風雨の中、友人夫妻と会食

2023年6月2日(金)・雨/最高気温24度

6時半起床。

時差ぼけから解放されたと昨夜は思ったのだが、今日はまた夜中に何度か目覚めた。昨夜はかなり食べたからそのせいもあったのかしれない。外は朝から雨降り。

こんな日にはどこへも出かけられないので「買い物の日」とすることにした。まだドイツへのお土産も買っていないし、自分用の衣類も買っていないからちょうどよかった。

12時過ぎまで新しい MacBook Air をいじって早く感覚的に慣れようとする。12時半に軽い昼食。「かき揚げそば」。

昼食を終わってから駅の構内にあるユニクロへ。ここでシャツ2枚とジーンズ一本、それに夏用の軽い上着を一着購入する。

17時15分にホテルを出たのだがこの時間帯が今日の雨と風のピークだった。電車が遅れてご夫婦も30分ほどの遅れ。

食べたのは「だるまや」というイワシ料理が専門のお店。庶民的だが美味しい料理の数々がお皿に乗って続いた。

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だるまや – 大井町/海鮮 | 食べログ

そこを切り上げてからMさんが締めにご飯物を食べたいというので寿司屋に入る。ここでもひとしきり談笑し、22時半ごろのお開き。

美術館と博物館を見てまわる

2023年6月1日(木)・晴れ/最高気温26度

7時半起床。

今回、日本に帰国してから初めて朝の7時以降に起床。今日まではやはり時差ボケがあったのだろうか。

9時過ぎにホテルを出て「山種美術館」へと向かう。恵比寿までは「りんかい線」を利用する。わたしの JR-Pass は昨日で使い切っていた。今回の旅も JR-Pass は十分に元が取れた。来年からは海外に住む日本人はそれを買えないので今回が最後のチャンスだった。

恵比寿駅の西口に出るとちょうどバスが来たところだったのでそれに乗り「広尾高校前」で下車。10時の開館ぴったりに到着した。

今回は【特別展】 小林古径 生誕140年記念 と銘打って「小林古径と速水御舟」の作品を並べて見せてくれた。この二人の日本画家はほぼ同時代に生きた人たちで親交もありお互いに尊敬しあっていたという。見ごたえのある展覧会だった。

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開催中の展覧会 – 山種美術館

見終わってから美術館内の素敵なカフェで抹茶とお菓子をいただく。なんだか最近のわたしは抹茶づいている。

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恵比寿駅までは下のダラダラ坂なので徒歩でのんびりと戻る。駅の近くまで来ると急にお腹が空いてちょうど見つけた「天や」で天丼を食べる。美味しかった。

そこから今度は上野の「東京国立博物館」へと向かう。

東京国立博物館 – トーハク

山手線の車内では疲れと満腹で少し居眠りしてしまった。

平日にも関わらず上野公園はかなりの人出だった。「東京国立博物館」では刀剣と茶器に重点を置いて見て回る。ここは17時の閉館までゆったりと見て回った。

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ホテルに戻ってからビールで喉を潤してから夕食に出かける。それほど空腹ではなかったけれど、数年ぶりに入ったラーメン屋で「ラーメン」+「ニラレバ炒め」+「餃子」を食べてしまった。それぞれの料理はかなり盛りが良い。自分でも食べられるかなと不安になったが完食。これで2000円ちょうどだった。現在のユーロに換算すると €13,382 である。ミュンヘンだとラーメンだけでこの値段だろう。

明日は東京も一日中雨の天気らしいので大人しくしていよう。

姉、そして友人に会う

2023年5月31日(水)・曇り/最高気温21度

6時半起床。

今日はすぐ上の姉と13時半に、そのあと長年の友人 O さんと17時に会う約束をしていた。今日は部屋を掃除してもらうので1時間ほどホテルの外のカフェで新聞を読んで過ごす。

12時過ぎにまず大船へと向かう。姉と打ち合わせた場所を彼女の方が間違えて少し手間取ったが無事に元気な彼女の姿を発見。彼女は背筋もピンと伸びて若々しかった。80歳になったというがそんな年齢には見えない。

駅の近くのレストランで昼ビールを飲みながら昼食を取る。色々な話をした。時間があっという間に過ぎて16時には次の約束地に向かった。

約束より少し遅れて大崎駅に着き O さんと4年ぶりの再会。彼も変わらず、むしろ4年前よりもいくらか元気な印象を受けた。ここでもケーキとコーヒーで、積もる話を楽しく話し19時ごろに再会を約束して別れる。

姉との昼食でたくさん食べたせいか、夜は全くお腹が空いていないので夕食をパス。少し溜まっていた衣類を選択して早めに就寝する。

親友に再会

2023年5月30日(火)・曇り時々晴れ/最高気温23度

6時半起床。

昨日のクラス会に来ると思っていた親友の I 君は欠席だった。今回のクラス会に出席できない人たちは近況報告をしていてくれていて、それによると彼は体調に不安があることを書いていた。

それがどの程度なのかを確かめるまでは安心できなかったので急遽 LINE で連絡し、わたしが彼の住む街まで出かけることにした。特急電車で2時間足らずのところなのでそれほどの距離でもなし、わたしの JR Pass はまだ明後日まで使えるので金銭面でも問題はない。

数年ぶりで会った友はそれなりに老けて見えた。向こうから見ればわたしもそうなのだろう。会話をしていてかなり聞き取れないほど静かに話すので苦労したが、肺機能が低下しているのが原因らしい。もしかするとわたしの聴覚がかなり低下しているのかも。

一緒に昼食を共にしてその後駅近くのカフェでコーヒーを飲んで別れた。「傘寿」までには再会したいねと言いながら。

ホテルには18時ごろに到着。久しぶりに夕方のラッシュアワーの混雑ぶりを味わう。ホテルの自室に戻った時に見た夕日が美しかった。

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夕食は初め「ラーメン+ニラレバ炒め」を考えていたのだが「永楽」という店に入ってみると残念ながら「ニラレバ炒め」はメニューになかった。そこで「野菜炒め+ライス」に変更する。満腹というほどではないが満足して帰って来る。シャワーを浴びてスッキリ。

高専時代のクラス会

2023年5月29日(月)・雨/最高気温22度

6時半起床。

今日も睡眠時間は少なかったけれどそれほど体調に影響はない。これもよく食べているからかもしれない。とにかく何を食べても美味しい。

10時ごろにホテルを出て今日の高専時代のクラス会会場へと向かう。ちょっと早く着きそうだったので有楽町駅そばの「ビックカメラ」に立ち寄りざっと店内を回る。いつかは今回購入したMacBook Airにつけるハブを買わないといけないだろう。

そこを出て徒歩で日比谷公園の脇を歩いていると後ろから来たK君に声を掛けられた。彼とは幼稚園時代からの仲。

今回の会場はクラス仲間で弁理士に転じて成功したS君のお世話で使うことができた素敵な場所。数年前にもここを使わせてもらった。

会員制レストラン【シーボニアメンズクラブ】 (seabornia.co.jp)
である。

出席者は14名。それぞれみんな歳をとったけれど、5分も話していると時は50数年前にタイムスリップしてしまう。美味しい料理と行き届いたサービスの中、それぞれに近況を報告しあっているとあっという間に3時間が過ぎてしまった。

そのあとまだ話し足りない旧友たち数人で日比谷公園内のカフェで語り合う。名残惜しかったけれどようやくお開きとなりホテルに戻ったのは18時近く。実に楽しい数時間だった。

再び東京へ戻る

2023年5月28日(日)・晴れ/最高気温26度

6時半起床。

5時過ぎに一度目が覚めてしまいそのまま二度寝はできなかった。今日は東京へ戻る日。明日は高専時代のクラス会が計画されているので今日のうちに東京に戻りたかった。

今日もそれほど暑さは感じらない、風の爽やかな過ごしやすい一日だった。12時過ぎの列車で東京へ戻る。列車はかなり混んでいたが途中の小田原で多くの人が降りて行った。何かイベントがあるのだろうか。

新幹線の旅の楽しみはゆったりとした席で窓の外を眺めながら食べる弁当。

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東京駅に到着してから先週注文したメガネを JINS まで受け取りに行く。しかし右目のレンズがちょっと合わないのでもう一度作り直してもらうことにした。出来上がりはどうやらドイツへ出発する日までは間に合いそう。

ホテルにチェックインしたのは19時過ぎ。それから夕食に出かける。今日は「赤魚の干物定食」。

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しかし、まだ満腹感を感じなかったのでその近くの「吉野家」で牛丼(並)を食べる。どちらもとても美味しい!

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日本に帰ってきてからの食事が美味しくて、ちょっと食べ過ぎの気もするが旅先で病気になるよりはマシだ。

「日本三景」をコンプリート

2023年5月27日(土)・晴れ/最高気温27度

6時半起床。

今日も昨日に続いて初めて訪れる名所。「天の橋立」である。ここは何年も前から行ってみたいと思っていた。しかし意外に行きにくい。今回は絶対に行こうと決めていた。

雨が降らなかったから幸運なのだが今日は蒸し暑かった。可愛らしい丹後鉄道の列車で出発。木を多く使った車内が柔らかい印象を与える。

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思ったよりも早く目的地に到着。観光客もそれほど多くない。

駅前の観光案内に聞いてみるとまずは高水の展望台に戻るのが良いらしい。スキーと同じような一人用のリフトに乗って頂上まで。そこからの眺めは想像した通り絶景だった。

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これで日本三景の「松島」、「厳島神社」、「天の橋立」の全てをコンプリートしたことになる。最初に「松島」を見てから43年かかった。

上からの景観を楽しんだあと下まで降り、そこから波打ち際まで歩く。ここでも観光客は少なくてゆったりとした気分になれた。昼食は近くの食堂で「アサリそば」。

そのあとで隣町の「与謝野」へと向かう。ここでは「丹後ちりめん」で有名な「丹後ちりめん街道」を見るのが目的。想像以上に閑散とした街道で内心「これは!」と思う。街道とは言いながら人っこ一人見ない。いかにも昔日の栄光を見た気分。

そこから再び「天の橋立駅」に戻り、18時8分の列車に乗りそこを後にした。

グンゼ記念館と城崎温泉

2023年5月26日(金)・曇り/最高気温23度

6時半起床。

6時少し前に目が覚めてから眠れなかったので起きてしまった。ここはビジネスホテルなので味気ない空気感が漂う。駅からほど近いのが利点で、今朝もコンビニでおにぎり二個とコーヒーを購入してきて部屋で食べた。

今日は下着メーカー・「グンゼ」の施設を見学に行く。わたしもドイツに来て最初の頃はグンゼの下着にはお世話になった。いつの頃からか「グンゼ」はわたしの身の回りから消えていた。

グンゼ記念館は瀟洒な佇まいで凛として立っていた。いかにも明治時代に作られた建物という感じ。

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そこをしっかりと見て回ったあと道路を挟んだところにあるバラが満開の「グンゼ博物苑」を見て回りここでも抹茶をいただいてそこを後にする。

そこから次は一路「城崎温泉」へ。お馴染みの作家、志賀直哉の小説「城崎にて」で知られるところである。着いてみると意外にこじんまりとした温泉街だった。

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わたしはそこで日帰り温泉に入る。大満足。

そこから宿泊している場所に戻り絶品の「鴨すき」で夕食をとる。

Japan Rail Pass を使い始める

2023年5月25日(木)・曇り/最高気温24度

6時半起床。

今日から Japan Rail Pass を使い始める。やはり日本に来たからには京都へは行ってみたい。そう思って9時40分の「ひかり」に飛び乗った。やはり新幹線の座席は広々としていて快適。これに比べると飛行機のエコノミークラスの座席は拷問を受けているといってもいいほどに息苦しい。

お昼前に京都に着きコインロッカーに荷物を入れて行動開始。京都駅のコインロッカーが SUICA 対応のものが多くて最初は戸惑ったけれど慣れればこれは使いやすい。

地下鉄の「烏丸御池」で下車して地上に出たところで昼食を取る。「ほっけの焼き魚定食」を食べて大満足。ここはご飯がお代わりできて、そのご飯が機械のボタンを押すとコーヒーのように自動で出てくるのには驚いた。

そこから寺町通りにあるお茶屋「一保堂」に向かい本格的な抹茶を飲む。

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IMG 4378なるほど、これが抹茶っかと納得。

次にこれもお茶屋さんである「丸久小山園」へと足を運びここでも抹茶を試す。

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正直に言うとこの二軒で飲んだ抹茶の味の差はわたしには分からなかった。

天気予報では雨になるはずだったけれど、幸いなことにそれには会わずに済んだ。その運の良さを喜ぶ。

Apple Watch 8 を購入

2023年5月24日(水)・快晴/最高気温25度

7時起床。

今朝は5時少し前に目が覚めてしまった。そのまま眠れずに7時に起床する。外は素晴らしいお天気で窓から飛び込んでくる朝日はかなりの熱量を持っている。

今日は数年ぶりに銀座を巡り、そのあと「河童橋道具街」を歩いてみたいと思っていた。

大井町から京浜東北線に乗り、新橋で下車。そこからゆっくりと銀座の大通りを歩き始める。すると右側にアップルストアがあるのに目が止まった。どうやら元の店が改装のためにここに移ってきていたらしい。今回は日本で Apple Watch も買おうと思っていたので迷わずに中に入り Apple Watch 8 を選ぶ。

失敗だったのはそこでこれまで使っていた Apple Watch 4 のデータ移行をお願いしてしまったこと。これが想定外に時間がかかってしまって2時間近くをそこに留まらざるを得なかった。おかげで銀座散策の時間は大いに縮められた。

松屋の裏通りで「天丼とそばのセット」を食べる。美味しかった。

そこからようやく「河童橋道具街」に向かう。今日は快適なお天気で観光客も少なくゆったりと眺めて歩くことが出来た。ブラシ屋の店で猪の毛でできたヘアブラシを購入する。

疲れていたが、ついでに浅草寺まで足を伸ばしお参りしてから帰宅の途につく。

明日からJRパスを使って関西方面に出かける予定でいたので新幹線「ひかり号」の指定席権を品川駅で取得する。

夕食は品川駅構内の立ち食い鮨屋「魚河岸日本一」にて軽く食べる。美味しかった。

明朝は少し早起きして荷物をまとめなくてはならない。

二つの博物館を梯子

2023年5月23日(火)・雨/最高気温19℃

7時起床。

朝から雨。しかしそれほどひどいものではない。
思い立って王子製紙の作ったという「紙の博物館」を観ることにする。京浜東北線で乗り換えなしで行けるのも今日のお天気では有り難い。王子駅から飛鳥山公園内を歩いて到着。

館内はほとんど観客も少なくてじっくりとみることが出来た。紙の歴史というのも実に興味深いものがある。

ちょうど昼食時となったので上野駅の構内にあるアトレで「きなせや」という蕎麦屋に入り「ミニ海老天丼セット」を食べる。美味しかった。新潟の蕎麦屋である。

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そこを出てから今度は以前から気になっていた「昭和館/戦中・戦後のくらし」を見ることにした。

「昭和館」は昭和10年ごろからわたしの生まれる前の昭和20年ごろまでの記録を集めたもの。展示されている写真などを見ると、正直な話、自分は戦後に生まれて幸せであったという実感を持った。

さすがに博物館を二つ梯子した後は疲れていた。ホテルに帰り着いてしばらく休み、夕食はトンカツの「丸八」を訪れる。日本に来たらここでトンカツを食べるというのがわたしの定番となっている。

19時過ぎという早い時間だったせいか客も少なかったがそのうちに常連さんたちが次々に入ってきて記憶にあった通りの「丸八」になった。「上ロースカツ定食」を堪能してホテルに戻る。

今夜はよく眠れるだろう。

休養日とした

2023年5月22日(月)・晴れ/最高気温28度

6時起床。

早く目を覚ましてしまった。まだ時差ぼけが残っているのだろうか?カーテンを開けると外はなんだか暑そう。7時過ぎの気温がもう21度ある。今日は美術館で行ってみたいところがあるけれどこのへんで休養日にしてもいいかも知れない。

そう決めたので衣類を洗濯することにする。量は大したことはないのだが時間のある時にこまめにやっておくのが良いだろう。10時半に洗濯を終了。

ちょうど良い機会なので駅構内のアトレを巡ってみる。4年前に来た時とそれほど変化はないようだ。そのあとヤマダ電機でケーブル(lightningーUSB C)のケーブルを購入した。小腹がすいたので「富士そば」で昼食をとる。カレーライスとそばのコンビメニュー(740円)

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ホテルに戻って少し眠る。

15時半ごろから大相撲の実況中継を見始める。16時40分過ぎにテレビに「緊急地震速報」の画面が現れた。震源地は静岡県沖の神津島近で震度5の地震だったらしい。

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パジャマ姿でテレビを楽しんでいたが、すぐに着替えていつでも動けるようにした。その後、収まっているようだがやはり気持ちが悪いものだ。

夕食はこのホテルの隣にある居酒屋で楽しんだ。明日は100%雨になるらしい。さて、どう過ごそうか。

いわきから東京へ

2023年5月21日(日)・晴れ時々曇り/最高気温27度

6時起床。7時に目覚まし時計をセットしたのだが1時間ほど早く目が覚めてしまった。眠り足りた感じがしたのでそのまま起きてしまう。おかげでゆっくりとした朝の時間を過ごせた。

9時20分発の「ひたち8号」で再び東京へ。電車の中で少し眠れた。定刻通りに到着。一旦「アワーズ・イン・阪急」に出向き重くなった鞄を預ける。

そして向かったのは秋葉原の「ヨドバシカメラ」。今日はここで新しくメガネを作ってもらう予定にしていた。その店名は ZINS。出来上がるのは28日ということだ。

ついでに店の内部をざっと見てまわったので流石に疲れた。ホテルに戻りチェックイン。4時ごろからテレビで「大相撲夏場所」観戦。昨日は観ることが出来なかった。

夕食はまた駅向こうの立ち飲み屋でビールと「煮込み」、「板わさ」、「アジフライ」を楽しむ。そのあとホテル横にある「食品館」で20%引きの寿司パックを購入して自室で食べる。

今日はなんだか疲れたので、早寝する。

友と語り合った一日

2023年5月20日(土)・曇り・最高気温19度

7時起床。

朝食は可もなく不可もなく。行き届いたもので十分に美味しかった。身支度を整えてホテルを出、9時12分の列車で内郷へ。そこから歩いて一族の墓地までの道を辿る。2019年に来ているのだがやはり懐かしい。

墓参りを済ませてから子供の時によく遊んだ「山神(さんじん)さま」の敷地を巡り歩く。夏草が生い茂っていて時折鶯の鳴き声が聞こえてくる。蛇の出現に気をつけて歩き11時36分の列車でホテルに戻った。自室に戻って30分ほど昼寝をする。

13時に小学校時代に旧友である M 君がホテルまで迎えに来てくれた。まずはいわき市内のカフェでコーヒを飲みながら30分ほど再会を楽しむ。

その後彼は自宅に車を走らせ彼の奥様の出迎えを受ける。美味しいお茶をいただいてから今日のメインプログラムである「想い出を訪ねる歩き」。わたしが知らなかった常磐炭鉱の廃山などの様子も教えてもらって驚いたりする。

一旦彼の家に戻り美味しいお茶をいただきながらよもやま話に花が咲く。夕方6時近くようやく空が暗くなりかけた頃に彼の運転で平の街へ。

最初に目指したお魚を食べさせる店は満席で入れなかったが、その隣の「ホルモン焼き」の店に入り美味しく食べた。もちろん会話が主体であるが、わたしは本格的な「ホルモン焼き」というのは経験していなかったからとても美味しく感じた。22時ごろのお開き。

兄宅で歓待を受ける

2023年5月19日(金)・曇りのち雨/最高気温24度

7時起床。

昨夜就寝したのは22時過ぎだったのだが夜中に一度も目を覚すことなく7時までぐっすりと眠れた。結構日本酒を飲んだから絶対に夜中にトイレに起きると思っていたのだが嬉しい誤算だった。

8時から大食堂での朝食。他には6名の女性たちのテーブル客がいるだけ。この時期、泊まり客は少ないのだろう。満足の日本式朝食で、一旦部屋に戻り10時会場の大浴場まで過ごす。わたしは盗難が気になり最初は兄親子に行ってもらう。わたしは11時から40分くらいの入浴で大満足。

ホテルを後にして兄の自宅へ息子の運転で戻る。その頃から空が暗くなって来た。兄の心づくしで兄宅の近くにある鰻屋で「鰻重」の昼食を取る。何年ぶりだろう。それから行った兄宅では兄の長女が迎えてくれた。

兄の奥さんは最近歩行が困難になっていてみていても少々心配になる。彼女も92歳なのだが一度外で転んだのが転機だったらしい。やはり転倒は年寄りには一番怖い。

疲れているだろうからと別室に布団を敷いてくれていたので、そこに横になったらまた1時間ほど眠ってしまった。

起きてからちょうどテレビで行われている「大相撲夏場所」を見る。その後長女は母親譲りの素晴らしい料理の数々を作ってくれてこれも大満足。

今夜のホテル「東横イン」まで長女と次女が車で送ってくれた。

東京からいわきへ

2023年5月18日(木)・晴れ/最高気温32℃

いわきへ向かう列車の品川駅発車が8時24分だったから、目覚ましの時計を6時にかけておいた。しかし時差ぼけのせいか目覚ましの信号が来る直前に目覚めてしまい、一瞬寝過ごしたかとパニックになる。しかしすぐに勘違いに気がついた。

脳内のどこかでわたしは大井町駅出発8時24分と覚えていた節があったのでゆっくりとホテルを出たのだが、品川駅で目的の列車に乗ったのは出発5分前だった。日本についてからこのような戸惑いが数回あって「年齢か?」と自分を疑う場面があった。

列車は時刻表通りに「いわき駅」に到着。改札口で姉が待っていてくれた。彼女とは5年以上も会っていなかったから嬉しかった。駅の近くのレストランで昼食。入り口に貼ってあった美味しそうな写真を見て、何年ぶりから「冷やし中華」を注文。食べ始めてみてわたしは「冷やし中華」って昔からそんなに好きではなかったと気がつく。

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そのあと近くの喫茶店に入り、積もり積もった話は「勿来」行きの普通列車出発時刻 15時7分まで続く。

到着駅では兄と息子が車で迎えてくれた。予約しておいてくれた近くの温泉施設に入り、早速一風呂浴びる。この施設(ホテル・宴会場)は海岸線から50メートルぐらいに立っているのでお風呂から見えるう広々とした海の眺めが素晴らしい。

夕食はお馴染みの温泉旅館風。これが美味しくてわたしは完食してしまい、日本酒もかなりいただいた。22時過ぎに就寝。兄とその息子、わたしの3人が布団を並べて眠ったわけだが、この感覚も久しぶり。

3年ぶりに一時帰国

2023年5月16日(火)・曇り/最高気温15度

6時起床。
ブリ切手はミアを幼稚園まで送り届けて一旦帰宅。そのあとOstbahnhof まで車で送ってくれた。S8 に乗るつもりが S1 に乗ってしまい時間がかかった。

飛行機は遅れもなく時間通りに飛び立つ。離陸した途端に眠くなった。

14:30 昼食。結構お腹も空いていたので美味しく感じた。悪くない。この時に赤ワインを2杯頼んで旅立ちを一人祝う。

ドイツ時間で17時になった時に自分の iPhone を日本時間に切り替える。

最後まで DB に泣かされる

2023年2月12日()、曇り/最高気温9度

7時起床。

Düsseldorf・ホテルでの目覚め。シャワーを浴び身支度を整えて朝食をとらずにチェックアウト。

Düsseldolf 駅に着いてみると予定していた列車が急に取り消しとなっていた。ちょっと焦ったが S-Bahn でも行ける距離なので急遽それに切り替える。Wuppertal に着き、駅前からバスに乗って目的地へ。11時開始のブランチ・パーティーには余裕で間に合った。

今日はブリギッテのおばさんの90歳の誕生日を祝うパーティーだった。約40人ほどの家族とお客が参加。

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お料理も悪くなく、良い雰囲気のままパーティが進み16時頃のお開き。私とBrigitteはおばさんの家まで一緒に行き、そこでお茶を飲みながら歓談。

叔母さんの子供や孫たちが1人、また1人と席を立って去っていく。われわれは、19時14分の列車を取っていたので、最後まで残ることになった。疲れたろうけれど、おばさんにとっては全員が一緒に消えるよりも精神的に良かったと思う。

Wuppertal 駅に着いてみると、19時14分発の列車が19時34分発と20分遅れに変更になっていた。待合室で30分待つことになる。そしてやってきた列車は遅れに遅れてミュンヘンには予定時刻を1時間も過ぎて到着。(0時53分着)。

Hauptbahnhof から U-Bahn に乗り継いで幸いにも最終のトラムに間に合った。帰宅したのは午前1時45分。就寝は2時半。

今回は最初から最後まで Deutsche Bahn (DB) のいい加減さに振り回された旅だった。スマートフォンが無かったらどんな旅になったことかとゾッとする。

土曜日の Düsseldolf を楽しむ

2023年2月11日(土) ・曇り/最高気温9度

8時起床。

慣れないベッドの割にはよく眠れたと思う。しかし枕は相変わらず難しい。ホテル泊まりではいつも枕に悩まされる。自分の枕を持って旅行したいくらいだ。

ホテルの朝食(バイキング)をゆっくりと食べてから街へ出る。
最初はブリギッテの希望で Goldsteinstraße 15 まで歩く。ここはブリギッテの三代前の叔父さんが住んでいたところで玄関の前には石盤が埋め込まれてあった。

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Hotelからは歩いてもちょうど10分位の距離で食後のよい散歩にもなった。目的の建物は整備された公園の脇に立っていた。

そこから街の中心にある買い物通りに戻ってユニクロで買い物。セーターを2枚と暖かい室内履きのズボン(今履いているのと同じもの)を購入する。

疲れてホテルに戻る途中にある日本食料品店で「鶏の唐揚げ」,「たこ焼き」,「刺身」,「おにぎり」一個を買ってホテルの部屋で昼食とする。まるで日本にいるみたいな感覚になる。

2人ともたっぷり1時間ほどの昼寝をし、次はモンドリアンの展覧会に出かけた。

出展数はそれほど多くはなくて疲れなくて済んだ。一通り見て回ってからコーヒーを飲んでひと休み。そのあと予約しておいた説明付きでもう一度壁に掛けられた絵を見て回る。これは作品をより深く知ることができる良い方法だ。IMG 3240

彼の作風も他の画家達の影響を受けて印象派からキュービズムにかけ劇的に変化していく様が展示品の流れの中から見て取れて面白い。もう少し長生きしていたら(71歳で逝去)どんな画風にたどり着いただろうかと思いを馳せた。下はアトリエでの Mondrian。

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すっかり暗くなった外へ出ると美術館わきの建物に美しい照明が当てられていた。

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その後歩いて予約しておいた日本料理店「なごみ」まで歩く。Brigitteの右足が2日前から調子が悪いというので、ちょっと心配。

「なごみ」での食事は大いに楽しめた。魚も新鮮だったし客でいっぱいの少々やかましいと感じる雰囲気も良かった。「揚げ出し豆腐」、「納豆マグロ」を平らげ、刺身に箸をつけるまで写真を撮るのを忘れていた。

刺身盛り合わせ:
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寿司の盛り合わせ:
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締めには「きつねうどん」を頼んだ。

すっかり満足して22時にホテルに戻る。明日の準備をして22時半の就寝。

Düsseldolf へ

2023年1月10日(金) ・晴れ

7時起床。

簡単な朝食をとってから荷物を確かめて、9時15分前に家を出た。

ミュンヘンから Stuttgart tまでの列車コンパートメントで50歳台の女性が1人同室。彼女は脚本も書くと云うことでBrigitte との会話が弾んで、Stuttgart までの2時間の列車時間はあっという間に過ぎた。

しかし最後に Problem! 我々の乗ってきた列車が遅れたために乗り換える列車が既に出発してしまっていた。次にデュッセルドルフ向かう列車は2時間後だという。しかしフランクフルトまで行けばそこから Düsseldolf 行きの列車は30分間隔で有るらしい。そこでそのまま列車を降りずにフランクフルトまで乗り続けた。

フランクフルトで乗り換えた結果は予定よりも30分早くDüsseldorf に15:36に到着した。車掌とちょっとした折衝はあったけれど問題なし。この辺はドイツらしい柔軟さ(いい加減さ)だと思う。

ホテルにチェックインして1時間ほど休養する。それから外へ出てホテルの近くの日本食料品店・「松竹」を訪れる。2人ともとてもお腹が空いていたのでおむすびをひとつずつ買って路上で食べた。

またホテルに戻って30分ほどベッドに横になる。18時30分に約束していた A氏夫妻と会い、ホテルの真向かいにあるレストラン「北海道0番地」で楽しい夕食。「麒麟一番搾り」(樽出し)500mlで喉を潤し、会話も弾んで22時のお開き。

茄子の味噌田楽:IMG 3202

刺身盛り合わせ:
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各種盛り合わせ:
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締めに飲んだ日本酒:

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ドナウ川の畔を散歩

2022年12月27日(火)・晴れ/最高気温6度

8時半起床。

昨夜は食事を終わって22時頃に部屋に戻ってきたのだが強烈に眠くて歯を磨いてパジャマに着替えるなりベッドに入ってしまった。

孫たちを寝かせつけたあとユリア、フローリアン、カローラ、ダニエル、アンナの5人がわれわれの部屋に来て カード ゲームを始めたのだがそれにも全く気がつかずに眠っていた。

夜中2時半頃に一度目が覚めてからはウトウトしながら時に眠り時にポッドキャストを聴いたりしているうちに朝になった。

ホテルでの朝食を済ませたあと Kehlheim にある修道院 Weltenburg まで行ってみることにした。その前に昨夜は暗くなってしまい照明のついた Hundertwasser Turm と Kunsthaus を見ただけだったので、午前中の光の中でもう一度確認する。

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今日は朝から素晴らしいお天気で空気は冷たかったけれど心地よい散歩をすることがで来た。

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昼食を Kehlheim のピザ屋で食べ、そこで散会とする。帰宅は16時頃。今回の運転をずっと続けたブリギッテはだいぶ疲れた様子で帰宅するなり一眠り。

Abensberg でのクリスマス

2022年、12月26日(月) ・小雨/最高気温11度。

8時半起床。

MiaとCarolaは朝食の後Georgの両親宅へクリスマスの挨拶に向かった。私とBrigitteは昨夜のあと片付けをして、13時半ごろに Abensberg へ出発する。目的地はMünchenとRegenstaufのほぼ中間にある小さなホテル。

例年だと我が家に娘や孫たちが集まってクリスマスを祝うのだが、だんだんBrigitteの負担が大きくなっていて、今年はそれを回避しようと言う計画だった。ホテルには各自向かうことになる。

目的のホテルには15時ごろに到着。IMG 2667

16時ごろに着くというユリアの家族を待って孫たちへのクリスマスプレゼントを贈呈が始まる。

一通り終わった後でHundertwasserturmまで全員で散歩に出かける。クリスマスの照明が効果的だった。

Hotelに戻ってから全員でで食卓を囲む。結構大きなレストランだったがほぼ満員。やはりレストランはお客が一杯の方が雰囲気が出る。

おいしく食べ、飲んで21時30分にお開きとなり全員各自の部屋に引き上げ。

子供たちを寝かせた後また我々の部屋に集まっておしゃべりが始まったら、私は起きていられずにそのベッドに入り爆睡。皆のおしゃべりやカード遊びの大声なども全く気にならずに朝まで熟睡。

Oberstdorf ⇒ München

2022年9月25日(日)・曇りのち雨/最高気温13度

8時15分起床。

午前9時から6人揃っての朝食。今日も残念ながらお天気は良くない。

それでも天気予報は午前中はなんとか行動できそうだったので Breitachklamm という岸壁ときれいな水が見られるところへ向かう。
www.breitachklamm.com

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往路の昇り道は良かったのだが、帰路のかなり傾斜の強い道は辛かった。最後は膝もガクガクし、太ももの付け根が痛かった。

帰宅してから豚肉のシュニッツェルとジャガイモサラダの昼食。疲れた身体に温かい食事はおいしかった。

ダルムシュタットから来ていた夫婦は車で4〜5時間かかるのでそのあと出発。われわれはその1時間あとぐらいにミュンヘンに向かって出発する。

2時間ちょっとの走行中には何度かワイパーを最速にしても前が見えにくい強い雨に見舞われた。ブリギッテが運転してくれて18時過ぎに帰宅。

19時からのボランティア電話を終わってようやく人心地つく。今回の週末旅行は全くお天気に恵まれなかったけれど、これもあとになってみれば楽しい思い出として残るのだろう。

Oberstdorf は小雨混じりのお天気

2022年9月24日(土)・小雨ときどき曇り/最高気温11度

8時起床。

8時半から6人で朝食。しばらくしてから車2台で出発。

今日は Kleinwalsertal という景色のよい山へ登る予定になっていたが、霧が深いので行っても無駄ということになる。そこでケーブルカーを使って Söllereckalpe まで行きそこでコーヒーを飲む。そこではミサが行われていた。

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それだけでは物足りなかったので、そこからしばらく車で走ったところで小川に沿って歩く。しばらく歩いて駐車場の車まで戻ってくる頃には小雨が少し強くなり始めていた。

帰宅する頃にはちょっと強い雨になった。家に着いてから途中で買ってきたケーキでお茶になる。おいしかったけれど、すべてにミュンヘンよりも一回り大きそうな感じがした。

私はその後寝室に引き取って少し眠る。

18時少し前に目が覚めたので、それから街の散歩に出かける。これでこの小さな Oberstdorf という街の概要をつかめた。

夕食はグーラッシュ。今日もWeißbier とroséのワインを飲んで気持ちよくなる。23時30分のお開き。

Oberstdorf へ

2022年9月23日(金)・晴れ/最高気温15度

8時起床。

今日は午後から Oberstdorf に向かう。ゆったりとした昼食兼用の朝食を済ませ、オンラインで列車の切符を買う。考えてみたらこの種の作業はいつもブリギッテに任せきりだった。DB にアカウントはあるのだがなにせ2012年に登録した物なので、試してみたらそのアカウントでは通らなかった。そこであらためて登録することになる。この作業に少し時間がかかったけれど、無事にQRコードをiPhoneにダウンロードすることができた。

13時45分頃に家を出て14時20分発の列車に乗る。これはわたしの勘違いでわたしは14時40分発だと思い込んでいた。 Wettersteinplatz の乗り換え時に久しぶりに走る。運良くちょうど U1 の地下鉄が来たので中央駅には14時10分に到着。危ないところだった。

乗ってからもまた一難。ミュンヘンから一時間ほどの Buchloe という駅での乗り換えがあってその時間は4分しか無い。しかし時刻表を見ると乗り換える列車は4番線に到着する。乗り換えの列車は隣の5番線となっているので時間通りに到着すれば問題ないはず。時間通りに着いたのだが到着ホームはかなり離れていた。他の乗客と一緒に階段を駆け下りて数本先のホームに向かって今度は駆け上がる。ようやく間に合った。これであとは Oberstdorf まで黙って乗っていれば到着するはず。しかしまたまた問題が!

乗ってしばらくするとアナウスンスがこの列車は Kempten 駅までしか走らないから乗客は全て下車して新しい列車を向かいのホームで待って下さい、というもの。

ホームでしばらく待つうちに用意された列車が到着。そしてその列車の前の部分は Lindau 行きで、わたしの目的地である Oberstdorf 行きは後ろの車両だから間違えないようにというアナウンス。全く疲れる。下の写真は Oberstdorf に近くなったころに車窓から写したもの。

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ミュンヘンから2時間40分後の16時40分に到着。なんだか5時間ぐらいの列車の旅に思えた。先乗りしていたブリギッテが駅まで迎えに来てくれていた。

義理の妹夫妻の友達夫妻(Thekra und Eberhard)を招いていて,夜は6人での食事となった。Leberkäse とパン、そのあとワインとチーズと簡素なもの。美味しかった。12時のお開き。

40年ぶりに Düsseldolf ・その2

2022年8月3日(土) ・晴れ/最高気温26度

6時半起床。

昨夜セットしておいたApple Watch のタイマーで起床。ちょっと短い睡眠時間だったが寝覚めは悪くない。ゆっくりとシャワーを浴びる。体調も普通どおり 。

8時にこのホテルに宿泊している他のメンバーと朝食を約束していたのでそれまでにゆっくりと荷造りをしておく。

朝食の質はちょっと寂しい。今回はこのホテルの朝食クーポンを使ったので文句は言えないけれどお値段は14€ほどらしい。

10時から12時までは講習会、グリーフケア導入セミナーに参加することになってしまった。このセミナーはドイツ各支部の世話役の人たちを対象に計画されていたもので、わたしは午後までの時間を Immermannstr. (日本の本屋や、食料品店が並ぶ通り)を散策する予定だった。しかし参加者が少ないということで誘われる。せっかくだからと参加したが10人の参加者。最後においしい幕の内弁当を食べて終了。

そこから今回の主目的であるDeJakの年次総会へ。その会場まで移動する。

セミナーに参加した女性たち数人に道案内を任せていたら、車内でのおしゃべりに花が咲いてしまったらしく下りるべき駅を乗り過ごし、慌ててひとつ先の停留所で下車することになってしまったのだ。女性のおしゃべりは怖い。

そこから徒歩で戻ることになってしまった。炎天下、ライン川に架かる橋を革靴でテクテクと歩くことになる。その距離の長さにライン川が大河であるということを実感する。(笑) やっとのことで会場に着いたときにはかなり歩いてくたびれた。

会場となったのは旧市内からライン川を隔てた住宅街にある「惠光院」という浄土真宗のお寺。こんなに本格的な寺院があるのはさすが日本人が多く住む Düsseldolf である。今回はゆっくりと庭を散策する時間は取れなかった。

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総会は17人の出席者で16時まで続いた。帰途は女性たち集団と別行動して素早く市内に戻る。(笑) ホテルへの途中で Immermannstr. の日本食料品店に立ち寄り弁当とお茶を購入。ホテルに戻り預けておいた鞄を受け取る。

乗車まで1時間ほど余裕があったので、ホテルのロビーで白ワインをグラス一杯。炎天下、行動したので冷えた白ワインがおいしかった。

18:18発のICE 729でミュンヘンへ。買ってあった「焼き肉弁当を車内で食べる。列車の中で食べる駅弁は本当においしい。

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23時36分に時刻表通りミュンヘンに到着。家に着いたときには日付が変わっていた。ザッと荷ほどきをしてシャワーを浴びて就寝。今日も歩数は 10426 歩

たった一晩泊まりでギュウギュウの日程だったが、ラーメン・餃子・お寿司・駅弁も食べられて楽しい一泊旅行だった。

40年ぶりに Düsseldolf ・その1

2022年9月2日(金)・晴れ/最高気温26度

6時起床。

今日は8時15分発のICEでデュッセルドルフへ向かう。軽くトーストを3枚食べて朝食とする。ちょっと早いけれど7時に家を出てHbhへ向かう。

途中で新しい仕事場へ向かうAnnaにばったり出会った。駅には7時35分に到着。やはり早く着きすぎたけれど遅れるよりは良い。

この時ドイチェ・バーン(DB) からメールが届く。ICE724-29号車ー座席42番 の予約を取ってあったのだが、それが ICE2824-12号車-座席131番に変更されたという。

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多分この日は Lufthansa でパイロット組合のストライキがあったので、その影響だろうとは思う。しかし発車30分前にこのような変更,それもメールで、は許されるのだろうか。スマホを持たない乗客はどう対処するのだろうか。

わたしは友人と隣り合わせの席を5月末に予約したのに車両も座席もバラバラに変更されてしまった。5時間の列車の旅も2人なら退屈しないだろうと思っていたのになんたること! この時点で怒り心頭である。

しかし列車に乗り込んでから車掌に談判して結果的には問題なし。思ったよりも乗客が少なかったのでそれも可能だったのだろう。しかし、これが DB である。日本の新幹線と較べると「ありえな〜い」という声が上がりそうである。

デュッセルドルフまでの5時間は車窓からのワイン畑の景色を眺めながらおしゃべりをしたりしてゆったりと過ごすことが出来た。

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わたしは時に眠ろうかと思ったけれども眠れなかった。 Düsseldolf には定時に到着。

一旦ホテルに荷物を置いて昼食を食べに行く。食べたのは醤油ラーメンと餃子。「なにわ」というラーメン屋だった。人気があるのか列が出来ていた。わたしが食べたのは特製醤油ラーメン。麵がシコシコとしておいしかった。スープはあっさりとした味。

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3時過ぎにホテルにチェックイン。部屋に入ってしばらくしたら急に眠くなり1時間ちかく眠る。

今夕は翌日開かれる DeJak の総会に集まった人たちとの親睦会が19時から計画されていた。時間的にも余裕がないし体調の面からも出席しようかどうか迷ったけれど結局参加することにする。その前にせっかく Düsseldolf に来たのだからおいしいお寿司を食べたいと思っていた。

Hotelを18時ごろに出て「やばせ」という店で寿司盛り合わせを食べる。ここも20人ほどの行列ができていた。しかしなんとか入れてカウンター席に座り、寿司の盛り合わせを注文する。量は少な目だったが数時間前にラーメンを食べているし、懇親会に出る前だったからちょうど良い分量だった。

Yabase japanisches Sushi Restaurant in Düsseldorf

そのあと懇親会会場へと向かう。この場所が住宅街の中にあってわかりにくいところだった。疲れていたので1時間ほどいて退散しようと思っていたけれども,飲み出したらそうはいかなくて結局9時半ごろのお開きまで飲んでいた。外に設えられた席で12名の初対面の方々と快適な夕方の空気の中 Düsseldolf のアルトビール (Altbier)を楽しめて、やはり参加して良かったと思う。

帰路はすでにバスの運行時間が過ぎていて,最寄りのトラム駅までの道を迷いながらかなり歩いた。革靴だったのとアルコールが入っていたのでちょっと辛かった。千鳥足までは行かなくてもまっすぐ歩けた記憶はない。

今日はかなり動いたので疲れた。今日の歩数は久しぶりに 10376 歩。23時50分の就寝。

フランクフルト⇒ミュンヘン

2022年6月25日(土)・晴れ/最高気温27度

6時起床。

昨夜は少し暑くて寝苦しかった。7時からの朝食にはタップリと時間があったのでそれはそれで良かった。

朝食のあと10時のチェックアウトまではベッドに横になって身体を休ませる。今日は暑くなる天気予報だが、三つの予定を立ててみた。

1.
まず鈴木さんの個展オープニングに出席。
2.
ゲーテハウスを訪れる。
3・
マイン川を遊覧船で観光する。

チェックアウトをしたあとリュックサックをホテルに預けていざ出発。今日も歩こうと思ったけれど昨日の下調べで Tram を使えば10分足らずで到着することを知ったので無理をせずにトラムを使う。もう、以前のようにがむしゃらに歩き回れない自分を知リ始めている。

ボランティア電話を始めて以来直接彼にお会いするのは今回が初めて。小柄の方だが90歳を過ぎたとは思われないシャキッとした方だった。他のお客もいたので長いお話しは出来なかったがミュンヘンから来た甲斐があった。彼の作品のパンフレット2冊(新・旧)をもとめる。

会場には DEJAK の会員の方たち3人が来ていてお互いにビックリした。他に日本人の女性もチラホラと見かける。そこを出てから近くにある Goethe Haus に向かう。ここも数十年前に訪れたはずなのだがすっかり忘れている。

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午後2時を過ぎていたのでその近くで昼食を取る。パスタと Weißbier 。

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そしてマイン川観光の船着き場へ。この時間が一番暑いときだった。今回は帽子を持参していなかったことを悔やむ。船の観光はベルリンのそれと比較してしまうとちょっと寂しい。下の写真は昨日訪れた Städel Museum 。

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リュックサックを預けたホテルまでトラムで戻ろうと停車場にいったら、そこでまた個展でお会いした女性にバッタリ。彼女も中央駅まで行くというのでご一緒する。

帰りの列車は17:53分発。幸い定時に運行して帰宅したのは22時過ぎだった。サラミソーセージをおつまみに Weißbier を飲んでようやくミュンヘンに戻ってきたという実感が湧く。楽しい小旅行だった。

ミュンヘン⇒フランクフルト

2022年6月24日(金)・曇りのち晴れ/最高気温29度

5時45分起床。

何年ぶりだろう、フランクフルトは!

6時に目覚まし時計をセットしておいたのだがそれよりも早く目が覚めてしまった。朝食を食べてから7時過ぎに家を出る。列車はミュンヘン駅を出て走り始めてしばらくすると止まってしまったが10分ほどでまた動き出した。フランクフルトには定時に到着。

今回の一泊旅行は毎日曜日にボランティア電話でお話ししている相手の男性が個展を開くというので,それを契機に初めてお会いしようと思ったのである。彼はわたしよりも長い期間フランス、ドイツで生活している陶芸家である。今年90歳になられたのでその記念の個展らしい。彼とわたしお互いの年齢を考えると今回お会いしておかなくてはという気になった。

12時4分にフランクフルト駅に到着し、駅から5分ほど歩いたところにあるホテル「東横イン・フランクフルト」へ向かう。このホテルは Booking.com を通して取ったものでわたしもその名前を見た時には驚いた。なによりも一泊・59€と安い!

チェックインが16時からと遅いのでいったんホテルに荷物を預けたあと旧市内に徒歩で向かった。フランクフルトは良いお天気で陽差しも強い。

明日行われる個展の会場を一度見ておこうと思いゆっくりと25分くらいの距離を歩く。フランクフルト駅の周りはトルコ人経営の店が多い。ちょうど昼食時だったので歩道まで食卓が出ていて、食べているお客の料理がおいしそうだった。

個展会場は Japan Art – Galerie Friedrich Müller で1970年まで日本に住んでいたご夫婦が開いた画廊。すでに大方の作品は展示してあり、入り口の戸も開いていたので入ってみる。品の良いドイツ人女性の店主とお話しすることが出来た。現在はご主人が亡くなったあと奥様と息子たちで経営しているそうな。明日のオープニングに改めて伺うことを告げてそこを辞した。

そのあと、また徒歩で向かったのは Das Städel Museum – Kunstmuseum in Frankfurt | Städel Museum

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ちょうど昼寝の時間だったので疲れていたけれど、久しぶりの旅行・美術館巡りは楽しかった。この有名な美術館は初めてだと思う。

ゆっくり観たあとまたホテルまで歩いて16時過ぎにチェックイン。ホテルの内部はまさに日本のビジネスホテル風。浴槽もちゃんと小さい! しばらくベッドに横になって疲れを癒す。

夕食をとろうと18時過ぎにホテルを出たら外は雨になっていた。一度部屋に戻り雨傘を差して出掛けホテルの近くで済ませる。今夕は旧市街に出てぶらぶらしようと思っていたので残念。

冬山の景色を満喫

2021年12月12日(日)・快晴/最高気温3度

8時15分起床。

昨夜もそれほど深く眠れたという記憶はない。しかし今日は昼寝もできなかったけれど眠気も差さずに大丈夫だった。

朝食のあと11時頃から馬車に乗って雪に覆われた山道を2時間ほど掛かって一周してきた。このイベントは義妹が計画したもの。

10時頃から奇跡的に素晴らしい青空が出て来て13時頃にはまた雲が出て来た。お陰で素晴らしい写真が撮れた。

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二頭立ての馬車で,わたしは馬の毛アレルギーが心配だったけれど、窓の無い馬車だったし、一番最後尾に座り、マスクをしていたからか喘息アレルギーは出ずに済んだ。

下の写真は急勾配の道だったのでわたし以外の9人は下車し、その区間だけタクシーを使いあとで合流した。

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再び義妹宅に戻りケーキと紅茶を飲んだあとミュンヘンに向けて出発。明るいうちに帰途につきたかった。途中でカローラ宅に立ち寄り、わが家に帰宅したのは18時過ぎ。

Oberstdorf へ

2021年12月10日(金)・晴れのち雪/最高気温4度

7時半起床。

今日から2晩泊まりでアルゴイ地方の Oberstdorf という街へ行く。

ブリギッテの妹の招きで、彼女の60歳の誕生日を祝うため。彼女は既に60歳になっているのだが、コロナ禍のために祝えなかったので今回の招きになった。

当初は10人以上のお客を招いて祝うことにしていたが、これも現在のコロナ禍のために辞退者が出て総勢9人でのお祝いという事になった。

わが家を11時頃に出発。途中でカローラ宅に立ち寄り彼女に頼んであった誕生日のケーキ受け取る。

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そこから2時間ほど走って目的地に到着。私は途中30分ほど眠ってしまったのだが、目が覚めてみると外は盛んに雪が降っている。

午後3時頃に義妹が新築した住まいに到着。一時間ほど昼寝をしてから,招待客たちとの顔合わせを兼ねたお茶。

夕食を済ませたあとここアルゴイ地方の数種類のチーズを食べながら赤ワインを楽しむ。この中に2種類ほど赤ワインに良く合うチーズがあった。

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私は皆よりも一足先に失礼して23時前に自室に引き取る。

ミュンヘンに帰ってきた

2021年11月7日(日)・晴れ/最高気温15度

7時起床。

昨夜のうちに主だった荷物は車に積み終えていたので、あとは細々とした洗面具などを忘れないように注意しただけ。とても楽だった。

8時15分前に母屋に行き、エスプレッソをご馳走になったあと出発。なんだか短いようで長い一週間だった。心の中で一区切り付いたような感じ。

それからは往路と同じようにブリギッテと1時間交代で運転してひたすらミュンヘンに向かう。さいわいとても良いお天気だったので運転も楽だった。

ただブレンナー峠に差しかかったときには周りの山々が雪に覆われていて、冬の訪れを感じる。下の写真はイタリアの高速道路料金精算所から写した雪をかぶった山々。

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ほぼ時間通りの17時前に事故にも渋滞にも遭わずに無事に帰宅してホッとした。

18時過ぎにブリギッテの妹が来訪。ミュンヘンでの買い物があるとかで数日滞在する。夕食は彼女の息子のファービアンとアンナも加わって5人で食卓を囲む。

トスカーナで買って来たチーズ、ハムなどで簡単な食事。20時前にお開き。疲れていたので今日は早寝。

旅の最後はシエーナで美食

2021年11月6日(土)・晴れ/最高気温14度

7時起床。

今朝は招待主のたっての希望で早朝散歩に付き合うことになった。わたしはまったくその気がなかったけれど、何度も誘われてついに根負け。

まあ、終わってみればちょっとキツかったかなぁと思うだけ。そのあとシャワーを浴びて汗を流し、ごく軽めの朝食を済ませる。

11時頃にシエーナのレストラン italiano – Osteria le Logge – Siena へと車を走らせる。

最初は今夜の予約をしていたらしいが、われわれも招待主夫妻も明朝早くミュンヘンに出発するので、昼食をということになった。

今日はようやくトスカーナらしい明るい光に溢れたお天気になったけれど、シエーナに着いてみると風が強くて体感温度は低い。コロナ禍のせいか観光客も少ない。

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italiano – Osteria le Logge – Siena はもう何度も来ているレストランで,料理には定評がある。ここでしっかりとおいしく食べて帰途につく。

着いてからひと休みして,そのあと荷物をまとめ始める。今回はそれほどいろいろなものを買ったりしなかったから車のトランクにピッタリと収まった。

19時頃から母屋で今回最後の歓談。テレビでニュースを観たあと、わたしを除く3人は軽い夕食を始めた。ちょっとビックリする。わたしは全然お腹が空いていないのでパス。22時を過ぎるとさすがに皆眠そうで欠伸をしだしたので、これでお開きにする。明日は朝早く出発してミュンヘンに向かう。

どこへも出掛けず静かに過ごす。

2021年11月5日(金)・晴れときどき曇り/最高気温16度

7時半起床。

昨夜は食べ過ぎのせいかあまり良い睡眠ではなかった。😅

ただ、今日はどこへも出掛ける予定はないのでのんびりと過ごす。太陽が出ている間は庭に椅子を出して電子書籍を読んだりしていた。ブリギッテは花壇の整理をしている。

午後からお天気は下り坂で、雲が厚くなってきた。

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こうなると外に座っているのは寒い。家の中に入り、また本を読み進めた。

夜は女主人が台所に立ち、おいしいラム肉のステーキを焼いて4人でゆったりと食べる。22時のお開き。

Siena へ

2021年11/04・晴れのち曇り/最高気温17度

7時半起床。

今日は招待主のご夫婦とは別行動。彼たちは仕事の話で10時過ぎに出掛けた。われわれはそのあと Siena に向かって車を走らせる。

Siena での目的は孫たちへのクリスマスプレゼントを買うため。Siena はもう何度も来ていて見るべきところは見ているので、新鮮さはない。車を駐車してから両側に店の並ぶ道をブラブラと歩く。Duomo はやはり見ておくベだろうとそこまで足を運ぶ。先回来たときには改修中で幕が張られていた記憶がある。

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今日は正面からの陽を浴びて真っ白に輝いている。そこをみたあと途中のお店で生ハムとトスカーナ特有のパンを買い、カンポ広場に座って食べた。

駐車してある場所に戻る前に Café Nannini でエスプレッソを楽しむ。イタリアで飲むエスプレッソはやはりミュンヘンのそれとはひと味違う。

17時半に帰り着く。外はもう暗くなっていた。

夕食はまた外食。車で30分ほど走ったところにある Pizzeria。Bar Ristorante Pizzeria La Barca
住所は ” Località, S. Piero, 48, 53019 Castelnuovo Berardenga SI”

わたしは子蛸を煮込んだトマトスープと Pizza / Frutti di mare を注文。このどちらも魚介類の旨味がしっかり融け込んでいてとてもおいしかった。特に Pizza はしゅうり貝とはまぐりが豪華に載っていてこれで8€とは恐れ入った。帰宅は22時半。

トスカーナ二日目

2021年11月3日(水)・晴れときどき曇り/最高気温16度

8時起床。

今日のトスカーナに雨は降らないようだ。昨夜は就寝が遅かったので朝はゆっくり。それでも簡単な朝食を済ませて11時半に出発。

今日は女主人の運転で約一時間半の距離を走る。この住まいは山の中の一軒家なのでどうしてもそれぐらいの時間がかかってしまう。合ったのは2人のドイツ人老夫婦。トスカーナの景色を背景にして、La Cantinetta di Rignana | » Ristorante というレストランでおいしいイノシシ肉の料理を楽しむ。

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つぎの写真は駐車場まで歩く間に写したもの。黄色になったワイン畑が11月を感じさせる。

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その帰り道にちょっとした教会に立ち寄り、帰り着いたのは18時頃。既に外は暗くなっていた。

一時間ほど休んで19時から母屋で軽い夕食。21時半にお開きとなる。明日は招待主の夫婦とは別行動で、われわれはシエーナに行く予定。

今日からトスカーナ

2021年11月1日(月)・晴れのち雨/最高気温17度

7時起床。

今日から一週間、ブリギッテの旧仕事先のご夫婦から招かれてトスカーナで過ごすことになった。

ミュンヘンを出発するときには良いお天気で、それはブレンナー峠を越えるときまで続いた。しかし峠を越えるとそこは雨。もう何度もイタリアを訪れていて、この逆はしょっちゅう経験しているが今回は初めての体験だった。

とにかく普通に走っても8時間近くかかる距離なので、ブリギッテと1時間交代で運転する。以前は2時間交替が普通だったけれど年寄りには1時間交代がピッタリくる。

トスカーナに近づくにつれて雨脚が強くなる。18時頃に到着。
われわれの住まいに荷物を運び込んでから招待主の奥さん手作りの夕食。

そのあと会話が続いて(ほとんどブリギッテと女主人)22時半頃にお開きとなった。明日からは少しお天気が回復するらしい。

Schloss Lomnitz ⇒ München

2021年8月30日(月)・曇りときどき雨/最高気温16度

7時起床。

何日ぶりかでちょっと贅沢な部屋での目覚め。朝食のバイキングの品質もこれまでとはちょっと違う。タップリと時間を掛けて楽しんだ。

そのあとちょっとしたお土産品を買い、このお城の MUSEUM を観る。

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じつは、わたしがここの施設で一番気に入ったのは庭だった。広々とした適度に手入れされた空間が美しい。

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12時過ぎにそこを出発して一路ミュンヘンに向かう。ミュンヘンに向かう道は2つあって、ひとつはチェコを横切っていくもの、そしてもう一つはポーランドから直接ドイツに入る道。どちらも時間的にはそれほど違いはない。約7時間の道のり。

しかしチェコはコロナ感染で疑問のある国なのでチェコとドイツの国境で面倒なことになるかもしれない。そこでちょっと北上して Görlitz からドイツに入ることにする。

それからはひたすら走り続ける。ポーランドで事故に巻き込まれたりすると面倒なので、ドイツに入国するまではブリギッテが運転し、ドイツ領に入ってからわたしが数時間運転を替わった。

途中で食事をしたり、ガソリンを入れたりしたのでミュンヘンの自宅にたどり着いたのは20時半を過ぎていた。

今回の旅はブリギッテの希望で挙行したもので、わたしは同行したに過ぎない。用心棒にもならなかっただろう。😅 しかし、彼女にとっては成果のあがった旅だったようだ。わたしは無事に帰宅できたのでホッとしている。わが家が一番!

Dzierżoniów ⇒ Riesengebirge

2021年8月29日(日)・曇りときどき雨/最高気温17度

7時起床。

わたしがまだベッドにいる間にブリギッテは早起きをして情報を収集してきたらしい。またまた、重要な情報を見つけたと興奮気味に話してくれた。

今日は日曜日なのでこの街全体がとても静か。昨日朝食をとった Café がまだ開いてないので、コンビニのような店でパンとコーヒーを買って、アパートの部屋で食す。

荷物をまとめて10時半頃にアパートを引き払い、車で10分ほどの MUSEUM に向かう。ここで彼女のご先祖様に関する情報を集めていたら、偶然にこの街の市長さん(女性)と遭遇。ブリギッテが書こうとしている本についてお互いに意見の交換をし盛り上がる。12時過ぎにそこを去る。ブリギッテは偶然とはいえ、その結果にとても喜んでいる。

ここまでで彼女の要望がほぼ叶えられた。このあとは同伴したわたしへのねぎらいで Riesengebirge のホテル Palac Lomnica-Karkonosze に一泊することになっていた。

その途中にある世界遺産に指定されている二つの教会を見学。

そのあと途中でまたかなり激しいスコールに遭ったけれど、17時頃に到着。ひと休みしてここのレストランでゆったりとした夕食をとる。

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今回の旅で一番ゆったりとした部屋に泊まり,彼女も満足気。

Kamieniec zabkowicki Kloster の見学

2021年8月28日(土)・曇りときどき雨/最高気温11度

7時半起床。

朝食はこのアパートから歩いて行けるところにある Café で取る。現在泊まっているのはアパート形式のホテルなので自分たちでも朝食は出来るのだが面倒くさい。

朝食のあとでビールとソーセージなどを購入して帰る。どんなビールがあるのか興味深かったが、アルコール度数の高いビール(9%)もあったりしてポーランドらしい。わたしはアルコール6%のものを買って試してみる。

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わたしが部屋で休んでいる間にブリギッテは精力的に動き回り、今回の目的をほぼ果たしたかのようだ。午後から30Kmほど離れたところにあるKamieniec zabkowicki Kloster に出掛ける。

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この往き帰りはかなり激しい雨の中を走ることになって、ワイパーを全速で働かせてようやく視界が晴れるほど。

いったんアパートの部屋に戻り一時間ほど休憩。17時半頃に部屋を出てこの街の中心へ。折りから夏祭りらしく舞台が出来ていてポーランドの歌や踊りをやっていった。しかしお天気がもう一つのせいか盛り上がりに欠ける。

18時に予約しておいたイタリアレストランで夕食。二人でしっかり食べて飲んで34€という安さ。

20時頃にアパートに戻る。明日はまた移動で Jelenia Góra という所に行く。

Dresden ⇒ Dzierżoniów (ポーランド)

2021年8月27日(金)・雨/最高気温17度

7時半起床。

シャワーを浴びたあと出立の用意をしてから朝食へ。3回目の朝食も余り変わり映えはしない。チェックアウトをして充分な余裕を持って Dresden を後にする。

今日の目的地はポーランドの Dzierżoniów (発音が出来ない) でドイツ領だった頃には Reichenbach という地名だった。

1741-1819 に生きた Friedrich Sadebeck というブリギッテの父方の先祖が生まれ育った町。彼は木綿の商売で財をなした人で、この地方の経済発展に尽力した人らしい。彼はイギリスの産業革命に遅れまいと努力したけれど、時のプロイセン政府に聞き入れて貰えず衰退していったという。

彼はこの街に市民のための墓地を提供し、その真ん中に自分の家族の墓を建てたという。下の写真はそれで,ベルリンのブランデンブルグ門を設計した建築家が作ったものだという。

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われわれは2018年に一度ここを通り過ぎていたのだが、今回はここに二泊してじっくりと彼の足跡を辿りたいという彼女の希望である。

いつものようにiPhoneの GoogleMaps に目的地をインプットして出発したのだが、着いてみるとなんとそこはまるで違った町だった。通りの名前を入力しただけで出て来た住所を早とちりして入力してしまった私の間違いである。そこから本来の目的地まではまだ200Km(約2時間半)の距離がある。

あいにくの雨の中をブリギッテは良く頑張って運転してくれ、目的地には16時頃に到着。今日と明日の二日間はこの街のアパート形式の宿に泊まる。

一応チェックインを済ませたあと、彼女は早速街へ繰り出す。ご先祖様の住んでいた家の辺りとかを早く見たいらしい。わたしも疲れていたけれどそれに付き合う。

古い町の城壁などを見て回ったあと、適当なレストランでようやく夕食。そしてその値段の格安さに驚く。二人でそれぞれにボルシチとグラス一杯のワインを頼んだのだがお勘定はチップ込みで60ズゥオティ(約13€)だった。

今日は車の助手席に座っていただけだからほとんど身体は疲れていないはずなのだが夕食後はやけに疲れを感じた。

ドレスデン3日目( Semperoper / Neues Grünes Gewölbe )

2021年8月26日(木)・雨ときどき曇り/最高気温17度

7時半起床。

どうやら昨夜の疲れは残っていない。朝食のあと、10時15分に切符を取ってあった Semperoper の内部見学に出掛ける。しかしホテルを出た途端にかなり激しい雨が降り始める。Marienbrücke を渡るときには強風も吹き始めて差していた傘がキノコになりそう。

しかし対岸について Semperoper に着く頃には雨も上がる。見学を先導してくれた女性は慣れているのかテキパキととても分かりやすく説明してくれた。

説明してくれるあらゆる部分で私の頭の中ではミュンヘンの Nationaltheater と比較していた。第二次大戦で爆撃を受けて破壊されたという点でも同じである。Nationaltheater に較べて規模は少し小さいけれど細部まで神経の行き届いた設計は観るに値する。

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エレガントな膨らみを持った正面の中心から左右に流れる線の美しさがこの劇場を唯一無二の建築物にしている。

1時間ほどの内容の濃い案内が終わって外に出、近くにある Café Kreutzkamm に入りコーヒーとケーキを食べる。 Café Kreutzkamm はドレスデンが本店である。

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午後3時にブリギッテはまたミュラー氏と約束していた。それまでの時間を Neue Grünes Gewölbe を観ることにする。ここは工芸品の粋を集めた作品が揃っていて,それを間近に観ることが出来、圧倒された。

昨日見学した Grünes Gewölbe の棚にはどころどころ空白の棚があったけれど、それらはこの新しい Grünes Gewölbe に移されたそうである。

確かにここにある繊細を極めた工芸品の素晴らしさは近距離で観なくては理解できない。昨日より根を詰めて見て回ったせいか、とても疲れて足も棒のようになる。

いったんホテルに戻ることにしたのだが、今回も Augustbrücke を渡るときに強風と雨に会う。川面には強風が吹くものなのだろうか。ホテルに戻り文字通りベッドに倒れ込み30分ほど横になる。

ブリギッテがミュラー氏のためにとミュンヘンから持って来た資料がとても重いので、ホテルにタクシーを呼んで出掛ける。今回は私は同席しなくてもいいので、その帰り道にちょっとした買い物をして帰ホテル。

途中に Japanisches Palais という立派な建物があって、今回は気になっていた。

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もしかすると日本の陶器類が展示されているのかもと思って立ち寄るがそうではなかった。ホテルの自室に戻って、今度は本格的に身体を休める。

ミュラー氏との仕事が終わったブリギッテから電話連絡があり Hauptstrasse の入り口で待ち合わせる。そこでミュラー氏と最後の挨拶。また会う機会があるだろうか。

ちょうど夕食の時間だったからまた一昨日食事をした Am Thor で食べてから帰ホテル。

Dresden 2日目(市内観光)

7時半起床。

ベッドのマットレスが少々固い。起床したときには背中が痛かった。シャワーを浴びたあと朝食ルームへ。朝食の品質はまあ普通である。こんなものだろう。

10時40分から Grünes Gewölbe (緑の丸天井) を参観する。当日券は売り切れという事でミュンヘンを出発する前に入場券を買っておいて正解だった。

とても見ごたえのある内容でじっくりと見て回ったらかなり疲れた。そこを出てから近くの Café に座り、コーヒーを飲みながら道行く人を眺める。日陰に入ると寒いので、太陽の光が溢れる位置に席を取り14時近くまでゆったりする。これで疲れが解消した。

14時に約束していたミュラー氏と会い、彼にドレスデンの中心部の見所を説明付きで案内して貰う。またまた歩き回って疲れ、17時半頃にいったん解散。

わたしたちはホテルに戻り、文字通りバタンキュー。30分ほどしか眠れなかったけれど、これでまた疲れが癒される。

18時30分に今度はミュラー夫人を加えて、エルベ川の畔のレストランで4人で夕食。それが済んでからレストランの近くのミュラー宅へ招かれ赤ワインをご馳走になる。

いろいろなお話しをしたあと、21時半に辞去。ホテルには22時に帰着。今日の歩数は 16.869 歩だった。

Regenstauf ⇒ Dresden

2021年8月24日(火)・曇りのち晴れ/最高気温21度

7時起床。

昨夜はユリア夫婦のベッドを借りて眠ったのだが、マットレスが少々固くて、起きたときには背中が痛かった。

朝食のあとユリアとフローは公証人事務所に行く用事があって、彼たちの帰宅まで近くの遊園地で3人の孫を遊ばせる。

ユリアとフローの帰宅を待ってすぐにドレスデンに向かって出発。ブリギッテが18時に人と会う約束をしてあったので、出来るだけ早くドレスデンのホテルに着きたかった。

3時間半のドライブはそれほどの渋滞にも遭わず4時半に到着。荷物を部屋に運び込み、ちょっとだけ休憩して待合場所へ出掛ける。

待ち合わせ場所は Hauptstrasse 35 の Zum Thor という Café 。20時半頃まで食事をしながら歓談。最後の方はだんだん寒くなってきた。ホテルに帰り、熱いシャワーを浴びてホッとする。

今日から3泊するホテルは Super 8 by Wyndham Dresden 。部屋は小さいけれど清潔。3泊で 180.88 €と格安。Booking.com で探した。

München ⇒ Regenstauf

2021年8月23日(月)・曇りのち雨/最高気温20度

7時起床。

今日から一週間の旅に出る。

朝食のあとTOYOTAの修理工場に預けてある車・RAV4 を受け取りに行く。結局 Lichtmaschine には異常無しということが分かってバッテリーの交換だけで済んだ。

午後2時にユリアたちの引っ越し先である Regenstauf に向けて出発。運転はブリギッテに任せ、わたしは走行中の車中で1時間ほど眠る。

Regenstauf というのは Regensburg から東に15Km ほどのところにある。 Regensburg 及びその周辺は家賃が高いので、ここに決めたらしい。

まだまだ引っ越し後の片付けが済んでいなくて完璧ではないけれど、3人の小さい子供を抱えているので、時間が必要だろう。

孫達三人を加えての賑やかな夕食を終わってから寝かせ、20時過ぎには静かになった。22時の就寝。

Bauernhof (農場)での夏休み(6)

2021年8月7日(土)・晴れのち雨/最高気温25度

7時半起床。

ようやくBauernhof (農場)での夏休みが午前中で終わり、今日はミュンヘンの自宅に戻る。

朝食のあとは大急ぎで各部屋の片付けと荷造り。というのも12時に Tegernsee のレストランで古くからの友人と会う約束をしていたから。

大人三人、幼児三人が5日間過ごしたあとを片づけるのはかなり大変だった。それだけ多くのモノを持ち込んだということでもある。

Tegernsee までは車で40分ほどの距離なのでほぼ時間通りに着いたが、土曜日という事もあり観光客が多い。ここで夏休みをしなかったのは正解だった。

帰宅したのは15時頃。それからまた荷ほどきをしたり、孫三人を庭で遊ばせたりとまだまだ夏休みは終わらない。夕方から近くに住むアンナも来て、またまた大人数での夕食となった。今日は簡単にスパゲッティ・トマトソース。

Regensburg に引っ越したユリアたちはまだまだ荷物が片付かないらしく、この調子では孫2人を迎えに来るのは早くても水曜日になりそう。それまではわたしも頑張らなくては。😥