Schloss Lomnitz ⇒ München

2021年8月30日(月)・曇りときどき雨/最高気温16度

7時起床。

何日ぶりかでちょっと贅沢な部屋での目覚め。朝食のバイキングの品質もこれまでとはちょっと違う。タップリと時間を掛けて楽しんだ。

そのあとちょっとしたお土産品を買い、このお城の MUSEUM を観る。

IMG 8374

じつは、わたしがここの施設で一番気に入ったのは庭だった。広々とした適度に手入れされた空間が美しい。

IMG 8363

12時過ぎにそこを出発して一路ミュンヘンに向かう。ミュンヘンに向かう道は2つあって、ひとつはチェコを横切っていくもの、そしてもう一つはポーランドから直接ドイツに入る道。どちらも時間的にはそれほど違いはない。約7時間の道のり。

しかしチェコはコロナ感染で疑問のある国なのでチェコとドイツの国境で面倒なことになるかもしれない。そこでちょっと北上して Görlitz からドイツに入ることにする。

それからはひたすら走り続ける。ポーランドで事故に巻き込まれたりすると面倒なので、ドイツに入国するまではブリギッテが運転し、ドイツ領に入ってからわたしが数時間運転を替わった。

途中で食事をしたり、ガソリンを入れたりしたのでミュンヘンの自宅にたどり着いたのは20時半を過ぎていた。

今回の旅はブリギッテの希望で挙行したもので、わたしは同行したに過ぎない。用心棒にもならなかっただろう。😅 しかし、彼女にとっては成果のあがった旅だったようだ。わたしは無事に帰宅できたのでホッとしている。わが家が一番!

Dzierżoniów ⇒ Riesengebirge

2021年8月29日(日)・曇りときどき雨/最高気温17度

7時起床。

わたしがまだベッドにいる間にブリギッテは早起きをして情報を収集してきたらしい。またまた、重要な情報を見つけたと興奮気味に話してくれた。

今日は日曜日なのでこの街全体がとても静か。昨日朝食をとった Café がまだ開いてないので、コンビニのような店でパンとコーヒーを買って、アパートの部屋で食す。

荷物をまとめて10時半頃にアパートを引き払い、車で10分ほどの MUSEUM に向かう。ここで彼女のご先祖様に関する情報を集めていたら、偶然にこの街の市長さん(女性)と遭遇。ブリギッテが書こうとしている本についてお互いに意見の交換をし盛り上がる。12時過ぎにそこを去る。ブリギッテは偶然とはいえ、その結果にとても喜んでいる。

ここまでで彼女の要望がほぼ叶えられた。このあとは同伴したわたしへのねぎらいで Riesengebirge のホテル Palac Lomnica-Karkonosze に一泊することになっていた。

その途中にある世界遺産に指定されている二つの教会を見学。

そのあと途中でまたかなり激しいスコールに遭ったけれど、17時頃に到着。ひと休みしてここのレストランでゆったりとした夕食をとる。

IMG 8369

今回の旅で一番ゆったりとした部屋に泊まり,彼女も満足気。

Kamieniec zabkowicki Kloster の見学

2021年8月28日(土)・曇りときどき雨/最高気温11度

7時半起床。

朝食はこのアパートから歩いて行けるところにある Café で取る。現在泊まっているのはアパート形式のホテルなので自分たちでも朝食は出来るのだが面倒くさい。

朝食のあとでビールとソーセージなどを購入して帰る。どんなビールがあるのか興味深かったが、アルコール度数の高いビール(9%)もあったりしてポーランドらしい。わたしはアルコール6%のものを買って試してみる。

IMG 8176

わたしが部屋で休んでいる間にブリギッテは精力的に動き回り、今回の目的をほぼ果たしたかのようだ。午後から30Kmほど離れたところにあるKamieniec zabkowicki Kloster に出掛ける。

IMG 8191

この往き帰りはかなり激しい雨の中を走ることになって、ワイパーを全速で働かせてようやく視界が晴れるほど。

いったんアパートの部屋に戻り一時間ほど休憩。17時半頃に部屋を出てこの街の中心へ。折りから夏祭りらしく舞台が出来ていてポーランドの歌や踊りをやっていった。しかしお天気がもう一つのせいか盛り上がりに欠ける。

18時に予約しておいたイタリアレストランで夕食。二人でしっかり食べて飲んで34€という安さ。

20時頃にアパートに戻る。明日はまた移動で Jelenia Góra という所に行く。

Dresden ⇒ Dzierżoniów (ポーランド)

2021年8月27日(金)・雨/最高気温17度

7時半起床。

シャワーを浴びたあと出立の用意をしてから朝食へ。3回目の朝食も余り変わり映えはしない。チェックアウトをして充分な余裕を持って Dresden を後にする。

今日の目的地はポーランドの Dzierżoniów (発音が出来ない) でドイツ領だった頃には Reichenbach という地名だった。

1741-1819 に生きた Friedrich Sadebeck というブリギッテの父方の先祖が生まれ育った町。彼は木綿の商売で財をなした人で、この地方の経済発展に尽力した人らしい。彼はイギリスの産業革命に遅れまいと努力したけれど、時のプロイセン政府に聞き入れて貰えず衰退していったという。

彼はこの街に市民のための墓地を提供し、その真ん中に自分の家族の墓を建てたという。下の写真はそれで,ベルリンのブランデンブルグ門を設計した建築家が作ったものだという。

IMG 6307

われわれは2018年に一度ここを通り過ぎていたのだが、今回はここに二泊してじっくりと彼の足跡を辿りたいという彼女の希望である。

いつものようにiPhoneの GoogleMaps に目的地をインプットして出発したのだが、着いてみるとなんとそこはまるで違った町だった。通りの名前を入力しただけで出て来た住所を早とちりして入力してしまった私の間違いである。そこから本来の目的地まではまだ200Km(約2時間半)の距離がある。

あいにくの雨の中をブリギッテは良く頑張って運転してくれ、目的地には16時頃に到着。今日と明日の二日間はこの街のアパート形式の宿に泊まる。

一応チェックインを済ませたあと、彼女は早速街へ繰り出す。ご先祖様の住んでいた家の辺りとかを早く見たいらしい。わたしも疲れていたけれどそれに付き合う。

古い町の城壁などを見て回ったあと、適当なレストランでようやく夕食。そしてその値段の格安さに驚く。二人でそれぞれにボルシチとグラス一杯のワインを頼んだのだがお勘定はチップ込みで60ズゥオティ(約13€)だった。

今日は車の助手席に座っていただけだからほとんど身体は疲れていないはずなのだが夕食後はやけに疲れを感じた。

ドレスデン3日目( Semperoper / Neues Grünes Gewölbe )

2021年8月26日(木)・雨ときどき曇り/最高気温17度

7時半起床。

どうやら昨夜の疲れは残っていない。朝食のあと、10時15分に切符を取ってあった Semperoper の内部見学に出掛ける。しかしホテルを出た途端にかなり激しい雨が降り始める。Marienbrücke を渡るときには強風も吹き始めて差していた傘がキノコになりそう。

しかし対岸について Semperoper に着く頃には雨も上がる。見学を先導してくれた女性は慣れているのかテキパキととても分かりやすく説明してくれた。

説明してくれるあらゆる部分で私の頭の中ではミュンヘンの Nationaltheater と比較していた。第二次大戦で爆撃を受けて破壊されたという点でも同じである。Nationaltheater に較べて規模は少し小さいけれど細部まで神経の行き届いた設計は観るに値する。

6E5C6C7A 8CC0 45B0 A774 933257892275

エレガントな膨らみを持った正面の中心から左右に流れる線の美しさがこの劇場を唯一無二の建築物にしている。

1時間ほどの内容の濃い案内が終わって外に出、近くにある Café Kreutzkamm に入りコーヒーとケーキを食べる。 Café Kreutzkamm はドレスデンが本店である。

IMG 8091

午後3時にブリギッテはまたミュラー氏と約束していた。それまでの時間を Neue Grünes Gewölbe を観ることにする。ここは工芸品の粋を集めた作品が揃っていて,それを間近に観ることが出来、圧倒された。

昨日見学した Grünes Gewölbe の棚にはどころどころ空白の棚があったけれど、それらはこの新しい Grünes Gewölbe に移されたそうである。

確かにここにある繊細を極めた工芸品の素晴らしさは近距離で観なくては理解できない。昨日より根を詰めて見て回ったせいか、とても疲れて足も棒のようになる。

いったんホテルに戻ることにしたのだが、今回も Augustbrücke を渡るときに強風と雨に会う。川面には強風が吹くものなのだろうか。ホテルに戻り文字通りベッドに倒れ込み30分ほど横になる。

ブリギッテがミュラー氏のためにとミュンヘンから持って来た資料がとても重いので、ホテルにタクシーを呼んで出掛ける。今回は私は同席しなくてもいいので、その帰り道にちょっとした買い物をして帰ホテル。

途中に Japanisches Palais という立派な建物があって、今回は気になっていた。

IMG 8108

もしかすると日本の陶器類が展示されているのかもと思って立ち寄るがそうではなかった。ホテルの自室に戻って、今度は本格的に身体を休める。

ミュラー氏との仕事が終わったブリギッテから電話連絡があり Hauptstrasse の入り口で待ち合わせる。そこでミュラー氏と最後の挨拶。また会う機会があるだろうか。

ちょうど夕食の時間だったからまた一昨日食事をした Am Thor で食べてから帰ホテル。

Dresden 2日目(市内観光)

7時半起床。

ベッドのマットレスが少々固い。起床したときには背中が痛かった。シャワーを浴びたあと朝食ルームへ。朝食の品質はまあ普通である。こんなものだろう。

10時40分から Grünes Gewölbe (緑の丸天井) を参観する。当日券は売り切れという事でミュンヘンを出発する前に入場券を買っておいて正解だった。

とても見ごたえのある内容でじっくりと見て回ったらかなり疲れた。そこを出てから近くの Café に座り、コーヒーを飲みながら道行く人を眺める。日陰に入ると寒いので、太陽の光が溢れる位置に席を取り14時近くまでゆったりする。これで疲れが解消した。

14時に約束していたミュラー氏と会い、彼にドレスデンの中心部の見所を説明付きで案内して貰う。またまた歩き回って疲れ、17時半頃にいったん解散。

わたしたちはホテルに戻り、文字通りバタンキュー。30分ほどしか眠れなかったけれど、これでまた疲れが癒される。

18時30分に今度はミュラー夫人を加えて、エルベ川の畔のレストランで4人で夕食。それが済んでからレストランの近くのミュラー宅へ招かれ赤ワインをご馳走になる。

いろいろなお話しをしたあと、21時半に辞去。ホテルには22時に帰着。今日の歩数は 16.869 歩だった。

Regenstauf ⇒ Dresden

2021年8月24日(火)・曇りのち晴れ/最高気温21度

7時起床。

昨夜はユリア夫婦のベッドを借りて眠ったのだが、マットレスが少々固くて、起きたときには背中が痛かった。

朝食のあとユリアとフローは公証人事務所に行く用事があって、彼たちの帰宅まで近くの遊園地で3人の孫を遊ばせる。

ユリアとフローの帰宅を待ってすぐにドレスデンに向かって出発。ブリギッテが18時に人と会う約束をしてあったので、出来るだけ早くドレスデンのホテルに着きたかった。

3時間半のドライブはそれほどの渋滞にも遭わず4時半に到着。荷物を部屋に運び込み、ちょっとだけ休憩して待合場所へ出掛ける。

待ち合わせ場所は Hauptstrasse 35 の Zum Thor という Café 。20時半頃まで食事をしながら歓談。最後の方はだんだん寒くなってきた。ホテルに帰り、熱いシャワーを浴びてホッとする。

今日から3泊するホテルは Super 8 by Wyndham Dresden 。部屋は小さいけれど清潔。3泊で 180.88 €と格安。Booking.com で探した。

München ⇒ Regenstauf

2021年8月23日(月)・曇りのち雨/最高気温20度

7時起床。

今日から一週間の旅に出る。

朝食のあとTOYOTAの修理工場に預けてある車・RAV4 を受け取りに行く。結局 Lichtmaschine には異常無しということが分かってバッテリーの交換だけで済んだ。

午後2時にユリアたちの引っ越し先である Regenstauf に向けて出発。運転はブリギッテに任せ、わたしは走行中の車中で1時間ほど眠る。

Regenstauf というのは Regensburg から東に15Km ほどのところにある。 Regensburg 及びその周辺は家賃が高いので、ここに決めたらしい。

まだまだ引っ越し後の片付けが済んでいなくて完璧ではないけれど、3人の小さい子供を抱えているので、時間が必要だろう。

孫達三人を加えての賑やかな夕食を終わってから寝かせ、20時過ぎには静かになった。22時の就寝。

Bauernhof (農場)での夏休み(6)

2021年8月7日(土)・晴れのち雨/最高気温25度

7時半起床。

ようやくBauernhof (農場)での夏休みが午前中で終わり、今日はミュンヘンの自宅に戻る。

朝食のあとは大急ぎで各部屋の片付けと荷造り。というのも12時に Tegernsee のレストランで古くからの友人と会う約束をしていたから。

大人三人、幼児三人が5日間過ごしたあとを片づけるのはかなり大変だった。それだけ多くのモノを持ち込んだということでもある。

Tegernsee までは車で40分ほどの距離なのでほぼ時間通りに着いたが、土曜日という事もあり観光客が多い。ここで夏休みをしなかったのは正解だった。

帰宅したのは15時頃。それからまた荷ほどきをしたり、孫三人を庭で遊ばせたりとまだまだ夏休みは終わらない。夕方から近くに住むアンナも来て、またまた大人数での夕食となった。今日は簡単にスパゲッティ・トマトソース。

Regensburg に引っ越したユリアたちはまだまだ荷物が片付かないらしく、この調子では孫2人を迎えに来るのは早くても水曜日になりそう。それまではわたしも頑張らなくては。😥

Bauernhof (農場)での夏休み(5)

2021年8月6日(金)・晴れ/最高気温21度

7時半起床。

今朝はヨハナと二人でゼンメルンを買いに出る。店の中で買っていたらブリギッテが車で迎えに来てくれた。雨が降ってきたので,ということだったがどうやらわれわれが滞在している Bauernhof のあたりだけの局地的な雨だったようだ。

ブリギッテの従姉妹は朝食を一緒に食べたあと Miesbach の Hauptbahnhof まで車で送っていく。彼女は今日の午後にミュンヘンでまた親戚と会う予定らしい。

わたしを除く5人はそれから Museum にでかけたが今日は閉館だったらしくすぐに戻ってきた。

昼寝のあと、全員で Schliersee に向かう。わたしを除く5人は湖畔にある室内プールへ、わたしはその間2時間をウォーキングに費やす。

Schliersee を一周するコースを選んだのだが、正直に言うとしばらく歩いていなかったので不安だった。しかし、道が平坦だったからどうやら最後まで歩き通すことが出来て満足。1時間40分ほど掛かった。久しぶりに歩数は一万歩を超える。14,831歩。

孫達も室内プールの各施設を満喫したようで機嫌が良い。帰宅途中に夕食用のピザの材料を買って、6人でワイワイ言いながら楽しく食べた。小さな子供達はピザが大好きである。

孫達を寝かしつけてからあと片付けをしてようやくゆっくり出来たのは22時過ぎ。長かった今回の夏休みもようやく終わる。

Bauernhof (農場)での夏休み(4)

2021年8月5日(木)・雨のち晴れ/最高気温19度

7時半起床。

朝のうちは本格的な雨。しかしその中をヨハナとヨナスを連れてゼンメルンを買いに往復する。今日は車で往復すれば良かったかも。

12時頃に巴里に住んでいるブリギッテの従姉妹の Beate が来訪。ここから50Km ほど離れたところにたまたま来ていたので立ち寄ってくれた。

孫達の昼寝から覚めるのを待って、わたしを除く6人は近くにあるという Märchenland へ行く。わたしはその間、この村の中心のあたりを散策。ちょうどお天気も回復したので気分的にも落ち着いた。

18時半頃に Märchenland から戻ったブリギッテ達と Kloster Stübe で夕食。しっかりとした料理でおいしく食べる。孫達も大満足。

孫達を寝かしつけると,もう21時近かった。

Bauernhof (農場)での夏休み(3)

2021年8月4日(水)・雨/最高気温15度

7時半起床。

今朝は歩いて15分くらいのところにある村のパン屋へゼンメルンを買いにヨハナと往復する。この時はまだ雨は降っていなかったが、帰路にはポツリ、ポツリと降りだした。

こういう村に小さな子供を連れてウアラウプに来ているときに悪天候なのは困ってしまう。一日中家の中に居るのは小さな子供にとっては苦痛だろうと,車で10分ほど走ったところにある Cafe Krugalm まで行って、その辺を散歩しようという計画。

それほど強い雨ではなかったからまあまあ子供達も楽しめたのではないか。散歩のあとは昼食をそこで取る。わたしは Sülze を注文。けっこういい味だった。

帰宅後、わたしは昼寝。

午後からもブリギッテとカローラは子供達を連れて雨の中を散歩に出掛けていった。帰宅したときには孫達の衣類はけっこう濡れていて、風邪を引かないといいがと心配になる。

夕食はカローラが【ホウレンソウ入りのパンクーヘン】を作ったが、ヨハナとヨナスは食べ付けないせいか、気に入らなかったようだ。

わたしは今日も早寝。

Bauernhof (農場)での夏休み(2)

2021年8月3日(火)・晴れのち曇り/最高気温22度

7時半起床。

いつもの時間に目覚める。しかしここのベッドは硬いマットレスであまり良く眠れなかった。車での移動だったから、せめて自分の枕を持ってくるべきだったかと思う。

朝食前に孫達を連れてこのあたりを散歩。山羊の厩舎を見ていたらちょうど朝食を与えているところに行き会う。そうしたらその中の一匹がスルリと入り口を抜け出して飛び出してきた。孫達はビックリ仰天。面白い体験だった。

朝食のあと、この村の消防団が子供達のために催したショーを見に出掛ける。わたしは1人で部屋に残る。

遅い昼食のあとわたしと孫2人は昼寝のベッドへ。4歳になったヨハナはもう昼寝をしない。

夕食はカローラがキノコ入りのリゾットを作った。孫達の食欲は旺盛。今日も20時半には静かな時間となる。

Bauernhof (農場)での夏休み(1)

2021年8月2日(月)・晴れ/最高気温21度

7時半起床。

今日から土曜日まで Schliersee の近くにある Bauernhof で夏休みがてら孫達の面倒をみることにする。ユリアとフローリアン達が引っ越しに専念できるようにと計画した。せっかくだからカローラとミアも一緒にと、大人3人、子供3人での一週間となる。

ミュンヘンからは車で1時間ちょっとの距離なので、気楽ではある。カローラとミアは一時間ほど遅れて到着。

この Bauernhof には牛、豚、山羊、ガチョウ、などが居て、四歳以下の子供達には興味深いのではないかと思う。

今日は初日ということもあるが、3人の孫達がおもちゃの奪い合いを始めたりしてなかなか賑やかである。これは大変かもしれない。この調子だとわたしにはまったく休養にはならない気がする。😥

20時半にはようやく孫達も眠りについた。さて、明日からどうなるか。

ミュンヘン ⇄ ブレーメン 日帰りの旅

2021年7月16日(金)・晴れ/最高気温24度

3時半起床。

早朝5時55分発の列車に乗るので早起き。

列車がミュンヘンをの中央駅を出てすぐに眠りに入り2時間ほどはぐっすり。Hannover までが5時間ぐらいと長い。列車の中では本を読もうと思い Kindle を持参したのだが、眼が疲れてきてすぐに諦める。その間はひたすらポッドキャストを聴き続ける。

スクリーンショット 2021 07 17 11 59 15

Hannover で乗り換える時にBremen 行きの列車の発車ホームの変更アナウンスがあつた。これは注意していないと聞き逃したら大変。

ドイツだけでなくイタリアの鉄道もこの手の変更は良くあることで、その国の言葉に慣れていないと聞き逃す恐れがある。わたしは30年ほど前にイタリアのボローニャ駅で同じような状態に陥り、数時間次の列車を待たなくては行けないことになった。

今回は定時にBremen に到着。すぐに警察署まで徒歩で行く。地図を見ると歩いても10分足らずで行ける距離。知らない街では歩くのが一番確実である。

警察では特に面倒な手続きはなくブリギッテの盗まれた財布は戻って来た。やれやれ、である。さて、夕方17時15分の出発まではずいぶん時間がある。とにかくなにか食べなくては。

警察署は Marktplatz の近くだったので Ratskeller で遅い昼食を取る。お昼時は過ぎていたので客は少なかったから、落ち着いた雰囲気だった。Mittagsmenü も 8.9 € と良心的。ビールはノンアルコールだったが美味しかった。

IMG 7445

ゆっくりと食べたあともだいぶ時間があったのでちょっとだけブレーメン市の中心部を見て周り駅に向かう。定番の「ブレーメンの音楽隊」を正面から写してみた。

IMG 7435

疲れたので駅のホームのベンチに座って列車を待つ。帰路もほぼ時間通り。帰路もまた Hannover での乗り換えにホームの変更があった。往復とも乗り換えには充分な時間があったのでアタフタせずに対応できた。

この間、ドイツ人の老夫婦二組に訊ねられたから、ドイツ人にとってもこれは困ることなのかもしれない。もう少し駅の案内が親切であっても良いと思う。逆に日本の鉄道は親切すぎてうるさいと思うことが多いのだが。😅

列車の中で座り続けるのも退屈なので、ときどき立ちあがりデッキまで往復したりした。そこで見つけたのが下の表示ディスプレー。ドイツの ICE もかなり早い列車である。

IMG 7462

幸いにもミュンヘンには定時に到着。雨が降っている。帰宅したのは午前1時近く。シャワーを浴びたあと軽い食事をして Weißbier を飲み、就寝。今日1日の歩数は久しぶりの一万歩越えとなった。11,272 歩。

今回の往復は肉体的にそれほど疲れはしなかったけれど、座っている時間が長かったからミュンヘンに着く頃にはお尻が痛かった。それとほとんどマスクを外すことがなかったので,紐のかかった耳の後が痛い。😅 早くコロナが収束してマスクをつけなくてもだいじょうぶな日々が戻ってきて欲しい。

嵐が来てすぐに立ち去った感じ

2020年7月26日(日)・朝のうち雨、のち晴れ/最高気温25度

7時半起床。

昨夜から泊まっている孫のヨハナがまだ6時過ぎに目を覚ましブリギッテのベッドに入ってきた。本を読んで欲しいらしい。わたしはそれを知っても知らぬ振りをして横になっていた。

そのうちに疲れたブリギッテからバトンタッチして「白雪姫」の絵本を読んであげるはめに。それは良いのだけれど同じ本を4回も「もう一度、もう一度」と読まされて疲れてしまった。

昨日までの天気予報では良い天気の筈だったのだが、午前中は雨の降るあいにくの気候となった。そんなことから朝食のあとユリア一家は帰宅の準備を始めて12時過ぎに帰っていった。

今回は昨日急に来るということが決まって、われわれも準備ができていなかったせいかとても疲れた。さすがのブリギッテも疲れ果てて午後13時頃から昼寝モード。

夕方頃まで YouTube で「大相撲夏場所」の7日目、8日目をゆっくりと観る。

夕食は昨日のビアガルテン行きにと買い求めたソーセージやチーズ類とパンで面倒なく済ませる。20時からの Tagesschau を観たあとはブリギッテもわたしも自由な時間。

1人でのベビーシッター

2020年7月16日(木)・曇りのち雨/最高気温16度

6時起床。

今日は8時頃にミアを連れてくるというので早起き。いつもだとブリギッテも居るので気が楽だったが、今日はわたし1人での長時間のベビーシッターだからちょっと落ち着かなかった。

それに天気予報では11時ぐらいから雨になるというので、これもちょっとした問題。ミアは基本的に昼寝をしないようで、しかし乳母車に乗せて散歩しているときには眠ってくれる。

雨の時には乳母車に乗せての散歩というのはちょっと問題があるのでそれが心配だった。しかし、わが家に来たのが8時頃だったから10時少し前に曇り空のうちに散歩に出掛けることができた。これで一時間ほど眠ってくれたのでそのあとは安心する。

ミアは生後10ヶ月になるが、観察しているとひとり遊びが出来るようになっている。これはちょっとした進歩であって、ベビーシッターのわたしには大いに助かる。

昼食はジャガイモとコロラビ、ニンジンを軟らかく煮て潰したものを食べさせた。これもよく食べてくれて一安心。

カローラから2時半頃に仕事が終わったという電話があったので、ミアを車に乗せてカローラ宅まで走る。

16時近くにミアを渡してようやくホッとする。帰宅したときにはやはり疲れを感じた。

夜は久しぶりに ARTE の番組を観る。カナダの海岸に住む狼の生態をドキュメントしたもの。画面がきれいで楽しめた。

旅の二十七日目・日本 ⇒ ミュンヘン

2020年1月15日(水)・晴れ/最高気温12度

6時起床。

常滑のホテルでの起床。朝食に一階の食堂へ行ってみたらそこは中国語で一杯だった。駐車場には団体用のバスが3台ほど止まっている。バイキングの朝食を食べたあと9時半のシャトルバスで中部国際空港まで送って貰う。

充分の余裕を持っていったので、空港の待合室では少し時間を持て余した。定時に飛び立つ。

それから9時間ほどは機内で映画を三本ほど観た。ヘルシンキで乗り換えなのだが、その頃になって急に眠気が襲ってきた。この乗り換えの時がかなり距離があり歩いているうちに汗をかいた。

ヘルシンキからミュンヘンまでの飛行機も問題なし。ただ、窓際の席だったのでちょっと寒かった。

ミュンヘンの空港から S-Bahn 、 Tram と乗り継いで20時近くの帰宅。機内では軽食も出なかったので少しお腹が空いていた。

帰宅して Weißbier とハム、チーズ、生野菜サラダの軽い食事。食後はトランクを空けて整理。

22時過ぎの就寝。

旅の二十六日目・東京 ⇒ 常滑

2020年1月14日(火)・晴れときどき曇り/最高気温14度

6時半起床。

深夜4時頃に目が覚めてしまった。東京に来てからはほとんど同じパターンである。そのあとは眠れないままにポッドキャストを聴いていたのだが、グラ〜ッと揺れを感じた。思わず時計を見ると4時54分。さいわいにも二度目の揺れは無かった。今回もこのホテルの最上階である29階に部屋を取ったので、覚悟はしているもののやはり怖いものは怖い。

スクリーンショット 2020 01 14 5 02 41スクリーンショット 2020 01 14 5 03 02

6時半になるのを待って今回最後の朝風呂へ。入浴しながら「次はいつ来られるかな」と考えていた。

9時過ぎにチェックアウトをして荷物をフロントに預かって貰い、両国の「江戸東京博物館」へと向かう。特別展は「大浮世絵展」をやっていたが、今日は常設展を観る。数年前に一度見ていたので、目新しいものはなかった。加えて中学生らしい団体が入っていて、余り落ち着いて観ることは出来なかった。

IMG 2979

高齢者割引でなんと300円で入場。

IMG 2987

2時過ぎに再び大井町に戻る。やはり東京最後の食事はトンカツの「丸八」で食べようと行ってみたら、昨日の成人の日の影響で今日は休業だった。残念!

そこで Atré 6階にある洋食屋「神田グルメ」店でランチメニューを食べる。注文したのは「オムライスとハンバーグのミックスプレート」。ちょっとなつかしい味。

IMG 2986

これで思い残すこともなく、今夜の宿である常滑に向かう。JR Pass は一昨日で切れているので今日は現金で切符を買い求める。(自由席券) それでも 10,560 円するのだから JR Pass がいかにお得かが実感出来る。

IMG 2990

常滑のホテルは先日ブリギッテと一緒に泊まっているので勝手知ったるところ。本当に周りにはなにも無い場所なので駅の側のコンビニで今夜の食料とビールなどを購入してからタクシーに乗る。折り際にタクシーの運転手さんが「このホテルの周りには楽しいところはなにも無いよ」と言う。はて、楽しいところとはどういう意味?

部屋に入って大相撲の3日目をテレビ観戦。今夜はゆっくりと眠って、明日は余裕を持って空港に行くことが出来る。

旅の二十五日目・荷造り

2020年1月13日(月)・快晴/最高気温14度

6時半起床。

今日も午前2時頃に目が覚めてからほとんど一時間おきに目が覚めていた。例によって起床後すぐに朝風呂。

例によっておにぎり2個とコーヒーの朝食。それから最終的な荷造りを始める。 RIMOWA のトランクにはまだ5kgほどの余裕があったのでUNIQLOに出掛けてシャツ3枚、ズボン3本を購入してきた。これでちょうど23kgになった。

2012年に日本で公演したマリス・ヤンソンス指揮/第九のブルーレイ・ディスクを買って帰ろうと思っていたので秋葉原のヨドバシカメラへ行ってみる。しかし、在庫は無かった。もう少し早く思い出していれば、と残念。

大井町に戻ると駅前には着飾った若い女性が大勢歩いている。今日は成人式だったのだ。

IMG 2960

お腹が空いていたのでこれも今回行こうと思っていた回転寿司「すし銚子丸 大井店」まで足を運び食べてくる。

IMG 2964

寿司ネタも新鮮で目の前で握ってくれる形式。値段もリーズナブルだと思う。お腹一杯食べて3619円也。

ホテルに戻ってから大相撲初場所・二日目の実況放送(NHK) を観る。途中で少し寝入ってしまったようだ。

夜になって眼下に広がる美しい夜景を観ながらビールと日本酒を楽しむ。今回の日本旅行も本当に楽しかった。特に1人になった1月7日以降の解放感溢れる日々は最高だった。人間はときどきひとりになるべきである。

窓の外には満月に近い月が輝いている。東京最後の夜。

IMG 2975

旅の二十四日目・ドイツに戻る準備を始めている

2020年1月12日(日)・曇り/最高気温10度

6時半起床。

今朝も午前4時過ぎに目が覚めた。6時半から朝風呂。

心の中ではそろそろドイツに戻る準備を始めている。まだ決めかねているのはやはり飛行機持ち込みの荷物のこと。今回の Finnair は23kg の荷物を二つ運べるのだが、持って来たのはトランク一つだけ。予備にとIKEAで売っている青いビニール袋を持って来たのだが、これは空港まで運ぶのに少し難がある。さて、どうしよう。

うまく詰めればトランク一つとリュックサックで収まるのだが、せっかくだからトランク二つ分を運びたいとも思う。しかし特別に持っていきたいと思うものは無い。明日は一日買い物日に決めているので明日になって決めよう。

今回の JR Pass は今日で切れるので最後にそれを使って楽しむ。今回も新幹線を使って長距離旅行もできたし、東京都内ではいちいち切符を買うこともなく、自由に動き回れることが出来たのはとてもありがたかった。

昨日 ZOFF で作り直して貰った眼鏡レンズが具合が良いので、これまで使っていたミュンヘンの Fielemann で買ったフレームにも同じレンズを入れて貰った。その値段は5500円で一時間ほど待っている間に出来上がる。素晴らしいサービス!

夕食は先日に続いて今回二回目の「まる八」でトンカツを堪能する。このおいしさをミュンヘンで味わうことは不可能だ。

旅の二十三日目・寅さんの映画を観た

2020年1月11日(土)・晴れ/最高気温11度

6時半起床。

今日も4時過ぎに目が覚めたあとは眠れなかった。6時半に起床して朝風呂へ。

昨日、映画「人生をしまう時間」を観たあとで思い出したことがあった。ミュンヘンに居る時にそのニュースを知り、帰国したら「男はつらいよ/お帰り 寅さん」を観ようと思っていたのだ。

気がつくとドイツに戻る日が迫っている。そこでインターネットで調べたら品川駅近くの Tジョイ Prince 品川 で現在上演されていることを知る。そこで 11:15 から始まる回を観に行くことにした。

20190701 01

結論は、「見て良かった!」 。若い頃の元気な寅さんの映像も見ることが出来たし、歴代のマドンナ達の輝いていた時代を改めて確認することも出来た。

今回の主役に「満夫」と「イズミ」を据えたのも良かった。これまで寅さんの映画で泣くことなどは無かったけれど、今回は最後に涙がこぼれた。とても良い後味の残る映画だった。

それにしても登場人物の多くが故人になっているのはやはり寂しい。

終わったのが12時半頃で小腹が空いていた。こんな時には品川駅構内にある「魚河岸日本一」。軽く食べて大満足。

そのあと一駅先の大井町駅に戻りユニクロでジーンズと冬用のズボンを購入。そして、先日作った眼鏡の再調整。今回の調整でだいぶ改善されたと思うのだが、結論はもうしばらく使ってみないと分からない。

夜になってもお腹が空かないので、「大井町食料品館」で肉ジャガ、煮物、ビーフンの炒め物、の3パックを買い部屋でビールを飲みながら食べる。

そのあとで日本酒を飲み出して、いつもより少し酒量が多かった。しかし部屋飲みだから誰に気兼ねすることもなく、帰りの電車も気にしなくて良いので凄く開放的な気分になる。

旅の二十二日目・映画、そして鎌倉

2020年1月10日(金)・快晴のち曇り/最高気温13度

6時半起床。

今日も4時過ぎに目が覚めてしまった。朝風呂が開く6時半までベッドの中でポッドキャストを聴く。朝風呂はいつもながら最高。

ホテルの下にある Family Mart でおにぎり2個とコーヒーを買って部屋に戻り朝食。このスタイルが胃腸にも一番シックリくる。

昨日「森鷗外記念館」を訪問した時に、小堀鷗一郎医師の講演会が11日にあることを知る。しかしそれはすでに満員で、なんとか入場出来ないかと掛け合っても駄目だった。それを気の毒だと思った記念館の係員が紹介してくれたのが「人生をしまう時間」というドキュメンタリー・フィルムである。

IMG 2939

今日はそれを上映しているという田端の小さな映画館「シネマ・チュフキ・タバタ」へ足を運んだ。足を運んだだけのことはあったと思う。

昼食を「富士蕎麦」でとってから次は鎌倉へと向かう。以前、見たテレビドラマ「最後から二番目の恋」の舞台になった江ノ電の「極楽寺駅」の現場を見てみたかった。

IMG 2919

この頃から曇って急に冷えてきた。そんな空気の中で訪れた極楽寺のひとけの無い境内と佇まいは忘れられないものになりそうだ。

IMG 2920

「極楽寺駅」に戻ると「稲村ヶ崎」まで1.1kmという案内板があったのでそこまで歩いてみる気になった。

IMG 2932

海はちょうど太陽が沈もうとしている頃でこれまた忘れられない時間となった。遠くには大島のボンヤリとした影が見え、その右には意外と小さく目に写る江ノ島も。

再び大井町に戻り、空腹を「大阪・王将」の餃子で満たす。今日も良く歩いてその歩数は13,860 歩

旅の二十一日目・森鷗外記念館を訪ねる

2020年1月9日(木)・快晴のち曇り/最高気温15度

6時半起床。

5時前に目が覚めてから朝風呂が始まる6時半までベッドの中でポッドキャストを聴いていた。早朝の風呂は外部からの客が少ないのでゆったりと楽しむことが利点。今朝も一時間弱をタップリと楽しんだ。

朝食は今回初めての「大戸屋」で焼きサバ定食だった。数年前の前回利用時よりも、内容が改善された印象がある。快晴の空から明るい光が差し込む内部で食べる和食は気持ちよかった。

部屋に1度落ち着いてから上野へ。ブリギッテと訪れた時には大学院の入試があって入れなかった構内も今日は大丈夫。

しかし構内の建物がずいぶん変わってしまっていて懐かしさを感じることはできなかった。新しい奏楽堂の前に少し列が出来ていたので何事かと思ったら、指揮科の公開卒業試験だった。

そこを出てから昔なつかしい喫茶店「カヤバ」でコーヒーを飲む。

IMG 2911

外観は変わっていなくとも内部はかなりの変化。店内の壁に架かっていたのが下の写真。確かにこうだった。

IMG 2910

そこから「森鷗外記念館」へと歩く。そこに着いてみると、以前来たことがあるのに気がついた。しかし現在展示されている特別展「荷風生誕140年・没後60年記念 永井荷風と鴎外」が面白そうだったので入ってみる。

Uid000001 201908301328310706c7b2

わたしは永井荷風の作品をまだ読んだことがない。読まなくては。

IMG 2912

そこから根津神社を廻って上野御徒町までバスで戻る。

今日も一万歩を超える歩数・13192歩で満足。夕食は軽いものが食べたかったから、このホテルの側にある「富士蕎麦」でうどんを食べて済ませる。思いの外おいしかった。

旅の二十日目・「ゴッホ展」を観た

2020年1月8日(水)・雨のち曇り/最高気温9度

7時起床。

4時頃に一度目が覚めて、しばらくそのあと寝付けなかったがまた眠ったようだった。今日も朝風呂を楽しむ。

そのあとこれまでも一人で泊まった時と同じように、下のコンビニでおにぎり2個と熱いコーヒーを買ってきて部屋で朝食をとる。

外を見るとかなり本格的な雨降り。ホテルに閉じこもっているわけにも行かないので懸案だった「ゴッホ展」(上野の森美術館)を観に行く。雨のためか、さいわい今日は並んでいる列も無く、すぐに入場することが出来た。

IMG 2938

音声ガイドを借りて観て回ったがゴッホの絵は数が少なくて、彼に関連する画家達の絵を添えてなんとか展覧会の形をとることが出来ていた。

美術館を出ると幸運なことに雨はほぼあがっていて、そこから浅草の浅草寺に向かうことにする。雷門に着いた頃には雨の心配も無く落ち着いて仲見世をひやかすことが出来た。

そこから徒歩で再び「かっぱ橋道具店街」へ。先日ブリギッテと来た時には半分ほどしか見る時間が無かったので、悔いが残らないようにと、あらためて歩いてみる。

17時前に疲れてホテル着。身体が冷えていたのですぐに大浴場へ。身体を温めてようやくホッとする。お風呂はやはり最高。

夕食はトンカツの「まる八」へ。相変わらずのおいしさで今回も満足。ホテルに戻り日本酒を熱燗にして楽しむ。13556歩を歩いた快い疲れで今日も22時前の就寝。

旅の十九日目・名古屋 ⇒ 東京

2020年1月7日(火)・曇りのち小雨/最高気温9度

5時半起床。

ブリギッテの乗る飛行機が8時20分発なので6時半には空港に着いていたかった。そこで早起き。ホテルのシャトルバスで中部国際空港まで送って貰う。

書類には Terminal 2 とあったのでそこへ行ってみたら書類の間違いで Terminal 1 からの出発だった。こういうことがあるから余裕を持って空港には着きたい。

彼女がパスコントロール・セキュリティーチェックを終わったのを見届けてわたしは再び東京へ。名鉄の名古屋行きの列車はちょうど発車間際でそれに飛び乗った。

名古屋駅に着いてから空腹なのに気づき「特大かき揚げ・きしめん」を食べる。

IMG 2893

それからみどりの窓口で東京行き9時26分発ひかり号の指定席を取り乗車。早起きした上にきしめんで満腹だったからすぐに眠り込んでしまった。。目が覚めたのは新横浜駅の辺り。新幹線の旅は本当に快適。11時10分に品川着。

アワーズイン阪急のチェックインの時間(14時)まではかなり時間があるので大井町駅近辺のいろいろな店を見て回る。

チェックインしたあと、夕方近くにまた眠ってしまったようだ。6時前にホテルを出てわたしの好きな駅向こうの飲み屋街へ食事に出掛ける。ようやく今回もわたしの好きなこの界隈に帰ってくることが出来た。

そのあとユニクロに立ち寄り午後に当たりを付けておいた衣類を購入する。ホテルに戻ってから大浴場へ行こうと思っていたのだが、とても疲れていたので今日はおとなしく寝ることにする。明日からは一人の旅を楽しもう。

旅の十八日目・東京 ⇒ 常滑

2020年1月6日(月)・晴れ/最高気温13度

6時起床。

ブリギッテにとっては今日が最後の東京。朝風呂を楽しんだあと明るい陽の射し込む朝食会場での朝食。

昨日のうちに旅行鞄を詰める作業は終わっていたので、精神的にもゆっくり出来た。10時少し前にチェックアウト。

14時ぐらいまでは時間があったので かっぱ橋道具街 に行くことにする。今日もお天気に恵まれて気持ちの良い散策となった。最後にはやはり疲れて甘いものが欲しくなリ、浅草通りのお店で栄養補給。

下の「磯辺巻き」はブリギッテが注文したもの。

IMG 2888

そして普段甘いものを食べないわたしが注文したのがお汁粉。それだけ疲れていたということだ。

IMG 2887

時間に余裕を見て13時半頃にホテルに戻り、預けてあった旅行鞄を受け取る。

ブリギッテは明朝早くに中部国際空港から出発するので,空港近くの常滑にある ホテルミラーゴ中部空港 に予約を入れていた。

常滑というのはJR名古屋駅から名鉄に乗り換えて40分ほどかかる。品川を15時過ぎに出たので、常滑のホテルに着いたのはとっぷりと日が暮れた18時半頃になった。

暗くて分からなかったがホテルの周りにはなにもないという感じ。コンビニさえもない。朝早く出発する飛行時間に間に合うように、前日から泊まり込むという機能に絞ったホテルのようだ。

明朝は5時半起床の予定。

旅の十七日目・東京、買い物(お土産)

2020年1月5日(日)・快晴/最高気温10度

6時起床。

今年最初の日曜日は良く晴れた一日。日陰に入るとヒヤッと冷たい空気だったがそれでも陽の当たるところにいると快適。

朝風呂のあと今日は Atré の中のパン屋さんで朝食。おいしそうなパンだったけれど食べてみるとそれほどではない。それにちょっと値段が高め。1度ホテルの部屋に戻ってから「いざ、出陣」

ブリギッテが子供達や孫達へのお土産を買えるのは今日が最終日。明日は名古屋への移動日である。効率的に無駄のない買い物が出来るのはやはり銀座だろう、と有楽町駅で下車。

ブリギッテが「おい、おい」に行きたいと言うのが分からなかったが、それは「マルイマルイ」のロゴ「○I○I」をドイツ読みにしていたものだった。(笑)

「マルイマルイ」のあとは銀座・三越、ITOYA、山野楽器、木村屋、ユニクロ、鳩居堂、と歩いてわたしはクタクタ!気がつくと6時間歩いていた。疲れで頭も朦朧としている。しかしブリギッテは元気に買い物を続ける。

IMG 2877

反対にわたしはこれだけのものが果たして旅行鞄に詰まるものかどうかも心配になってきて、だんだん不機嫌になってくる。

つかれ果ててホテルに戻り文字通り「バタン・キュウー」とベッドに倒れ込む。少し休んだところでブリギッテが絵はがきを出しに行きたいが切手が無いという。郵便局に1人で行かせても言葉が通じないのは困るので、また駅向こうの郵便局までお付き合い。

そのあとでまたまたこのホテルの下にある「大井町食料品館」で買い物。彼女の買い物パワーは凄い。ホテルに戻ってから荷造りに取りかかったが、パッケージや包装袋などを取り払ったらどうにか規定内の重さに収まってホッとする。

旅の十六日目・友人たちとの会食、そして買い物

2020年1月4日(土)・曇り/最高気温12度

5時半起床。

少し早めの目ざめ。そのあと朝風呂を楽しむ。

9時半頃にホテルからほど近い理髪店に出向き髪を切ってもらう。消費税(10%)込みで1870円。安い、そしてテキパキとして仕事が速い。

そのあとブリギッテの買い物に付き合う。買ったのは孫たちへのお土産。

いったんホテルに戻り少し休んでから大崎駅へ。2年ぶりに会う友人と南口で待ち合わせて昼食へ。83歳になる彼は少しだけ年をとったようだが元気そうで安心する。ブリギッテと一緒に彼の住まいを見せて貰い4時前に別れる。

ブリギッテがまた孫たちへの衣類を買いたいというので、品川駅で下車。駅前に立つ品川プリンスホテルの中の子供服店 Pick And Choose |ピックアンドチューズ | 品川駅前 ベビー・子供服 | という小さな店で3人分買いそろえる。ちょうど30%〜50%引きのセールをやっていた。

この頃から疲れが出てきて,ホテルに一旦戻る。19時からは以前ミュンヘンのわが家近くに住んでいた友人夫婦と落ち合って夕食。このホテルの下にある居酒屋風レストラン くいもの屋 わん 阪急大井町ガーデン店 でいろいろな種類の料理を楽しみ、歓談。22時のお開き。

旅の十五日目・いわき ⇒ 東京

2020年1月3日(金)・曇り/最高気温12度

5時半起床。

夜中の3時25分にベッドの中で揺れを感じて目が覚めた。一度目はけっこう長く、ちょっと間を置いてまた揺れた。さいわい隣で眠っているブリギッテは何も知らずに眠っている。すぐにiPhoneでニュースを調べてみると銚子沖が震源地で最大震度4.0ということだった。ここ、いわき市は震度3だったそうだが、体感的にはけっこう揺れた。

IMG 2857

今日は再び東京に戻る日。10:17の列車に乗り、13時少し前に品川に着いた。チェックインまでには一時間ほどあるので、今回の旅で初めてのラーメンを昼食に食べることにする。

IMG 2860

2時にチェックインを済ませたあと大船に住む姉宅へ向かう。義兄が今年の7月8日に癌で死亡していたので、遅まきながら線香をあげに。

IMG 2864

義兄が亡くなってからしばらく時間が経って、姉の心も落ち着いてきたのだろう、彼女は思ったよりも元気そうだった。2時間ほど話してから6時頃に辞去。帰りの電車では人身事故があったとかでかなり列車が遅れてしまった。

大井町に着いたのはすでに8時近く。余りお腹も空いていなかったけれど、何も食べないわけにもいかないので「刺身盛り合わせ」などを買って部屋で食べる。22時頃からお風呂に入って就寝。長かった1日が終わる。

旅の十四日目・新年一色

2020年1月2日(木)・晴れときどき曇り/最高気温11度

6時50分起床。

今朝は7時からホテルのロビーで「餅つき」のアトラクションが行われた。熟睡しているところをブリギッテに起こされたので頭がフラフラしたまま餅つきを見学し、朝風呂を浴びる。

そのあとは大広間で朝食。これはもう凄い!

IMG 2824

IMG 2825

IMG 2830

IMG 2834

IMG 2833

IMG 2826

上の写真のような新年の食卓。お屠蘇から始まって、お雑煮、そしてさまざまな趣向をこらした料理の数々。食べきれるかどうか心配だったが全てを平らげる。おいしそうな漬物があったので最後にご飯を二杯もおかわりしてしまった。(笑)

そのあとまた風呂を浴びに行く。11時にチェックアウト。最後に岡倉天心が好んで使ったという「六角堂」を写真に収める。これは2011年の津波で破壊され、そのあと再建したもの。

IMG 2839

帰りはまた兄宅に立ち寄ることにして姪の運転する車に同乗。途中にある いわき市石炭・化石館 ほるる に立ち寄る。ここは二度目の訪問。

そのあといわき市内の市場で寿司を初めとする食材を買い求め兄宅へ。またまた賑やかに料理が並んだテーブルを6人で囲み新年の縁を繰り広げる。

90歳になる兄夫婦も疲れている様子なので5時過ぎにお開きとし、また姪にホテルまで送って貰った。兄夫婦が元気なうちに会うことが出来たのはとても嬉しい。

旅の十三日目・初詣,海の見える温泉

2020年1月1日(水)・快晴/最高気温10度

6時半起床。

もうすぐ初日の出が見れるよ、とブリギッテに起こされた。窓が開けられないので思ったようなショットは撮れなかったけれどまあいいか。

IMG 2759

それから朝風呂を浴びる。朝食は元旦の特別メニューが出るのではないかと期待したが紅白の蒲鉾が加えられたのみ。かろうじて新年の感じ。

10時にチェックアウトしてから初詣に行く。神社はホテルから20分ほど歩いた飯野八幡宮といってわたしは何度か行ったことがある。

IMG 2770

それほど並ぶこともなくお参りをすることが出来た。わたしはほとんど半世紀ぶりの初詣である。それがこんな晴天の穏やかな日になるとは運が良い。😀

帰途はわたしの恩師が住んでいた家の前を通ってホテルまで戻る。街中の店は全てが閉まっているのでホテルのロビーでコーヒーをいただく。

12時48分発の電車で大津港へと向かう。今日、90歳の誕生日を迎えた兄が家族で祝う五浦観光ホテル別館 大観荘に招いてくれた。兄の家族たちとは午後3時にロビーで待ち合わせる。ここで通された部屋は今回の日本旅行で唯一の日本間。

IMG 2796

6時半からの夕食までの時間を海の見える露天風呂で楽しむ。何度も書くけれど、温泉は最高。

8人での会食はコース料理でとてもおいしかった。食事のあとは兄の泊まる部屋に集まり、彼の昔話の独演会となる。われわれの参加が彼にとって楽しいものであるなら,来た甲斐があって嬉しい。22時過ぎのお開き。

一風呂浴びてから寝ようと思ったらお風呂は灯を落としてしまっていた。せめて24時頃までは入れたらいいのに。

旅の十二日目・小中学校時代の同窓生二人に遭遇

2019年12月31日(火)・晴れ/最高気温17度

6時起床。

5時半に目が覚めたが、6時までベッドの中にいてから大浴場へ。朝風呂は最高である。😀

朝食はここもバイキング形式で、可もなく不可もなし。これがビジネスホテルの平均的バイキングなのだろう。10:12 発の普通列車で一駅先の「内郷駅」まで乗り、そこから墓地・淸光院まで歩く。その途中の道にはかつてのわが家もあった。

中学校、高専時代の8年間を毎日歩いた道筋なので、すっかり様変わりしているとはいえとても懐かしかった。途中の店で墓参のための花とお線香を買い求める。

思いがけなくそのお店のおかみさんがわたしのことを知っていて二人が小学校・中学校の同級生であることがわかった。それからは昔話に花が咲く。お墓参りは暖かい太陽の下で静かに気持ちよく行えた。

帰り道にある諏訪神社に立ち寄ってみることにした。ここもいろいろと思い出のある場所。折りからボランティアの人たちが急な階段のお掃除をしているところだった。

そこで話しかけてきた男性と話しているうちにまたまた彼が小学生時代の同級生であることが判明。瞬時に小学生時代の彼の顔立ち、名前などが次々に思い出されて、造り酒屋の息子だった彼の家まで何度か遊びに行ったことも思い出した。

本当に不思議なことがあるものである。

ホテルに戻り、途中で買ってきた昼食を食べていると、兄からの電話で3時という約束だったが出来るだけ早く来いという命令。(笑) タクシーで兄宅へ向かうこの頃から風が強くなってきた。

兄夫婦はいつもながらの温かい歓迎振りで今日もおいしい料理をお腹一杯いただいた。明日も兄夫婦とは会えるので今日は19時半にお開きにして貰う。

ホテルに戻ってから何十年ぶりかで「紅白歌合戦」を横目に見ながらこのブログを書いている。今夜は頑張って午前0時に初詣をしようと考えたが、無理をして風邪を引いたりしたら元も子もないので中止。おとなしくお風呂に入って眠ることにする。

旅の十一日目・東京 ⇒ いわき

2019年12月30日(月)・曇りときどき小雨/最高気温9度

7時半起床。

今朝は朝風呂はなし。久しぶりにパンとコーヒーの朝食が欲しくなったのでこのホテル内のレストランで済ませる。値段は600円(4.9€)で数種類のパンとコーヒーはお代わり自由。この値段と質だと決して悪くない。ちなみに写真のクロワッサンの色はこれほど黒くはなかった。

IMG 2677

そのあと荷物をフロントに預けて「上野の森美術館」の「ゴッホ展」を観に行く。しかし今日も長蛇の列で、待つ時間が勿体ない。急遽、行き先を銀座に変更。これは正解でブリギッテにとってはとても面白い観光となった。

有楽町駅銀座口から和光のある四つ角までの街並みを写真に撮り、「鳩居堂」でちょっとしたお土産の買い物を楽しんだ。そのあとはユニクロでの買い物。

とにかく、わたしの眼から見ても各店舗の気合いの入った飾り付けのデザインは見事なもの。やはり銀座だけのことはあると思う。

IMG 2683

私は従順に買い物に付き添っていたがそろそろ疲れてきた。最後は三越まで戻り地下2階のの食品売り場へ。ここもすごい人出だったけれどわたし自身も試食などをして楽しんだ。😀

サバ寿司のおいしいのもあった。ユーハイムのバウムクーヘンの値段はブリギッテに言わせるとそんなに高くないそうだ。イクラを売っていた店で親切な店員がブリギッテとわたしに試食させてくれた。もの凄くおいしかった!

IMG 6727

ブリギッテの食品売り場での感想は次のもの。

Mitsukoshi, eines der ältesten japanischen Kaufhäuser. Wer ein Geschenk in Mitsukoshi-Papier bekommt, kann sich auf den Inhalt freuen. Was hier allerdings vor Neujahr im Tiefparterre in der Lebensmittelabteilung abläuft, das kann man einem Europäer nicht erklären, dafür haben unsere Sprachen keine Begriffe.

(三越、日本で一番古いデパートのひとつ。三越の包装紙で包まれたプレゼントをいただいた時は、開ける前からその内容の確かさに嬉しくなる。年末のこの時期、地下の食品売り場で見られる新年に向けての光景は、ヨーロッパ人にどう説明した良いのか。この素晴らしさはわれわれの言葉では表現出来ない。)

午後2時頃まで楽しんだあとは彼女もさすがに疲れた様子。ホテルに戻り、預けて置いた荷物を受け取って品川駅へ。

ちょっと小腹が空いたので構内の「魚がし日本一」という立ち食いのお店で寿司を軽くつまむ。これがまたおいしい!寿司職人もテキパキとして無駄のない動き。このスピードと軽妙な食べ方が寿司屋本来の姿なのだと思う。

IMG 6792

IMG 6793

そのあと弁当とお茶を買って常磐線 15:45発「ひたち号」に乗り込む。発車してすぐに弁当を開けて上野駅を過ぎる頃には食べ終わっていた。(笑) そのあとは二人とも爆睡。

いわき駅には18時11分到着。外はもう真っ暗でメインストリートの電飾がちょっとわびしげに光っている。ホテルはビジネスホテルの「ルートインいわき駅前」。部屋自体は狭いけれど、最上階(14階)に大浴場があるのが嬉しい。

入浴後は、お風呂に浸かる前に買っておいたビールとお燗をした日本酒を楽しむ。これが今回の旅行中、就寝前のスタイルになっている。燗酒を飲んだあとはよく眠れるのである。😀

旅の十日目・東京

2019年12月29日(日)・晴れときどき曇り/最高気温11度

今日はは雨の天気予報だったが幸運なことに降られずに済んだ。ただ、朝から予定通りに事が運ばず少々いらついたことも確か。

1.朝湯を楽しむつもりだったが9時半に終了ということで物足りなかった。(もっと早く入れば良かっただけのこと)

2.朝食を「スキ屋」で食べたのだが、途中で隣に座った男性の体臭がひどかった!(スキ屋を選んだわれわれが悪い!)

3.ブリギッテの希望で原宿まで行ってみたが、お目当てのストリートダンスやコスプレなどは見られなかった。(何年前の情報だ?)

3.それなら上野の美術館へと足を運んだら、昨日、12月28日から年末年始の休館に入っていた。(調べてから行かない方が悪い!)

4.東京藝大の構内を案内しようとしたら今日は立ち入り禁止だった。

と続いた。しかし、これもまた旅であるから全てが思うようになるはずもない。そう思えば納得である。天気予報に反してお天気に恵まれたことで、プラス・マイナス・ゼロと考えることにする

15時に吉祥寺に住む友人夫婦と落ち合い、井の頭公園を散策。そのあと吉祥寺の繁華街を見て歩く。そこは新年の料理材料を買い求める人で大変な混雑振り。買い物の好きなブリギッテにとっては、そこを見て回れるのがとても楽しい時間だったらしい。

そこから少し歩いた友人夫婦の住まいに招かれ、心のこもったもてなしを受ける。彼の手料理のステーキとジャガイモサラダは見事な出来。その他にもおいしいお酒をいただき、お寿司,デザートまでご馳走になってしまった。

次回はまたドイツでの再会をと約束して20時半頃に辞去。

ホテルに戻って明日からの旅行準備に取りかかる。小一時間ほどでそれも終わったので、寝酒を飲んでやすむことにする。今日も楽しく充実した1日だった。

旅の九日目・奈良 ⇒ 東京

2019年12月28日(土)・晴れ/最高気温11度

6時起床。

今朝も6時起きして朝風呂を満喫。奈良での最後の朝食もゆったりと楽しむ。10時にチェックアウトしてシャトルバスで奈良駅に向かう。出発前に「柿の葉寿司」を昼食用にと買う。

京都で乗り換えて品川には15時3分の到着。いつもながら新幹線は快適。。車中で少しだけ眠ったようで品川に着いた時にはスッキリしていた。

いつものアワーズイン阪急にチェックインし、すぐにアトレの中にある眼鏡店 Zoff へ。ここで検眼して新しく眼鏡を作って貰う。1時間で出来上がるので快適。そのあとこれまでの洗濯物をホテル内のコインランドリーで洗濯する。

今夜はクラシック音楽愛好家たちとの食事会が新橋であった。幹事役の S.T 氏が取り仕切り、サントリーホールで第九を聴いたあとに6名の人たちが集まってくれた。感謝である。

ブリギッテも同伴して賑やかに飲み、食べ、お話をし、0時過ぎの解散。

旅の八日目・奈良

2019年12月27日(金)・曇りときどき晴れ/最高気温11度

6時起床。

Apple Watchで目覚ましをかけておいたのできっちりと6時に眼が覚めた。すぐに朝風呂へ。お湯に浸かっていると気持ちが良くてこれはもう天国だと思う。(笑)

そのあと朝食バイキングへ。今日はどういうわけか客が少なかったのでその分ゆったりと食べることができた。下の写真のように好きなものを選んで、何度でも取り分けることが出来る。

IMG 2561

延長して今夜も一泊することにしたのだが、そのために別の部屋に移動しなくてはならない。そこで、いちおう荷物をまとめる。10時にホテルのリムジンバスで近鉄奈良駅へ。

今日の計画は「東大寺」-「二月堂」-「春日大社」-「興福寺」を廻るというもの。

振り返ってみると東大寺の大仏を最後に見たのは52年も前のことになる。本やテレビの映像のせいでそんなに時間が経っていたとは思えなかった。東大寺の大仏殿はその大きさにあらためて圧倒される。

IMG 2605

今日は風の強い日でかなり体感温度が低かった。二月堂にさしかかった頃には雨も降ってきた。

IMG 2619

途中の茶屋でひと休みする羽目になった。しかしここで休めたのは結果的に良かったと思う。無理をしないのが一番。

ブリギッテは今日も写真を撮りながら歩いて楽しそうだった。最後は 16141歩・12km 歩いたことになる。

「春日大社」を観終わった頃にはようやくブリギッテの顔にも疲れが見えてきた。しかし、わたしはどうしても「阿修羅像」が見たかったので「興福寺」行きを強行する。ちなみに今日もバスなどは使わず全て徒歩で廻っている。

IMG 3009

初めてまみえる阿修羅像は想像以上のインパクトを与えてくれた。少年の顔をしているからだろうが、何か遠い遠い記憶を呼び覚まされるような、安らかで、そして悲しいような幸せ感に浸れる。これを見れただけで今回の奈良は満足。

幸い、興福寺から近鉄奈良駅は歩いても数分の距離なのでそこまで歩き、そこでピックアップしてくれるリムジンバスでホテルへ戻る。

ホテルに着いてすぐに新しい部屋に入り、温泉へ。お湯に10分ほど浸かっていただけで今日一日の疲れがすうっと消えていく。

夕食は3日連続で近くの焼き鳥屋へ。相変わらずのおいしさ。顔なじみになったせいか頼んだ日本酒の量も多めに注いでくれた。(笑)

ブリギッテもホテルの部屋でもう少し飲みたいというので LAWSON でワンカップ大関を買い求める。ホテルの部屋に戻って酒盛り。(笑)

旅の七日目・奈良

2019年12月26日(木)・小雨/最高気温12度

6時40分起床。

6時に起きて朝風呂を、と思っていたのだが少しだけ寝過ごした。それでもゆっくりと温泉を楽しんで朝食会場へと向かう。

このホテルを選んだのはミュンヘンに住む日本人の友人が薦めてくれたから。彼の言う通り、温泉と朝食のバイキングが充実していた。どちらも満足!

今日は特に予定した行程はなかったのだが、ホテルのフロントで見つけた「平城宮跡・周辺散策ルート」という情報チラシのプランに乗ってみることにする。このホテルからは歩いてすぐの距離に平城宮跡が拡がっている。わたしはまだ行ったことがなかった。

ときおり降ってくる小雨が少々鬱陶しかったけれど、ゆったりと平城宮の跡を巡ることが出来た。

「東院庭園」

IMG 2475

を振り出しに

「法華寺」

IMG 2488

まで足を延ばし

そのあと「朱雀門」

IMG 2508

そして「大極殿」

IMG 2520

ここまで廻るとさすがに少し疲れた。この時点で歩数は一万歩を超えている。

そのあと唐招提寺に行きたかったので「大極殿」の裏を走っているバスに乗り「大和西大寺駅へ」。お昼時を過ぎていたのと歩き疲れて座りたかったので、着いてから駅前の小さなカフェで簡単な昼食をとる。

そこから近鉄線・「尼ヶ辻駅」(一駅) まで乗り、唐招提寺まで10分ほどの道を歩いた。住宅街を縫うようにして歩く途中の道もなかなか興味深くてブリギッテは盛んに写真を撮っていた。

唐招提寺 はわたしは多分2度目だと思うけれど、もう記憶には余り残っていない。

IMG 2538

仏像も、建造物も、庭の造りもとても素晴らしいものだった。なにかの本で読んだ先入観ではないだろうけれど、おおらかでやさしい空気感に包まれた見事な寺院だ。訪れて良かった!

観終わった頃にはもう夕方の4時を過ぎていて薄暗くなり始めている。余裕があれば「薬師寺」も観たいと思っていたがそれは止めた。ブリギッテの表情を見ても、疲れの限界に来ている様子。

そこで近鉄線の奈良まで電車に乗り、そこからシャトルバスでホテルに戻ってきた。

荷物を置いてすぐに大浴場へ。これがあると思うと少々の強行軍も乗り切れる。(^_^)

夜は「お好み焼き」の店で食べた。余り期待はしていなかったけれどやっぱり物足りず、昨夜食べた焼き鳥屋さんに入り軽く食べて日本酒で締めた。

就寝前にもう一度温泉に浸かる。17972歩/12.8km を歩いた疲れも取れた。至福。

旅の六日目・長崎 ⇒ 奈良

2019年12月25日(水)・あめ〜曇り/最高気温15度

7時起床。

最後の最後まで「長崎市歴史博物館」へ行こうかどうか迷ったあげくに諦めた。列車の時間が11時20分発だったので行くならば朝食のあとかなり急がないといけない。

しかし朝食ルームで出会ったドイツ人とブリギッテが話し込み始めて、これは駄目だと諦めた。部屋に戻ってゆっくりと荷造りをしていたら外はけっこう激しい雨になる。無理をして博物館に行かなくて良かった。

11時20分の列車に間に合うよう、充分に時間を取って出掛けたつもりが路面電車の乗り間違えでギリギリ発車5分前の到着。

見送りに来てくれていたクラスメートがお土産と車中で食べるようにとサンドイッチ、ぼた餅を持ってきてくれた。本当に親切!

復路は「新鳥栖」,「新大阪」、「京都」、で乗り換え、奈良には17時52分の到着。「奈良ロイヤルホテル」到着は18時40分。もうすっかり暗くなっていた。

チェックインしたあとひとまず荷物を部屋に置いて夕食に出掛ける。Google マップでこのホテルの近所を調べ,良さげな「焼き鳥屋」で食べることにする。これが当たりで、とてもおいしく、気さくなお店だった。

お腹一杯になってホテルに戻り,ホテルの地下にあるスパ・大浴場へ。今回の旅の目的のひとつは温泉に浸かることだった。

ゆっくりと一時間ほど楽しんで部屋に戻る。今夜はきっとよく眠れるに違いない。

旅の五日目・長崎

2019年12月24日(火)・晴れ/最高気温14度

7時起床。

朝食の時間が7時から9時半までと言われていたのがなんだか妙な強迫観念になっていた。京都の宿は朝食無しだったのでその点、気楽だった。

朝食のバイキングは標準以上のもので、もう少し若かった頃ならいろいろな料理をもっと楽しめたのに。とにかく胃袋が小さくなった。悲しい! 納豆があったのが嬉しかった。カレーもあったのはイチロー選手の影響か。

昨日、ブリギッテはもう一度「出島」に行くと言っていたのだが、わたしが「シーボルト記念館」「シーボルト邸・鳴滝塾跡」を観に行くというと「出島」はそのあとに行くと言って一緒についてきた。

路面電車でコトコトと走って目的地に向かう。
「シーボルト邸・鳴滝塾跡」は跡形もなく、その跡地だけ。その横に「シーボルト記念館」はあった。

IMG 2410

こじんまりとした記念館で訪問者はわたしたち二人だけ。それだけにゆっくりと見て回ることが出来た。シーボルトが日本から持ち帰った品々が豊富にあるというオランダのライデンにも行きたくなってきた。

記念館を出てから小綺麗な洋菓子屋さんで小さなケーキを二つ購入。ケーキもメリークリスマス仕様。(^_^) 店を出た瞬間に東京に住む友人からメールが入った。彼は1年ほど長崎に出張で滞在していたことがあったらしく、おいしい回転寿司店を教えてくれた。ちょうど路面電車の道筋だったので急遽昼食は「回転寿司」に決まる。そこは「若竹丸 浜町店」という。

入ってみて想像していた回転寿司と違うのにまず戸惑う。寿司が廻っていない! 新幹線の模型のような、電動で動く列車がタブレットで注文した寿司を運んでくる。

席に着くまで待ち時間が10分ほどあったので観察していたのだが、かなりのお年寄りもしっかりとタブレットを操作して寿司を楽しんでいた

そしてやはりタネが新鮮!特に貝類のシコシコ感が溜まらなかった。軽く食べようと思っていたのも忘れてかなり満腹になるまで楽しんでしまった。そしてお会計が 2717円 という安さ。(2人分)

ブリギッテはこのあと一人でもう一度「出島」に行くという考えを捨ててホテルでの昼寝を選択。(笑)  結局5時頃までグッスリと眠ってしまった。

眼が覚めてから買ってきたケーキでお茶。 Regensburg のユリアからビデオチャットが入ってしばらく話をする。24日の今夜、ドイツは「聖夜」(Heiligeabend) ということだが、こちらは全く関係のない空気感。

夜は「大浦天主堂」に行ってみる。これもブリギッテの希望で、日本のミサの様子を体験してみたいと言う。

IMG 2444

20時から始まるミサに19時から並んだ。小さな教会なので満席で入れなくなるのを危惧したのだが、われわれは二列目の席に座ることが出来た。ミサ自体はわたしにとっては退屈なものだった。ミサを取り仕切った神父も抑揚のない調子でやる気があるのか無いのか。壇上に立つ神父たるもの、もう少し発声と演技を学ぶべし、と、これはドイツの神父たちにも言えることだが。

新鮮だったのは女性の参列者が白いレースの布を頭にかぶっていたこと。ポルトガルとかスペインのカトリックの教会のミサでそんな光景を見た記憶がある。

今日は暖かいとはいえ,暖房設備のないこの教会ではミサも終わりに近づく頃にはシンシンと冷えてきた。ミサが終わり外に出て、たまらずホテル近くのコンビニで日本酒・ワンカップ大関を購入。部屋に戻ってお燗をして飲んだ。生き返った!

珍しくブリギッテも一緒に日本酒を飲んだので、足りなくなり、わたしがまたコンビニに買いに走る羽目に。

明日は11時20分発の列車で長崎を後にする。

旅の四日目・京都 ⇒ 長崎

2019年12月23日(月)・晴れ/最高気温16度

5時30分起床。

今朝は7時20分発のひかり号で京都を出発するので早起き。雨もあがっていて気分が良い。市バスで京都駅に向かったのだが、バスの中はすでに満員状態。

パンの「ドンク」で数個のパンを買って乗車。「ひかり号」の中でそれを食べながらペットボトルのお茶を飲む。博多には10時11分着。そこから10時55分発「かもめ17号」に乗り換えて12時49分に長崎着。博多駅ではおいしそうなお弁当を買って車内に乗り込み、それを楽しんだ。

長崎に着く前の30分ほどをグッスリと眠って体調は良し。タクシーで「ホテルモントレ長崎」へ向かう。ここの内装は長崎の異国情緒を織り込んだこじんまりとしたホテルだけれどちょっとだけキッチュ(kitsch)。若い女性なら大いに喜ぶのかもしれない。

ひと休みしてから徒歩で「出島」へと向かう。前回わたしが訪れたのは2012年12月4日だからもう7年も前のことになる。その間にここの修復工事も進んでいたようで新しく観るものもあった。反対に痛み始めている箇所もあったりして、こういう歴史的建造物は常に修復していないと駄目なのだろう。

ブリギッテは調べたいと思っていた用件で想像以上の成果があったので大喜び。ちょっと舞い上がっていた。(笑) 下の写真は学芸員から彼女のご先祖様ゆかりの建物を説明して貰っているところ。

IMG 2382

18時から藝大時代の同級生がホテルまで迎えに来てくれて、まずは港を見下ろす高台までタクシーで連れて行ってくれる。すっかり暗くなった長崎港を囲む長崎の街の光が本当に美しかった。

わたしの iPhone 7 Plus ではとてもこの夜景の彩りを写せないので、ホテルのホームページから借用する。まさにわたしが立っていた同じ位置から写したもののようだ。

スクリーンショット 2019 12 25 9 17 56

そこを下って彼女のおすすめの居酒屋風レストラン「出島亜紗」へ。数種類のお料理を頼んで日本酒を楽しむ。おいしいお酒だった。

WhatsApp Image 2019 12 23 at 22 21 02

出て来る料理は味といい彩りといい器といい全て申し分のないクォリティーだったが、わけてもお魚の新鮮なこと! 刺身の盛り合わせは特に絶品だった。

21時半頃にお開きとし、ホテルに戻る。

旅の三日目・京都は雨

2019年12月22日(日)・曇りのち雨/最高気温10度

9時45分起床。

夜中に何度か目が覚めたが時差ボケなんだか、年齢のせいなのかははっきりしない。とにかく眠れなくて苦しいという事はない。

今日は朝から雨になるという天気予報だったが、午前中は曇っていただけ。明日からの列車の切符を買うのに京都駅の「みどりの窓口」に行ったが,駅ビルの中に入った時にブリギッテが JR Pass をホテルに忘れてきたことに気がついた。

仕方がないので駅ビルの中のうどん屋さんに入り早めの昼食をとる。わたしは「彩りうどん定食」を,ブリギッテは同じうどんを定食ではなく茄子の天ぷらをトッピングに選んだ。やはり京都の味は薄めである。

そこから「二条城」へ。わたしはもう何度も来ているのだが、ブリギッテは観たかどうか憶えていないという。しかし、二の丸御殿に入ったところで14年ぐらい前に来た時観ているということに気がついたらしい。しかしそれぐらい期間が開いていればまた面白いだろう。ただ、床が冷えていて靴下を履いただけの足にはかなり寒さが応えた。見学のあとお茶とお汁粉をいただいてホッと人心地つく。

外へ出た14時頃からポツポツと雨が落ちてきた。かなり疲れていたのでいったんホテルに戻りベッドに横になる。40分ほど休んでいたらずいぶん身体が楽になってきた。

そこで再び京都駅に向かい、これからの旅の切符と指定席券を購入。そのあと京都タワーの後ろにあるヨドバシカメラで iiJmio のトラベラーズ・SIM を購入してホテルに戻る。

これで明日からは出先からもデータ通信出来ることになる。やはりインターネットに繋がっていないと旅先ではかなり辛い。

明日は7時20分の新幹線で南に向かう。今夜は早寝しなくては。

旅の二日目・京都

2019年12月21日(土)・曇りときどき晴れ/最高気温11度

10時起床。

午前2時頃に一度目が覚め,そのあとしばらくしてまた寝付いたら目が覚めたのは9時50分だった。よく眠れて嬉しいけれど、これで時差ボケが治ったと思うのは気が早い。数年前にも同じようなことがあったことを思いだした。

朝食はホテル近くの牛丼屋「スキ屋」でとる。わたしは「焼き魚(鮭)定食」・390円、ブリギッテは「納豆定食」・330円をおいしく食べた。

焼き魚定食

食後にコーヒーを飲みたくなったのでそこから近いところにある「コメダ珈琲」でブレンドコーヒーを飲みホテルに戻る。急いで身支度を調えてから友人と約束した「ギアの公演」へとタクシーで移動。

この公演は内容も、小劇場内部の佇まいも,舞台機構、そして観客の反応も素晴らしいものだった。まさにプロの仕事。なんと言っても男性4人、女性1人の演技者たちが秀逸。それぞれの個性豊かな得意技の連発に感嘆!

IMG 2308

90分ほどの公演を満喫して、次に訪れたのは法然上人ゆかりの「知恩院」。友人のご両親が眠っているお寺で、彼女のお墓参りに付き合った。

IMG 2315

ここも一般の観光客では入れないところまで一緒に入れて貰い神妙に坊さんのお経を聞いて焼香してきた。宗教というものに距離を置いているわたしとしては微妙に違和感がある。

そのあと「八坂神社」の脇を通り過ぎて祇園へと徒歩で向かう。「花見小路」と呼ばれる通りを往復してから高島屋デパートまでそぞろ歩き、3階の喫茶店で日本茶(煎茶)を飲む。

会話が興に乗りあっという間に今夜の夕食を予約しておいた中華料理店「東華菜館・京都・本店」へ。

IMG 2325

そこで友人の家族と落ち合い総員5名で円形テーブルを囲む。伝統的な中華料理店らしい。味の方はミュンヘンの中華料理店とは比較にならないまでも、突き抜けておいしいというほどでも無かった。期待が大きすぎたかもしれない。

闘病中の友人の体調もあるので21時過ぎにお開きとしホテルに戻る。

旅の一日目:名古屋空港 ⇒ 京都

2019年12月19日(金)・晴れ/最高気温14度

もうすっかりと雪をかぶった日本アルプスを眼下に眺めながらほぼ定時に名古屋空港に到着。

ブリギッテも普段と変わらない様子でわたしは安心する。彼女は自分でもショックだったらしく「これが UNI に通い出したストレスから来るものだったとしたら、 UNI での勉強を続けるのは諦めようかしら」と気の弱いことを言う。

名古屋空港から名鉄の電車で名古屋駅へ。そこでこれから使用する JR Pass の手続きを済ませる。そのあと大きな旅行鞄の一つを宅急便で東京に送ってしまう。こんなことをしているとかなり汗をかいた。今日の名古屋は暖かい。

名古屋駅で新幹線に乗る前にブリギッテ念願の弁当を購入し、車窓から景色を眺めながら食べるということが出来た。意外と名古屋ー京都間は短いのであっという間に時間が過ぎていった。

今回の旅で京都にとった宿は エムズイン大宮 KARIGANE というもの。Booking.com のサイトから予約したのだが、2ベッド室でなんと3泊/140 €である。もちろん設備などは最小限で朝食も付かない。しかし、清潔なのでわたしたちにとって安いというのはありがたい。

午後4時からのチェックインということだったが。われわれが到着した2時過ぎにはもう部屋の準備が出来ていた。

ひと休みしてから夕方までの時間を少し歩こうということになった。ホテルからはちょっと遠いけれどわたしもまだ行ったことがない「錦市場」まで歩くことにする。

聞いてはいたが「錦市場」はとても楽しいところだった。ブリギッテもその雰囲気と店の数々にハマって、疲れも見せずに見て回る。18時頃になると人出も多くなり、閉店する店もチラホラと出てきたので、また徒歩で帰ることにする。

ところが帰り道は迷ってしまってホテル帰着時間が大いに遅れてしまった。

それからバスタブにお湯を張って入浴。ブリギッテは20時半頃にはもう眠ってしまった。わたしも今日は21時半頃の就寝。疲れてはいるがやはり時差ボケは出るだろうなと覚悟している。

旅の始まり:ミュンヘン ⇒ 京都

2019年12月19日(木)・晴れ/最高気温13度

7時起床。

12時ミュンヘン発の飛行機に乗れば良いので朝はいつもの時間に起きる。それでも旅行鞄の詰め具合が気になり、もう一度やり直す。

9時に家を出て予定通り10時頃にミュンヘン空港着。余裕だろうと思ったが意外に残り時間はなかった。この時期はクリスマスを控えて旅行客が多い。

今回の航空会社は Finnair でずいぶん前に予約しておいたからかなり安く手に入った。

その分を普通のエコノミークラスに 95€ 足してエコノミー・コムフォートという座席にした。要するに前の座席との間隔が比較的ゆったりしている。比較してみると東海道新幹線の座席よりちょっと前後の間隔が狭い程度。しかし、これだけの差でも9時間ぐらい座っていなければならないのだからずいぶん違う。

そしてシベリアの上空を飛んでいる頃に,ブリギッテが急に気持ちが悪いと言って真っ青な顔になりスチュワーデスを呼ぶことになる。

すぐにビジネスクラスの座席に運ばれて横にならせて貰う。機内アナウンスをしたら、たまたま搭乗していた日本人女性の医者が名乗り出てくれて脈をとったり様子をみてくれた

そうするうちに弱々しかった脈動も戻ってきて顔色も心なしか良くなってきたので一安心。それからの彼女は数時間を眠り続ける。

わたしはやはり気が動転していたので自分の席に戻ってからも30分おきにApple Watchタイマーを掛けて彼女の様子を見にいく。そんなことを3度も続けていたから機内での睡眠はほとんど出来なかった。それでも安心してからは一時間ほどは眠ったかもしれない。

飛行機が名古屋に着く一時間ほど前に,ブリギッテがビジネスクラスの席から戻ってきた。何事もなかったかのように朝食もしっかり食べて、無事に名古屋空港着。朝の9時15分だった。

新しい旅行鞄を格安で購入

2019年12月12日(木)・小雨/最高気温4度

8時起床。

昨夜はブリギッテに4枚の CD のリッピングを頼まれて、それに取りかかっていたら午前0時過ぎの就寝になってしまった。4枚とも音楽ではなく本を朗読したもの。 UNI で読まなくてはならない本らしいがオーディオで聴けばずいぶん楽だという。

その前に Mac OS の 10.15.2 へのバージョンアップ、iOS、iPad OS の 13.3 へのバージョンアップをやったりしたので時間が押してしまった。最近アップルは OS のバージョンアップをしょっちゅうしているが、それだけバグが多かったということなのだろうか。

ようやくブリギッテの iPhone7に4枚の CD をインストールし終わってベッドに入ったのだが、目が冴えてなかなか寝付けなかった。

朝は久しぶりにゆっくりの目ざめ。朝食もゆったりと。ブリギッテを UNI に送り出してからはわたしひとりの自由な時間。窓から見る外の様子は小雨の降る寒そうな日なので家の中にいられるのが嬉しい。

昼食は薄口醤油と茅の舎のだしを使った讃岐うどんを作って食べる。ワカメとネギを刻んだだけのアッサリとした温かいうどんで胃にも優しそう。

お昼頃ブリギッテから電話があり、 ALDI で旅行用の鞄を今日から売っているという情報が。今回の航空会社 Finnair は23Kg までの鞄を2個預けることが出来るのでどうしようかと考えていたところだった。値段も 69,99 €と格安なので買ってきた。これで40年前に買ったサムソナイトの鞄を処分することが出来る。(^_^)

IMG 2172

夕方18時半からブリギッテの親戚が二人訪れる。3人で来年の一族会の準備を相談するというので、わたしはそれから逃れて外食することにした。久しぶりに Sichuan Küche にて四川風中華をおいしく食べる。

帰宅は21時過ぎ。お客たちはそれから22時20分頃までいたので一時間ほどおしゃべりにお付き合い。疲れた!