暖かく心静かな大晦日

2017年12月31日(日)・晴れ/最高気温14度

6時起床。

今日は暖かい1日で最近には珍しく最高気温が10度を超えた。9時過ぎに義母と介護婦さんを迎えにいってブランチ。久しぶりに海老入りのスクランブルエッグを作ってみた。

義母の食欲は以前ほどではなく、ここ数週間はだんだんと低下している。階段の上り下りは勿論だが、このところ歩行もかなり辛そうだ。この冬を乗り越えられると良いのだが。

義母を車で送っていったあと、今度はカローラ宅へと車を走らせる。ドイツの新年の風習として「幸運の子豚」”Glücksschwein” をプレゼントする。義母がカローラに注文して30個ほど作って貰ったのを受け取りに行ってきた。

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太陽を真っ正面から浴びて運転した疲れが出て、帰宅してから1時間の昼寝。

夕方日本から旅行に来ていた友人夫婦と会って、頼んでおいたiPad Pro 12.9インチとApple Pencilを受け取ってくる。自分へのお年玉のつもり。

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今年の大晦日は久しぶりにわれわれ夫婦だけ。深夜の花火はうるさいが心静かに新年を迎えられそうだ。

プチ年末大掃除

2017年12月30日(土)・曇りときどき雪/最高気温8度

7時半起床。

昨夜は嫌な夢を見た。目が覚めてからもかなりの部分がハッキリと記憶に残っていて気分が悪かったが、朝食の話題にブリギッテとお話ししていたら気が紛れた。

彼女も夜中にかなり大きい異音を聞いたというので、もしかするとその物音が引き起こした夢だったのかもしれない。目が覚めてから、夢で良かったと安心するのは久しぶりの体験だった。^^;

朝食の終わり頃に義母宅の介護婦さんから電話があり、浴室と台所の電気が点かないという知らせ。浴室が真っ暗では義母の身体を洗えないし、台所の停電は冷凍庫の中身が解凍するのが心配。

すぐに駆けつけてブレーカーが落ちているのを見つけて元に戻した。内心では「ブレーカーぐらい自分で点検できるだろうに」と思ったが、そういうものなのかもしれない。

帰宅後、ブリギッテと二人で年末大掃除の真似事のような清掃を行う。それほど汚れているわけではないので、浴室の洗面台と台所の配管に熱いお湯を通したり、タイルの拭き掃除をしたり。ついでに気になっていた包丁を3本研ぎ直した。それでなんとなく新年を迎える準備が出来たような気分になる。

昼食は相変わらずローストしたカモの骨からこそぎ落とした肉を食べる。どうやらあと1回ぐらい食べれば完食という事になりそう。^^;

昼食のあとは2人とも疲れて昼寝モード。しかしわたしが目覚めたときにはブリギッテはすでに義母宅に向かったようだった。わたしは早い日暮れの中、近所を歩いて新鮮な外気を吸って戻る。

夕食はこれまたクリスマス料理の残り物。シュペツレにこれも残ったチーズを絡ませた Käsespätzle。これは素朴な味が美味しい。

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幸運の連続で気持ちよくオペラを観ることが出来た話

クリスマスイブの前日(12月23日)の公演 Nationaltheater :プッチーニの「三部作」(IL TRITTICO) に行けなくなったからと切符が廻ってきた。わたしも観たいと思っていた演目だったから嬉しかった。そしてその当日である。

ブリギッテと二人、ゆったりと家を出て劇場には25分前に到着。休憩時にゆっくり楽しもうと飲み物と席を予約してから観客席へ。われわれの席は Palket 5列目のいちばん右端の2つ。だんだん席が埋まってきて第一ベルが鳴った頃、年配のご夫婦がわれわれの席に座ろうとしている。

ブリギッテが「確かにこの席ですか?」と訊ねると彼達の切符を見せてくれた。間違いない。一瞬ダブルブッキングかと思いブリギッテは急いで係員に連絡するため客席を後にする。そのうちに第2ベルが鳴り始めた。もう客席に全員が座った頃にブリギッテが係員と一緒に戻ってきてわれわれの重大な間違いを知った。

友人から廻ってきた定期会員券をあらためて見てみると、なんとわたしたちの切符に割り当てられた「三部作」(IL TRITTICO) の日付は12月20日になっていた。完全にわれわれのミスであって、正規の切符を買って座っていたお二人には申し訳のないことをした。

ブリギッテが戻ってくるまでに奥様の方(アジア人)と話していたのだが、このお二人はわざわざハンブルクからオペラを観に来た人たちで、われわれを咎めてもいい立場なのにとても気持ちの良い親切な応対を見せる紳士淑女だった。

そうしているうちに最後のベルが鳴り始めた。見ると同じ列の1つ置いた席が二つ空いている。一緒についてきてくれた係員の人が「もう、どなたもいらっしゃらないでしょうから、そこに座ってお聴きなってもけっこうです」という親切な申し出。

わたしはその席に座り「休憩のあとにこの席の切符を買った客が来ても仕方がない。「外套」と「修道女アンジェリカ」を見られただけでも幸運だった」と思い舞台に集中する。そして休憩に入った。

開演前に予約してあった席には白ワインとソフトドリンクが準備されていたのでそれを楽しみながら「これで帰宅することになったとしても今日はじゅうぶん楽しめたね」とブリギッテと話す。

休憩が終わり念のために観客席に戻ってみると、われわれの座っていた席は依然として空席である。客席の扉が閉まるまで待ってからまたそこに座って「ジャンニ・スキッキ」を楽しむことが出来た。なんたる幸運!

最後にもう一つ良いことが。クロークでコートを受け取って正面玄関から外に出るとちょうど路面電車19番がやって来るのが見えた。小走りに急いでトラムに乗車、そして最後の幸運は乗換駅でトラム25番がすぐ後ろからやってきて待ち時間ゼロだったこと。22:30に劇場を出てからなんと30分でわが家に帰宅できたことになる。

わが家に落ち着いてから、今回は事前に切符を確認しなかったわれわれのミスだけれど、ブリギッテは確かに23日のオペラに行けなくなったから代わりに行って欲しいという持ち主からの留守電を聞いたと言う。

そこで保存してあった留守電をもう一度再生してみたら「・・・22日、いや、23日のオペラに行けなくなったから・・・」という伝言が入っていた。ということは100%われわれのミステークではなかったわけでちょっと気が楽になった。ひょっとするとこの切符を持つ当人たちはこの夜、自分たちが行けたのかもしれない。

カローラからの嬉しいお土産

カローラが3ヶ月あまりの日本滞在を終わり、12月13日に戻ってしばらく経つ。わたしへのお土産にと彼女は日本酒「八海山」(300ml)を2本持って来てくれた。

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一瞬「なぜこれを?」と思った。そこで彼女が説明してくれた。日本に着いて間もないときに明治神宮などの神社を案内したのだが、その時に参道の横にズラリと積み上げられたコモ被りの日本酒が彼女の目に止まった。

彼女に聞かれて酒と神社の関係を説明しながら、その中にあった「八海山」の樽を見つけたわたしが「これは飲んだことがあるけれどおいしいんだ」と言ったのだそうだ。

それが彼女の3ヶ月間の日本滞在中、記憶に残っていて帰国の際に購入したらしい。30kgのスーツケース一個だけしか持ち込めないのに2本も買って来てくれたのには感謝である。

なによりも帰国の際、3ヶ月前にわたしが何気なく言った言葉をおぼえていてくれたのが嬉しい。これは明後日の元旦に味わって飲むことに決めている。(^_^)

買い出し

2017年12月29日(金)・晴れ/最高気温2度

6時起床。

午前中は生前の義父がアンナにとカセットテープに録音した “Oh wie schön ist Panama”(Janosch) という音源を探していた。これはなかなか楽しい幼児用の本で、それを義父が朗読したもの。

Janosch oh wie schoen ist panama

もう少し時間が経てばヨハナにも聴かせてあげられるのではないかとブリギッテが言う。記憶を頼りに探してみるがなかなか見つからない。最後にわたしのMacを検索してみるとその音源が見つかった。(^_^) それをCDに焼いて一件落着である。

これにけっこう時間が掛かったので街へ買い出しに出掛けるのが遅くなってしまった。

購入したのは「赤蒲鉾」「椎茸」「ほうれん草」「鶏肉」といったお雑煮に使う材料。店がかなり混んでいてレジのところでは長い列が出来ていた。

帰宅して昼寝。午後3時頃にブリギッテが義母宅から帰宅した。今日も、買い物がてら車椅子に義母を乗せて散歩してきたそうである。歩道も凍っているところが多かったから肉体的にも大変だったろう。

昨日作った餅を切り分ける。いつもだともう数日待ってからするのだが、固くなりすぎると切るのに苦労する。さすがに昨日の今日ではちょっと柔らかすぎたけれど、切るには楽だった。

わたしは昼にいつものケバブ屋さんでたっぷりと食べてきたので夜になってもお腹が空かない。ブリギッテは今夜もクリスマスの残り物を食べようと計画していたがそれは明日のお昼にまわすことにした。

いただき物の赤ワインを開けてチーズとバゲットで済ませる。

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食事のあとブリギッテは iPad mini で Netflix の映画を観ている。大学生の甥から3ヶ月間観れるクーポンをクリスマスプレゼントに貰ったらしい。

新年用の餅つき

2017年12月28日(木)・雪/最高気温2度

6時起床。

今日は朝からずっと雪が降り止まず。クリスマスの間はほとんど外へ出なかったからひさしぶりに歩きたかったけれど、このお天気ではもちろんウォーキングは無理。

午前中ブリギッテは医者へ。なんでもしばらく前から右手親指の第1関節から先の知覚が無いらしい。彼女の友人知人にはこういう症状の女性が多い。なんなんだろう。

わたしはブリギッテに頼まれてスチームサウナのカルキ除去を試みるがボタンを押しても反応がないので悩む。しばらく検討してみたが諦めて次はネスプレッソのコーヒーメーカーのカルキ除去。こちらは無事に終わった。

午後3時頃から新年用の餅を作り始める。一回目(約1㎏)を作り終わった頃にブリギッテが帰宅。

彼女は医者の診察のあと義母宅へ寄り、雪の中、車椅子を押して散歩させてきたそうだ。こんな天気の日にしなくてもいいんじゃないかと思うのだが、義母には新鮮な空気を吸わせなくてはと言う。

5時過ぎから二回目の餅作りを始めた。餅米の水切りをしているあいだにブリギッテに頼まれて郵便物を投函しに外へ出る。わたしも今日は外の空気を吸っていないのでちょうど良い。

雪は止んでいてそれほど寒くは無い。近所のアパートの前にはそれぞれの管理人が来ていて雪かきをしていた。

夕食はまたまたクリスマスに食べ残った鴨のロースト。好きなものだからまったく苦にならない。夕食のあとに今年最後の散髪をしてもらった。

今年のクリスマスもなんとか乗り越えた

2017年12月27日(水)・曇り/最高気温5度

6時半起床。

数日前から両腕の内側に湿疹が出てきて、痒いのを通り越してチクチクと刺されるような不快感があった。24日の夜からアンナが使っている薬用クリームを借りて朝晩2回塗っている。

彼女はアレルギーがひどくアトピー性皮膚炎もやっている。それを塗ってなんとか痛がゆさは抑えられていたが、クリスマス祝日も終わり世の中は正常に戻っているので、朝一番で家庭医に診察して貰った。

皮膚科の患者というのは家庭医にとってもなかなか難しい部門らしく、アレルギー性の原因が多いのですぐに結果は言えないらしい。

とりあえず、アンナから借りて使っている塗り薬よりも少し強い副腎皮質ホルモンの入っている塗り薬の処方箋を書いてくれた。1〜2週間試してみて治らないようなら専門の皮膚科に行くことになる。

朝食にはカローラとゲオルクも来るというので家に戻る途中に焼きたてのパンを買って帰る。朝食は6人で24日の夜に食べた Kaltesessen の残り物。ちょっと豪華な朝食である。

朝食のあとカローラ夫妻は帰っていった。ユリアたちは午後3時頃に Regensburg に戻っていった。わたしはそれから住まいの片づけ。今回は義母宅で食事をすることが多かったからそれほど汚れてはいないけれど、それでも普段の2人だけの生活状態とは違って汚れがひどい。

夕方からブリギッテは再び義母宅へ。彼女が戻ってから、2人ともあまり食欲が無いので夕食は簡単に済ませた。そのあとの時間が今日は凄くたっぷりと感じる。

今日はジビエ料理

2017年12月26日(火)・晴れ/最高気温10度

7時半起床。

今日も太陽の光が明るい一日だった。義母の体調を考えて今日の食事会は夜遅くならないように午後にしようということに昨日決めていた。

そこで9時頃からゆったりとした朝食。そのあとからブリギッテは今日の料理に取りかかった。昨日と同じようにわたしも手伝い。彼女が料理に使った器具や食器類をすぐに洗って布巾で拭き上げシンクがいつも空いているようにする。

料理をする者からすると、これはなかなか気持ちの良いもので汚れ物を気にすることなくスイスイと仕事が捗る。12時を過ぎる頃にわたしは急に疲れてベッドに入り1時間の昼寝。

昨日と同じように必要なものを全て車に積み込んで義母宅へ。ケータリングサービスである。午後3時頃から始まった食事のメインは Rehkeule (鹿のモモ肉)のロースト。

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今日は Regensburg からユリア夫婦とヨハナも加わって9人。タップリのソースが脂肪が少ない肉にピッタリで美味しかった。

前菜は魚パテに野菜を加えたサラダ。

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メインはローストした肉にシュペツレ、赤キャベツ添え。

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デザートはオレンジクリームに熱いラズベリーソース掛け。

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今日も全員満足のいくおいしさで、義母はデザートのお代わりもした。身体が甘いものを欲しているのか。

夕食は今日までに食べきれなかったものをテーブルに並べて食べるという気のおけないものとなった。片付け終わったあとはお決まりのカードゲーム。わたしはパス。

クリスマス定番は鴨のロースト

2017年12月25日(月)・晴れ/最高気温6度

8時起床。

今日は朝寝をしてしまった。10時から義母宅でブランチ。

ゲオルクが教会のミサの演奏に参加するのでカローラも一緒に出掛ける。残念ながらアンナも体調不良で不参加。昨日のデザートに食べたムースチョコレートの脂肪分が多すぎたか?

というわけでいつもの日曜日と同じメンバー4人でのブランチとなった。

13時頃に帰宅してすぐに昼寝を1時間ほど。

午後は今夜の料理の下準備を手伝う。わが家のオーブンで焼いて義母宅に運ぶ予定。あと30分ほどで焼き上がりそうなカモ。

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19時少し前から始まった夕食は懸念していたアンナも回復したようで楽しいものとなった。前菜のサラダの写真を撮るのを忘れた。いい色に焼けたカモ。

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ジャガイモグラタン

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詰め物

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ヨーグルトクリーム。ちょっと傷が付いているのはご愛敬。

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マンゴーと木イチゴ、ブルーベリー

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デザート

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義母の疲れ具合を見て今日は22時前にお開きとし、わが家に戻ってきた。

今年のクリスマスは義母宅で祝う

2017年12月24日(日)・晴れ/最高気温7度

6時半起床。

今年も雪のないクリスマスとなった。今年のクリスマスは義母宅で祝うことにしたので昨日のうちから少しずつ必要なものを運び込んでいる。

午前中は特にすることがないというので二人でゆっくりの朝食。そのあとブリギッテの希望でお墓参りへ。今日はわたしも付き合って車の運転手を務める。

墓参りの前に義母宅に立ち寄りクリスマスの期間中に必要なものをまた運び込む。そのあと墓地へ。

墓参りのあと広い墓地を散歩したら急に疲れてきた。帰りは彼女に運転して貰ってわたしは車中で爆睡。家に着いたら小腹が空いたので軽く食べてから改めてベッドに入りちょっと長い昼寝。

4時少し前に目が覚めた。ブリギッテは台所で今夜の料理に使うソースやら何やらを準備している。今夜はカローラとゲオルクが泊まるかもしれないというので、わたしは下の階の部屋のベッドメーキング。今年もだんだんクリスマスが重荷になってきた。^^;

食事は例年通りの Kaltesessen で19時頃から始まり20時半頃にいちおう切り上げる。義母の食が細いのが気に掛かる。そのあとプレゼントの開封。23時頃にわれわれは帰宅。

今年の Adventskalender は楽しめた

今年のわが家の Adventskalender はブリギッテが撮り溜めた写真の選択によるもの。

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これを毎日ひとつずつ窓を開いていったわけだが、今日がゴールである。中にはわたしがまだ見たことのない写真もけっこうあったから毎朝開けるのが楽しかった。ありがとう。

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新しい生命の誕生というのは人を幸せにしてくれる。

プッチーニの「三部作」

今夜はいただいた切符でプッチーニの三部作を観てきた。今夜も満員御礼。指揮者が Kirill Petrenko だから?

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このオペラはゲルゼンキルヒェンでやった記憶がかすかにあったが、舞台を見ていて思いだした。わたしはこのオペラで Liedverkäufer という端役を歌ったのだった。
恋人役の Luigi を歌った Yonghoon Lee の歌唱はお見事。ヨーロッパの過去の名歌手に較べるともうちょっとのプラスアルファが欲しいけれど。

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このオペラは初めて。ニューヨークでの初演がプッチーニが期待したような成功でなかったというのが頷ける。玄人受けするオペラなのかもしれない。

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これも映像では観た記憶があるが舞台は初めて。今日はテノールの Pavol Breslik が喉の故障で歌えないということで口パクで演技をし Opernstudio のテノールが舞台の袖で歌った。悪くなかった。若いテノールにとっては大きなチャンスだったことは確か。

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タイトルロールを歌った Ambrogio Maestri の安定感ある演技と歌唱が光った。Lauretta の歌う有名なアリアは単独で歌われるよりもアップテンポだったけれど客席からは Brava! の声が掛かった。

終わり良ければすべて良し

2017年12月23日(土)・曇り一時晴れ/最高気温8度

6時半起床。

わたしが起床したときにはブリギッテは自分ひとりで朝食を済ませ、身支度を調えて出掛けるところだった。クリスマスに食べる食料の調達である。毎年のことながら良くやるなぁと思う。

9時過ぎから iTunes のレンタル映画「ピッチ・パーフェクト」があと24時間で期限切れというのに気がつき、あまり気が進まなかったけれど観始めた。アメリカの大学生たちがアカペラで歌い踊るコンテストの話。どうでもいいような内容だが、見ているうちに音楽のリズムの快さを感じていた。

ブリギッテはお昼前に帰宅。ENTE(鴨) が見つからず数軒の店を廻ったそうだ。ご苦労様。昼食はブリギッテのお手製トマトソースを使ったスパゲッティ。そのあと今日は二人同時に昼寝モードに入る。わたしは45分のタイマーを掛けて目が覚めたが、彼女は15分ぐらいで起きたらしい。それで充分だと言う。

午後から義母宅のクリスマスツリーの飾り付けに行く。今年は義母をわが家に呼ぶのではなくわれわれが義母宅に行って祝うことにした。ここ数ヶ月、彼女は歩くことがかなり困難になってきている。

昨日ブリギッテが買ってきたモミの木を部屋に運び込んで生け花の剣山のようなものに刺して固定する。どの方向から見てもまっすぐに固定するのは一人だと意外に難しい。そのあと飾り付けを手伝ってから帰宅。

夜は Nationaltheater へ。先日 Premiere を迎えたプッチーニの Il Trittico「三部作」。この三部作のうち「修道女アンジェリカ」と「ジャンニ・スキッキ」はまだ舞台を観たことがなかった。

思いがけないアクシデントがあったけれど、終わり良ければ全て良し。大いに楽しんだ夕べとなった。帰りの Tram の連絡も良くて終演後なんと30分で帰宅となった。

生牡蠣はおいしい

2017年12月22日(金)・曇りときどき雨/最高気温6度

6時起床。

今日は特別な予定無しという一日だったので朝から少し気持ちがゆったりとする。朝食のあとブリギッテは買い物へ。今年は24日が日曜日なのでその前にクリスマスに料理する材料を買い求めておかなくてはならない。

そうでない年の24日はお昼過ぎまで営業している店がほとんど。主婦にとってはどちらが良いのかわからないけれどブリギッテは前の日までに買い物が終わっているので嬉しいそうだ。

その間、わたしは部屋の片付けをしたりベッドのシーツ、カバーなどの総入れ替えをした。

13時近くにブリギッテが帰宅。簡単な昼食をとったあとは午後4時ぐらいまでお互いに好きなことをする。

夕方近く4時過ぎにブリギッテの親類宅へ二人でクリスマスのプレゼントを届けに行く。彼はブリギッテの代母の夫で現在83歳。2年ほど前に妻に先立たれて今日までひとり暮らしである。

彼は半年見ないうちにガックリと老いていてちょっとショックだった。ちょうど彼の息子が来ていてクリスマスツリーの飾り付けをするところだったので邪魔にならないように短時間で切り上げて帰宅。

夕食は「生牡蠣」。今日の買い物でたまたまブリギッテが見つけて買ってきた。6個入りのパッケージ(4.99€)を二袋。しばらく振りに牡蠣貝を開ける作業をしたが、これがなかなか難しくて時間が掛かった。

一人6個ずつの生牡蠣にレモンを搾ってツルッと喉に流し込むときの味がなんとも言えず至福。本当に幸せな気分になれた。締めには昨夜の残りの「ババロア+ラズベリー」。合わせて飲んだ白ワインは2016年のアルザス産 Pinot Blanc。

「ワインとチーズの夕べ」を隣人と

2017年12月21日(木)・曇りのち小雨/最高気温6度

6時半起床。

わたしはいつもの時間に起きたが残りの家人たちはゆっくりの起床。朝食もブランチの感じになった。

食事のあとカローラを彼女の家まで送っていく。帰宅したときには眠くて仕方がなかった。家に着いてソファの上でちょっとまどろんだだけだがシャッキリとした。フワッと意識が無くなってから10分も経っていなかったと思う。

二泊三日の逗留を終えてユリアとヨハナ母子が Regensburg に戻っていった。ヨハナは少し風邪気味なのが心配。

午後から街へ出てダルマイヤーとクロイツカムの両店でクリスマス・シュトレンを買って帰る。

夜は隣家の医者夫婦を招いて「ワインとチーズの夕べ」。ひょんなことから1991年産のワイン(1.5リットル)を入手したのでそれを一緒に味わおうという趣向だ。

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各種チーズの盛り合わせ。

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テーブルに用意したときから部屋はチーズの芳香に包まれた。(臭い!)^^;

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ワインはさすがに26年前のものだから「酢」になっているのではないかと心配だった。コルク栓はもうグズグズになっていたので細心の注意を払い、コルクのクズが瓶の中に落ちないように開けた。瓶の底に溜まっていたワイン石を漉しながらデカンターに内容を移す。

懸念した味は意外とあっさりとしたまろやかさでスイスイと飲める感じ。渋みはほとんど感じられなかった。ほとんど飲み尽くして23時にお開き。デザートにと作った「ババロアクリーム、ラズベリー添え」も美味しかった。

ヨハナのベビーシッターで終わった1日

2017年12月20日(水)・曇り/最高気温3度

7時起床。

朝食のあと10時ぐらいからブリギッテ、ユリア、カローラは買い物へ。わたしはその間、ヨハナを預かって子守役。

森の中はまだ雪が残っているので今日はヨハナを乳母車に乗せてイザール河沿いの道を歩く。ここは自転車道が並行して走っているので乳母車を押していくのにはちょうど良い。
歩き始めて30分ほどしたらヨハナは眠りについた。それから1時間ほど眠って彼女の目が覚めた頃に帰宅。

いったん家に戻り、彼女のオムツを取り替えて離乳食を食べさせてから再び乳母車に乗せて家を出た。

家を出て30分ほどしたらユリアから電話があり買い物から戻ったとのこと。ヨハナは眠りに落ちていたので家に戻り乳母車はテラスに停めてその中で眠らせておく。

わたしは急に眠くなってベッドに入り1時間の昼寝。これでまた元気が出た。

夕食は昨日に続いて3人の娘たちと一緒。今夕もブリギッテが料理。彼女も家族が揃うと料理をしようという意欲が湧くようだ。(^_^)

家族水入らずの夕べ

2017年12月19日(火)・曇り/最高気温2度

7時半起床。

今日の午後にユリアがヨハナを連れてくるというので、朝食のあとは各部屋の掃除。下の部屋はしばらく使っていなかったからけっこう埃が溜まっていた。

念入りに掃除機を掛けたあと、少し溜まっていた洗濯物のアイロン掛け。それが終わったのは12時頃で、眠くなってきたのでベッドに入る。しかし眠りにつく前に玄関のチャイムが鳴った。

ユリアとヨハナ、そしてカローラの3人が来訪。お腹が空いたというので急いで焼きそばを作って食べさせる。そのあと改めてベッドに入り1時間の昼寝。

夕方からブリギッテが買い物に行くというのでヨハナを乳母車に乗せて散歩がてらそれに付き合う。帰り道に義母宅に立ち寄りひ孫のヨハナの顔を見せて、わたしは乳母車を押して帰宅。

アンナも仕事帰りに立ち寄り5人での食事となった。いざ、食べ始めようとしたときにユリアの夫のフローリアンから電話。間違った住まいの鍵を持って家を出てしまって家に入れないという。

そこで Regensburg と München の双方から車で走り途中で鍵の受け渡しをすることにした。ユリア一人で夜の道を走らせるのが心配だったのでわたしも助手席に同乗。

München から45分ほど走った Allershausen という地点でドンピシャリ双方待つこともなく鍵を手渡すことが出来た。これでフローリアンは自宅で眠ることが出来て明日はいつも通りに出勤できる。

そこから引き返して帰宅したのは21時過ぎ。それからわたしとユリアにと取り分けてあった料理を食べる。今日もいろいろとあった日だった。カローラも今夜はわが家に泊まる。

娘たちの配偶者抜きで夕食のテーブルを囲むのも「家族水入らず」という感じでいいものである。(汗)

いつものペースが戻ってきた

2017年12月18日(月)・曇り/最高気温1度

6時起床。

⒌時半に目が覚めて二度寝しようかどうか迷った末に6時に起床。ブリギッテは8時近くの起床。

朝食を一緒に食べたあと彼女は家庭医のところへ。自分の服用している薬の処方箋をもらい、その足で義母宅へ向かったらしい。

わたしは久しぶりにウォーキング。今日のもう一つのエントリに書いたようにスパイクを着けて試してみた。これでまた雪道のハードルが下がったかな。

昼食は一人でカレーのレトルト製品(日本の西友で買って来たもの)を食べる。これが最後の一袋だった。「みなさまのお墨付き」シリーズだが、これはけっこう美味しい。次回も買ってこようかなと思う。

そのあと45分のタイマーを掛けて昼寝。気持ちよい眠りだった。目が覚めるとブリギッテが義母宅から帰宅していた。

夕方から彼女は Nationaltheater の Akademiekonzert へ。今日はは寒い夜に外出するのが億劫なのでカローラに行って貰うことにした。

夕食は一人で鮭の切り身を焼き、大根おろしを添え、あとは焼き海苔と味噌汁で済ませる。こういう食事がお腹にドカッとこなくて気持ちが良い。

スパイクを着けてウォーキング

ここ数日わたしのウォーキングコースがアイスバーン状態のために歩けないでいた。歩けないとなると何だか一日のリズムがダラダラしたものになってくるので何とかしなければと思っていた。ふと思いだしたのが昨年買って使っていなかった「靴に取り付けるスパイク」のこと。早速冬靴に装着してみた。

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ゴムの部分がかなり手強くてきちんと装着するには力が要った。いざ歩いてみるとこれはなかなか良い。今日歩いたところは下の写真の通りで、アイスバーンの上に新しい雪がかぶっていた。

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念のためにストックも使ったけれど、アイスバーンにしっかりと靴が食いつく感じがあって安心できた。

昨夜の疲れを感じた一日

2017年12月17日(日)・曇りときどき雪/最高気温2度

8時起床。

今日も寒い一日だった。昨夜ベッドに入ったのは午前2時だったがいつもの通りに6時半頃に目が覚めた。しかし身体がもう少し眠りたいと言っている。二度寝をして目が覚めたときにはいつもの体調に戻っていた。

日曜日はブランチ。日本から戻ってきたカローラと義母はまだ会っていないので今朝はカローラとゲオルクも加わり6人での朝食。義母がかなり眠そうにしていたので食後間もなく車で送っていく。彼女は先週よりもまた弱っているような気がしたが・・・。この冬をなんとか乗り切ってほしいものだ。。

そのあと、日本旅行中にわたしが写した写真とビデオを見る。カローラとゲオルクが帰っていったあとブリギッテは疲れたのか昼寝。わたしもその少しあとから昼寝モードに入る。

夕方にクリスマスのプレゼントを郵送するのに近くの kiosk まで往復したが、これが今日の外出の全て。

夕食はブリギッテが料理した白身の魚のクリームソース添えと人参サラダ。

クリスマス・パーティに参加

2017年12月16日(土)・曇りときどき雪/最高気温3度

6時起床。

今日も寒い一日だった。ときおり激しい雪が降ってきたが牡丹雪ですぐに消えてしまう。

午前中は右脇腹、胸郭の下のあたりに間欠的にズキンと痛みを感じてとても不愉快だった。お昼過ぎにベッドに入り眠って起きるとそれは消えていた。なんだったのだろう。

19時半からクリスマス・パーティに招かれていた。ブリギッテの勤め先の恒例のパーティ。彼女は今年の2月まで勤めていたからだろう。場所は Karlsplatz の近く。

ブリギッテの旧勤め先のパーティはわたしにとっては少し肩の凝るもので、帰宅は必ず午前様になる。出席者は配偶者やパートナーも来るから100人ぐらい。メニューを下に記しておく。

MENU

食事の水準はまあまあのもので美味しかった。お決まりのダンスもしっかり踊って汗をかく。

今日も会場を出たのは午前1時で帰宅は午前2時近くになっていた。これでも早い方である。さいわい、寒気もそれほど強くなかったので助かった。

映画「野菊の墓」に肩すかしを食った

2017年12月15日(金)・晴れときどき曇り/最高気温6度

6時起床。

今日も少し早めの時間に起きてブリギッテが起きてくるまでをゆったりと過ごす。今朝は昨日使ったグラス類を手で洗浄したのでけっこう時間が掛かった。

基本的に夜、アルコールが入っているときにはグラス類の手洗いはしないようにしている。これまで何回かそれでグラスを割ったことがある。大丈夫だと思っていてもお酒は手元を狂わせる。^^;

ブリギッテは今日がイタリア語コースの年内最終日ということで、クラス仲間と授業前に集まり朝食をする予定だった。それを聞いていたのにわたしはすっかり忘れて彼女の分も朝食を用意してしまった。

今日は朝から太陽の光が差す明るい日だったが、 iTunes のレンタル映画「オーシャンズ・イレブン」の期限があと5時間と出たので慌ててそれを見ることにする。この映画は以前に見たものだがやはり面白い。

午後から森へウォーキングに出掛けた。これだけ晴れているんだから道の雪も溶けただろうと思っていたら、これがなんと予想に反してツルッツルのアイスバーン状態。きっと表面だけが溶けて氷になってしまったのだろう。危ない、危ない!20メートルほど歩いてすぐに引き返してきた。

夕方19時から独日協会主催映画「野菊の墓」を見にいく。伊藤左千夫の原作を読んだのはちょうど中学生・15歳の頃だった。とにかく泣けて泣けて仕方のない小説だったことが記憶に残っている。

映画の途中で泣くことを想定して今夜はティッシュペーパーをしっかり持って家を出た。(笑) しかし、映画が始まって5分でもう帰りたくなった。主演の若い二人の演技が学芸会レベル。シラケることこの上ない。最後の悲痛な場面でも感情移入が出来なかった。加藤治子、樹木希林、らの達者な脇役がいなかったら目も当てられない映画になっていたと思う。

しかし映像は美しかったし懐かしさも感じてこちらの方はときおり涙が出そうになった。

終わって外に出るとかなりの寒気。映画のあとはちょっと食事をして帰ってこようと思ったのだが、暖気が恋しくてすぐに帰宅してしまった。

隣家の夫婦をお茶に招いた

2017年12月14日(木)・曇り/最高気温7度

6時半起床。

昨日から一転して今日は太陽が見えなかった。朝食のあとブリギッテは義母宅へ。健康保険とかなにやらいろいろと事務的な仕事があるらしい。

今日は午後3時から隣家の夫婦をお茶に招いているので、わたしはダイニングキッチンの掃除と整理をする。長年の付き合いなのでそれほど神経質にならなくて済むのはありがたい。

昼食は何を食べようかなぁと思案していたら先日、焼きそば用の生麺を買ってあったのを思いだした。

タマネギ半分と白菜、生姜の千切りを炒め、焼きそば用の生麺を加えオタフクの焼きそばソースを絡めた。肉が無いと寂しいのでハムを入れる。久しぶりに焼きそばを作ったけれど、美味しかった。

午後1時半頃に眠くなってきたのでベッドに入り30分の昼寝。ブリギッテは午後2時半頃に帰宅。隣人夫婦は3時15分頃に来訪して、それから夕方の7時過ぎまでおしゃべりが続いた。とは言っても主に喋っていたのは女性2人だが。^^;

夕食はまだ残っていたカモ料理の残りでブリギッテがラグーを作った。日本でいうハヤシライスのようなものだが、マッシュドポテトを作って添えた。これでようやくカモ料理はお終い。

晴れた日にはウォーキングが楽しい

2017年12月13日(水)・晴れ/最高気温6度

6時起床。

今朝はブリギッテの方がわたしより早起きだった。月曜日に予定していて出来なかった税務署に朝一番で行く用事があるそうだ。

わたしは朝食のあとかたづけをしたあとメールチェックなどをしていたら、彼女が10時過ぎに帰宅。早朝だから待合室に人も少なく、待たずに税務署員が受け付けてくれたそうだ。

家に戻ってからも義母の健康保険関係の事務処理で忙しくしていた彼女は12時近くにまた街へ出掛けていった。友人でもあり医者でもある女性と一緒に昼食をとる約束をしていたらしい。

わたしはまだ食べきれずに冷蔵庫の中にあったカモ肉を消化すべく、うどんを作り白菜も入れておいしく食べる。そのあと今日もストックを持ってのウォーキング。路上の雪はもうだいぶ消えていたがまだまだ油断は禁物。一万歩近くを歩いて帰宅。

ブリギッテは街からの帰宅途中に義母宅に立ち寄り、義母を車椅子に乗せて散歩させたそうだ。本当によくやる。

夕食は納豆、シシトウのオリーブ油炒め、ずいぶん前に姉からお土産に貰ったウニ缶を開けてキュウリと酢の物、と日本風。締めには塩昆布でお茶漬け。

カローラの Lostbaggage が配達された

2017年12月12日(火)・曇りときどき雪/最高気温5度

昨日、一昨日は窓の鎧戸を開けるときに凍りついていて動かなかったけれど、今日はそんなこともなかった。少し暖かくなっているのかも。

今日はブリギッテが Regensburg へ手伝いに。昨日戻ってきたばかりのカローラもヨハナの顔を見たいというので一緒に列車に乗っていった。

わたしは部屋に掃除機を掛けたり台所を片づけたり、そのあとは本を読んだりしてゆったりと過ごす。外はときどき雪が吹きつけてきて寒そう。

昨日積み残されたカローラの荷物が12時過ぎに配達された。 彼女は30Kgの限界ギリギリまで積み込んだらしくとても重い。まあ、3ヶ月以上の滞在だったから30Kgに抑えるのは大変だったろう。荷物が届いてこれでようやくわたしも肩の荷が下りた。

昼食には昨日の鴨料理の残りを食べる。午後になって家の中に籠もっているのが息苦しくなり街へ出た。寒さのせいかそれほど人出も多くなくて気持ちが良かった。無印良品の店で書類を入れる整理箱を1つ購入して帰宅。

夕方、4時過ぎに30分のタイマーをセットして遅い昼寝。

ブリギッテとカローラは20:00着の電車でミュンヘンに到着。わたしは車にカローラの荷物を乗せ中央駅まで迎えに出る。カローラと荷物を彼女の住まいまで送り届けて帰宅したのは21時少し前。

そのあと、軽い夕食をとって今日はお終い。

カローラ、無事に帰国

2017年12月11日(月)・曇り・最高気温10度

6時起床。

目を覚ますとブリギッテが、カローラが12:30着の飛行機でミュンヘンに戻ってくると教えてくれた。朝食のあとはときどきWebを見て到着時間を確認する。12時半の予定だが13:15到着になるということをそこで知る。

ブリギッテは午前中に街へ出掛けてクリスマスの買い物。そのあと義母宅に立ち寄るというので11:55に彼女をピックアップしてミュンヘン空港に向かう。

空港までの道路は意外に空いていたので、空港に着いてからかなり待つことになった。ようやくゲートから出てきたカローラの元気そうな顔を見て安心する。残念ながら荷物は後日の配送となったが、今日のところはそれはどうでも良いことで、当人が無事に帰国しただけで嬉しい。

わが家につれて戻ってからバイエルンのパンとハム、ソーセージの食事。エミレーツ航空の機内食は口に合わなかったらしい。

わたしは空港からの運転とカローラが無事に着いた安堵感も手伝って急に眠くなり17時前から遅い昼寝。

夜はゲオルクとアンナも加わっての食事。料理はブリギッテがEnte(鴨)をオーブンでグリルしたもの。それに Kartoffelknödel と Rotekohl の付け合わせでいかにもドイツらしいもの。

食事が一段落ついたあとカローラが日本で写した写真を皆で見て22:00にお開きとなり、それぞれの家に帰っていった。

カローラ、ドバイ空港で失神

2017年12月10日(日)・雪/最高気温1度

7時起床。

日曜日の定番でブランチ。その準備をしていたらブリギッテの叫び声が。

昨日深夜(10日の午前0時半)に羽田からエミレーツ航空で飛び立ったカローラがドバイで乗り換えの際に意識を失ってドバイ市内の病院に運ばれたというニュースだった。ニュースを送ってきたのは病院で手当を受け意識が戻ったカローラ本人だった。

日本で使われている「ライン」と同じような ”WhatsApp” でショートメッセージを送ってきたのだが、自分でそれができたということは大丈夫だなと一安心する。

ドバイ空港での乗り換え時間は1時間20分とそれほど短くはないものだったが、きっと日本からの便の到着が遅れたのだろう。次の乗り換えゲートまで急いでいたカローはその途中で急に気分が悪くなり気を失ったようだ。

日本を出発する前の7月1日にカローラが地下鉄の中で意識を失ったことがあって、日本滞在中にそんなことがないと良いのだがと心配していた。それが最後の最後になってまた同じような状況になったとは・・・。

しかしそれからのブリギッテの活躍は見事だった。カローラから入院先の病院名を聞いて、すぐに保険会社に連絡を取り、ドバイの病院とのコンタクトを依頼し、カローラが心細くならないようにと事務的な手続きをした。

幸いカローラはどこも怪我はなく、体調も元に戻ったのでミュンヘン行きのフライトさえ取れれば明日にでも帰ってこれるようだ。

ブランチに来た義母には知らせようか迷ったのだが、やはりありのままを伝えることにした。その時の彼女のショックはかなりのものだったが、その後の状況を知って落ち着きを取り戻した。

夕方、 SKYPE を使ってブリギッテがカローラに電話をしたが彼女の声は普段通りのものだったと知って少し安心する。ミュンヘン空港に彼女が到着するまでは心配だが・・・。

カローラ、帰国の途に

2017年12月9日(土)・曇りときどき晴れ/最高気温1度

7時起床。

昨夜は眠りが浅かったが、まあそんなこともあるだろう。
朝食のあとブリギッテは週末の買い物へ。わたしはお昼頃までいつものようにゆったりと過ごす。

先日から捜していたが、日本のアマゾンから電子書籍を購入する手段をどうやら見つけた。ちょっと面倒くさいけれどなんとかなるものである。

昼食は一人で Grünkohl と肉を食べる。とてもおいしい。

そのあとで少し陽が照ってきたのを見てウォーキングに出掛ける。森の中の道はまだ雪を被っているので、冬靴を履きストックを持って家を出た。7Km / 1時間20分ほどを歩いて帰宅。最後の方は西に傾いた夕日を正面から浴びて気持ちが良かった。

夕食は昨夜の鍋物の残りに冷凍庫の中のご飯を解凍して入れる。塩と醤油で味を調えたこの雑炊が美味しくないわけはない。けっこうな量だったけれどブリギッテと二人で平らげた。

8時過ぎにシャワーを浴び洗髪をしてこれも気持ちよかった。

カローラは3ヶ月と2週間の日本滞在を終わって、この時間、帰国の途についている。今頃はドバイへ向かう機内だ。ドバイで乗り換えてミュンヘンに到着するのは明日お昼の12時過ぎ。

帰国前にトランプ大統領のイェルサレム首都承認発言があったので中東のイスラム圏はちょっと騒がしくなっている。ドバイからの乗り継ぎ便が無事に飛び立ち、ミュンヘンに到着するまで心配だ。

寒い日の夜は「鍋物」

2017年12月8日(金)・雪ときどき曇り/最高気温5度

7時起床。

昨日とは打って変わって曇り空の暗い一日となった。みぞれのような雪も断続的に降ってなんだか鬱陶しい。

いつも通りの時間に起床していつも通りのリズムで午前中を過ごす。Webでニュースをじっくりと追っていたらいつの間にか昼食の時間。しかしお腹は空いていない。

今日は GASTEIG まで来週上映される独日協会主催映画「野菊の墓」の無料切符を受け取りに行かなくてはならなかったから12時半過ぎに家を出る。外はみぞれ。

無事に切符を受け取ったあと道路を挟んだ向かい側の中国食料品店で買い物。こんなお天気の日には鍋物にしようと思いついて「白菜」「椎茸」「ネギ」「春雨」「モヤシ」などを買い込む。白身の魚は確か冷凍庫にあったはず。

この頃になったら少しお腹が空いたので久しぶりにケバブ屋さんへ。

帰宅後、洗濯物のアイロン掛け。思っていたよりも少なかった。

ブリギッテは19時頃の帰宅。彼女は Regensburg 駅に向かう途中で雨に降られたそうだ。彼女は帰宅してすぐに熱いシャワーを浴びたあと用意しておいた食卓に向かう。こんな夜に鍋物はピッタリ。

MarsEdit 4 にアップグレードした

Marsedit 4 icon

偶然に App Store で MarsEdit のアップグレード版 MarsEdit 4 が出ているのを見つけて早速インストールしてみた。ここ数年使っている Blog 用のエディタである。 MacOS High Sierra を使っているのでこれに最適化してきたのだろうと思う。7年ぶりのアップグレードらしい。

わたしはまだまだ使いこなせていない。HTMLの基本は囓っているのだがある地点から先が朦朧としている。^^;

ただ、このエディタ MarsEdit はブログをアップするときに使い易いのでこれからも使っていきたいと思いアップグレード料金 24.99$ を支払った。

快晴の日におとなしく在宅

2017年12月7日(木)・快晴/最高気温11度

7時半起床。

風邪の方だが、悪くはなっていないけれどまだ完全に治っているわけではない。鼻がグズグズしている。

ブリギッテは一晩泊まりで Regensburg へ。朝食のあと送り出してから夜になるまでわたしは用心してじっと家の中で過ごした。今、風邪がひどくなると困る。若いときと違って治るのに時間が掛かるような気がする。

しばらく振りに外は快晴。しかし気温はやはり冬のものである。本を読もうと楽しみにしていたのだが、眼が疲れるのでそんなに長時間読み続けるわけにもいかない。

いちばん楽なのは目を瞑ってポッドキャストや音楽を聴いているとき。おかげで溜まっていたポッドキャストはずいぶん消化することがで来た。

嬉しいのは相変わらず食べ物を美味しいと感じること。決して贅沢なものを食べているわけではないのだが食欲が進む。

明日はお天気もそう悪くなさそうなので街へ出てみようと思う。

ウォッシュレット、新品と交換

2017年12月6日(水)・曇り/最高気温2度

7時半起床。

昨夜は用心して9時前には就寝した。夜中4時頃に喉の痛みで1度目が覚める。すぐにうがい薬を使ってまたベッドに戻り朝まで眠った。

朝食はいつもよりかなり遅い時間となったが、熱は無いので起きていても辛くはない。結局そのまま起きていた。

午後1時半過ぎにTOTOからウォッシュレットの修理人が来訪。こちらから報告したときに故障の状況を電話で説明しておいたので、結局はカルキが管に詰まってしまったと向こうも認めたようだ。それで今日はスンナリと便座の新品交換となった。

IMG 6401

購入してから2年でこういう事態になったのは過去の経験と変わらない。今回の件でTOTOはカルキ対策の解決ができていないのだということを再確認した。また2年後には新品への交換という事になるのだろうか。

4時過ぎにブリギッテは義母宅へ。彼女が戻ってきてから今日は「ムール貝のワイン蒸し」で夕食。今回は小粒の貝で少し物足りなかったけれど、白ワインをたっぷり使ったからか美味だった。

一緒に食べたバゲットはトスカーナでわたし自身が収穫したオリーブを搾ったオイルに浸して食べる。贅沢な感じ。(^_^)

まだ風邪の方の進捗が心配だけれど食欲があるのは嬉しい。

風邪?

2017年12月5日(火)・曇り/最高気温5度

5時半起床。

今日もブリギッテが起きてきた7時半頃まではひとりでの時間。薄めの紅茶をティーポット(1リットル)で煎れてそれを飲み終わる頃に彼女が起きてきた。彼女は数ヶ月前から不眠症気味なので充分な睡眠時間を取ってくれるとわたしも安心する。

9時半過ぎに家を出て日本食品店「MIKADO」へ買い出しに出掛ける。年末に備えて餅米を購入するのが目的。今日はそれに加えて「納豆」「本みりん」「蒲鉾」などを買ってきた。

Regerplatz から店まで歩いているうちにちょっと風邪気味かなという疑いが。喉がいがらっぽいのと背中のあたりにときどきザワッとした感覚がある。なので買い物のあとは速攻で帰宅した。

家に着いてからうがい薬で入念にうがいをする。そのあとで昼寝。

午後は少しだけウォーキングをしようかと家を出たのだが、森の入り口で引き返す。いつもの道が雪道になっていて、ちゃんとした雪靴でないと危ない。そのまま家の近所を歩いて帰宅。

夕方からブリギッテは Marienplatz のクリスマス・マーケットへ。わたしはご飯を炊いて、納豆、卵焼き、塩昆布、からし菜の漬け物で純日本風の食事。

風邪がひどくならないように、今日は早寝する。

家に籠もりきり

2017年12月4日(月)・小雪/最高気温2度

7時半起床。

昨夜から雪が降ったらしい。朝起きると庭一面が真っ白。いよいよ本格的な冬になったようだ。春が来るまでのこれから3〜4ヶ月はじっと我慢の子だ。

今日は一日中家の中に閉じこもり、本を読んだりレンタルしてある映画「東京物語」を観たりしていた。外は粉雪が降ったり止んだりのお天気。

IMG 6396

ブリギッテはわたしとは逆に義母宅へ行ったり、夕方からは体操教室へ出掛けたりといつもと変わらぬ活発さ。わたしも明日は街へ出て餅米とかを買ってこようと思う。

いつもの日曜日

2017年12月3日(日)・曇り/最高気温マイナス1度

6時起床。

5〜6時間の睡眠だったけれど通して眠れたから気分は良い。すぐに起床して着替えてから昨夜のあと片付けに取りかかった。ブリギッテも起きてこようとしたが手順を考えて1人でやった方が捗るので、彼女には起こすまで寝ていなさいと言う。

食事会の後の片付けはいつも同じようなものだけれど、ワイングラスとかは気をつけないと割ったり怪我したりするので神経を集中させて作業を進める。8時近くにようやく片付いたときにはちょっと疲れを感じた。その頃にブリギッテが起きてくる。

9時半に義母と介護婦さんを迎えに行く。義母は現在の介護婦さんとソリが合わない様子。こればかりはなかなか難しい。ブリギッテが今日は義母宅のクリスマス飾り付けを準備するというので彼女に送っていって貰う。その後わたしは40分ほどの昼寝。この昼寝でまた元気になった。

午後は昨夜アップロードできなかったブログを書いたりして過ごす。

夕方近くにアンナが来訪。ブリギッテが頼んであった品物を届けてくれる。ちょうど夕食時に近いから一緒に食べて行けと奨める。夕食は昨日の残り物。今日は最高気温がマイナス1度という寒さだったのでテラスに出しておいた料理の味がしみて美味しかった。

金曜日に Regensburg に行ったときにユリアから電子ピアノを預かってきた。部屋が狭くなってきたし最近弾く時間がないからということらしい。

この頃ピアノに向かう時間が長くなっているブリギッテが喜んでそれを受け入れて、なんとわれわれの寝室に設置した。夜も練習したいときにヘッドホンで練習すれば近所迷惑にはならないのが嬉しいそうだ。わが家も狭いのにだんだん荷物が増えてくるのは困ったものだ。今日は早寝する。

2017年のクリスマスカレンダー(Adventskalender)

今年もクリスマスを迎える準備に入った。10月、11月の過ぎ去るのがなんと速かったこと。

この時期になると今年のクリスマスカレンダーをどんなものにしようか選ぶのだが、今回はブリギッテが写したヨハナの写真を使った。

IMG 6390

ブリギッテは自分で計画して業者に注文したから内容を知っているのだが、ヨハナが産まれてからこれまでの写真を選んであるらしい。わたしは朝起きるとその日の数字が記されている窓を開けるのが楽しみになっている。

2つの予定を消化して疲れた

2017年12月2日(土)・曇り一時晴れ/最高気温0度

6時起床。

今日は大事な予定が午前中と夜にあった。まず朝食のあと8:33の Tram で出発。行く先は3日前に行った見本市会場の2階の大会議場。今日はオーバーバイエルン・ミュンヘンで今年新しくマイスター試験に合格した1571人へのマイスター証書(Meisterbrief)授与式の日だった。

そして40ある各部門の主席が舞台に呼び上げられ特別に表彰された。

カローラはパティシェリー()Konditorei)部門の第一位だったから彼女にも招待状が届いた。しかし彼女は現在日本に滞在中である。われわれ両親が代わって参列して欲しいとの事務局からの要請で、われわれが出向くことになったのだった。

10時から始まった大会議場での表彰式は文字通り超満員で、壇上に上がる新マイスターの席の背もたれにはそれぞれの名前が記されていた。下は開場直後の大会議場。

IMG 6358 2

式はマイスター協会のお偉方が二人スピーチをし、スピーチの合間にはビッグバンドの音楽と Kabarettist のおしゃべりがあったりで2時間を超えるものとなった。

Kabarettist を訳すとコメディアンとかボードビリアンになるのだが、ドイツのそれは政治にかかわった発言も多く、皮肉の効いた辛辣なもので、日本のコメディアンとは違ったステータスを持っている。

式のクライマックスは40人の主席マイスター達が一人ずつ名前を呼ばれて段上にあがりマイスター証書を授与されるところ。事務局からはわれわれ夫婦も登壇して欲しいということでちょっと緊張する。^^; 舞台上では放送局のMCからの短いインタビューもあり、ブリギッテがそれに答えていた。

Schwitzen für den Meister 2017: So waren die Prüfungen – Handwerkskammer für München und Oberbayern

そのあと軽い立食パーティとなり、われわれは軽く SEKT を飲んで帰宅。帰宅後はさすがに疲れてブリギッテは速攻でベッドに潜り込む。わたしは今夜の食事会のビール在庫が心許ないのでそれを買いに車を走らせた。

そして今夜はブリギッテの旧同僚達にオルデンブルグ名物の Pikelwurst+Grünkohlを食べて貰うという趣旨。

IMG 6388 2

招待する側になるとなかなか料理の写真を撮っている時間がないので、今回もまたテーブルセッティングの写真だけしか写せなかった。そこでインターネットで探した写真を紹介します。昨夜は7人の客だったから量はこの7〜10倍となります。

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7人の客のうち3人が風邪を引いていたのでうつされるのではないかと心配だった。しかし皆さんよく食べ、飲んでくれて大いに量も捗る。それでも鍋に一杯の量が残った。これを何日かに分けて消化しなくては。まあ、美味しいからいいけれど。^^;

23時半頃にお開きとなり、さすがに疲れたのでお客が帰ったあとの片づけは最低限にして、残りは明朝に延ばす。就寝は0時半頃。

今回はわたしが Regensburg へ

2017年12月1日(金)・曇り/最高気温2度

5時起床。

昨夜、Regensburg のユリアからSOS電話があって急遽わたしが手伝いに往復することになった。

彼女は火曜日から風邪を引いていてそれがひどくなったので助けを必要とした。今日のブリギッテはイタリア語コース、義母の世話、そして明晩の食事会の準備もしなくてはならず、彼女が行くには少々無理がある。ヒマなのはわたしだけなので結局わたしが往復することになった。^^;

昨夜は目覚ましを6時にセットして早めに就寝したので、5時前に目が覚めてしまったので、そのまま起床し5:40に車で出発。途中で6時に iPhone のアラームが鳴ったのでビックリした。

まだ真っ暗闇の中を走り Regensburg に着いたのは7時半。かなり神経を集中して運転したのだが早朝だったから交通量も少なくて助かった。ユリアの表情は典型的な風邪引きでちょっとひどそう。

到着してから軽く朝食をとったあとヨハナを乳母車に乗せて散歩に出掛ける。その間ユリアはベッドに入って静養できる。ドナウ川の畔を歩いてから旧市街に入りゆっくりと3時間ほど乳母車を押して歩いた。ヨハナもその間に2度ほど眠っていた。

お昼ご飯にカレーライスを作ってあげようと思い、家を出るときに日本で買ってきたカレー・ルーを持っていった。 Regensburg の街中のスーパーで豚肉とお米を買って帰る。

帰り着いたときにはユリアの症状もずいぶん回復していて、やはり睡眠は大事である。ヨハナに離乳食を食べさせたあと、二人をベッドに追いやり、わたしはカレーを作り始めた。

ユリアが目覚めたあと2人でカレーライスを食べる。彼女の食欲も普通だったので安心。そのあとに目が覚めたヨハナにリンゴを潰した離乳食を食べさせたあと、また散歩に出掛ける。

今度は旧市街へ乳母車を押していき、折からのクリスマス・マーケットを廻って楽しむ。ヨハナも終始上機嫌。そのうちにだんだん空が暗くなってきたので帰宅。

ヨハナをユリアに送り届けてコーヒーを一杯飲んだだけですぐにミュンヘンに出発。17:40 に出たのだが、もう外は暗くなっていた。

帰路もしっかりと運転して意外と早く帰宅できるかなと思ったらミュンヘンまで後8Km という地点で交通事故による渋滞に巻き込まれた。40分ほど予定を超過したけれど事故もなく無事に帰り着いたので満足。

今日は昼寝もせずにわれながら大いに働いた。(^_^)