9月23日(金)・晴れときどき曇り/最高気温19度
6時半起床。
今日は残念ながらウォーキングが出来なかった。朝食のあと、義母宅へ向かい、もう一度便座取り付けのための寸法を測ったあとホームセンターへ。
幸運なことにホームセンターに入ったら目の前に便座のセール品がおいてあった。普通だと一番安くても30€を超えるのだが、16.95€で品質も悪くなさそう。それを買い、ブリギッテに頼まれた義母へのバラの花束を買い、わたしの携帯の料金チャージをして、ガソリンを満タンにして帰宅の途につく。途中でスーパーに立ち寄りToast、タマネギ、鶏肉を買って義母宅へ。
便座の取り付けはまず古い便座を取り外すところから始まる。これはお客用のトイレなのだが、自分の家の便座ではないのでどことなく不潔感を感じる。取り外したあとで便器の縁をザッと清掃。
便座の取り付けは何度かやったことがあるのだが、基本的に同じでも便座が違えばそのつど金具なども微妙に異なる。こういう時には急がずにじっくりと説明書を読んでからやるのが近道。それほど時間も掛からずに終わって帰宅。
帰宅してからカレーを作る。われわれは明日ヴュルツブルグへ一泊泊まりで行くのだが、以前から義妹の大学生の息子を週末にわが家に泊める約束になっていた。彼はミュンヘンのオクトーバーフェストに来たいということだった。しかしそのあとでブリギッテはヴュルツブルクに行く約束をしてしまったので、アンナに彼の面倒をみて貰うことにした。彼達の明日の夕食ためのカレーである。
それが終わってからアイロン掛け。わたしのシャツは3枚ほどであとは全てブリギッテのブラウス。全て片づけたあと急に眠くなってきて3時頃から1時間の昼寝。
夕方は独日協会主催の日本映画「愛を乞う人」1998年、135分を観に行く。
監督:平山秀幸、 脚本:鄭義信、 原作:下田治美
出演:原田美枝子、野波麻帆、中井貴一 他
テーマはかなりシビアなものだったが、演じた俳優達が達者な人たちで引き込まれた。
それにも増して昭和20年代後半から30年代にかけての時代考証、セットが見事で、わたしの記憶の中に埋もれていた事柄にハッとさせられた。「ああ、そうだった」と何度も心の中で繰り返していた。ところどころは明らかにCG(コンピュウター・グラフィックス)かなと思われるものだったけれど、わたしの記憶に残る街並みを再現していた。22時の帰宅。
明日は最初、車で走るつもりだったが300Kmの距離が肉体的に辛いので電車で行くことにする。