歯医者へ

6月4日(火)・曇り一時小雨/最高気温14度

7時起床。ようやく気温が10度を超えた。どうやら明日からの天気は上向きのようで単純に嬉しい。昨夜はよく眠れて、朝食のあとシャワーを浴び洗髪をしたら気分もスッキリとした。

わが家の2重窓(ドイツの窓は大抵そう)の内側が曇ってしまっている窓枠があって、それはわが家だけではなくこのアパートの殆どの住まいがそうらしい。管理組合の長が業者に同行してわが家の窓を検分していった。そのあと、わたしは傘を持ってウォーキングへ。

昨日は寒い中を教会で長時間座ったりしていたからか少し腰に異常を感じていたのだが、歩き始めて20分くらいするとその症状も少しずつ軽くなっていった。今日も途中でパラパラと小雨に降られたが11398歩・98分を歩いて帰宅。午後に歯医者に行くときにもちょっとした距離を歩くので少な目にした。

帰宅して残り物で簡単な昼食を取ったあと1時間の昼寝。わが家のリフォームが終わってひと月ほど過ぎた昨日から真上の住まいがリフォームに取りかかった。今日は居間と台所の壁を取り除く作業をしたらしくかなり大きな音がアパート中に響き渡る。インナーイヤーヘッドホンをして昼寝をしたから眠っている間その音はあまり気にならなかった。

午後3時少し前に家を出て歯医者へ。長い間続いた悪天候もようやく納まりかけている。今日は診察のあとペニシリン系の抗生物質と歯茎に塗る薬を処方して貰い帰宅。来週の月曜日に炎症した歯茎の治療をするという。

歯茎を切開したりすることは無いようなので、それは良かったが抗生物質を飲んでいる間はアルコールは駄目というのでそれがちょっと辛い。量は飲まないものの毎晩の楽しみである Weißbier が飲めないのは悲しい。

昨日のミサ

昨日は午後から夕方までお葬式にかかわっていたのだが、冷たい雨の降る寒い墓地でかなりの時間立ち尽くしていたり、そのあと場所を移しての長時間にわたるミサに参列したので、身体も心も疲れ果ててしまった。

雨の中の埋葬はよくあることだから仕方がないのだが、一番疲れたのはミサ。昨日のミサはプロテスタントのそれだったのだが、祈りの間に音楽が入るのはカトリックと変わらない。音楽家たちもちょっとひどかったのだが、加えて、神父の祈祷文を節をつけて歌う部分には参ってしまった。

神父たるもの、それが専門職であるのなら祈祷文をもう少しうまく歌う努力をしてくれないかと思ってしまう。あの調子で延々とミサをやられたらそれに参加している信者たちはきっと苦痛を感じるのでは無いか。無宗教のわたしにはそれを聞かされるのがとっても辛かったし、偉そうな顔をしてそれを続ける神父の人柄までが傲慢に思えて仕方なかった。

でも考えてみるとこれまで36年の間、ドイツで数え切れないほどのミサに参加しているけれど、努力しているなと思える声と抑揚を持った神父には5本の指で数えるほどしか出会っていない。聞き惚れるような声でミサを進行していったら参加している信者たちの信仰心も高揚されると思うのだが。

これまでで一番素晴らしかったのはローマのバチカンでラテン語で行われたミサ。この時は「この神父さん、オペラ歌手になってもいいんじゃないか」と思ったほど惚れ惚れと聴き入ってしまった。(笑)

でも、こんなわたしの不満はわたしが信者ではないということから来ているのかもしれない。幼少の頃からそんなものだと慣らされてきたら耳が麻痺してしまうのかも。信仰にはもっと大事なものがあると言われれば、無宗教のわたしは黙って引っ込むしかないのだが。

2013年5月の歩行記録

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本来ならば一年中で一番美しいはずの5月が、今年は悪天候に見舞われた。それでもなんとか頑張っていたが20日過ぎには今月はもう駄目かなと弱気になった。そんなところに友人から「風さえ無かったら傘をさして歩けばいいんじゃないの?」と励まされてハッと気がついた。(^_^) 心のどこかに「晴耕雨読」という4文字があって、雨が降ったら家の中にという妙な固定観念があったのだ。そして、雨の中を歩くのも楽しいものだということを知った。

スクリーンショット 2013-06-04 19.03.10この助言のおかげで雨を気にすることがなくなったのは嬉しい。その結果は 11273歩/1日 というもので久しぶりによく歩けた月になった。6月も頑張ろうと思うが、2週間の休暇で家を留守にする予定なのでさてどうなるか。