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2011年09月15日

倉敷→名古屋

木曜日・晴れ / 最高気温33度(名古屋)
7時起床。今日は倉敷から名古屋への移動日。今日は2つの目的があって、1つは真空管アンプの試聴、そして2つめはカム事務に伺うことだった。両方ともとても楽しかったので大満足。

一応目覚まし時計は7時にセットしておいたのだがその5分前に眼が覚めた。なにをさておいてもまずは大浴場へ。大きなお風呂にザンブリと浸かって気分は最高。そのあと朝食へと向かったのだが、このホテルの朝食には驚いた。一応バイキングなのだが、その品数の豊富で気配りの行き届いていること!小さな小鉢や小皿によそわれたちょっと気の利いたおかず類の全てがおいしそう。こりゃ昨夜の「夜泣きソバ」を食べたのは失敗だったかと悔やむほどだった。とにかく「ドームイン倉敷」のサービスはわたしがこれまでに経験したビジネスホテルの中ではピカイチである。

10時54分発の列車に乗ればよいので、チェックアウトギリギリまで部屋で過ごしてからホテルを出発。来るときにはタクシーを使ったのだが、それほどの距離でもないので倉敷駅まで歩いた。それでもまだ時間があったのでマクドナルドでコーヒーを飲みながら今日の新聞を拾い読み。そろそろ駅の構内に入ろうと思ってそこを出たら友人が見送りにきてくれていた。本当に律儀な友人で、自分のいい加減な性格が恥ずかしい。

岡山で新幹線に乗り換えたあとは名古屋まで実に快適な旅。車内のクーラーは適度に効いていてこの時期車両の中はガラガラで静か。眠気に襲われることもなく13時半頃に名古屋着。そこから東海道本線に18分ほど乗って刈谷という駅に着いた。改札口には「ザ・キット屋」の大橋店主さんがわたしを出迎えていてくれて、彼の車で視聴室まで運んで貰った。

image image いろいろなお話しをしながら視聴室に並んだ真空管式アンプを試聴させていただいたのだが、それはわたしの期待していた、想像していた音だった。音を言葉で表す不完全さを承知の上で言えば「空気感の暖かさ」ということになる。少なくともわたしが現在家庭で聴いている音とは別世界の音だった。大橋店主さんの目指している音楽会場の空気感を見事に再現している。色づけされた音というのとは違う。しっかりとした芯のある音の周りに漂う浮遊感と言うべきか。どうもうまく表現できないのがもどかしい。(^_^;)

いろいろと話をお聞きしてみると、わたしが使っている静電型のスピーカー(Acoustat-Spectra 22) を駆動するには出力が少し足りないかも知れないらしい。ここが考えどころだ。

ふと気がついて時計を見ると2時間を経過していた。購入するかどうか分からない客のわたしに丁寧に付き合ってくれた大橋店主に感謝して再び刈谷の駅まで送っていただいた。

さて、次の予定はカム事務への訪問である。金山という駅で下車しそこから地下鉄で名古屋の栄まで出た。地図で確認済みだったのだが、地上へ出てみると途端に方向感覚を失って右往左往。やっとの事で予約しておいたビジネスホテル「名古屋栄ワシントンホテル・プラザ」に着いたときには大汗をかいていた。

予定していた時間より少し遅くなったので荷物だけを部屋に投げ込んでホテルからほど近いカム事務へと向かう。そこでは、これまた iBlog を通しての友人yamatatz さんと会うことが出来た。彼も時々カムジムを訪れる一人らしい。(^_^)

カム事務の終業を待って夕食へと繰り出した。従業員の一人である「sakanaさん」がMacを購入するというので Apple Store まで皆さんと一緒に行く。そのあと、カムさんの案内でレストランへと繰り出した。yamatatz さんは、バイクで東京まで走るというので残念ながら今回はここでお別れ。

食事をしたのは Apple Store からほど近いちょっと面白い雰囲気の店。店の中はほとんど個室になっていて迷路のようになっている。一度トイレに立ったのだがまた戻ってくるのに苦労した。(^_^;) 楽しく食べて9時過ぎにお開きとなる。実質、今日がわたしの夏休みの最終日で、それにふさわしい楽しい一日だった。