14日目:東京→ヘルシンキ→ミュンヘン

2024年6月1日(土)・東京は曇り、ミュンヘンは雨

3時45分起床。

羽田発、8時25分の飛行機に乗る。ヘルシンキまではJAL、ヘルシンキからミュンヘンは Finair だった。

ゆっくりと身支度を調えてホテルの前から5時半発の京急リムジンバスに乗る。けっこう混んでいた。

ヘルシンキまでのJALは添乗員も親切だったし、食事もおいしかったが、とにかく乗っている時間が長い。北極点の近くを跳んでいたようで12時間以上掛かっていた。ただ飛行機の窓からは緑と青のオーロラが見えていてわたしには珍しいものだった。

実は一昨日飛行機のチケットを見直して気がついたのだが、ヘルシンキに到着するのが15時40分で乗り次の Finair の出発時間が16時15分と35分しか無い。これはいかになんでも無理だ。

何とかなるだろうと腹をくくっていたが、飛行中はやはりそれが気になって落ち着けなかった。しかしそれは Finair の出発時間が遅れたことで解消した。わたしの他にもそのような乗客が数人いたようだったから計らってくれたのかも知れない。

ホッとしたのかヘルシンキからの機内でわたしは爆睡。ミュンヘン空港に到着すると雨だった。

いったんアンナもわが家に落ち着き、夕食を食べたあと自宅に戻っていった。

13日目:食料品の買い出しと荷造り

2024年5月31日(金)・雨のち曇り/最高気温22度

6時半起床。

昨夜は就寝前に脂っこいものを食べたせいか眠りはあまり良くなかった。

9時半にアンナと待ち合わせる約束をしていたのだが、窓の外は雨。これでは外歩きは辛いのでアンナと話し合って今日はお互いに自由行動にしようと決める。この案に彼女は我が意を得たりと歓んだが、わたしも落ち着いて最後の日の荷造りをしたかった。

今回は親戚一同が集まる機会があったり、友人宅に数泊させて貰ったりしたので運んできたお土産が多く、それらが全て無くなった今、トランクの中はガラガラ! 孫たちへのお土産のほかにせっかくだから食料品を詰め込んでいこうと思う。

途中でアンナの眼鏡買いに付き合う。これにはわたしの通訳が必要だった。日本に着いた翌日 JINS で一つ作ったのだが、それが気に入ってもう一つ作りたくなったらしい。現在は為替のせいもあるがとにかく安い! ほとんどその場で出来上がる JINS のサービスには彼女も驚き、満足げ。

わたしは Atré の中の成城石井でミュンヘンに持っていきたい食料品のほとんどを揃えた。そこに売っていないものはこのホテルの一階にある「大井食料品館」で購入。まずはミュンヘンでは手に入らないものを買い、次にミュンヘンで買えても値段の差が大きいものを探して購入した。旅の最後の日はいつもこんな感じである。

14時半頃から「お風呂の王様」で入浴。今回の旅では4回も温泉(大浴場)に入ることができたので大満足。

18時半にアンナと今回最後の夕食に出掛ける。締めはやはり「丸八」のトンカツ定食になった。

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部屋に戻って荷造りを点検して就寝。明朝は5時起きである。

今日の歩数は6,601歩、5,0km。

12日目:上野→根津神社→巣鴨(とげ抜き地蔵)→秋葉原

2024年5月30日(木)・晴れのち曇り/最高気温28度

昨夜はあまり良い睡眠が取れなかった。アンナと約束していたのは9時半だったのでそれまでの時間を持て余してしまった。最後の荷造りは明日にしようと思っていたが、どうせ時間があるからといちおう取りかかった。しかし、これはあまり意味がない。やはり最終日にガガッと片づけるのが一番。

今日は上野公園から東京藝大のキャンパスを観て、そこから歩いて「根津神社」に向かった。この頃の時間が一番暑いと感じた。「根津神社」の近くで「かき氷」の旗がぶら下がっているのをを見つけて何年ぶりかで食べることにした。わたしもアンナも「イチゴミルク」を注文。削られた氷も子供の頃の記憶よりは遙かに上品でそこが物足りないと言えば言える。しかしおいしかった。

根津神社ではツツジがまだ残っていないかなぁと期待していたのだが、すっかり終わってしまっていた。それでも丸く刈り込まれた緑の葉が美しい。人出も多くなくて楽しめた。

そこからバスに乗り上野・松坂屋の前で下車。13時を過ぎていてお腹が空いていたのでソバでも食べようかと思ったらアンナが「牛丼」を食べたいと言うのでわたしもそれに乗った。

そのあと山手線で巣鴨へ。アンナがインターネットで調べて、行ってみたいと言う。訪れる年寄りのためにバリアフリーの道路を作った街だというのに興味を持ったらしい。

行ってみるとそれは「とげ抜き地蔵」のあるところだった。わたしは10年ほど東京に住んでいたのにここには来たことがなかった。赤い下着を売っている店が目についた。この辺でわたしはかなり疲れている。

これも忘れていたのだが、今回の一時帰国ではエレコムの「超強力クリーナークロス」を買うつもりだった。それを思い出し秋葉原で下車し、ヨドバシカメラで購入。

そのあとわたしは疲れたのでホテルへ帰ることにしたがアンナは電気街でアニメのコスプレした人を見たいという。これも彼女の情報源から仕入れたらしい。わたしは1人でホテル着。

もうひとつ忘れていたことがあって、ドイツに帰る間際にいつもの「床屋」で髪を切ってもらおうと思っていた。アンナとの夕食の約束は19時半頃なのでそれまでには間に合うだろうと大井町駅近くの理容店へ。毎回感心するのだが、手際が良くて安くて早い。満足してホテルの部屋に戻ってきた。

夕食はお昼がご飯ものだったのでラーメンにする。そういえば今回の旅ではまだラーメンは食べてなかった。駅向こうの「永楽」で「チャーシュー麵」をそれぞれ、「野菜炒め」と「餃子」を頼んだ。なんだか今回はそんなにおいしいとは思わなかった。ちょっとコッテリしていたからかも。

今日の歩数は15,872歩・11,9km。

11日目:浅草寺、かっぱ橋道具街

2024年5月29日(水)・晴れ/最高気温27度

7時起床。

昨夜は3時ごろに眼が覚めてトイレに行ってからしばらく眠れなかった。いろいろな考え事が頭に浮かんでは消えていたが夜中の暗い空間で気になることを考えるのは良くないとあらためて思う。朝の光を浴びるとそれらのことが霧散していった。

9時半にアンナと待ち合わせをしたあと、わたしひとりで銀座へ。アンナも探しているお土産があるらしく、別れてお互いの買い物を片づける。いったんホテルに戻ってから今度は一緒にイトーヨーカドーへ。孫たちの弁当箱を購入した。

昼過ぎから「浅草」へと向かう。アンナは浅草寺そして仲見世を見てみたいと言う。浅草に着いた頃には太陽が真上に位置していてかなりの暑さだった。思っていたとおりに人出が半端ではなく多い。

浅草寺にお参りをしたあと徒歩で「かっぱ橋道具街」に向かった。かなり疲れたので喫茶店に入りコーヒーを飲む。そのあと道具街をザッと見て「かなやのヘアブラシ」を購入。16時半頃にホテルに戻る。

18時半に友人夫婦とホテルのロビーで待ち合わせして、夕食を共にする。先回は友人がコロナに掛かった直後だったから、用心して挨拶をしただけだった。21時半過ぎのお開き。

今日の歩数は13,486歩・10,3km。

10日目:雨と風の一日

2024年5月28日(火)・雨/最高気温27度

6時起床。

暑くて寝汗を搔き、夜中に目が覚めた。

7時ごろに下の FamilyMart でおにぎり二つとコーヒーを購入。その時に1万円札を渡して Suica に5000円チャージした。部屋に戻ってしばらくしておつりの5000円が手元に見当たらないことに気がついた。

9時半頃に FamilyMart に行って事情を説明すると店長が出て来て防犯カメラを設置してあるから調べてみます、ということだった。

11時過ぎに再び行ってみると防犯カメラにはレシートを受け取った映像が残っていてわたしが5000円紙幣を受け取ってはいないことが判明。そこでにこやかに5000円札を渡してくれた。これはちょっといい話。

アンナとは10時に落ち合って向かいのイトーヨーカドーへ孫たちに頼まれた弁当箱を買いに行く。去年買っていったものが壊れてしまったらしい。今回の孫たちへのお土産も弁当箱になる。

そのあと銀座へと向かった。ちょうど雨が止んだときで空気はいかにも蒸し暑い。有楽町駅で下車し、木村屋で買ったあんパン、抹茶パン、を囓りながら銀座をぶらぶらし始めた。デパートの食品売り場を見たいと言うので MATSUYA、 MITSUKOSHI の両店を見て回る。これでわたしは疲れてしまった。

そのあと Apple Store でiPad Airの新製品を見て外へ出ると雨が降ってきたので、向かいのおもちゃ博物館に避難する。ここでもアンナに付き合っていちおう店内を見て回る。

そのあと有楽町駅の「吉野家」で今回の旅で初めての牛丼を食べる。やはりおいしい! 疲れてホテルに戻ってきたのは15時頃だった。アンナはひと休みしてまた買い物に出掛けたらしい。わたしは一時間ほどグッスリと眠った。

眼が覚めてから駅の Atré に行きユニクロで自分のポロシャツ3枚を購入。

アンナは20時15分くらいに戻ってきた。外は強風と雨という最悪のお天気なのでこのホテルの二階にある「大戸屋」で夕食をとった。わたしは「豚の生姜焼き定食」にトロロをトッピング、

アンナは「チキンカツ定食」に納豆をトッピングしたものを注文。

わたしは生ビールの中ジョッキを頼んで、そのお値段は何と¥2670(約15€)というから驚きの安さだ。はたしてこれで儲けが出るのだろうか。

そのあとシャワーを浴びて就寝は22時30分を過ぎた。

今日の歩数は13,382歩・10.2km。

9日目:京都→東京

2024年5月27日(月)・小雨ときどき曇り/最高気温25度

7時起床。

朝から小雨が降っている。朝食の前に荷造りを済ませた。ほとんどのお土産を手渡したあとなので大きい RIMOWA の中に小型のバッグが入れ子のように収まり荷物がひとつ減った。

M 氏の車で野洲駅まで送って貰い名残惜しかったけれど別れを告げる。今回は本当にお世話になってしまった。

京都駅に着いてすぐに駅のコインロッカーに大きなスーツケースを入れて「二条城」へと向かう。アンナはデパートを見て回りたかったらしいけれど京都でデパート巡りをすることもないだろう。小雨の中の「二条城」もまた彼女の心に残るものになると期待する。下の写真は「二条城」の内部を見学したあとで観た庭園。

京都駅の地下街で「暖かいソバと小カツ丼」のセットメニューを昼食に食べる。アンナは「冷たいソバと天ぷら」。15時08分の「ひかり512号」で東京へ向かった。

新幹線はせっかく左側に座席を取ったのだが、残念ながら雲に隠れて富士山は見えなかった。18時ごろにホテル着。

今夕は京都旅行中に溜まった洗濯物をアンナがホテルにある洗濯機で洗ってくれた。夕食はそれほど食欲がなかったのでホテルの下にある食品店で「お寿司」を買ってきて二人で室内で食べた。洗い上がった洗濯物を乾燥機に入れるので食事は中断されたけれど、これも旅の途中らしくてなかなか良いものである。23時前の就寝。

今日の歩数は10,401歩、7.9km。

8日目:膝が笑った

2024年5月26日(日)・晴れのち曇り/最高気温25度

7時起床。

今日も清々しい良いお天気。7時に目覚めて朝食をいただいてからさて、今日は何処を観光しようかと考える。昨日行こうと思って断念した「長命寺」に行くことにする。M 氏がここから車で30分ほどだから送っていってあげると言う。そのお言葉に甘えた。

「長命寺」は山の高いところにあって808段の石段を登らなくてはならない。昨日の疲れがまだ足に残っている感じだったので、山の途中まで車に乗せて貰った。そこから200段ほど登ってようやくお寺に着く。

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高所だからかさすがに観光客は少なくてとても静かな良い時間をじっくりと楽しむことができた。さて、そろそろ下山しようとして

1.車で上ってきた道を徒歩で降りるか
2. 808段の石段を下りるか。

どちらを選ぶかちょっと迷ったがこの際だからと 2.を選んだ。

しかし、この石段が規則正しい石段ではなく、さまざま大きさの石を集めて敷いた階段だったから下り始めてしばらくしたときには「しまった!」と思ったが後の祭り。何度も休憩をとりながらやっとの事で下山できたときには文字通り「膝が笑った」。寺が用意してくれていた杖を使ったのが正解でこれが無くてはきっと途中で立ち往生してしまったに違いない。

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ちょうどお腹が空いたのでその近くにあった温泉+レストランに入り「天ざる定食」を食べる。お風呂に入るのは嫌だと言うアンナを待たせてわたしは食事のあと一人で温泉に浸かった。ドイツにいるときには近場の山に遊んだときにいつも「下山したときに温泉があったなら!」と思っていたので本当に幸せ!

M 氏が車で送ってくれたときに「水郷巡りの船も面白いですよ」と教えてくれたのでそれを探して観る。

近いところにその船着き場を見つけて15時からの船に乗ることに決めた。客はわたしとアンナだけ。少し曇ってきていたが葦が茂る中の水道をゆったりと走って行く和船は楽しかった。

アンナもとても気に入った様子。

それが済んでからバスに乗り「近江八幡駅」に向かう予定だったが水郷巡りの船頭さんが車で「近江八幡駅」まで送ってくれた。本当に親切!

18時から M 氏とその息子さんと待ち合わせて草津の「梅の花」という「ゆば料理」で名の知れたレストランで豪華な夕食をいただく。帰宅は20時過ぎ。

それからしばらく M 氏と焼酎を飲み交わしながら話をして21時過ぎにお開き。

今日の歩数は7,654歩、5.7km。

7日目:彦根城、京都駅、座禅

2024年5月25日(土)・快晴/最高気温26度

7時起床。

昨夜は思いのほかよく眠れて気持ちの良い朝を迎えた。

今日はどこを観光するかでアンナと相談する。わたしは「二条城」をと考えていたのだが、彼女は昨日の伏見稲荷の人出の多さに閉口していたらしく観光客があまり行かないところを観たいと言う。京都市内ではそれはなかなか難しい。

そこで思い出したのが「彦根城」。わたしも1度観光していたいと思っていた場所で、京都市内からは離れていてほとんど米原に近い。そこに行ってみることにする。そしてそれは正解だった。

お天気も爽やかで昨日ほど暑くは無く観光客も多くはなかったけれど、少なくはなかった。結局、天守閣まで登ったのだが、一番楽しめたのは庭園だった。今の時期の新緑の美しさと言ったらため息が出るほどで、それを何度も口に出すものだからアンナから笑われた。庭園の中で抹茶をいただいたのも楽しかった。ちょうど疲れていたときだったので抹茶に付いてきた小さな菓子がとても染みた。下の写真は天守閣から見下ろした庭園。

ただ、天守閣までの階段が意識してわざと異なる段差に作られていたのはけっこう、膝に応えた。

13時過ぎに帰りの列車に乗り次は近江八幡にほど近い「長命寺」に行く予定だった。しかし「長命寺」は八百段の階段を昇らなくてはならないということで、膝が心配になり中止とした。

そのまま京都駅まで乗り、これもアンナが観たいと言っていた京都駅構内の最上階へと行くことにした。そこからの展望を楽しみたかったらしい。土曜日とあって折りから「京都市内の高校生ブラスバンド」による演奏が行われていてほぼ満員の聴衆だった。とっても楽しい雰囲気を楽しんだ。

16時から銀閣寺近くのうどん屋さん「おめん」という店で M 氏と夕食を約束していたのでそこへ向かう。

バスで「銀閣寺道」まで乗りそこから「哲学の道」を歩いて「おめん」に向かう。いかにも京都らしい店で大いに楽しめた。

そして今日の締めはこれも M 氏が計画しておいてくれた南禅寺系列の「光雲寺」での「体験座禅」。20時からと遅い時間だったけれどとっても興味深いものだった。

帰宅は22時を過ぎていたが M 氏と一杯やってから就寝。

今日の歩数は20,750歩、15.8km。

6日目:京都観光

2024年5月24日(金)・晴/最高気温30度

6時起床。

京都観光の第一日目である。アンナの都合で京都駅に9時15分に着かなくてはならなかったために早起きとなった。1人ならサッサと用意を調えて出掛ければ良いのだが、2人だとシャワーや身支度に倍の時間が掛かるから仕方がない。

この家にも BALMUDA があったので念願のおいしい部厚い日本のトーストを食べることが出来た。外側がカリッとして中はムチッとした舌触り。

8時40分に家を出て徒歩で野洲駅に向かう。10分ほどの距離だった。

京都駅でアンナの知り合いの親子3人と落ち合い、そこから今日はわたしひとりの時間となった。さて、何処へ行こうかと考えたところまだ「宇治の平等院」を見ていないことを思いだした。数年前に鳳凰堂の前まで行ったのだが修復中で何も観ることができなかったのである。それを今日は取り返すことができた。11時頃から気温が上がり始め観終わったときにはかなり汗を掻いた。

そこから宇治川に沿って少し歩き「宇治上神社」まで見て帰路につく。

途中で名物らしい「宇治だんご」を2串たべる。ほんのりとした甘さに好感を持つ。

電車に乗る前に昼食として「抹茶そば」を食べた。これはそれほどでもないかな。

午後3時過ぎにアンナとその有人家族に会い、そこで彼女たちと別れる。まだ4時前だったのでもう一つどこかのお寺を見ていこうということになり、ちょうどバス停に来た清水寺行きに跳び乗った。

想像していたとおり、清水寺はすごい人出。

初詣のような感じだったし、行きはダラダラ坂を登るのでここでも汗を掻いた。でもアンナのためには行っておいて良かったと思う。

夕食は野洲の駅に着いてから「餃子の王将」で食べる。お腹も空いていたのでおいしかった。20時前に帰宅。それから焼酎を2杯いただいたあと、彼のオーディオ装置でジャズをLPで聴かせて貰う。いい音で鳴っていた。22時過ぎのお開き。

今日の歩数は18,580歩、14,0km。

5日目:いわき→品川→野洲

2024年5月23日(木)・晴れ/最高気温26度

7時起床。

いわき市のホテルでの目覚め。まあまあよく眠れたほうである。気分は悪くない。8時からの朝食に間に合うようにシャワーを浴び、準備を整える。

ホテル東横インいわきの朝食は和食のバイキングで小規模ながら心が行き届いていた。アンナは朝食にカレーライスがあるのに驚いていた。わたしは日本に着いてから食べ過ぎの感があるので控え目にしようと思ったが、終わってみるとご飯は2杯食べているしいつもの通りとなった。

10時17分発の「日立10号」に乗り東京を目指す。車中でわたしは眠ったようだ。品川で新幹線に乗り換える。

車窓から運良く富士山が見えて、アンナは大喜び。

今夜から4泊お世話になる方の住む「野洲」へと向かう。13時40分発・新幹線「ひかり645号」で米原で乗り換え、16時46分に野洲駅に到着。M 氏が迎えに来てくれていた。

彼が用意してくれた心づくしの夕食を一緒に取り、7時半頃に帰宅した彼の息子 K 君もまじえたひとときを過ごす。
22時のお開き。

今日の歩数は4,776歩、3,6km。

4日目:いわきー墓参り

2024年5月22日(水)・晴れ/最高気温21度

6時起床。

昨夜は再び3時半頃に目覚めたあと寝付けなかった。6時に起きて大浴場へと向かう。この時間だと他の泊まり客もまだ入っていなくてわたしの独占状態。朝日が水平線に輝いていて左手奥には塩屋埼灯台が見える。贅沢な時間。

8時から大食堂にてまた9人が揃い朝食。これも食べきれないほどの種類のおかずが並ぶ。わたしは昨夜飽食していたから余り食欲がない。それでもほとんど平らげた。残したのは温泉卵だけ。この調子で行くとミュンヘンに戻るときには体重が何㎏になっていることやら。

10時にチェックアウトして墓参りに向かう。9人は車2台に分乗。お墓に着いた頃にはお昼近くで陽の光がけっこう強い。しかし風もかなり吹いていたからそれほどの暑さは感じなかった。

お墓参りから戻る途中で昼食にとイタリアレストランに入る。わたしとアンナはコーヒーだけで済ませたが、他の家族たちはまたまた旺盛な食欲。特にわたしよりも7歳上の姉は細身の身体なのにすごい食欲で驚いた。

いったん兄宅に戻り、そこでお茶を飲んだあとお開きとなる。今度来れるときまで兄が元気でいてくれることを願った。15時に駅からほど近いホテル「東横インいわき」にチェックイン。

アンナがホテルの洗濯施設で作業をしている間わたしはベッドに入って気持ちの良い午寝。やはり昼寝が習慣になっているので昼寝なしの午後は辛い。

18時ごろに駅近くまで歩いて「海宝」という店に入る。

そこで「イカ刺し」「牡蠣フライ」そして「特上寿司」を注文。前者の二皿はそれほど量は多くなかったが新鮮でおいしい。寿司はやっと本物の寿司が食べられたという思い。

ブラブラと徒歩でホテルに戻り21時過ぎの就寝。今夜はよく眠れると良いのだが。

今日の歩数は3,732歩、2,8km。

3日目:東京→いわき

2024年5月21日(火)・晴れ/最高気温27度(いわき)

7時起床。

昨夜はよく眠れた。これで時差ボケが解消されると良いのだが。

いわきに向かう列車の中でのお弁当が楽しみなので朝食はおにぎり一個とコーヒーだけに留めた。昨夜の街中華でタップリと食べたからお腹が空いていない。

10時45分発の「日立9号」に乗り13時15分にいわき到着。利光兄の娘、順子ちゃんが改札口に迎えに来てくれていた。「みどりの窓口」で明後日の指定券を購入する。そのあと大船から来るという姉の由紀子を待ち、兄の長女・紀子ちゃんが運転する車で兄宅へ向かう。

1年ぶりに会う94歳になる兄はずいぶん痩せていた。それでも健康に問題は無いらしいが、2人の娘たちの話ではかなり認知症が進んでいるという。わたしにはそれほどとは思えなかったが久しぶりに会うわたしに気を使って兄の気分は高揚しているのかも知れない。

15時に予約してくれていた海沿いのホテルへ向かう。そこにはすでに姉の靖子と姪の美代子が先着していた。各自の部屋に入ってひと休みしてから大浴場へ。そこでは兄と息子の直人がすでに入浴していて、わたしもそれに加わった。ホテルの部屋からは「塩屋崎灯台」も見えた。

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夕食は18時から総勢9人で食卓を囲む。盛り沢山のメニューで食べきれるかどうか不安だったが、わたしは全てをおいしく平らげた。

従業員の仕事が20時で打ちきりというわけで、食事後は兄と息子の泊まる部屋に皆で押しかけ、おしゃべりが始まる。わたしの姉2人が調子よく快調におしゃべりを始めて23時にお開きとなる。最後の30分ほどわたしはまぶたが下りてくるのと戦っていた。

今日の歩数は5,123歩、3,9km。

2日目:時差ボケ真っ最中

2024年5月20日(月)・小雨のち曇り/最高気温22度

時差ボケで午前3時に眼が覚めてから眠れなかった。もしかすると途中でウツラウツラしたかも知れない。

朝食は午前6時ごろにこのホテルの下にあるコンビニでホットコーヒーとおにぎりを二つ買って部屋で食べる。

9時半にアンナと一緒にホテルを出てまずは明日の特急の座席指定券を取得する。昨年来たときにもそうだったのだが、JR は「みどりの窓口」の数をどんどん減らしている。大井町の「みどりの窓口」も昨年にはもう無くなっていた。これからは全て自動販売機で自分でやらなくてはならず、これがちと面倒。アンナと一緒にやってなんとかクリアーした。

その時間にはまだ小雨が降っていて、アンナも新宿に行くか銀座に行くか迷っていた。彼女もわたしも今回の旅の間に JINS で眼鏡を作りたかったから予定を変更して秋葉原のヨドバシカメラ内にある JINS へ行きそれぞれ眼鏡を新調する。

このころからわたしの頭のなかは眠気で朦朧とし始めた。そこでアンナとわたしはいったんホテルに戻り、それから彼女はひとりで東京見物に出掛けた。かなり緊張して出ていったのでわたしも気が気ではなかった。どうやら「渋谷」に向かったらしい。

わたしは一時間ほど眠ったら楽になった。14時過ぎから「お風呂の王様」に行きゆったりと湯に浸かって身体をほぐす。

アンナは18時ごろに帰ってきて経験したことをいろいろと話していた。これで少しひとりで出歩く意欲が湧いてくれるとわたしも楽なのだけれど。

夕食は予定していた街中華へ。驚いたことに外には10人ほどの人たちが並んでいる。そんな店だったかなぁと不思議だったが、周りの人の話では最近マスコミで扱われたらしい。それで納得したけれど味のほうは調理人がいつものご老人ではなく若い人に変わっていたせいかあまり感心しなかった。それでも満腹でホテルに戻る。

今日の最後は洗濯をしたいというアンナにホテル備え付け洗濯機の操作法などを付き合う。

今日の歩数は7,286歩、5.5km。

1日目:ミュンヘンーヘルシンキー東京

2024年5月18日(土)・晴れ/最高気温

6時起床。

6時にタイマーをセットしておいたが、5時過ぎに足が吊って眼が覚めてしまった。まあ、飛行機の中で眠るから寝不足は良いのだが。

ミアと3人で朝食をとり8時14分の Tram で出発。ミアとブリギッテが Tram の駅まで見送ってくれた。途中でアンナと合流し一路ミュンヘン空港へ。なんでも過激な環境保護団体の数人が空港でデモをしたというニュースが流れて、困ったなと思ったけれどその時はその時。

結局何事もなく時間通りにミュンヘン空港に到着。世間は今日から2週間の Pfingsten 休暇に入るということで子供を連れた家族連れが多く大変な混雑ぶり。

ヘルシンキまでの2時間余りはプライムエコノミーの席が割り当てられてちょっと得した気分。しかしそれはわたしだけでアンナは普通のエコノミーに割り振られた。

ヘルシンキに着いてミュンヘンとは1時間の時差があるのに気がつく.乗り換えのゲートに着くまでけっこう歩かされたけれど1時間前に待合室49に到着。Helsinki から München までは JAL の運行に変わった。Finnair も Lufthansa に較べたらサービス面ではまだ正常だと思うけれど、JAL に乗り換えてみるとその差は歴然となる。食事などにも差はあるのだが、乗っていて安心していられることが大きい。これは決してわたしが日本人だからというわけではない。キャビン・アテンダントの質の相違だろう。
下の写真は JAL に替わってからの機内食。

定刻通りに日本時間5月19日・13時25分に羽田着。そこから Japan Rail Pass の手続き、そして Holafly の eSIM をアクティベートしたあとATM で幾ばくかの日本円を引き出してからリムジンバスに乗る。この頃から空模様が怪しくなってくる。

ホテルはいつもの大井町のアワーズイン阪急にチェックイン。

ひと休みしてからアンナにホテルの近所を案内したあといつものコース。立ち飲み屋で前菜を食べたあと締めはもちろんトンカツの「丸八」。大いに満足して長かった1日が終わる。

今日の歩数は7621歩、5.6km。

Hohenberg のアウトレット店で買い物

2024年4月23日(火)・曇り一時晴れ/最高気温8度

6時起床。

今日は Hof の近くで Hohenberg にあるアウトレット店へブリギッテと一緒に出掛けた。以前から1度行ってみたいと思っていたアウトレット店だったが、ようやくそれが実現した。

数年前だったら車で行っていたと思うのだが、最近はわたしもブリギッテも長距離運転は辛くなってきている。ガソリン代も馬鹿にならないし、ドイツ全土で使える49€/月を使おうと計画した。

片道に掛かる時間は4時間近く。しかし年金生活者のわたしたちに時間はタップリある。ちょっと朝の早起きはキツかったけれど、列車に乗ってしまえば楽ちん。乗り換えは2回だった。

Hohenberg というのはチェコとの国境に近いところで、ミュンヘンから行ったわれわれにはかなり寂しい場所と受け取れた。しかし出会う人たちが本当に親切で今日は一日気持ちが良かった。アウトレット店での買い物のあと、陶器美術館を見てこようと思ったのだが、買い物にエネルギーを使い果たしてすっかり疲れてしまったのでパス。

紆余曲折はあったけれど21時半頃には帰宅。幸いにもお天気もまあまあだったので、買い物がなかったとしても一日中遠足のような気分で過ごせて楽しかった。

下の写真は帰途の車窓から写した広大な菜の花畑。

ブリギッテの退院日が決まった

2024年2月5日(月)・快晴 / 最高気温15度

8時半起床。

この時期にしては暖かい一日となった。

昨夜は1度もトイレに起きることもなく6時まで熟睡。これは単純に嬉しい。ゆっくりと朝食をとった後も、のんびりと過ごす。お昼からしばらくぶりに友人と会い一緒に楽しく過ごす。

友人と別れたあと、いったん帰宅して森への散歩に出掛ける。45分ほど歩いて帰宅。

ブリギッテの退院は明後日(木曜日)に決まった。心配だった熱も下がり、その原因もわかったようなのでなにより。黄昏ビールもおいしく感じる。

昼と夕食もカレーライスを食べた。今回はけっこう満足のいく味だったけれどさすがに続けるのは辛い。

街中を楽しんだ

2023年12月9日(土)・晴れときどき曇り / 最高気温7度

7時半起床。

昨夜は20時15分頃に就寝したので、夜中の2時半頃に一度目が覚めたけれど寝足りた気分。

今日は朝から良いお天気になって,積もった雪がどんどん解けていく。庭の片隅に立っていたライラック(Flieder)の枝が雪の重みで折れてしまっていたのを隣家の女性が知らせてくれた。庭師を頼むとこんなちょっとしたことでもかなり高くつくので,隣家の若い男性とブリギッテとがノコギリで切り落としてくれた。わたしが手伝わないのはちょっと気が引けたけれど、年寄りの冷や水でまた怪我をするといけないので任せた。

ブリギッテが今年も飾った天使達のオーケストラ。

保存法がいけなかったのか、数個の塗装が剥げ落ちてしまった。残念。

午後はお天気の中を街中へ出る。いつも行く Café で昼食。久しぶりにゆったりと楽しい時間を過ごした。今日は買い物をせずにそのあとは帰宅。昨夜は長い時間眠ったせいか、今日は昼寝をしたいとも思わなかった。

夕方から懸案の飛行機の予約をする。何度やってもこの作業は苦痛で不安である。友人とブリギッテの助けもあってようやく購入出来たときにはかなり疲労感を憶えた。

Passau(パッサウ) 日帰り

2023年9月20日(水)・快晴/最高気温25度(パッサウ)

7時半起床。

朝眼が覚めてからも Passau に行くべきかどうか迷っていた。それほど気乗りはしなかったのである。ただ、現在開催中の展覧会(柴崎先生の和紙を使った照明)が10月29日までなので行けるときに行っておきたいという気持ちはあった。

展覧会の内容はすでにミュンヘンの「五大陸博物館」で展示された物と大きな違いはないと思うので新鮮な驚きは期待しなかったけれど、パッサウまで観に行ってきましたというアリバイを残しておくために行っておきたかった。

それにわたしはまだパッサウの街を観たことがなかったからそちらの方の興味が強かった。

10時24分発の列車に乗る。珍しく定時に発車、そして帰りの列車も時刻表通りの時間に出発した。これには驚いた。車内もそれほどの混雑ではなくて往きも帰りもわたしの隣は空席だった。12時40分頃にパッサウに到着。

まずは展覧会をと思い崖の上に見える要塞まで行くことにする。以前行った人から昇りはかなりキツイので徒歩で登るのは止めたほうが良いというアドヴァイスを貰っていた。シャトルバスらしきものがあるらしいのだが、その発着場所を探すのに手間取ってしまった。

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で、展示会だが、想像していたとおり内容はミュンヘンの物と大差はなかった。しかし、展示室内から受ける印象は全く違う。単純に真四角な部屋というのではなく昔の要塞の部屋を利用したから、それこそ陰影に富んでいて前に見た作品と同じものでも全く違う印象を持った。入れ物というのも本当に大事なのだということを発見。

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もう一つのお目当てである「高所からパッサウの街並みを見下ろす」ということも素晴らしいお天気に助けられて堪能できた。三つの川が合流する地点の水の色の差違がとても興味深い。

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帰路はマイクロバスには乗らず徒歩で急な坂を下ってきた。下に着いてからのんびりと旧市街を見ながらパッサウの駅まで歩く。西日の強い時間でこれはけっこうな汗を掻いた。駅に到着したら、17時19分の列車にちょうど間に合ってミュンヘンへ。帰りの列車も快適。ただちょっと冷房がきつかった。帰宅は19時25分。

ミュンヘンへ

2023年6月8日(木)・晴れ/最高気温25度

4時半起床。

今日はミュンヘンへ戻る日。Lufthansa/LH715 は9時40分発なのだが今回はホテルの前から出るリムジンバスを利用する。前回までは一度品川駅まで出て、そこから京急で羽田空港までの電車を使った。

今回はスーツケースが2個あるのでできるだけ安楽な方を選びたいと思いこれを選んだ。

ホテルのクローク係員は現在羽田へ向かう道路の一つが工事中なので渋滞があるから品川で京急に乗り換えたほうが確実だという。しかし6時という早朝だし出発までは3時間以上の余裕がある。あえてリムジンバスで行く方を選んだが、結果は6時半ごろには空港に到着してしまった。

前回には気が付かなかった空港内の「お江戸日本橋」。

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飛行機の旅は日本に来る時よりも長いとは感じなかったが、ほとんど満員に近かった。機内食もしっかりと食べて映画も2本見る。ミュンヘンには定時に到着。

ブリギッテが Ostbahnhof まで車で迎えにきてくれたのはありがたかった。

帰宅後はすぐにシャワーを浴びて汗を流す。そのあとざっと旅行カバンの整理。アンナも夕食に加わってパスタと生野菜サラダを食べる。ビールはもちろん Weißbier。

ミュンヘン時間22時20分まで起きていたが強烈な眠気に襲われる。  

最終日も楽しめた

2023年6月7日(水)・晴れ時々曇り/最高気温28

いよいよ今回の日本帰国最終日である。いつもながら、もう1週間いたいなという思いとミュンヘンが恋しくなるのとが入り混じって複雑な心境になる。

これもお約束なのだが、今日はお昼過ぎまでお土産を買ったりドイツに持って行く食料品を漁ったりで過ぎて行った。そしてどうやら旅行鞄にうまく収まりそうだったので安心する。

午後から今回最後の美術館に行くことにする。

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それは東京駅八重洲口から徒歩5分ほどの距離にある「ブリジストン美術館」(ARTIZON MUSEUM) 。想像していたよりもしっかりとした内容と洗練された建造物という感じを受けた。次の帰国の時にはまた改めて訪れたい。現在は下記の催し物だった。

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ちょっと疲れてホテルに戻り、すぐに「おふろの王様」へ。まだ早い時間だったから入浴客も少なくとても気持ち良く楽しめた。

今回最後の夕食はまた近くの中華屋。「餃子」「ニラレバ炒め」「ラーメン」そしてビールと満腹。

明日は4時半には起きたいので、最後のスーツケース点検をして就寝する。

お土産はコンプリート(多分)

2023年6月6日(火)・曇り/最高気温25度

6時半起床。

午前2時ごろにアップル社が WWDC のキーノートを放送したのだが、わたしはもちろん熟睡中だった。起床してからYouTubeに上がっていた動画をざっと眺めてみたが、気がかりだった(気にしてもしょうがないのだが)のは MacBook Airの新製品。これは出るには出たのだが画面サイズが15インチとなっただけでスペックなどはほとんどわたしの買った13インチと変わらないようだったので、どこかホッとした。😉 

2週間ほど使ってみて13インチモデルの軽さとバッテリー持ちの良さに満足している。15インチモデルが出る秋までにどうしても慣れなかったら買い替えても良いかなと思う。そのほかに発表になった新製品、Apple Vision Pro に関してはあまり興味がない。

午前中に荷造りを一度してみようとカバンを開けてみたが、今日やっても仕方がないと思い直す。しかし、少し溜まっていた衣類の洗濯をする。今回のようにこまめに洗濯をすれば持ってくる衣類はもっと少なくても良かったのだが・・・。

11時ごろにホテルを出てまた理髪店へ。5月17日にドイツから日本についてすぐに散髪してもらったのだが、明後日はまたドイツに戻るので少し短めに形を整えてもらった。これでドイツに戻ってもしばらくは安心していられる。

散髪、シャンプー、髭剃り、と気持ちの良い仕事ぶりで料金は2500円だった。おまけに65歳以上は100円の割引だった。
ユーロに換算すると17€である。わたしは現在ミュンヘンでは48€払っている。髭剃りは無し。

そこから秋葉原のヨドバシカメラへ。今回最後の店内散歩だ。そこから徒歩で御徒町まで出て上野松坂屋でブリギッテにお土産を買う。疲れてホテルに戻り少し横になった。

夕食は再びトンカツの「丸八」へ。2週間ほど前にも感じたのだが、老主人が健在の頃の昔の「丸八」ではなくなってきている。今でも水準以上の味と応対ではあるのだが店内の空気が緩んできているような。これも時の流れか。きっと3年間のコロナ禍の影響もあるのだろう。

戸越銀座を歩く

2023年6月5日(月)・晴れ時々曇り/最高気温27度

7時半起床。

昨夜は比較的よく眠れたほうだ。寝覚めも悪くない。加えて今日は昼寝も少しできたので体調は万全。

11時近くにホテルを出て「戸越銀座」へと向かう。数年前にも一度訪れているのだがその時は雨降りのお天気だったのでゆっくりと楽しめなかった。今日はバスを乗り継いで行ってみた。

戸越銀座商店街オフィシャルサイト

バスの乗客の70%はおばあちゃんでそれもかなり年齢が高そうな人が多い。今日のようなお天気の中をバスで外出するというのは大変だろうけれど見上げたものである。やはり女性は元気だ。

「戸越銀座」は狭い通りを挟んで小さなお店がびっしりと並んでいて楽しい。ただ、この狭い道を時折車が走るのはストレスだった。これを撤廃するということは商品の搬入などのためにできないことだとは理解できる。

ちょっと流行っていそうな店で「海鮮丼」の昼食を食べて一旦ホテルに戻る。

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ベッドに横になったら40分ほど眠ったようだ。これで体調も楽になった。

午後は東京郊外の国立市まで同郷(いわき市)の歌手を訪ねる。これまでは立ち話程度だったのだが、今日はもう少し長い時間お話ができた。

ホテルに戻ってから先日食べた中華料理店へ。今日もカウンターは満席。「肉野菜炒め」、「餃子」、「チャーハン」を食べて満腹、満足。日本に来てから確実に1〜2kg は増えているだろう。

藝大声楽科のクラス会

2023年6月4日(日)・晴れ/最高気温27度

今日のお昼は東京藝大声楽家のクラス会があった。その前に10時に以前ミュンヘンに住んでいた友人夫妻がこのホテルのロビーまで土産物を届けてくれた。都内に住んでいるとは云え、わざわざここまで足を運んでくれたことに感謝する。

今日は素晴らしいお天気で12時ごろには日陰を縫って歩きたくなるような好天気。

かつての同級生たちは一番若い人でもすでに70歳の大台に乗っている。皆、無事にコロナ禍をくぐり抜けて集まりたかったのだろう、20名の参加者だった。中華料理店「香港1997 銀座トレシャス店」という店の個室を借り切って2時間の歓談。

下はメニュー。ちょっと懐石料理を思い出させる小ぶりの器が次から次に供された。

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皆さん声楽科出身だけあって話し声が大きく、よく響くので難聴気味のわたしでも会話を楽しめた。

当然、2時間では飽き足らず二次会はそこから歩行者天国中の銀座大通りをブラブラ歩いて『銀座ライオン」の2階で2時間以上の歓談。ここではLINEアプリのグループ化作成で盛り上がる。17時ごろにようやく次回を期して散会。

わたしはそのあと秋葉原の JINS でメガネを受け取り、そのついでにテプラの「ラベル・プリンター」を購入して帰ホテル。

テプラ

部屋に入り一休みしたあと、お目当ての中華のお店で何か夕食を食べようと思ったのだが、日曜日で定休日。仕方なくホテルの隣にある食品館でパック詰の寿司を購入。20時近かったので目の前で半額サービスに切り替わった。ラッキー!

美味しく食べたあと今回初めての「おふろの王様」で湯に浸かる。

孫たちへのお土産を買う

2023年6月3日(土)・雨のち晴れ/最高気温22度

6時半起床。

朝のうちは結構な雨が降っていた。こんなお天気の日には雨に濡れない近場の店で買い物をするに限る。

10時の開店を待ってまずはこのホテル横の100円ショップを覗いてみる。孫たちに何か面白そうなものはないかと探して見たが期待はずれ。

次にホテルと反対側にあるイトーヨーカドーに足を向ける。ここではお目当ての弁当箱が結構な種類置いてあったので熟慮の末に同じ物を4個購入。加えて箸も買った。2段重ねのものでちょっと重い。

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ちょうど昼食時だったので、そのあと「吉野家」のかき揚げ丼を試す。宣伝を見て食べて見たいと思っていた。食べてみた感想は私は普通の「牛丼」の方が好きかな。

夕食は近くの居酒屋で食べる。だんだんドイツに帰る日が近づいてくると何を食べるか迷いが出てくる。限られた期間にできるだけ多く美味しいものを食べようと思うと選択が難しい。

風雨の中、友人夫妻と会食

2023年6月2日(金)・雨/最高気温24度

6時半起床。

時差ぼけから解放されたと昨夜は思ったのだが、今日はまた夜中に何度か目覚めた。昨夜はかなり食べたからそのせいもあったのかしれない。外は朝から雨降り。

こんな日にはどこへも出かけられないので「買い物の日」とすることにした。まだドイツへのお土産も買っていないし、自分用の衣類も買っていないからちょうどよかった。

12時過ぎまで新しい MacBook Air をいじって早く感覚的に慣れようとする。12時半に軽い昼食。「かき揚げそば」。

昼食を終わってから駅の構内にあるユニクロへ。ここでシャツ2枚とジーンズ一本、それに夏用の軽い上着を一着購入する。

17時15分にホテルを出たのだがこの時間帯が今日の雨と風のピークだった。電車が遅れてご夫婦も30分ほどの遅れ。

食べたのは「だるまや」というイワシ料理が専門のお店。庶民的だが美味しい料理の数々がお皿に乗って続いた。

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だるまや – 大井町/海鮮 | 食べログ

そこを切り上げてからMさんが締めにご飯物を食べたいというので寿司屋に入る。ここでもひとしきり談笑し、22時半ごろのお開き。

美術館と博物館を見てまわる

2023年6月1日(木)・晴れ/最高気温26度

7時半起床。

今回、日本に帰国してから初めて朝の7時以降に起床。今日まではやはり時差ボケがあったのだろうか。

9時過ぎにホテルを出て「山種美術館」へと向かう。恵比寿までは「りんかい線」を利用する。わたしの JR-Pass は昨日で使い切っていた。今回の旅も JR-Pass は十分に元が取れた。来年からは海外に住む日本人はそれを買えないので今回が最後のチャンスだった。

恵比寿駅の西口に出るとちょうどバスが来たところだったのでそれに乗り「広尾高校前」で下車。10時の開館ぴったりに到着した。

今回は【特別展】 小林古径 生誕140年記念 と銘打って「小林古径と速水御舟」の作品を並べて見せてくれた。この二人の日本画家はほぼ同時代に生きた人たちで親交もありお互いに尊敬しあっていたという。見ごたえのある展覧会だった。

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開催中の展覧会 – 山種美術館

見終わってから美術館内の素敵なカフェで抹茶とお菓子をいただく。なんだか最近のわたしは抹茶づいている。

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恵比寿駅までは下のダラダラ坂なので徒歩でのんびりと戻る。駅の近くまで来ると急にお腹が空いてちょうど見つけた「天や」で天丼を食べる。美味しかった。

そこから今度は上野の「東京国立博物館」へと向かう。

東京国立博物館 – トーハク

山手線の車内では疲れと満腹で少し居眠りしてしまった。

平日にも関わらず上野公園はかなりの人出だった。「東京国立博物館」では刀剣と茶器に重点を置いて見て回る。ここは17時の閉館までゆったりと見て回った。

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ホテルに戻ってからビールで喉を潤してから夕食に出かける。それほど空腹ではなかったけれど、数年ぶりに入ったラーメン屋で「ラーメン」+「ニラレバ炒め」+「餃子」を食べてしまった。それぞれの料理はかなり盛りが良い。自分でも食べられるかなと不安になったが完食。これで2000円ちょうどだった。現在のユーロに換算すると €13,382 である。ミュンヘンだとラーメンだけでこの値段だろう。

明日は東京も一日中雨の天気らしいので大人しくしていよう。

姉、そして友人に会う

2023年5月31日(水)・曇り/最高気温21度

6時半起床。

今日はすぐ上の姉と13時半に、そのあと長年の友人 O さんと17時に会う約束をしていた。今日は部屋を掃除してもらうので1時間ほどホテルの外のカフェで新聞を読んで過ごす。

12時過ぎにまず大船へと向かう。姉と打ち合わせた場所を彼女の方が間違えて少し手間取ったが無事に元気な彼女の姿を発見。彼女は背筋もピンと伸びて若々しかった。80歳になったというがそんな年齢には見えない。

駅の近くのレストランで昼ビールを飲みながら昼食を取る。色々な話をした。時間があっという間に過ぎて16時には次の約束地に向かった。

約束より少し遅れて大崎駅に着き O さんと4年ぶりの再会。彼も変わらず、むしろ4年前よりもいくらか元気な印象を受けた。ここでもケーキとコーヒーで、積もる話を楽しく話し19時ごろに再会を約束して別れる。

姉との昼食でたくさん食べたせいか、夜は全くお腹が空いていないので夕食をパス。少し溜まっていた衣類を選択して早めに就寝する。

親友に再会

2023年5月30日(火)・曇り時々晴れ/最高気温23度

6時半起床。

昨日のクラス会に来ると思っていた親友の I 君は欠席だった。今回のクラス会に出席できない人たちは近況報告をしていてくれていて、それによると彼は体調に不安があることを書いていた。

それがどの程度なのかを確かめるまでは安心できなかったので急遽 LINE で連絡し、わたしが彼の住む街まで出かけることにした。特急電車で2時間足らずのところなのでそれほどの距離でもなし、わたしの JR Pass はまだ明後日まで使えるので金銭面でも問題はない。

数年ぶりで会った友はそれなりに老けて見えた。向こうから見ればわたしもそうなのだろう。会話をしていてかなり聞き取れないほど静かに話すので苦労したが、肺機能が低下しているのが原因らしい。もしかするとわたしの聴覚がかなり低下しているのかも。

一緒に昼食を共にしてその後駅近くのカフェでコーヒーを飲んで別れた。「傘寿」までには再会したいねと言いながら。

ホテルには18時ごろに到着。久しぶりに夕方のラッシュアワーの混雑ぶりを味わう。ホテルの自室に戻った時に見た夕日が美しかった。

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夕食は初め「ラーメン+ニラレバ炒め」を考えていたのだが「永楽」という店に入ってみると残念ながら「ニラレバ炒め」はメニューになかった。そこで「野菜炒め+ライス」に変更する。満腹というほどではないが満足して帰って来る。シャワーを浴びてスッキリ。

高専時代のクラス会

2023年5月29日(月)・雨/最高気温22度

6時半起床。

今日も睡眠時間は少なかったけれどそれほど体調に影響はない。これもよく食べているからかもしれない。とにかく何を食べても美味しい。

10時ごろにホテルを出て今日の高専時代のクラス会会場へと向かう。ちょっと早く着きそうだったので有楽町駅そばの「ビックカメラ」に立ち寄りざっと店内を回る。いつかは今回購入したMacBook Airにつけるハブを買わないといけないだろう。

そこを出て徒歩で日比谷公園の脇を歩いていると後ろから来たK君に声を掛けられた。彼とは幼稚園時代からの仲。

今回の会場はクラス仲間で弁理士に転じて成功したS君のお世話で使うことができた素敵な場所。数年前にもここを使わせてもらった。

会員制レストラン【シーボニアメンズクラブ】 (seabornia.co.jp)
である。

出席者は14名。それぞれみんな歳をとったけれど、5分も話していると時は50数年前にタイムスリップしてしまう。美味しい料理と行き届いたサービスの中、それぞれに近況を報告しあっているとあっという間に3時間が過ぎてしまった。

そのあとまだ話し足りない旧友たち数人で日比谷公園内のカフェで語り合う。名残惜しかったけれどようやくお開きとなりホテルに戻ったのは18時近く。実に楽しい数時間だった。

再び東京へ戻る

2023年5月28日(日)・晴れ/最高気温26度

6時半起床。

5時過ぎに一度目が覚めてしまいそのまま二度寝はできなかった。今日は東京へ戻る日。明日は高専時代のクラス会が計画されているので今日のうちに東京に戻りたかった。

今日もそれほど暑さは感じらない、風の爽やかな過ごしやすい一日だった。12時過ぎの列車で東京へ戻る。列車はかなり混んでいたが途中の小田原で多くの人が降りて行った。何かイベントがあるのだろうか。

新幹線の旅の楽しみはゆったりとした席で窓の外を眺めながら食べる弁当。

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東京駅に到着してから先週注文したメガネを JINS まで受け取りに行く。しかし右目のレンズがちょっと合わないのでもう一度作り直してもらうことにした。出来上がりはどうやらドイツへ出発する日までは間に合いそう。

ホテルにチェックインしたのは19時過ぎ。それから夕食に出かける。今日は「赤魚の干物定食」。

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しかし、まだ満腹感を感じなかったのでその近くの「吉野家」で牛丼(並)を食べる。どちらもとても美味しい!

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日本に帰ってきてからの食事が美味しくて、ちょっと食べ過ぎの気もするが旅先で病気になるよりはマシだ。

「日本三景」をコンプリート

2023年5月27日(土)・晴れ/最高気温27度

6時半起床。

今日も昨日に続いて初めて訪れる名所。「天の橋立」である。ここは何年も前から行ってみたいと思っていた。しかし意外に行きにくい。今回は絶対に行こうと決めていた。

雨が降らなかったから幸運なのだが今日は蒸し暑かった。可愛らしい丹後鉄道の列車で出発。木を多く使った車内が柔らかい印象を与える。

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思ったよりも早く目的地に到着。観光客もそれほど多くない。

駅前の観光案内に聞いてみるとまずは高水の展望台に戻るのが良いらしい。スキーと同じような一人用のリフトに乗って頂上まで。そこからの眺めは想像した通り絶景だった。

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これで日本三景の「松島」、「厳島神社」、「天の橋立」の全てをコンプリートしたことになる。最初に「松島」を見てから43年かかった。

上からの景観を楽しんだあと下まで降り、そこから波打ち際まで歩く。ここでも観光客は少なくてゆったりとした気分になれた。昼食は近くの食堂で「アサリそば」。

そのあとで隣町の「与謝野」へと向かう。ここでは「丹後ちりめん」で有名な「丹後ちりめん街道」を見るのが目的。想像以上に閑散とした街道で内心「これは!」と思う。街道とは言いながら人っこ一人見ない。いかにも昔日の栄光を見た気分。

そこから再び「天の橋立駅」に戻り、18時8分の列車に乗りそこを後にした。

グンゼ記念館と城崎温泉

2023年5月26日(金)・曇り/最高気温23度

6時半起床。

6時少し前に目が覚めてから眠れなかったので起きてしまった。ここはビジネスホテルなので味気ない空気感が漂う。駅からほど近いのが利点で、今朝もコンビニでおにぎり二個とコーヒーを購入してきて部屋で食べた。

今日は下着メーカー・「グンゼ」の施設を見学に行く。わたしもドイツに来て最初の頃はグンゼの下着にはお世話になった。いつの頃からか「グンゼ」はわたしの身の回りから消えていた。

グンゼ記念館は瀟洒な佇まいで凛として立っていた。いかにも明治時代に作られた建物という感じ。

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そこをしっかりと見て回ったあと道路を挟んだところにあるバラが満開の「グンゼ博物苑」を見て回りここでも抹茶をいただいてそこを後にする。

そこから次は一路「城崎温泉」へ。お馴染みの作家、志賀直哉の小説「城崎にて」で知られるところである。着いてみると意外にこじんまりとした温泉街だった。

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わたしはそこで日帰り温泉に入る。大満足。

そこから宿泊している場所に戻り絶品の「鴨すき」で夕食をとる。

Japan Rail Pass を使い始める

2023年5月25日(木)・曇り/最高気温24度

6時半起床。

今日から Japan Rail Pass を使い始める。やはり日本に来たからには京都へは行ってみたい。そう思って9時40分の「ひかり」に飛び乗った。やはり新幹線の座席は広々としていて快適。これに比べると飛行機のエコノミークラスの座席は拷問を受けているといってもいいほどに息苦しい。

お昼前に京都に着きコインロッカーに荷物を入れて行動開始。京都駅のコインロッカーが SUICA 対応のものが多くて最初は戸惑ったけれど慣れればこれは使いやすい。

地下鉄の「烏丸御池」で下車して地上に出たところで昼食を取る。「ほっけの焼き魚定食」を食べて大満足。ここはご飯がお代わりできて、そのご飯が機械のボタンを押すとコーヒーのように自動で出てくるのには驚いた。

そこから寺町通りにあるお茶屋「一保堂」に向かい本格的な抹茶を飲む。

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IMG 4378なるほど、これが抹茶っかと納得。

次にこれもお茶屋さんである「丸久小山園」へと足を運びここでも抹茶を試す。

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正直に言うとこの二軒で飲んだ抹茶の味の差はわたしには分からなかった。

天気予報では雨になるはずだったけれど、幸いなことにそれには会わずに済んだ。その運の良さを喜ぶ。

Apple Watch 8 を購入

2023年5月24日(水)・快晴/最高気温25度

7時起床。

今朝は5時少し前に目が覚めてしまった。そのまま眠れずに7時に起床する。外は素晴らしいお天気で窓から飛び込んでくる朝日はかなりの熱量を持っている。

今日は数年ぶりに銀座を巡り、そのあと「河童橋道具街」を歩いてみたいと思っていた。

大井町から京浜東北線に乗り、新橋で下車。そこからゆっくりと銀座の大通りを歩き始める。すると右側にアップルストアがあるのに目が止まった。どうやら元の店が改装のためにここに移ってきていたらしい。今回は日本で Apple Watch も買おうと思っていたので迷わずに中に入り Apple Watch 8 を選ぶ。

失敗だったのはそこでこれまで使っていた Apple Watch 4 のデータ移行をお願いしてしまったこと。これが想定外に時間がかかってしまって2時間近くをそこに留まらざるを得なかった。おかげで銀座散策の時間は大いに縮められた。

松屋の裏通りで「天丼とそばのセット」を食べる。美味しかった。

そこからようやく「河童橋道具街」に向かう。今日は快適なお天気で観光客も少なくゆったりと眺めて歩くことが出来た。ブラシ屋の店で猪の毛でできたヘアブラシを購入する。

疲れていたが、ついでに浅草寺まで足を伸ばしお参りしてから帰宅の途につく。

明日からJRパスを使って関西方面に出かける予定でいたので新幹線「ひかり号」の指定席権を品川駅で取得する。

夕食は品川駅構内の立ち食い鮨屋「魚河岸日本一」にて軽く食べる。美味しかった。

明朝は少し早起きして荷物をまとめなくてはならない。

二つの博物館を梯子

2023年5月23日(火)・雨/最高気温19℃

7時起床。

朝から雨。しかしそれほどひどいものではない。
思い立って王子製紙の作ったという「紙の博物館」を観ることにする。京浜東北線で乗り換えなしで行けるのも今日のお天気では有り難い。王子駅から飛鳥山公園内を歩いて到着。

館内はほとんど観客も少なくてじっくりとみることが出来た。紙の歴史というのも実に興味深いものがある。

ちょうど昼食時となったので上野駅の構内にあるアトレで「きなせや」という蕎麦屋に入り「ミニ海老天丼セット」を食べる。美味しかった。新潟の蕎麦屋である。

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そこを出てから今度は以前から気になっていた「昭和館/戦中・戦後のくらし」を見ることにした。

「昭和館」は昭和10年ごろからわたしの生まれる前の昭和20年ごろまでの記録を集めたもの。展示されている写真などを見ると、正直な話、自分は戦後に生まれて幸せであったという実感を持った。

さすがに博物館を二つ梯子した後は疲れていた。ホテルに帰り着いてしばらく休み、夕食はトンカツの「丸八」を訪れる。日本に来たらここでトンカツを食べるというのがわたしの定番となっている。

19時過ぎという早い時間だったせいか客も少なかったがそのうちに常連さんたちが次々に入ってきて記憶にあった通りの「丸八」になった。「上ロースカツ定食」を堪能してホテルに戻る。

今夜はよく眠れるだろう。

休養日とした

2023年5月22日(月)・晴れ/最高気温28度

6時起床。

早く目を覚ましてしまった。まだ時差ぼけが残っているのだろうか?カーテンを開けると外はなんだか暑そう。7時過ぎの気温がもう21度ある。今日は美術館で行ってみたいところがあるけれどこのへんで休養日にしてもいいかも知れない。

そう決めたので衣類を洗濯することにする。量は大したことはないのだが時間のある時にこまめにやっておくのが良いだろう。10時半に洗濯を終了。

ちょうど良い機会なので駅構内のアトレを巡ってみる。4年前に来た時とそれほど変化はないようだ。そのあとヤマダ電機でケーブル(lightningーUSB C)のケーブルを購入した。小腹がすいたので「富士そば」で昼食をとる。カレーライスとそばのコンビメニュー(740円)

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ホテルに戻って少し眠る。

15時半ごろから大相撲の実況中継を見始める。16時40分過ぎにテレビに「緊急地震速報」の画面が現れた。震源地は静岡県沖の神津島近で震度5の地震だったらしい。

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パジャマ姿でテレビを楽しんでいたが、すぐに着替えていつでも動けるようにした。その後、収まっているようだがやはり気持ちが悪いものだ。

夕食はこのホテルの隣にある居酒屋で楽しんだ。明日は100%雨になるらしい。さて、どう過ごそうか。

いわきから東京へ

2023年5月21日(日)・晴れ時々曇り/最高気温27度

6時起床。7時に目覚まし時計をセットしたのだが1時間ほど早く目が覚めてしまった。眠り足りた感じがしたのでそのまま起きてしまう。おかげでゆっくりとした朝の時間を過ごせた。

9時20分発の「ひたち8号」で再び東京へ。電車の中で少し眠れた。定刻通りに到着。一旦「アワーズ・イン・阪急」に出向き重くなった鞄を預ける。

そして向かったのは秋葉原の「ヨドバシカメラ」。今日はここで新しくメガネを作ってもらう予定にしていた。その店名は ZINS。出来上がるのは28日ということだ。

ついでに店の内部をざっと見てまわったので流石に疲れた。ホテルに戻りチェックイン。4時ごろからテレビで「大相撲夏場所」観戦。昨日は観ることが出来なかった。

夕食はまた駅向こうの立ち飲み屋でビールと「煮込み」、「板わさ」、「アジフライ」を楽しむ。そのあとホテル横にある「食品館」で20%引きの寿司パックを購入して自室で食べる。

今日はなんだか疲れたので、早寝する。

友と語り合った一日

2023年5月20日(土)・曇り・最高気温19度

7時起床。

朝食は可もなく不可もなく。行き届いたもので十分に美味しかった。身支度を整えてホテルを出、9時12分の列車で内郷へ。そこから歩いて一族の墓地までの道を辿る。2019年に来ているのだがやはり懐かしい。

墓参りを済ませてから子供の時によく遊んだ「山神(さんじん)さま」の敷地を巡り歩く。夏草が生い茂っていて時折鶯の鳴き声が聞こえてくる。蛇の出現に気をつけて歩き11時36分の列車でホテルに戻った。自室に戻って30分ほど昼寝をする。

13時に小学校時代に旧友である M 君がホテルまで迎えに来てくれた。まずはいわき市内のカフェでコーヒを飲みながら30分ほど再会を楽しむ。

その後彼は自宅に車を走らせ彼の奥様の出迎えを受ける。美味しいお茶をいただいてから今日のメインプログラムである「想い出を訪ねる歩き」。わたしが知らなかった常磐炭鉱の廃山などの様子も教えてもらって驚いたりする。

一旦彼の家に戻り美味しいお茶をいただきながらよもやま話に花が咲く。夕方6時近くようやく空が暗くなりかけた頃に彼の運転で平の街へ。

最初に目指したお魚を食べさせる店は満席で入れなかったが、その隣の「ホルモン焼き」の店に入り美味しく食べた。もちろん会話が主体であるが、わたしは本格的な「ホルモン焼き」というのは経験していなかったからとても美味しく感じた。22時ごろのお開き。

兄宅で歓待を受ける

2023年5月19日(金)・曇りのち雨/最高気温24度

7時起床。

昨夜就寝したのは22時過ぎだったのだが夜中に一度も目を覚すことなく7時までぐっすりと眠れた。結構日本酒を飲んだから絶対に夜中にトイレに起きると思っていたのだが嬉しい誤算だった。

8時から大食堂での朝食。他には6名の女性たちのテーブル客がいるだけ。この時期、泊まり客は少ないのだろう。満足の日本式朝食で、一旦部屋に戻り10時会場の大浴場まで過ごす。わたしは盗難が気になり最初は兄親子に行ってもらう。わたしは11時から40分くらいの入浴で大満足。

ホテルを後にして兄の自宅へ息子の運転で戻る。その頃から空が暗くなって来た。兄の心づくしで兄宅の近くにある鰻屋で「鰻重」の昼食を取る。何年ぶりだろう。それから行った兄宅では兄の長女が迎えてくれた。

兄の奥さんは最近歩行が困難になっていてみていても少々心配になる。彼女も92歳なのだが一度外で転んだのが転機だったらしい。やはり転倒は年寄りには一番怖い。

疲れているだろうからと別室に布団を敷いてくれていたので、そこに横になったらまた1時間ほど眠ってしまった。

起きてからちょうどテレビで行われている「大相撲夏場所」を見る。その後長女は母親譲りの素晴らしい料理の数々を作ってくれてこれも大満足。

今夜のホテル「東横イン」まで長女と次女が車で送ってくれた。

東京からいわきへ

2023年5月18日(木)・晴れ/最高気温32℃

いわきへ向かう列車の品川駅発車が8時24分だったから、目覚ましの時計を6時にかけておいた。しかし時差ぼけのせいか目覚ましの信号が来る直前に目覚めてしまい、一瞬寝過ごしたかとパニックになる。しかしすぐに勘違いに気がついた。

脳内のどこかでわたしは大井町駅出発8時24分と覚えていた節があったのでゆっくりとホテルを出たのだが、品川駅で目的の列車に乗ったのは出発5分前だった。日本についてからこのような戸惑いが数回あって「年齢か?」と自分を疑う場面があった。

列車は時刻表通りに「いわき駅」に到着。改札口で姉が待っていてくれた。彼女とは5年以上も会っていなかったから嬉しかった。駅の近くのレストランで昼食。入り口に貼ってあった美味しそうな写真を見て、何年ぶりから「冷やし中華」を注文。食べ始めてみてわたしは「冷やし中華」って昔からそんなに好きではなかったと気がつく。

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そのあと近くの喫茶店に入り、積もり積もった話は「勿来」行きの普通列車出発時刻 15時7分まで続く。

到着駅では兄と息子が車で迎えてくれた。予約しておいてくれた近くの温泉施設に入り、早速一風呂浴びる。この施設(ホテル・宴会場)は海岸線から50メートルぐらいに立っているのでお風呂から見えるう広々とした海の眺めが素晴らしい。

夕食はお馴染みの温泉旅館風。これが美味しくてわたしは完食してしまい、日本酒もかなりいただいた。22時過ぎに就寝。兄とその息子、わたしの3人が布団を並べて眠ったわけだが、この感覚も久しぶり。

3年ぶりに一時帰国

2023年5月16日(火)・曇り/最高気温15度

6時起床。
ブリ切手はミアを幼稚園まで送り届けて一旦帰宅。そのあとOstbahnhof まで車で送ってくれた。S8 に乗るつもりが S1 に乗ってしまい時間がかかった。

飛行機は遅れもなく時間通りに飛び立つ。離陸した途端に眠くなった。

14:30 昼食。結構お腹も空いていたので美味しく感じた。悪くない。この時に赤ワインを2杯頼んで旅立ちを一人祝う。

ドイツ時間で17時になった時に自分の iPhone を日本時間に切り替える。

最後まで DB に泣かされる

2023年2月12日()、曇り/最高気温9度

7時起床。

Düsseldorf・ホテルでの目覚め。シャワーを浴び身支度を整えて朝食をとらずにチェックアウト。

Düsseldolf 駅に着いてみると予定していた列車が急に取り消しとなっていた。ちょっと焦ったが S-Bahn でも行ける距離なので急遽それに切り替える。Wuppertal に着き、駅前からバスに乗って目的地へ。11時開始のブランチ・パーティーには余裕で間に合った。

今日はブリギッテのおばさんの90歳の誕生日を祝うパーティーだった。約40人ほどの家族とお客が参加。

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お料理も悪くなく、良い雰囲気のままパーティが進み16時頃のお開き。私とBrigitteはおばさんの家まで一緒に行き、そこでお茶を飲みながら歓談。

叔母さんの子供や孫たちが1人、また1人と席を立って去っていく。われわれは、19時14分の列車を取っていたので、最後まで残ることになった。疲れたろうけれど、おばさんにとっては全員が一緒に消えるよりも精神的に良かったと思う。

Wuppertal 駅に着いてみると、19時14分発の列車が19時34分発と20分遅れに変更になっていた。待合室で30分待つことになる。そしてやってきた列車は遅れに遅れてミュンヘンには予定時刻を1時間も過ぎて到着。(0時53分着)。

Hauptbahnhof から U-Bahn に乗り継いで幸いにも最終のトラムに間に合った。帰宅したのは午前1時45分。就寝は2時半。

今回は最初から最後まで Deutsche Bahn (DB) のいい加減さに振り回された旅だった。スマートフォンが無かったらどんな旅になったことかとゾッとする。

土曜日の Düsseldolf を楽しむ

2023年2月11日(土) ・曇り/最高気温9度

8時起床。

慣れないベッドの割にはよく眠れたと思う。しかし枕は相変わらず難しい。ホテル泊まりではいつも枕に悩まされる。自分の枕を持って旅行したいくらいだ。

ホテルの朝食(バイキング)をゆっくりと食べてから街へ出る。
最初はブリギッテの希望で Goldsteinstraße 15 まで歩く。ここはブリギッテの三代前の叔父さんが住んでいたところで玄関の前には石盤が埋め込まれてあった。

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Hotelからは歩いてもちょうど10分位の距離で食後のよい散歩にもなった。目的の建物は整備された公園の脇に立っていた。

そこから街の中心にある買い物通りに戻ってユニクロで買い物。セーターを2枚と暖かい室内履きのズボン(今履いているのと同じもの)を購入する。

疲れてホテルに戻る途中にある日本食料品店で「鶏の唐揚げ」,「たこ焼き」,「刺身」,「おにぎり」一個を買ってホテルの部屋で昼食とする。まるで日本にいるみたいな感覚になる。

2人ともたっぷり1時間ほどの昼寝をし、次はモンドリアンの展覧会に出かけた。

出展数はそれほど多くはなくて疲れなくて済んだ。一通り見て回ってからコーヒーを飲んでひと休み。そのあと予約しておいた説明付きでもう一度壁に掛けられた絵を見て回る。これは作品をより深く知ることができる良い方法だ。IMG 3240

彼の作風も他の画家達の影響を受けて印象派からキュービズムにかけ劇的に変化していく様が展示品の流れの中から見て取れて面白い。もう少し長生きしていたら(71歳で逝去)どんな画風にたどり着いただろうかと思いを馳せた。下はアトリエでの Mondrian。

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すっかり暗くなった外へ出ると美術館わきの建物に美しい照明が当てられていた。

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その後歩いて予約しておいた日本料理店「なごみ」まで歩く。Brigitteの右足が2日前から調子が悪いというので、ちょっと心配。

「なごみ」での食事は大いに楽しめた。魚も新鮮だったし客でいっぱいの少々やかましいと感じる雰囲気も良かった。「揚げ出し豆腐」、「納豆マグロ」を平らげ、刺身に箸をつけるまで写真を撮るのを忘れていた。

刺身盛り合わせ:
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寿司の盛り合わせ:
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締めには「きつねうどん」を頼んだ。

すっかり満足して22時にホテルに戻る。明日の準備をして22時半の就寝。

Düsseldolf へ

2023年1月10日(金) ・晴れ

7時起床。

簡単な朝食をとってから荷物を確かめて、9時15分前に家を出た。

ミュンヘンから Stuttgart tまでの列車コンパートメントで50歳台の女性が1人同室。彼女は脚本も書くと云うことでBrigitte との会話が弾んで、Stuttgart までの2時間の列車時間はあっという間に過ぎた。

しかし最後に Problem! 我々の乗ってきた列車が遅れたために乗り換える列車が既に出発してしまっていた。次にデュッセルドルフ向かう列車は2時間後だという。しかしフランクフルトまで行けばそこから Düsseldolf 行きの列車は30分間隔で有るらしい。そこでそのまま列車を降りずにフランクフルトまで乗り続けた。

フランクフルトで乗り換えた結果は予定よりも30分早くDüsseldorf に15:36に到着した。車掌とちょっとした折衝はあったけれど問題なし。この辺はドイツらしい柔軟さ(いい加減さ)だと思う。

ホテルにチェックインして1時間ほど休養する。それから外へ出てホテルの近くの日本食料品店・「松竹」を訪れる。2人ともとてもお腹が空いていたのでおむすびをひとつずつ買って路上で食べた。

またホテルに戻って30分ほどベッドに横になる。18時30分に約束していた A氏夫妻と会い、ホテルの真向かいにあるレストラン「北海道0番地」で楽しい夕食。「麒麟一番搾り」(樽出し)500mlで喉を潤し、会話も弾んで22時のお開き。

茄子の味噌田楽:IMG 3202

刺身盛り合わせ:
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各種盛り合わせ:
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締めに飲んだ日本酒:

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ドナウ川の畔を散歩

2022年12月27日(火)・晴れ/最高気温6度

8時半起床。

昨夜は食事を終わって22時頃に部屋に戻ってきたのだが強烈に眠くて歯を磨いてパジャマに着替えるなりベッドに入ってしまった。

孫たちを寝かせつけたあとユリア、フローリアン、カローラ、ダニエル、アンナの5人がわれわれの部屋に来て カード ゲームを始めたのだがそれにも全く気がつかずに眠っていた。

夜中2時半頃に一度目が覚めてからはウトウトしながら時に眠り時にポッドキャストを聴いたりしているうちに朝になった。

ホテルでの朝食を済ませたあと Kehlheim にある修道院 Weltenburg まで行ってみることにした。その前に昨夜は暗くなってしまい照明のついた Hundertwasser Turm と Kunsthaus を見ただけだったので、午前中の光の中でもう一度確認する。

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今日は朝から素晴らしいお天気で空気は冷たかったけれど心地よい散歩をすることがで来た。

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昼食を Kehlheim のピザ屋で食べ、そこで散会とする。帰宅は16時頃。今回の運転をずっと続けたブリギッテはだいぶ疲れた様子で帰宅するなり一眠り。

Abensberg でのクリスマス

2022年、12月26日(月) ・小雨/最高気温11度。

8時半起床。

MiaとCarolaは朝食の後Georgの両親宅へクリスマスの挨拶に向かった。私とBrigitteは昨夜のあと片付けをして、13時半ごろに Abensberg へ出発する。目的地はMünchenとRegenstaufのほぼ中間にある小さなホテル。

例年だと我が家に娘や孫たちが集まってクリスマスを祝うのだが、だんだんBrigitteの負担が大きくなっていて、今年はそれを回避しようと言う計画だった。ホテルには各自向かうことになる。

目的のホテルには15時ごろに到着。IMG 2667

16時ごろに着くというユリアの家族を待って孫たちへのクリスマスプレゼントを贈呈が始まる。

一通り終わった後でHundertwasserturmまで全員で散歩に出かける。クリスマスの照明が効果的だった。

Hotelに戻ってから全員でで食卓を囲む。結構大きなレストランだったがほぼ満員。やはりレストランはお客が一杯の方が雰囲気が出る。

おいしく食べ、飲んで21時30分にお開きとなり全員各自の部屋に引き上げ。

子供たちを寝かせた後また我々の部屋に集まっておしゃべりが始まったら、私は起きていられずにそのベッドに入り爆睡。皆のおしゃべりやカード遊びの大声なども全く気にならずに朝まで熟睡。