昨日はお付き合いで出掛けたアマチュアの演奏会だったが、今日は正真正銘のプロフェッショナル。
彼女の演奏会は前にも聴いているがそれは GASTEIG でのもの。今夜は久しぶりに Herkulessaal。Palket の12列目でいい席だった。
開始前に Hilary Hahn 自らプログラムの順番の変更がアナウンスしてから始まった。今夜の演奏は全て楽譜を見ながらの演奏。
弱音がとても美しく響いて心が洗われるよう。もちろんフォルテもしっかりと出ていて嫌な音が一度も出なかった。ピアノの Robert Levin もとても音楽的ではあったが Bach はもう少しつぶ立ちの良い音で聴きたかった。
全てのプログラムが終わったあとは2曲のアンコール。曲目はわたしにはわからなかった。拍手に応えて3曲目を弾く前に弱音器(?)を付けるとき、バンッと音と共に弦が切れてしまった。彼女も苦笑いをしてそこでコンサートは終了。
余談だが先日ロンドンのある演奏会で譜めくりが間違ってしまって、そのあと気まずい雰囲気の中でやり直したという記事を読んでいたから、今日はやけに譜めくりのお嬢さんに眼が行ってしまった。