MURRAY PERAHIA のピアノソロ・コンサート

先週から続いたコンサート通いの、今日は最終日。

今夜はピアニスト、マレイ・ペライアのソロ演奏会だった。プログラムは次のもの。

2017年03月19日21時43分38秒

彼のライブを体験するのは初めて。写真などから想像していたのとかなり違う人物が舞台に現れたときにはちょっと驚いた。^^;

演奏が始まってみると彼の容貌とピアノ演奏とがこれ以上は無いほどに親密感が感じられて幸せな気分になった。

バッハのフランス組曲は楽譜に書かれているあるがままの演奏のように思えて素直にわたしの中に入ってきた。

シューベルトはバッハとは違い、人懐っこい雰囲気を醸し出して暖かさを感じた。自分の幼年時代の思い出がフッと蘇ったりして涙が出そうになった。

後半のベートーベンは、わたしには共感が得られないまま終わった。とてつもない大作だというのはわかるのだが、感じようとしても跳ね返される。これから何度か聴いてみればイメージが固まってくるのかもしれない。

義母を救急病院へ

3月19日(日)曇り/最高気温14度

5時半起床。

明け方, 足が強烈につってその痛みで目が覚めた。痙ったのは両足、同時! 左足はふくらはぎ部分、右足は脛の部分という複雑さ。(T-T)

その後はベッドに戻らずにずっと起きていたのでなんだか今日一日のリズムが崩れてしまった。

朝食のあとブリギッテと義母宅へ向かう。彼女の様子は昨夜から変わってはいない様子だ。相変わらずブリギットに対してはかなり攻撃的な口調。介護士さんは夜中に義母の世話で1時間しか眠っていないという。

朝食間も義母にいろいろと話しかけてみたが、まともな返事が返ってこない。相当ボケが進んでいるように私の目には見えた。ボケというものがこんなに急激に訪れるとはわたしも想像していなかった。

朝食のあとはブリギッテと介護士さんに任せて11時ごろに自宅に戻る。帰宅してすぐに昼寝モード。1時間ほど眠ったら少し体調が良くなってきたみたい。家の中が少しほこりっぽいので掃除機をかけることにする。

振り返ってみるとここ数日は満足にお掃除をしていなかった。二日続きの誕生日と連日の夜の外出で完全に非日常の感じだったからしかたない。

4時近くになってブリギッテから連絡が入り義母を救急病院に運ぶ手はずをしたという。彼女は義母の脳溢血を疑ったらしい。義母はこれまでにもごく軽い脳溢血を2度やっている。今度がそれなら3度目という事になる。

対応してくれた病院はわが家からはちょっと遠い Haar にある病院。ブリギッテも同行していったので彼女を迎えに行く。義母は3〜4日間入院して様子を見るらしい。

今夜はまた7時からコンサートがあったので1度家に戻ってから Tram で GASTEIG へ。

終了したのは9時頃。家に戻り Weißbier を飲んでようやくホッとしている。