2月22日(土)・曇りときどき晴れ/最高気温7度
6時起床。いつもより早く目が覚めてしまった。今朝は昨日パリから到着して義母宅に泊まっているブリギッテの従姉妹をまじえて朝食だった。
まだ完全に回復していないのにと反対したのだが、家に泊めるという約束を果たせなかったからせめて朝食だけでもというブリギッテにはそれ以上抵抗しなかった。したとしてもわたしが押し切られるのはいつものことだから。こんな事で喧嘩はしたくない。(^_^;)
結局わたしがテーブルセッティングをしたり、従姉妹と義母を車で迎えに行ったりしてもてなした。
いつもの土曜日なら朝食のあとでブリギッテと義母は買い物に出掛けるのだが、彼女もさすがにそれは無理だと思ったらしい。そこで買うものをメモして貰いわたしが実行。わが家と義母の買い物をしてレジでは別々に分けて計算して貰い、帰りにパン屋に立ち寄りパンを買っていったん帰宅したのは11時を過ぎていた。
義母の買い物を彼女宅に届けて家に戻ったのは11時20分過ぎ。それから大急ぎで着替える。バレンタインデーの日にブリギッテがプレゼントしてくれた TSV 1860 München の試合が13時に始まるのである。防寒用にとユニクロで買ったヒートテックの下着とウルトラ・ライト・ベストを中に着込みその上から冬のコート、マフラーをして家を飛び出す。
Arena はミュンヘンの北の端にあって、わが家は南の端だからミュンヘン市を横切る形で約1時間掛かった。試合開始30分前に到着。わたしの席はサイドラインの真ん中19列目ですごく見やすい。ウォームアップ中の大迫選手の9番のユニフォームに注目。ドイツ人に混じっても遜色のない体格だったので安心した。
期待して見始めたのに試合開始から20分の間に瞬く間に相手チーム(SC Paderborn 07)に2点も入れられてしまい内心穏やかでない。 TSV 1860 München は明らかに動きが固くてパスの失敗も目立つ。そのまま前半は終了。
後半に入ってから動きが少し良くはなったもののまだまだ。70分を過ぎた頃にはわたしの周りで席を立って帰宅の途につく人も出てきた。わたしもそうしようかなと思っていた矢先に突然 TSV 1860 München の猛攻が始まり、7番の選手が良い動きでまず1点。
そして86分にはとうとう大迫選手が素晴らしいゴールを決めてくれた。結果は2-2の引き分け。もっと早くエンジンが掛かっていれば勝てた試合だったのにとそれだけが心残り。(そんな単純なものではないのは分かっていてもそう言いたい)
試合終了後、お腹が空いていたけれどまっすぐ帰宅して、新鮮なおいしいパンを食べたあと1時間の遅い昼寝。今日は早起き、お客の接待、買い物、サッカー観戦と続いたのでやはり疲れていた。
夕食には末娘夫妻が来て共にし、8時すぎには引き上げていった。わたしがサッカー観戦をしている間にブリギッテが料理したらしい。そんなことをしないでちゃんと養生して欲しいと思うのだが、それが彼女の性格だからどうしようもない。そんなことが出来るまでに快復したのだと思うことにする。
それでも最後に嫌みを言っておいた。「きみが入院患者だったら看護人にはさんざん叱られてるよ」と。