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2011年12月15日
年金受領申請手続きを完了
木曜日・曇り / 最高気温6度
6時起床。珍しく早い起床。8時からミュンヘンの年金事務所に予約を入れてあったのだ。そのあとは10時からのプローベ、夕方もプローベがあったので一日がとても長く感じた。
ドイツ在住30年以上になるわたしでも、年金とかの大事なことになると1人で処理するのはやはり不安がある。ブリギッテに同行して貰うことにして今朝の8時に予約を入れてあった。Sendlinger Tor という地下鉄の駅で下車したのだが、ブリギッテが 「あなたの定期券では9時前に乗ることが出来ないことに気がついて下車したの。あなたにそれを言うとパニクると思って」と説明してくれた。うっかりしていた！ 運悪くそういう時にコントロールに出会うとなにがしかの罰金を払わなくてはならないのだ。
今朝は7時半頃に家を出たのだが、トラムと地下鉄の混み具合は日本の通勤時と変わらないのではと思えるほどだった。振り返ってみればわたしはラッシュアワー時の通勤を体験せずに定年を迎えようとしている｡幸せなことだ。(^_^)
普通のドイツ人が働いて年金を受領するときにはそれほど面倒ではないのだろうが、わたしは高専を卒業したあと日本のある会社で1年ほど働いたのでその時に納めた年金があったのである。1年に3万円ほどのわずかな年金ではあるがやはり収めたものは貰っておきたい。(^_^) 日本に住んでいる兄に頼んでその辺のことを調べて貰っていた。それがあるのでちょっとだけ普通より面倒な手続きが必要だったのである。係の女性がテキパキとその辺の事務処理をしてくれて1時間足らずで年金申請の手続きは完了した。
わたしの仕事には少し早いのでブリギッテの働く事務所に立ち寄ってコーヒーをご馳走になった。彼女の使っているシネマディスプレー+ Mac mini を見せて貰ったりして30分ほどそこで過ごしたあと劇場へ。
プローベは "Der fliegende Holländer" を集中的に。大野さんの指揮で歌うのがだんだん楽しみになってきた。(^_^) 昼食は久しぶりに Rosenheimerplatz のケバブ屋さんでゆっくりととる。満腹状態で帰宅してコーヒーを飲んでから昼寝。
夕方のプローベは17時から2時間。内容は "Der fliegende Holländer" と "Don Carlo" 。終了後 Marienplatz にある Ludwig Beck で久しぶりにCD 売り場を見て回る。帰宅は8時半。