久しぶりに「いなり寿司」を作る

火曜日・晴れのち小雨 / 最高気温20℃
7時起床。天気予報ではあまり多くを望めなかったのだが、日中は太陽が出て気持ちの良い日となった。久しぶりにという感じで午前中のプローベに出る。そのあとの半日は在宅。

10時から “La Cenerentola” と”Wozzeck” のプローベがあった。両方ともわたしは今回は乗っていないのだが音楽稽古には出なくてはならない。正直に言ってあまり身が入らない。11時半に終了して帰宅。

昼食は残りご飯があったので、冷蔵庫の中の「辛子明太」「 錦松梅 」「昆布の佃煮」でサッと済ませた。そしていつもの昼寝。目が覚めてからレンタルしておいた映画を観る。今日は「柳生一族の陰謀」。お金も掛かっていて丁寧に作ってはあるが結末はなんだか拍子抜け。気分転換にとウォーキングに出掛ける。

帰宅してからアイロン掛け。自分のシャツが5枚ほど、ブリギッテのブラウスが1枚、そして布巾が5枚とそれほど多くはなかった。次にやったのは「いなり寿司」作り。酢飯を作る課程で配合を間違えたようで甘みの少ないものになってしまった。失敗作である。

ブリギッテは退社後イタリア語コースがあって9時過ぎの帰宅。夜になって小雨が降ってきた。

Anna Netrebko のキャンセル

Twitter のTL で先ほど知ったのだが、明日(23日)と26日の” i Capuleti e i Montecchi “の公演を Anna Netrebko がキャンセルしたそうだ。
主役級の歌手がキャンセルするのは別に珍しいことではないのだが今回の場合チケット代金の50%を返却するというアナウンスが出たことだ。これはわたしもあまり記憶がない。

Bitte beachten Sie die Umbesetzung für diese Vorstellung! Bereits gekaufte Karten können nicht zurückgegeben werden, die Bayerische Staatsoper erklärt sich jedoch aus Kulanzgründen bereit, 50% des Kartenpreises zurückzuerstatten. Die Originaleintrittskarten können nach Besuch der Vorstellung inklusive Formular innerhalb von fünf Tagen (Eingangsdatum) beim Kartenverkauf eingereicht werden oder direkt nach der Vorstellung inklusive Formular beim Einlasspersonal abgeben werden. PDF-Formular zum Download Rückerstattungsformular (für die Vorstellung am 23.05.) sponsored by Koproduktion mit der San Francisco Opera Termin Mittwoch, 23. Mai 2012 Nationaltheater 19.00 – ca. 21.50 Uhr Dauer: 2 Stunden 50 Minuten, 1 Pause Preise T: 264 / 230 / 190 / 148 / 104 / 60 / 28 / 20 Freier Verkauf Bitte beachten Sie: Pro Kunde können jeweils nur vier Karten verkauft werden! a-u-s-v-e-r-k-a-u-f-t

I Capuleti e i Montecchi から2012年5月22日に引用

今回のチケット代金は Anna Netrebko が歌うということでかなり高く設定されていた。最高額がなんと264 € である。その内訳は以下の通り。

264 € / 230 € / 190 € / 148 € / 104 € / 60 € / 28 € / 20 €

ハッキリ言ってべらぼうな額である。どういう根拠でこういう値段設定になったのかはわたしにも分からないが Anna Netrebko に払うギャラが高いからというのがその最も大きな理由だろう。そしていつもの事ながら切符は完売であった。 しかし今回の目玉であった Anna Netrebko がキャンセルしたとなるとこの値段設定はほとんど意味を持たなくなる。

劇場側が50%の払い戻しをするという背景には、 Anna Netrebko 目当てで切符を買った怒れるチケット購入者に納得して貰うということと同事に、今後も Anna Netrebko とのつながりを保っておきたいという意図があるのではないか。もし、劇場側が今回のキャンセルに関してほおかむりをしたとしたら確実にその怒りは劇場に向けられ、今後、高額切符購入者の足は離れていったことだろう。