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2011年10月17日

バレンボイムのピアノソロ・コンサート

切符が回ってきたので休日だということもあり喜んで出掛けた。

バレンボイムのソロを聴くのは始めてかも知れない。この前はチェリビダッケの誕生日(はて、何歳の誕生日だったか)にベートーベンの「皇帝」でピアノを受け持ったのを聴いて以来だ。

バレンボイムのピアノは例えばキーシンが弾くのと違って、雰囲気もピリピリしたものが感じられないし、どこか軽やかで遊び心がある。彼が持っている有り余る才能の引き出しからさりげなく曲を取り出して弾いてみせる、ような雰囲気があって、わたしはとてもリラックスして聴くことが出来た。

もちろん聴く人の姿勢によっては物足りなさを感じるのかも知れないが、現在のわたしにはとても楽しかった。それにはシューベルトの旋律の美しさも手伝っているのは確かである。アンコールは2曲でいずれもポピュラーなシューベルトの小品だった。

17.10.2011,  Montag 20:00 Uhr,  Philharmonie
DANIEL BARENBOIM, Klavier
Eine Lichtgestalt der Klassik-Szene: der Musiker und Humanist Daniel Barenboim. 
 
Programm
Schubert Vier Impromptus D 935 (op. 142)
Schubert Sonate A-Dur D 959 (op. posthum) 
 
Konzertpreise
1 € 99
2 € 83
3 € 66
4 € 52
5 € 38
6 € 25

Concerto Winderstein2010/2011 から2011年10月17日に引用
http://www.winderstein.de/images//2011/concerts/barenboim_184_hoch.jpg