。この状況はもう「インターネット中毒症」と云われても仕方がないと自分でも思う。日本に着いてからの写真を Mobile Me にアップロードしたり、溜まっていた未読のメールに返事を書いたりしているうちにあっと言う間に時間が過ぎていった。

21時過ぎになり空腹を感じて、ホテルから数メートルの距離にある「粋や」という居酒屋風の店を教えて貰って行ってみる。まずは生ビールで「マグロの山かけ」を平らげ、「豆腐の厚揚げ」「秋刀魚の塩焼き」を焼酎のオン・ザ・ロックスを飲みながらいただいた。秋刀魚はとてもおいしいと思ったが(店員さんに「きれいに食べましたね〜」と驚かれた)、内心では「わたしの故郷、いわきの秋刀魚のうまさははこんなもんじゃないよな」と自分に語りかけながら食べていた。

明日と明後日はまるまる沖縄本島の観光のために取ってある。急がず慌てず、あまり多くの場所を見なくても良いからポイントを絞ってじっくりと見て回りたいと思っている。こんな事を書いていたら今日もまた、寝るのが随分遅くなってしまった。