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今シーズン4回目の Akademiekonzert を聴いてきた。指揮者 Kurt Masur の老いにちょっとショックを受けた。
今回はオーケストラの同僚から、プローベの時に合わせるのが大変苦労したという事を聞いていたので、それなりの覚悟はして行ったのだが、前半のプログラムを振るために若い男性に手を取られて指揮台に昇ったときには驚いた。両手は遠目から解るほどブルブルと震えている。
想像していたとおり最初の曲はかなりゆっくり目のテンポ。コンサートマスターが頑張って楽員を引っ張っているのがよくわかる。しかし休憩後は身体が慣れてきたのか動作もスムーズになってきて、聴いているほうは2曲とも楽しめた。休憩後は暗譜で振っていたからかなり確実ではあったのだろう。「シェーラザード」は楽譜をめくる手も震えていたのでそれが見える位置に座っていたわたしは気が気ではなかった。
終演後は平土間の客はスタンディングオベーションで指揮者をたたえていた。
4. Akademiekonzert 2011/12 から2012年3月26日に引用4. Akademiekonzert 2011/12
Nikolai Rimsky-Korsakov
Scheherazade op. 35Paul Dukas
Der ZauberlehrlingRichard Strauss
Till Eulenspiegels lustige Streiche op. 28
TerminMontag, 26. März 2012
Nationaltheater20.00 Uhr
19.15 Uhr: KonzerteinführungPreise E: 53/46/40/30/22/15/8/5
Freier Verkauf und Abonnement Serie 40
Besondere Ermäßigung für das Programm Junges Publikum
Preise E € 53 / 46 / - / - / - / - / - / 5
k-a-r-t-e-n
BesetzungMusikalische Leitung: Kurt Masur
Bayerisches Staatsorchester