これも久しぶりの Otello ｡前回はいつだったか憶えていない。今回のソリスト陣もなかなか充実している。
全幕を通して聴いていたわけではないがタイトルロールを歌った Peter Seiffert の健闘が光る。イタリア人の歌唱と同列には言えないのだが、ドイツ人にしては明るい声を持つ彼が年齢を重ねて重い役を歌えるようになっている。合唱の出番が終わるところまでしか聴いていないのだが、そこまで声の輝きとスタミナを失わないだけでも大したものだと思う。
デズデモナを歌った Krassimira Stoyanova にもわたしは感心した。とにかく自然な発声でギクシャクしたところが無く素直に楽しめた。もうひとりの立役者であるイヤーゴに関してはよくわからなかった。
Besetzung
Musikalische Leitung: Asher Fisch
Inszenierung: Francesca Zambello
Choreographie: Alphonse Poulin
Neueinstudierung: Nico Trees
Bühne und Kostüme: Alison Chitty
Licht: Mimi Jordan Sherin
Chor: Sören Eckhoff
Otello: Peter Seiffert
Jago: Claudio Sgura
Cassio: Pavol Breslik
Rodrigo: Francesco Petrozzi
Lodovico: Diogenes Randes
Montano: Goran Jurić
Ein Herold: Peter Mazalán
Desdemona: Krassimira Stoyanova
Emilia: Alessandra Volpe
Kinderchor: Kinderchor der Bayerischen Staatsoper
Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper
Otello から2012年3月31日に引用
- Posted by 【篠の風】 at 22時46分
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