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2011年09月10日

沖縄観光

土曜日・晴れ / 最高気温32度
8時起床。今日は午前中に首里城を見学、一休みしたあと午後は平和祈念公園そしてひめゆりの塔を訪れた。久しぶりに12219歩・8.67Km を歩いて心地よい疲れ。

日本に着いてから始めて当たり前の時間に目覚めた。気持ちがよい。沖縄を案内してくれる旧友の都合が急に悪くなり、午前中は一人で首里城を観て回った。現在のホテルからはモノレールで4つめの終点駅で降り、そこから15分ほど歩くと首里城があった。

今日はかなりの暑さで、日射しの強さは剛直球という感じ。歩いている間に汗がツゥーと身体を伝い落ちていく。着ていたポロシャツにはすぐに汗のシミが浮き出てくる。しまった、今日こそは短パン・サンダル履きにするべきだったと思ったが後の祭り。沖縄観光のためにそれを持ってきていて、トランクの中に収まっているのに。

image 時間に制約のないひとり旅はどこをどう回っても良いし、好きなときに立ち止まって写真を撮る事が出来て素晴らしい。今日もまたそれを再確認した。(^_^)  首里城の中にある復元された書院造りの部屋でお茶と伝統の菓子をいただいたときには(¥300)それまでに疲れと喉の渇きがあったから本当に甘露と感じた。琉球のお茶というのはほとんどジャスミン茶に近いものなんだと云うことを知った。

image 首里城の建物、石垣なども興味深かったけれど、それと同じくらいそこここに茂っている植物の元気さに驚いた。中には暴力的なまでの美しさを誇示しているものもあった。満足して帰路につく。

午後1時半頃にホテルに戻って、まずはシャワーを浴びて汗を洗い流す。快適である。それから級友の来るのを待って車で平和祈念公園そしてひめゆりの塔を案内して貰った。この時間帯もまだまだ暑かったけれど、今度は短パンにサンダル履き(もちろん素足)だったから皮膚に衣類が張り付く不快感からは解放された。

image 平和祈念公園は出来てからそれほど年月を経ていないとかで、植えられた樹木などもまだ丈が低かった。米軍の沖縄上陸で死んだ人たちの名前が彫られた御影石がずらりと並び、強烈な天上からの陽光と、断崖の下の美しい海が哀しいまでのハーモニーを感じさせる。人間の自己主張の行き着く先がここに並んでいる石碑なのだが、人間が人間でいる限り、これと同じような歴史はこれからも作られて行くに違いない。そんなことを考えながら、それでもこの場所からはどこか清々しい空気を感じ取ることが出来た。

次に連れて行ってくれたのはそこからそれほど遠くないところにあるひめゆりの塔。わたしはもう少し違うものを想像していたので、ここは「違うな?」と感じた。この場所からは清冽な空気を受け取れなかったのだ。なぜなのかはわたしにも良くわからない。もしかしたら入り口近くに土産物屋などを見たせいかもしれない。

さすがに疲れたので、そこからまた那覇市内に戻って貰った。旧友のお薦めの炉端焼き風のお店でまずはビール。炎天下を歩いてきたわたしにはまさに命の水という感じ。そこで数品食べたあと、今度はわたしが昨夜食べた「粋や」に案内した。

ここでは最初から焼酎のオン・ザ・ロックス。「シマ鯵の刺身」「白身の魚(グルクン)と野菜炒めのあんかけ」「ゴーヤチャンプル」その他、を昨日と同じくおいしくいただいた。友を見送ったあと、まだ満腹感を感じなかったからたまたまそこに店を開いていた屋台のお店で「沖縄そば」なるものを食べてみたが、これは余計だった。(^_^;)