チェシュメ・13日目

6月30日(日)・快晴/最高気温28度

7時半起床。今朝もあまり乗り気ではなかったのだが、強引に海まで連れて行かれた。(^_^;) まあ、海に入ってしまえばそれなりに快適なのだが・・・・。夕方になって少し涼しくなったら Alacati の街へ行ってみようと計画して、それまではおとなしく家でくつろぐことにした。

朝食のあと片付けをしたあとソファの上に横になっていたらまた眠気がさしてきていつの間にか寝入ってしまったらしい。何かの夢を見ていたときにブリギッテに起こされる。一軒おいた住まいに住んでいるトルコ人男性がお茶に招待してくれたのだそうだ。このトルコ人男性は隣に住むおばあさんと親しくしているので、そのつながりで招いてくれたのだろう。

隣のおばあさんをまじえて四人で1時間ほど歓談する。彼も現役時代はミュージカルを歌っていた歌手だということを説明してくれて驚いた。そのあとは午後から影になる方のテラスに移って MacBook Pro 15 に入れてある電子小説を読む。

4時半になりまだ日射しは強かったが陽が傾いてきたので出掛けることにする。最初は近所のスーパーマーケットでちょっとした買い物をし、そのあと Alcati へ向かう。ここは狭い小路の入り組んだ街でレストラン、カフェが凄く多い。下の写真はその小路の一つで出窓の様子がドイツの中世風なところもあって面白いと感じた。

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われわれが着いた時はそれらの店が夜の開店の準備をしている最中だった。きっと人出が多くなるのは7時〜8時過ぎなのだろう。テーブルセッティングとか全体の色彩がトルコというよりはどこかギリシャを感じさせる。

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下の写真の店は緑のアーチと段差のある床をうまく使って立体感のある空間を作り出していた。

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この店はパステル調の水色を壁をぶち抜いた部分に効果的に使って奥行き感を出すのに成功している。
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ここの小路の壁には植物が這っているところが多く今が盛りと美しい花を咲かせているのが素晴らしい。
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このレストランは小さなライブ用の舞台もあって、その前には立ち飲み専用の足の長い机が並んでいた。もちろん椅子席もある。赤で統一した椅子の無駄の無い直線が美しい。

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その小路をゆっくりと巡ってお腹が空いてきたところで一昨日試しておいしく、安かった店 Yusuf Usta に向かった。今日もガラスケースの中から5種類の料理を選んでテーブルまで持って来て貰って食べた。わたしにはやはり肉料理がおいしいと感じた。デザートとコーヒーを飲んで料金は2人分で 56.5 トルコ・リラ (約3000円)。リーズナブルだと思う。

帰り道に再びスーパーマーケットに立ち寄りビールを買って帰宅。今夜のテラスは少し涼しいくらい。

チェシュメ・12日目

6月29日(土)・快晴/最高気温31度

7時起床。今朝は海水浴をせずにシャワーを浴びた。土曜日なので Bazar のある日だ。手早く朝食を済ませて出来るだけ早い時間に出掛けようと昨夜のうちに話していた。

われわれが到着した時間にはまだ開店準備をしている店も多かったので人出も少なく気持ちよくゆったりと店を見て回ることが出来た。先週も来ているので Bazar の全体像も掴めている。もう一度入ってみたい店なども決まっていたので楽しめた。

今日は疲れないようにと途中で2回お茶を飲むためにカフェに座って休んだ。1度目は巨大なパルムの生い茂っている庭を持つカフェ。ここでトルコ・コーヒーとすりつぶしたジャガイモを挟んだクレープのようなものを食べる。素朴な味だがおいしい。

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下の写真は生地を薄くのばしているおばさん。とても愛想が良かった。手前のタッパーウェアに入っているのはすりつぶしたジャガイモ、と2種類のチーズ。

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下の写真は直径70cmほどの穴のたくさん開いた鍋の上で出来上がった記事をコンガリと焼き上げるおばさん。

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新鮮な卵、刺身にしても良さそうなイカ、香菜、オリーブなどを買ったあと、再びカフェに座ってひと休み。今日も強い日射しだったから2回の休憩は正解だった。

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最後にブリギッテは薄手のワンピースを買ってご機嫌。帰宅するときに通った峠の道からの眺めをカメラに納める。

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帰宅するとブリギッテは疲れたのかソファに座ったら寝入ってしまった。わたしは写した写真をMacに取り込む作業などをしていたが、それも終わりに近づいた頃に強烈な眠気に襲われる。

眼が覚めると時刻はもう5時近く。それから二人で海水浴にと家を出た。海に浸かっていたのは20分ほどで、27度の水温が気持ちよい。下の写真はわれわれの住まいから写したもの。素晴らしい海の色だ。

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帰宅して夕食。買って来たイカはすでにはらわたなどが取り除いてあったのでサッと水洗いしてフライパンで焼き、塩・胡椒をしただけ。それにたっぷりのレモンをかけておいしく食べた。あと2ハイほど多く買ってきても良かったかな。

その他はオリーブとチーズ入りの生野菜サラダという簡単なもの。オリーブはわたしが数種類を試食して酸味の少ないものを買ってきた。ブリギッテに任せるとわたしには酸っぱすぎるものを彼女は選んでしまう。

夕方7時半には台所の後片付けも終わり、そのあとはお互いに本を読みながらテラスで日が暮れるまでのひとときを過ごす。

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チェシュメ・11日目

6月28日(金)・快晴/最高気温31度

8時起床。昨夜は蚊に喰われた記憶が無いまま朝を迎えた。目覚めたときの体調も異常なしでホッと一安心。

実は昨夜22時過ぎ頃から急に寒気がして短パンをジーンズに着替えポロシャツの上からブルゾンを着た。ブリギッテは「たぶん日照りの中を歩いて軽い熱中症にかかったのでは?」と言うので心配していたのだ。ごく普通の朝を迎えたので今日は早朝海水浴を実行。(^_^)

帰宅して朝食をとったあとブリギッテが珍しく「今日はどこへも出掛けずに静かに過ごしましょう」と言ってくれたのはありがたかった。

そんなわけで今日はミュンヘンを出発するときにダウンロードしておいた小説「軍師の門」(火坂雅志・著)の下巻を読み進めた。これは軍師・黒田勘兵衛を主人公にして描いた戦国小説だがこの時代がテーマの本は著者が誰であっても面白い。

それにしてもブリギッテが退屈しているのではと思い、夕方から夕飯を食べがてらこれまで行ったことのない Alacati という区域に行ってみることにした。そこは日本で言うと居酒屋とかカフェとかの小さな店が軒を並べている狭い小路に似ている。居心地の良さそうな一角で、若者たちの集まる場所でもあるらしい。

そこにある一軒の店に入りガラスケースの中に並んでいる料理の数々を指差して小皿に盛って貰い食べた。生のレバーを長い串に刺したものもあったのでそれ頼んだらそれを焼いてくれて香野菜とタマネギの薄切り、そして小麦粉で焼いた薄い生地のパンが付いて出てきた。どうやらこれで巻いて食べるらしい。これは楽しかった。

その帰り道にスーパー・マーケットに立ち寄り果物や野菜を買って帰宅。今夕は海水浴は無し。テラスに座って隣の親切な叔母さんと歓談するうちに夜が更けていった。

チェシュメ・10日目

6月27日(木)・快晴/最高気温32度

7時起床。明け方に蚊のプ〜ンという音に悩まされた。耳の近くであの音がするとドキッとして嫌なものだ。今朝の海水浴は棄権。ブリギッテに1人で行って貰った。

朝食を手早く済ませて9
時少し過ぎには家を出た。今日はここから車で1時間半ほど走ったところにある古代遺跡のある Ephesos に向かった。今日も素晴らしい天気で高速道路も車が少なくて快適。来週あたりから学校が夏休みに入るのでそうしたらこんなものではないらしい。

殆ど迷わずに目的地に着いてさっそく観て回ることにする。古代遺跡を観るのは初めてではないので、そんなに期待はしていなかったのだが意外に面白かった。この遺跡の入り口は北と南の二つあって、われわれは北口から入ったようでなだらかな坂道を上りながら両側に並ぶ遺跡を見ていった。自分が歩いているこの道をシーザーとクレオパトラが歩いたのだと思うと感慨深い。下の写真は坂道を半分ほど上って振り返った景観。

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ドイツ語の音声案内機器を借りてブリギッテはそれを聴きながらゆっくりと観て回る。わたしは体調が少し心配だったが、かなり調子よく暑さも気にならなかった。見所はいろいろあって図書館、劇場、トイレなどはどの観光案内所にも載っている。しかしなんといってもその場に立って感じる空気感とか雰囲気を肌で体験できたのがいちばんだろう。

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上の写真は大きな野外劇場跡、下の写真は図書館の入り口である。

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炎天下の中を2時間ほども歩いてみて回ったので終わり頃にはさすがに疲れた。午後3時過ぎに車で帰路につく。帰りは往路よりは時間的に短く感じたが途中で眠くなって困った。事故も無く無事に帰り着いてまずは着替えて海に飛び込む。

そのあとでテラスで夕食。一昨日買ってあったラム肉をニンニクで炒めてたっぷりのレモンを搾りかける。加えてトマトとキュウリ、チーズの生野菜サラダであっさりと済ませる。適度な疲れで今夜はきっとよく眠れるに違いない。

チェシュメ・9日目

6月26日(水)・快晴/最高気温35度

8時起床。わたしはまったく意識しなかったのだが、ブリギッテは昨夜ずいぶん蚊に喰われたらしい。夜中に何度も目覚めたと言っていた。ここ数日、朝凪、夕凪が無いことも蚊の発生にかかわっているのかもしれない。

今朝はわたしも起き抜けの海水浴に付き合ってきた。いつまでたってもそれほど気持ちが良く素晴らしいとは思えない。熱いシャワーを浴びた方がどれほどか気持ちいい。

昨夜あたりから少し腹具合がおかしい。下痢ではないのだが「腹が渋る」という表現がピッタリくるような感じ。朝食のあとソファの上に横になっていたらいつの間にか眠ってしまった。。

今日は古代遺跡のある Efes に行こうかどうか検討していたのだが、わたしの体調がもう一つなので明日以降に延期。そう決まったら急にまた眠くなってきた。

遅い午後、わたしがまた眠ってしまっている間にブリギッテは1人で海水浴に行って来たらしい。5時半頃に帰宅して起こされた。

数日前から対岸に見える半島に行ってみようとブリギッテと話していた。隣のおばあさんが毎朝散歩に行く距離で、魚を食べさせるレストランがあると聞いて行って見ることにする。この頃にはお腹の調子も少し良くなっていた。下の写真の右側に見えるのがその半島。

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対岸を望んで感じる距離よりは遙かに短い距離で写真を撮りながらゆっくりと歩いた。行ってみるとそこは日曜日などに近隣からの海水浴客やキャンプをする人が集まる場所のようでゴミがあちこちに散らばっていてあまり気持ちの良いものではなかった。下の写真に写っている海岸が毎日われわれが海水浴をしている砂浜。対岸から撮ってみた。

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魚を食べさせるというレストランもすぐに見つかりここで夕食を食べていくことにする。われわれが食べ始めた頃にボチボチと客も訪れ始めて砂浜の波打ち際にしつらえられたテーブルもそれらしい雰囲気になった。下の写真は波打ち際にしつらえられたテーブルと椅子。

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下の写真のようなものを食べて100トルコ・リラ (約40 €) だったから、それほど安いというわけではない。味の方はまあまあだった。

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食事をしながら海水浴客を眺めていたのだが、その中に衣服を着たまま海水浴をしている母娘らしき2人を見つけてシャッターを切った。母の方は頭にスカーフまでつけている。これもイスラム教の戒律のひとつらしいのだが、あれではせっかくの海水浴も気持ちよくないだろうに。

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帰宅してからブリギッテが今日の昼、行商に来たスイカ売りから買ったスイカを切ってくれた。お腹が少し不安だったがおいしそうだったのでかぶりつく。甘かった。

チェシュメ・8日目

6月25日(火)・快晴/最高気温35度

7時半起床。わたしは起き抜けの海水浴には行かなかった。時には生活のリズムを変えてみるのも良いもの。ブリギッテはもちろん海水浴。

朝食のあと、今日もチェシュメの街まで出掛ける。ミュンヘンを出発するときからギリシャ領の島、キオスに渡ってみようかと計画していた。その舟が港のどこから出るのか、便数は1日に何本なのか、日本人はビザが必要なのか、料金はいくらなのかなどの情報を集めようと思って家を出た。

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チェシュメの街への途中で車を停めて、そこに拡がる美しい海岸を写真に納めた。左奥に見えるのはシェラトン・ホテル。日曜日には海水浴客で賑わっていたが今日は平日でさすがに静か。

港の近くに駐車して歩いてみると船会社の窓口が見つかったので聞いてみた。まず、ビザは不要。舟は朝の9時半出発で日帰りするつもりなら島を18時に出て約45分の行程で19時頃チェスメに帰ってくる。料金は往復20€、島に渡ってからはやはりレンタカーを借りた方が良いということでそれが30€。2人で行くとなると70€掛かることになる。思ったほど高くはない。しかし9時半の出港というのはここからチェシュメまでの距離を考えるとちょっとキツイ。

ここの環境がすっかり気に入っているブリギッテは1日がかりの行程にあまり乗り気でないようだったのでキオス島行きは止めにすることにした。

そのあとで先日、見逃したチェシュメの要塞に上ってみることにした。中はちょっとした展示室もあるので面白そう。入ってみると入場者はわれわれを入れても10人に満たず、ゆったりと景色を楽しみ写真を沢山とることが出来た。

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要塞の中庭にあたるところには舞台と階段状の客席があって、小さな演劇・オペラなら上演できそうな感じ。音響も良さそうである。上の写真の位置に立って観光客がいないのを確かめて少し声を出してみたが心地よい響きだった。心地よい夏の夕べにここでリーダー・アーベントが出来たら素敵だろうなと思う。

なにより素晴らしいのは要塞の一番高い位置から見下ろす風景だった。海の色はコバルトブルーの静かな佇まいで、高価そうなヨットがずらりと停泊している。要塞を挟んで反対側に拡がる家々の屋根もオレンジ色に統一されていてとても美しい。

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上の写真は要塞から見下ろしたヨットハーバー。

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上の写真は船遊びをしている小舟を望遠でとらえてみた。海の佇まいが美しい。

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上の写真は要塞を挟んで港の反対側に拡がる住宅の屋根。青い空と煉瓦色の屋根の対比がクッキリと美しい。

そこを堪能してからもうすっかり慣れたチェシュメの繁華街に入る。ミュンヘンのケバブ屋さんと比較するために今日は似たようなものを食べてみた。肉は普通のものと鶏肉の2種類あって選ぶことがで着るようになっていた。一緒に入っている野菜類はそれほど多くはなくて、ミュンヘンの Döner Kebab の方がボリュームはタップリ。それだけに値段はミュンヘンの半額近い安さだった。若い人にはちょっと物足りないかもしれない。

駐車した場所まで戻る途中にインターネット・カフェがあったので、そこでトルコ・コーヒーを飲みながら iPad mini でメールチェックとSZの昨日と今日の版をダウンロードする。途中にあったスーパーマーケットで食品とビールを購入して帰宅。

家に着いて2人ともすぐに昼寝モード。眼が覚めてから4時近くになって海水浴。今日の水温は29度近くあって本当に快適だった。

夕食はチーズ入りの生野菜サラダ、ご飯をワインの葉で巻いたもの、トマト、パンというあっさりとした献立。これだけ暑いとこういう食事が良く合う。

チェシュメ・7日目

6月24日(月)・快晴/最高気温34度

7時半起床。眼が覚めて隣を見るとブリギッテが居ない。早く目が覚めて1人で泳ぎに行ったかと思っていたら下の居間のソファで眠ったそうだ。昨夜は持病の背中の痛みがちょっとひどくて、階下のソファの方がベッドより硬そうだったから午前2時頃に移動したそうだ。わたしはまったく気がつかずに眠っていた。

今日か明日にキオス(Chios)というギリシャ領の島に行こうかと昨日彼女と話していたのだが、そんなことで今日はどこへも出掛けずにおとなしくしていることにした。

幸い彼女は昨日カバンを買った店で無線LANを使わせて貰い Amozon/Kindl から本を2冊ダウンロードしておいたので退屈は免れそう。わたしもそうと決まったら急に弛緩してしまって、朝食のあとは早くも昼寝モード。ブリギッテもソファの上で再び眠っていた。彼女は背中の痛みで夜中に眠れなかったから昼寝が出来て良かった。

しかし正午を過ぎるとそれも退屈になってきたのか突然「アイスクリームを食べに行く!」と言い出す。トルコに来てからはもっぱらわたしが車を運転しているので、わたしも一緒に来い、という間接的な命令である。ちなみにわたしはアイスクリームがそれほど好きではない。(^_^;)

帰宅してアイスクリームを食べたあと、3時過ぎの陽光がまだかなりキツイ時間にわたし1人で海に浸かりに行った。わたしの背の立つ位置でも水は素晴らしく透明であるが、ふくらはぎの上あたりから水温がまったく違って温かい。30分ほどで家に戻りそれからまた昼寝。(^_^;)

夕方6時から隣のおばあさんがこの付近の見所を案内してあげるというので、わたしが運転してまずは一昨日バザーがあった方向に走らせた。サーフィンをする人が一杯いるのでそれを見物に行こうというのだったが、その場所に着いてみると波が無い日なのかサーファーが1人も居ない。ガッカリして、それでは逆方向にあるカフェに連れて行くという。

そこからまた車を走らせた。この辺の道は舗装してあるところとそうでないところがあって、中央線もないところが多い。海岸線に沿っての道路だからカーブも多く、初めて運転するわたしにはちょっとストレスだった。

着いたカフェは海を見下ろす丘の上に立つ、どうと言うことも無いお店。日本だと峠の茶屋といった風情だ。しかしそこからの景色は素晴らしい。そこで食べたのは薄いクラッカーのような生地の中に、チーズとほうれん草を挟んで焼いたもの。もう一つは中身がチーズとゆでたナスをペースト状にして挟んだもの。どちらもおいしかったがとても食べきれない量だった。残った分は包んで貰って持って帰った。

8時過ぎに帰宅してそれから今日1日の出来事を記す。

チェシュメ・6日目

6月23日(日)・快晴/最高気温32度

8時起床。今日は朝寝を楽しんだ。ブリギッテはいつものように起き抜けに海に浸かりに出て行ったようだったがわたしはそれを知らずに眠り続けた。朝から海水浴というのは実はあまり気が進まないのでそれはそれで良かった。

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タップリと朝食をとったあとは特にすることもないのでゆったり。ブリギッテがわたしの MacBook Pro 15 を使っている間に、われわれの住まいの周辺を歩いてみた。上の写真は午前中に日陰となる側のテラスの横を走る小道

冬とか他の季節は知らないが夏の現在に限っていえばまさに天国のような所だということを再確認。聞くと、この地域のいちばん暑い時期は7月なのだそうだ。その頃は多分、時に耐えられないほどの暑さになることだろう。でも、海岸まで50メートルという立地条件はその暑さも解消してくれると思う。

そのあとでまた眠気がさしてきて居間のソファの上で眠ってしまった。1時間以上も眠っていたらしい。今日は日曜日なのでグータラに過ごそうかと思っていたのだが、トースターを買いに行きましょうとブリギッテに言われてまたチェシュメまで車を走らせることになった。この住まいを使わせて貰うお礼にまだ備えていないトースターを買ってプレゼントに置いていこうという彼女のアイデアには賛成だったので結局付き合わされた。別に今日でなくとも良いのだが、一日中ここにいるのも彼女にとっては退屈なのだろう。(笑)

今日もチェシュメの港の近くに駐車しようと思っていたのだが、案の定観光客が多くて駐車できるところを捜すのに苦労した。幸いトースターはすぐに BOSCH の店を見つけて購入できた。あとは街をぶらついて帰るだけと考えていたら「娘たちへのお土産に財布を買いたいから」と先日自分のバッグを買った店に立ち寄った。

娘たちへのお土産は短い時間で決まったのだが、そのあと、わたしがその店の無線LANを使わせて貰っている間に奥に消えたかと思ったら再び現れた時には自分のバッグをまた買って戻ってきた。先日、バッグを買ったときにそれも欲しいと思っていて考慮の末に今日買ってしまったということらしい。「これはわたしのお小遣い(へそくり)で買うんですからね」と言い訳をしていた。今日の外出の目的はこれだったのか。(笑)

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ようやく帰宅したのは7時半頃。荷物を置いてからすぐに着替えて海水浴。さすがにこの時間は泳いでいる人もいなくて汗ばんだ肌に決して冷たくはない海水が心地よかった。上の写真の真ん中を走っている「紅白の浮き」は小さな子供たちがこれより先に行かないようにという目印。

夕食はまたテラスでトマト、チーズ、オリーブ、キュウリのサラダ、とパンというなんだか菜食主義者のような食事。普段なら肉が欲しくなるところだが、このカラリとした暑さにはこんな食事が合っているのかもしれない。

チェシュメ・5日目

6月22日(土)・快晴/最高気温32度

7時半起床。お天気はここに着いて以来まったく変化無し。連日の快晴である。気温が高くても湿度はそれほど無いからか家の中とか日陰にいる限り日中でも快適である。

今日はいつものように早朝海水浴をしたあと朝食。台所を片付けたり洗濯したものを干したりしたあと、ここから車で30分ほどの所にある Basar へと出掛けた。かなり規模の大きな市場が土曜日に限って開かれるという事を聞いていた。行くときにちょっと道に迷って時間を食ったが途中で地元の人らしき人に尋ねたりして到着。
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市場を歩き始めたときには衣類関係の出店が並んでいてわたしには拍子外れだったが、半分ほど行くとそれが食料品、主に新鮮な野菜売り場が展開していてとても面白かった。中には魚の競りもあったりして退屈することがなかった。ブリギッテは張り切っていろいろなものを買い込んだから、荷物持ちのわたしはだんだん体力的に大変になってくる。幸い、これが限界という所で諦めてくれたのだが「来週の土曜日にまた来る!」と宣言されてしまった。

帰路、海を見下ろす道路を走っていてとても景色の良いところがあったので車を停めてカメラを構えた。ところが両手に重い荷物を持って歩いたために腕がブルブル震えてしまってシャッターがなかなか押せない。足の方はウォーキングで鍛えてあるから自信があるのだが、上半身をもう少し鍛えないといけないと痛感した。(^_^;)

帰宅してビールを飲みながら買ってきた果物、野菜を食べて昼食とする。そのあとは疲れが出て昼寝。気持ちの良い眠りだった。

眼が覚めてからちょっと時間が早かったけれど海に浸かる。水温が高くて快適。それでも30分も浸かっていると飽きてきた。帰宅してシャワー。

夕食をどこか適当な店でとろうということになり、その前にスーパーマーケットに立ち寄り切れていたビールを購入。今回は麦芽100%と銘打ったものを買ってみた。トルコは宗教のせいなのかそれとも政策なのかドイツに較べるとアルコール飲料は高い。今日買った缶ビールは500ml・6本入りで約25トルコ・リラだった。換算すると €9.8/¥1250ほどである。

スーパーマーケットを出てからレストランを捜したのだが、これというものが見つからず家に戻って簡単に食べて夕食とした。昼間暑かったせいかあまり食欲も無かったので、まあ、これでいいのかも。

チェシュメ・4日目

6月21日(金)・快晴/最高気温32度

8時起床。今日も雲ひとつ無い快晴の一日だった。ここに着いてからまったく変化がない。今日はさすがに少し疲れを感じたのでどこへも出掛けずにゆっくりと過ごすことにした。ブリギッテはときおり退屈そうにしていたが、わたしは自分の体力を考えてそれを見て見ぬ振りをする。(笑)

ベッドから出て、昨日と同様に海に浸かり、シャワーを浴びてからの朝食。歩いて3分ほどの距離にある小さな雑貨屋さんにパンを買いにいったら、焼きたてらしくまだ温かかった。これは思わぬ喜び。

今日は休養(遊びに来ていて休養というのも妙なものだが)だと決めて気が緩んだせいか、朝食後にまた眠くなり居間のソファの上で気持ちよく眠った。ときおり網戸を通して吹いてくる風が心地よい。

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昼食は隣家のおばあさんが作ったご自慢の料理をお裾分けしてくれた。香辛料を施した山羊肉を低温のオーブンの中に放り込んで長時間トロトロと焼いたものだそうで、とてもおいしかった。肉がホロホロと骨から外れて、それでいてしっかり、シットリとした味はバイエルン料理とちょっと似ているところもある。もちろんトマトと他の新鮮な生野菜サラダもボール一杯添えてあった。

わたしはそのあともまた1時間ほど昼寝をする。これだけ眠れるのはやはり疲れていたのかもしれない。

連日のレストラン通いだったから今日の夕食は住まいのテラスでトマトとキュウリのサラダ、チーズ、オリーブ、ツナ、という前菜のようなものとパンで済ませた。スーパーマーケットで買ってきた缶ビールはコクもないしビール特有の麦芽の味もしない期待外れのもの。明日は違う銘柄のものを買ってこよう。

夕方、もう一度海に30分ほど浸かりシャワーを浴びて身体についた塩を洗い流したあと、テラスでダウンロードしておいた小説「図書館革命」/図書館戦争シリーズ4を読む。

チェシュメ・3日目

6月20日(木)・快晴/最高気温33度

7時半起床。昨夜は網戸だけにして就寝したのだが、夜中には暑くて何度か目覚めた。ただ、湿度が高くないのが助かる。寝室にはクーラーも備わっているがそれを使わなくても今のところは済んでいる。ブリギッテは目覚めたあとすぐに水着に着替えて海に飛び込んでいた。とても快適だと言っているがわたしは朝から海に入る気にはなれない。(^_^;)

朝食は日陰になったテラスでゆったりと快適にとった。パンもドイツの白いパンと殆ど変わらずこの点ではイタリアのパンよりはわたしには合っている。昨日市場で買ってきた新鮮な卵をゆで卵にして食べたのだがさすがに新鮮だった。

昨日、隣家のトルコ人男性に案内して貰った街、チェシュメを今日はわれわれだけでゆったり歩きたいというブリギッテの希望で10時過ぎに出掛けた。今日も昨日に劣らず素晴らしい天気で雲ひとつ無い。ナビがあるのでまったく迷わずにチェシュメの街の外側に駐車することが出来た。

街を見下ろす位置にある要塞に上ってチェシュメの街と港を見下ろす。そこを下りてから歩行者天国の両側に並んだ店を見て歩きながら一軒のハンドバッグ屋に入った。この店は今回の旅を提供してくれたトルコ人医者の勧めてくれた店。ブリギッテは最初から自分の貯めたへそくりでバックを買うつもりだったらしい。ドイツの店で買うよりも遙かに安いそうで、30分ほど選んだあとで好みのものを見つけて買った。

わたしはそのあいだ店の前にしつらえられた椅子に座ってトルココーヒーを飲みながら道行く人を眺めて楽しんでいた。これは退屈なようでなかなか楽しいものである。どうしても女性に目が行ってしまうのだが、女性の殆どが立派な体格なのはさすがにトルコという感じ。スラリとした女性はほとんど歩いていないし、たまにそういう人がいてもそれほど魅力的に感じないのは眼の慣れだろうかと自問自答していた。(笑)

ブリギッテの買い物が済むとちょうどお昼時だったので、ドイツのケバブ屋さんと比較する目的でごく普通のケバブ屋に入って食べてみた。ここでも感じたのだが料理の全てが塩をわずかしか使っていない。欲しかったら自分で塩を掛けてくれと言うことらしい。これがわたしには多すぎると思われる量を食べられる秘訣なのかもしれない。ミュンヘンの行きつけのケバブ屋さんも、まあ悪くないということを確認して帰路についた。

帰宅したのは午後2時過ぎ。炎天下をブラブラ歩きして、お腹も膨れていたから家に着いた途端に眠気が襲ってきて1時間ほどグッスリと眠った。そのあと4時過ぎからブリギッテと海に浸かりに行く。今日は昨日より少しうねりが高かった。帰宅してシャワーで身体の塩を落とし着替える。

夕食は隣家の老婦人がご馳走してくれた。彼女の息子が運転してくれる Mercedes Benz のクーペでこの辺でいちばんおいしいという魚料理店まで走る。ほんの5分ほどで到着したのは海に面した広々としたレストランで時間が早いせいかまだ誰もお客はいない。8時過ぎになるとお客でびっしりになるので予約を入れてないと席を取るのが難しいという。

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まず、カウンターに行って自分たちの食べる前菜とメインの魚(鯛を選んだ)を注文することから始まる。それが済んで席に着いたら、後から後から前菜が出てきて、わたしの胃袋が果たしてメインの魚料理までたどり着くかなと心配になった。それでもトルコ特有のお酒 RAKI を飲んで食べているうちに海老や蛸、イカ、海藻、サラダなどの前菜がスイスイとお腹の中に消えていく。

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会話の全てが英語なのがストレスだったけれど、なんとか凌いで約2時間後に店をあとにした。家に戻るとちょうど太陽が沈む時刻の海の眺めが素晴らしいので海の端を散歩したあとに帰宅。夕方に海から吹いてくる風が本当に気持ちよい。

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チェシュメ・2日目

6月19日(水)・快晴/最高気温31度

8時起床。昨夜はけっこう暑かったのと枕の高さが合わなかったのか夜中に何度か目覚めるというあまり快適な睡眠ではなかった。しかし、旅の1日目というのは大体こんなものだ。

ここの住まいにはテラスが二つあって一つは午前中に影が出来て涼しく、夕方はそれが逆になる。時間帯によって快適なテラスを選ぶことが出来るという合理的な設計だ。もちろん8時過ぎの太陽はかなり暑いので朝食はそちらでとることになった。

昨日到着して住まいの中をいろいろと見て回った。いちばん懸念していたのはインターネット接続の点だった。友人はルーターも買ってあるしインターネット接続の契約も済んでいるからわたしが設定してくれということだった。それなら出来るかなと思ってやって来たのだったが、配線がむき出しのままで床に横たわっているだけだった。(-_-;) これではわたしの手に余ると思いこれからの二週間はインターネット無しの生活になるかと思った。

しかし、買ってあったルーターの横にはインターネット接続用のUSBスティックがあった。これを試してみたのだが、いざ繋がるかなと思った最終段階で撥ねられる。これには参った。

今日は隣に住む親切な男性がチェスメの町を案内してくれるというので、コンピューターに店で訊いてみようということになり彼と一緒にUSBスティックと MacBook Pro 15 を持って出掛けた。今日もまた昨日同様に暑かった。

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始めに日本で言うならソフトバンクのような店で確かめてみたのだが、そこでもうまくいかない。そのあと彼の案内でヨットハーバーのそばのレストランで昼食。ここはけっこうな値段だった。観光客相手の店ということもあるのだろう。

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路上で売っている野菜類はどれもみるからに新鮮なもので、訊くと農家からの直送らしい。そこでトマトやキュウリ、卵を買ったあと今度はコンピュータ専門店に入って見て貰ったら、カチャカチャといじって数秒のうちにインターネットに接続が成功した。やれやれ、これで一安心である。インターネットに繋がらない生活はなんと不便なことかと痛感した1日だった。帰り道にユーロをトルコ・リラに替えて帰宅。

途中、友人が教えてくれたチェシュメでいちばんおいしいアイスクリーム屋さんの前に車を停める。アラビクムという名前のアイスを勧められたが粘りがグミ・アラビクムを連想させた。

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住まいに戻ったのが3時頃。さすがに炎天下の歩行で疲れたので1時間ほど昼寝。夕方5時近くになってアパートから50mほどの近さにある海岸へ水浴に向かった。隣人のアドバイスで海で泳ぐのなら朝11時までと夕方4時以後にしないと日焼けで大変なことになるというのでそれに従った。この海水浴場はこの住まいのある地域専用のものらしく10人ほどの人しか泳いでいなかった。海水も快適に温かくてぬるめの温泉に浸かっているような感じだ。30分ほど楽しんでアパートに戻りシャワーを浴びる。

夕食は今日チェシュメで買ってきたトマトやキュウリ、オリーブそれにドイツでは見たことのないチーズ。忘れずに缶ビールも買っておいたので楽しい夕食となった。確かに気温は高いのだが、海から吹いてくる風が肌に心地よく暑さを感じさせないのが助かる。

ミュンヘン→チェシュメ(トルコ)

6月18日(火)・快晴/最高気温35度

6時45分起床。今日から二週間トルコのチェシュメという海沿いの街に行く。友人がそこにアパートの一部屋を持っていて、それを提供してくれた。トルコはわたしもブリギッテもまだ行ったことのない国、加えて現在はイスタンブールやアンカラなどの大都市で大規模な反政府デモが繰り広げられている。あまり気が進まなかったというのが本心。

しかしすでに数ヶ月前に予定を組んで飛行機の切符やレンタカーなども予約してしまっているのでそれを取り消すのも面倒だ。心当たりの友人に聞いてみるとわれわれの滞在するチェシメはイスタンブールからずいぶん離れているから大丈夫だという。

9時半発の Tram で出発。飛行機はミュンヘン→イスミア
まで約2時間の旅。日本に帰るときのジャンボ機に慣れた眼にはとても可愛い機体に思えた。12時20分に飛び立って間もなく機内食が出た。そのあとウトウトとしたらもう目的地である。今朝のミュンヘンも暑かったがイスミアはそれと同じくらいか。

予約しておいたレンタカーを受け取り90kmをわたしが運転した。車はルノー/クリオ(RENAULT/CLIO)というコンパクトな車でとても運転がしやすかった。

着いてみるとそこは本当に海の側。分譲住宅が固まってあるひとつの村を作っている。検問所もあり治安の点では心配することはなさそうだ。隣家には友人の叔母さん(75歳)が住んでいるという。

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われわれが住むアパートの前に車が着いたとき、たまたま叔母さんを訪ねてきていた彼女の息子さんが迎えてくれた。この人が親切な人でいろいろと世話をしてくれたので大助かり。

いったん落ち着いて荷物をほどいたりしたあと叔母さんに挨拶に行った。会話は自然と英語になったが1時間ほど談笑。そのあと息子さんが近くのお店や素朴なレストランを案内してくれた。お腹も空いていたのでそこで夕食。ケバブが大好きなわたしはとても興味があった。

息子さんはわれわれの料理を注文するところまでやってくれて(メニューがトルコ語だけだからサッパリわからない)引き上げていった。わたしとブリギッテはそのあとゆっくりと料理を堪能。思ったほどしつこくなくてあっさりとした味で仕上げてあった。2人でたらふく食べてお勘定は35000トルコ・リラ(日本円で約1800円)。

住まいにいったん戻り、腹ごなしにと海岸をブラブラと歩いてみた。海からの風はかなりの勢いだった。

暑かった!

6月17日(月)・快晴/最高気温31度

7時起床。いや〜、今日は本当に暑かった。朝9時頃からかなりの暑さで日中は30度を超えた。

朝食のあと、義母の所へ立ち寄り、そのあと銀行に用事があって出掛けた。銀行までは歩こうと思ったのだが、この暑さでは身体に悪いと思い今日のウォーキングは中止することを早々と決める。

帰宅して蕎麦を茹で、ざる蕎麦にして食べた。こんな暑い日にはやはり喉ごしの良い冷えた麺類が一番。冷やし中華だったらもっとおいしかっただろうに。

それから1時間ほど昼寝。目が覚めてから溜まっていた洗濯物のアイロン掛けをした。こんな暑い日にアイロン掛けなどしたくはないのだが、明日から2週間ほど旅に出るのでやらなくてはならない。(-_-;)

そのあとで各部屋に掃除機をかける。これも掃除機から出る熱が暑かった。冷蔵庫の中の野菜類を消化していきたいので、夕食には残っていたピーマン、ニンジン、キャベツ、生姜を使って豚肉と野菜炒めにした。ブリギッテは7時頃に帰宅。彼女は明日から三週間の夏休みである。

夕食のあと家の中の整理をし、隣家に水やりを頼んだ植木類をテラスにひとまとめにする。ミュンヘンは明日から数日は30度以上の日が続くらしい。

20時過ぎからいよいよ旅行の荷物作り。夏だから衣類もそんなにはかさばらないのだが、初めて行く土地だから何を持って行ったら良いのかちょっとわからない。それで、つい多くなってしまう。

快晴の日曜日

6月16日(日)・快晴/最高気温27度

7時起床。昨日に続いて今日も夏日。それも湿度は昨日よりは少ない感じがした。日曜日とあって10時からの朝食は義母をまじえてのもの。今日はブリギッテが朝食のあと車で義母を送っていったから、わたしは時を同じくしてウォーキングに出掛けた。12時を過ぎた頃だったがもう陽は中点高く昇っていていかにも暑そう。

結果としていつもよりずいぶん多い15272歩・133分を歩いて帰宅。実は今日のような暑い日に、こんなに歩くつもりではなかった。ちょっと森の中の道に迷ってしまったのだ。(^_^;)

快晴の日曜日とあって森の中を突っ切るアスファルトの道は自転車に乗った人が多かった。その人達がけっこうなスピードを出すものだから道の端を歩いていても気が休まらない。そこで自転車が走っていない、今まで歩いたことのない道を選んで歩いていたら迷ってしまったというわけ。いつの間にかアウトバーンにぶつかってしまって自分が迷っていることに気がついた。(笑) まあ、これだけ歩けたことは良かったと思い直す。

帰宅してシャワーを浴びて汗を流してスッキリ。それからあとはずっとテラスに座って MacBook Pro 15に向かっていた。夕方5時半頃から Weißbier を飲み始めて夕食が終わるまでに2本を空ける。

8時のニュースをテレビで見たあとも再びテラスに座りこの日記を書いている。太陽はすでに遙か西に沈みかけているが空はまだ明るく小鳥たちの声があちこちから聞こえてくる。一年中で一番過ごしやすい気候だ。(20時52分)

気になったこと

先日(2013年6月7日)、末娘の統計学・マスター号授与式に参列した。そこで壇上に呼び出されたアジア系の学生は中国人と韓国人だけで日本人学生は1人もいなかった。その時わたしはひたひたと水が足もとに押し寄せてくるような危機感を感じた。

日本の大学がドイツの大学より優れているのかどうかはこの際問題ではない。ドイツ人だけではなく近隣の国から若い人たちが集まって学んでいるという環境に日本人がいないということに、数年後の日本の方向性を心配してしまうのだ。

外国から母国日本を見るという体験、そして多くのヨーロッパ人学生の中に混じってヨーロッパの空気感を感じ取るということが若い人たちにはかなり重要なことだと思うのだ。これだけは頭の中で考えても身につかない。

ドイツに住んでいてもインターネットのおかげで日本のニュースは昔とは比べものにならないくらいに入ってくるようになった。わたしがそれを見たり聞いたりしていて気になるのは、日本在住の人の殆どの視線が USA に向いているように感じることである。

ヨーロッパに来て生活してみればすぐにわかるが、ヨーロッパ人にとって USA は数ある外国のひとつでしかない。日本の若者たちがヨーロッパでさまざまな国の学生達の中で数年間生活し学業を修めて帰国したとする。数年後にその中の何人かが日本で指導的立場に立ったとき、さまざまな国の指導者と同じプラットホームに立ち、多角的な視点でものを考え、判断することが出来るのではないかと思うのだ。

母国・日本がが将来、中国、韓国などの近隣諸国と対等に、柔軟に、そしてしたたかにつきあえますようにと願っている。

夏日が帰ってきた

6月15日(土)・晴れ/最高気温26度

7時45分起床。1度5時半頃に起きてそれからの二度寝。二度寝というのは余り良い夢を見る確率が少ないような気がする。もう憶えてはいないけれど、夢の中で何かに焦っている自分がいた。

朝食のあとブリギッテは買い物へ。最初の買い物はごく短い時間で戻ってきてから、次は義母を連れての恒例の週末の買い物へ出掛けて行った。

今日はもう一度IKEAと契約している職人さんが来てガラス壁の取り付けに挑戦することになっていた。縦も横もほんの数ミリだけガラス板が長いのが難しいところ。木の板とかタイルとかと違って強化ガラスで出来たガラス板は切ったり削ったり出来ない。どうするのかと見守っていたら吊ってある食器棚や調理台をごくわずかずつズラしていた。結果はピッタリと1mm の隙間もなく納まった。

ただ前もって直角方向に貼ってあったシンクの後ろのガラス板は残念ながら作り直しとなったので外して持ち帰っていった。しかしこちらの方は横幅が狭いので作り直すとしても値段の点でも有利だし取り扱いも楽なのだろう。今回の職人さんは丁寧に辛抱強く作業をしていて好感が持てた。

ちょうど買い物から戻ったブリギッテもその出来映えに満足。彼女は休む間もなく今度は末娘をピックアップしてIKEAへ買い物に出掛けた。本当に買い物が好きな人だ。

わたしは職人さんたちが引き上げたあとTシャツに着替えてウォーキングに出掛けた。太陽はほぼ真上に位置している時間だからかなり暑かった。11382歩・96分を歩いて帰宅。家の中に入ると冷やっとして途端に身体が冷える。すぐに熱いシャワーを浴びて着替えた。

午後は末娘が持ってきてくれたケーキでお茶。加えて彼女が作ったという Marzipan の果物とワニをプレゼントされる。日本の蝋細工を思い出した。わたしは Marzipan は苦手だけれど、こちらのは食べられる。(^_^) お菓子職人となるにはこれも学ばなくてはならない課程のようだ。

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夕方になって末娘の夫が迎えに来、4人で夕食をとったあと彼女たちはお芝居を観に行くとかで引き上げていった。そのあとはブリギッテは庭仕事、わたしは台所のあとかたづけをして、暮れてゆく空を見上げながらテラスで赤ワイン。

ステレオ装置が変だ

6月14日(金)・曇り/最高気温16度

7時起床。昨日から一転して今日は曇り空。ときどき小雨がパラついた。

朝食のあとシャワーを浴びてしばらくしてからウォーキングに家を出る。ときどき傘をさして歩いたがそれほどひどい雨ではなかった。13442歩・118分を歩いて帰宅。こんな天気でも汗をかいたが、家に戻ってくるといつもと違って汗が引いたあとは寒くなった。風邪を引いてもいけないので熱いシャワーをもう一度浴びる。

そのあと、昨日に続いてステレオの調整。左チャンネルの音がときおり割れたり、まったく出なかったりする。その原因を探るためにケーブル端子をきれいに磨いたり、左右のスピーカーを入れ替えたりする。まだ結論は出ないのだが、プリアンプかメインアンプの故障であることは確かなようだ。

プリアンプの方のヘッドホン端子にヘッドホンを繋いで聴いてみると異常は無い。プリアウト端子にスタックス SRS-4170 ヘッドホンアンプを繋いで聴いてみても正常である。ということはメインアンプの故障の公算が大きい。

ここまで試してみて Tram に乗って昼食をとるために Rosenheimerplatz まで出た。
帰宅して再びステレオ装置の検証に取りかかる。やはりメインアンプが原因のような気がしてきた。もし代わりのメインアンプを購入することになるとまた出費だなぁ。

午後4時頃だったが再び Tram に乗ってオーディオ店まで行って情報を集めてこようと思った。1軒目の店で中古の QUAD/606 を見つけて一瞬グラッときたが踏みとどまって帰宅。(笑)

ブリギッテは今日も残業だったので1時間ほど帰宅が遅れた。

まるで真夏日のような

6月13日(木)・快晴/最高気温27度

8時起床。朝からかなり強い陽の光が満ちていて心が舞い上がるような感じで今日は始まった。明け方トイレに起きることもなくグッスリと眠って眼が覚めたのはなんと8時近く。いつもよりも1時間〜1時間半ほど長く熟睡していたことになる。よく眠れたあとはやはり気持ちがいい。

ブリギッテを送り出してからしばらくメールチェックをして10時過ぎにウォーキングに出掛ける。この時間でもすでにちょっと歩くと汗ばむほどの気温で、こんな日には1時間ほどウォーキングの時間を繰り上げても良いなと思う。小学生の頃に「朝の涼しいうちに”夏休みの友
“をやってしまいなさい」
と姉にうるさく言われたことをふと思い出した。12543歩・110分を歩いて帰宅。

汗が引くのを待って今日もステレオ装置の点検。いい感じで聴いているときにIKEAから電話があり昨日うまく取り付けられなかった件を説明してきた。今後どうするかなど、日程を話し合って電話を切る。それから簡単に遅い昼食をとり午後3時過ぎに英語コースへ。

この時間帯が今日はいちばん暑かったのではないか。今年になって初めて半袖のポロシャツ姿で外出。自然に日陰を縫って歩いていた。英語コースは17:45分に終了して帰宅。

帰宅してすぐにテラスに座り Weißbier を開ける。これが出来るとようやく夏が来たのかなと思う。ブリギッテは仕事が忙しかったらしくいつもより遅い時間に帰宅。すでに太陽は西の空に傾いてしまっていたがかろうじてテラスで夕食を楽しむことが出来た。

21:30になるとさすがに薄暗くなってきたし、半袖では寒いと感じる。おとなしく住まいの中に引き上げた。

台所、いまだ完成せず

6月12日(水)・晴れときどき曇り/最高気温22度

7時起床。朝から良い天気。今日は10時に保険屋に行く用事があった。昨年まではこれらのことを全てブリギッテに任していたのだが、今年からは時間のあるわたしの仕事になった。とは言ってもブリギッテが前もって全ての書類を準備しておくので、わたしは子供の使いのようなものである。それでも税金とか保険とか車の登録とかはこれまでまったくやったことがないのでストレスであることは確かだ。(^_^;)

昨日の家庭医と同じく保険屋も森の入り口に近いところにあったのでそこまで30分ほど歩き、用事の済んだあとはいつものウォーキングコースに途中から入るという形になった。話していくうちにその保険屋はわたしと共通の友人を持っていることがわかったり、Nationaltheater の歌手と知り合いだったりしてそちらの方の雑談の時間が長くなってしまった。(笑)

11時過ぎに用事が済んでウォーキングモードに入り12287歩・107分を歩いて帰宅。帰宅して昼食をとってから45分の昼寝。

今日は14時から21時の間に台所のガラス壁の取り付けに来るということだったのでそれからは外出することが出来ない。本を読んで過ごしていた。職人がやってきたのは18時半頃。しかし、持って来た強化ガラスの板が5ミリほど長くて入らない! もう、呆れてものが言えないとはこのことだ。

注文したのは2月の始めである。いったん出来上がったのだが運送中に事故があって壊れてしまい作り直すのにまた6週間かかり、ようやく今日の納入となったらこの結果。さすがのブリギッテも、もう笑うに笑えない、怒る気力も無いといった様子だった。また6週間待つことになる。もし次回も設置できないときには台所全てを解体して返却するということを IKEA に確認して今日は幕。

夕食はわたしが作った。豚のヒレ肉をタマネギを使ったソースで炒めたものに大根おろしを添えて、付け合わせにキャベツの千切りのマヨネーズあえを加えた。

今日も早起き

6月11日(火)・曇りときどき小雨/最高気温18度

6時起床。今朝はブリギッテが出勤前に税務署に行くというのでわたしが運転して行った。最初に向かった税務署はすでに移転していて何のことはない、いつもわれわれが利用している税務署に統合されていたのだった。そんな無駄足もあったし、朝8時頃の街中というのはどこもここも渋滞でストレスが溜まった。

わたしは帰り道に銀行に立ち寄り用事を済ませてから帰宅。今日は朝から曇り空が拡がっていて、ときおり思いだしたようにパラパラと雨が落ちてくる。家に着いてコーヒーを飲んだら急に眠くなってきたので1時間ほど昼寝をする。

眼が覚めてから1人で簡単に昼食を食べたあと、車のフロントグラスにステッカーを貼る作業をする。まず前の所有者のステッカーを剥がさなくてはならないのだが、これがかなり強烈に張り付いていてなかなかきれいに剥がれない。予想以上の時間が掛かってしまった。

そのあと毎日服用している血圧降下剤が切れそうなので家庭医に電話をして処方箋を書いて貰う。それを受け取りがてらいつもとは違う方向から森に入って歩くことにした。今日も傘を持ってのウォーキングだったが途中から晴れ間も見えたりして汗をかいて帰宅。9582歩84分といつもより10分ほど少ない。

帰宅してシャワーを浴び、洗髪をして着替えたらスッキリ。気がつくと結構床が汚れているので掃除機をかける。それが終わり気分が良くなったところで Weißbier をグビリ!おつまみは最近気に入っているサラミ。

そのあとステレオ装置の点検を始めた。今日の午後に1時間ほどLPとCDを聴いたのだが左チャンネルからの音がときどき途絶えていた。ケーブル類はちゃんと繋いであるはずだと思っていたのだが、テストCDで調べてみたら左右が逆になっていたのに加えて位相も逆だった。なんということ!

わたしの使っているメインアンプはフランス製なので表記はフランス語である。 右:droite(ドロワット)と 左:gauche(ゴーシュ)をうっかり間違えてしまったらしい。先日買ってきたスピーカーケーブルを繋いだときは疲れていたのかな。(^_^;)

ブリギッテは勤めのあとイタリア語コースがあったので帰宅は21時半過ぎ。野菜たっぷりの焼きそばを作っておいて一緒に遅い夕食。

忙しかった

6月10日(月)・曇りときどき雨/最高気温14度

5時45分起床。今日は朝一番で新しく購入した車の登録に向かうことにしていたので最近に無く早起き。7時半開場なのだがそこまでの道は通勤時には渋滞が予想されるので早めに家を出たかった。6時50分頃に家を出たのだが、それでも渋滞に捕まってしまい着いたときには30人くらいの列が出来てしまっていた。

個人同士で売買した車の登録は基本的に自分でやらなくてはならない。この前やったのはいつだったかすっかり忘れているほど長くご無沙汰していた。登録所に着いてまず駐車する場所を捜すことから始めなくてはならず、それに少し時間が掛かった。次に古いナンバープレートを外して登録所に持って行かなくてはならないのだが、それもすっかり忘れていて駐車した車までいったん戻ったのでまた時間のロス。

しかし、そのあとはスムーズに事が運び登録は無事に終了。これで完全に自分たちの車として乗ることが出来る。掛かった費用は登録料が € 59.50 とナンバープレート作成料金が € 34 だった。

帰宅したのが10時過ぎで外は曇り空。土曜日・日曜日と家族に付き合っていて歩けな掛かったから傘を持ってウォーキングに出掛けた。幸い雨には遭わずに帰宅。11742歩・99分。帰宅してラーメンを作って昼食とし、そのあと1時間の昼寝。

眼が覚めて、お茶を飲んでから今度は16時に予約が入っていた歯医者へ。歯肉の腫れと痛みは抗生物質のおかげですっかり無くなっていたが、どんな治療をするんだろうかと内心はビクビクもの。しかしどうということもなく痛みも全く無く治療が終わって少し拍子抜けしてしまった。帰り際に「今夜からビールを飲んでも大丈夫だね」と念を押して帰宅。

一休みしてから19時過ぎに家を出て Nationaltheater へ。今夜はケント・ナガノ氏の GMD として最後の Akademiekonzert 。オーケストラで弾いている知人と話をしたら「1曲多すぎだ」と苦笑いしていた。

22時過ぎに終演となって帰宅の途についたが Tram との接続が悪くて家に着いたのは23時。歩数計は20436歩をさしていた。

Akademiekonzert を聴いた

今回の Akademiekonzert はこれまでGMDだったケント・ナガノ氏の最後のオーケストラコンサート。彼も気合いが入っているのか、てんこ盛りのプログラム。しかし、ちょっと多すぎる。休憩のあとの Alban Berg 作品はカットしても良かったのではないか。

最初のマーラーは弱音の部分が美しくて楽しめた。次の中国人女性作曲家による作品は統一感が感じられなくて集中して聴くのに努力が必要だった。曲が終わった途端にわたしの隣に座っていた中国人女性が席を立って会場から出て行ったのでどうしたのかと思ったら、彼女が作曲者だった。

休憩のあともわたしの隣に座って聴いていたから、会場の聴衆の中にはわたしを彼女の夫だと思った人もいたかもしれない。わたしはことさら関係ありませんよという態度で通した。(笑)

休憩後のプログラムについて言えばベートーベンの曲だけをじっくり演奏して欲しかった。終演時間を考慮したということはないだろうが、ベートーベンの8番がやけにセカセカと慌ただしくて音楽の上澄みだけを味わっているような物足りなさを感じた。

6. AKADEMIEKONZERT 2012/13

Gustav Mahler
Adagio aus der Symphonie Nr. 10

Unsuk Chin
Konzert für Violoncello und Orchester
Uraufführung der Neufassung

Alban Berg
Orchesterstücke op. 6

Ludwig van Beethoven
Symphonie Nr. 8 F-Dur op. 93

Termin

Montag, 10. Juni 2013
Nationaltheater

20.00 Uhr
19.15 Uhr: Konzerteinführung

Preise E: 53 / 46 / 40 / 30 / 22 / 15 / 8 / 5
Freier Verkauf und Serie 41
Besondere Ermäßigung für das Programm Junges Publikum
Preise E € 53 / 46 / – / – / – / – / – / 5
k-a-r-t-e-n

Besetzung

Musikalische Leitung Kent Nagano

Violoncello Alban Gerhardt

Bayerisches Staatsorchester

素晴らしかった天気は小休止

6月9日(日)・晴れのち雨/ 最高気温23度

9時起床。昨夜は就寝したのが遅かったのと今日が日曜日ということもあって朝寝を楽しんだ。10時から義母が来て朝食。土曜日から泊まっている次女と彼も加わって5人での朝食。

朝食が済んでからわたしを除いた3人が義母を送りがてら RAV4 の試乗に出掛けた。途中でブリギッテから電話がかかってきたので事故ったか、と一瞬心配したがそれは Bluetooth で電話を掛けるテストだった。ハンドルを握ったまま通話が出来るということで安全運転のためには素晴らしいことだ。

午後4時ぐらいまで今日も良い天気だったのだが、それから急に空が暗くなり雨が降ってきた。次女の彼が18時45分の列車でバイロイトへ帰るというので早めの夕食となった。夕食は手巻き寿司で、マグロ、タコ、シャケ、キュウリの細切り、梅干し、ほうれん草入りのだし巻き卵、椎茸を醤油ダシで煮たものとブリギッテが頑張った。

彼女たちを見送ったあと台所のあとかたづけをし、明朝、車の登録に必要な書類の作成。車の登録というのは数年前にやったのだがその時どうだったのかうっすらとしか憶えていないのでちょっと面倒な気になっている。それに今回はブリギッテの名前で登録するのでそのための委任状とかを用意しなくてはならない。

それも20時くらいには終了したのでそれからテレビのニュースを見て、あとはゆったり。先週の木曜日から連続して4日も夜の遅い日が続いたから自宅でゆっくりとした夜を過ごせるのは嬉しい。夕食が早かったせいか今日は夜が長いと感じる。まだ23時前だけれど今日は早寝しようと思う。昨日と今日の二日間、ウォーキングが出来なかったのがちょっと残念。

今日から RAV4

6月8日(土)快晴/最高気温25度

7時起床。雲ひとつ無い快晴の空を久しぶりに見た。今日も何かと忙しい1日となった。昨夜就寝するときにブリギッテと「SMARTが早く売れないと保険料とかが複雑になるね」と話していたのだが今朝になって車を見たいという電話があった。

今日は11時にわれわれが買った車 RAV4 を受け取りに行く約束をしてあったので、10時にSMARTを見に来て貰うことにした。やって来たのは小さな子供を連れた夫婦でセカンド・カーにするつもりで捜していたのだそうだ。ご主人の方がSMARTを念入りに見てから試乗をして購入を即決。この間の時間は30分ほど。契約書を素早く作成して即金で代金を受け取り一件落着。これで気持ちよく RAV4 を受け取りに行くことが出来た。

RAV4 はすでに契約書を交わしていたので受け取って持ってくるだけ。わたしもブリギッテもオートマチック車に載るのは初めてで、慣れない車であることからブリギッテが慎重に運転して帰宅。これまでの経験で一番危険なのが地下の車庫入れ。これまで乗ってきた車の何台かはブリギッテと娘たちが車体の横を壁や柱にこするという事故を起こしている。(-_-;) それだけにブリギッテはおっかなびっくり。

一休みしてブリギッテは義母を連れて RAV4 での初めての買い出しへ。次女と彼も用事があって出掛けていったから、わたしは簡単に昼食を食べて45分の昼寝。

夕方18時に友人宅での夕食に招かれていたので出掛ける。快晴の空が青くまだ充分に温かいテラスでの食事。残念ながらわたしは禁酒中なので今日はワインもビールも飲めず。23時頃まで楽しく食べておしゃべりをして帰宅。行きも帰りもわたしが運転したのでブリギッテは久しぶりにワインを楽しんでいた。

ちょっと運転しただけだが感想としては「車が勝手に自分で走っていく」というものだった。

末娘のマスター号授与式

6月7日(金)・晴れ/最高気温21度

7時起床。今日も気持ちよく晴れた1日。朝食のあと9時過ぎにウォーキングに出掛ける。10601歩・92分歩いて帰宅。

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昼食はラーメンを作って食べた。お腹が空いていたから少し肉を入れすぎた。(^_^;) そのあとはお決まりの昼寝を45分間。これでスッキリとする。

今朝は地下の共同駐車場の洗浄があった。それが乾いたようなのを見届けて、片付けて置いた冬タイヤと塗料の残りを再び元に戻す。そのあと庭の芝刈り。しっかり汗をかいたのでシャワーを浴びて着替える。

ゆっくりする間もなく Tram に乗って街へ。今日は16時から末娘のマスター号授与式が Ludwig Maximilians Universität であった。末娘はほぼ1年前にいち早く全ての学業を終えてすでにケーキ作り職人の実習をしている。他の同期の学生が終了するのを待っていた形になったらしい。しばらく振りに会った顔見知りの学生達と式の前に楽しそうに話していた。

式はとても簡素であっさりしたもの。とてもフレンドリーな雰囲気で堅苦しさなどはどこを捜しても無い。文化の違いとは言え日本の卒業式とはずいぶん違う。

式のあと簡単な立食パーティに参加したあと、われわれは7時に予約してあったベトナム料理店へ向かった。今日は夕方になっても快適な気温でレストランの庭に設えられた席で気持ちの良い夕食をとった。

家に戻ると次女と彼が来ていた。今週末をわが家で過ごすらしい。ブリギッテからそんな話は聞いていなかったからちょっと驚いた。まあ、どちらにしても週末は自分の時間というのは無いのだが。(^_^;)

たくさんの予定をこなせて満足

6月6日(木)・晴れ/最高気温22度

7時10分起床。昨日に続いて今日も気持ちの良い天気だった。そして今日は予定が一杯で体力的に心配だったが終わってみれば大したことはなかった。

ブリギッテを送り出してからメールチェックをして9時半頃に家を出てウォーキングへ。今日は太陽が照っていたからTシャツ一枚で歩いてちょうど良いくらいの気温だった。8862歩・75分を歩いて帰宅したのは11時頃。

やはり汗をかいたのでもう一度シャワーを浴び着替える。ウォーキングの帰り道に買ってきた菓子パンを食べて糖分を補った。1時間後に Tram で街中へ。

13時からヴァイオリニストのYさんと Viktualienmarkt 近くの日本料理店「庄屋」で久しぶりに会う。わたしは「メンチカツカレー定食」を食べた。けっこう量が多くてご飯を三分の一ほど残してしまった。

14時過ぎにお開きとなってわたしはそれから英語コースへ。この頃が一番眠かった。16時15分開始には1時間ほど余裕があったので Schwabing のカフェで歩道の席に座り、コーヒーを飲みながら今日やるところを予習。

17時45分に英語コースが終了して、今度は19時から始まるオペラ “Simon Boccanegra” を観に Nationaltheater へ。夕方のこの時間でも薄着をした女性がどこかウキウキした表情で歩道を歩いているのに多く出会った。

ブリギッテは今日は車で出勤したので、オペラが撥ねたあともすぐに帰宅することができた。

“Simon Boccanegra” を観た

切符が回ってきたのでブリギッテと二人で観てきた。新演出で今日は2回目の公演。

演出が退屈だという噂を聞いていたのであまり期待はしていなかったが、歌手たちの粒が揃っていて穴が無く楽しめた一夜となった。タイトルロールを歌った Zeljko Lucic は Macbeth を歌ったときとは違ってとても安定した歌唱。声の色も多彩でこの歌手の本来の姿はこれかと納得。

このオペラ唯一の女性歌手 Kristine Opolais もメリハリのある歌唱で健闘。

なによりも全員音程がしっかりしていて聞いていて気持ちが良かった。演出は想像していたほど退屈なものではない。映像を要所要所にうまく使っていたと思う。

Donnerstag, 6. Juni 2013
Nationaltheater

19.00 – ca. 22.00 Uhr
Dauer: 3 Stunden (1 Pause)
18.00 Uhr: Einführung

Preise L: 163 / 142 / 117 / 91 / 64 / 39 / 15 / 11
Freier Verkauf und Serie 45
Preise L € 163 / 142 / – / – / – / – / – / 11
k-a-r-t-e-n

Besetzung

Musikalische Leitung: Bertrand de Billy
Inszenierung und Bühne: Dmitri Tcherniakov
Kostüme: Elena Zaytseva
Licht: Gleb Filshtinsky
Chöre: Sören Eckhoff

Simon Boccanegra: Zeljko Lucic
Amelia Grimaldi: Kristine Opolais
Jacopo Fiesco: Vitalij Kowaljow
Gabriele Adorno: Stefano Secco
Paolo Albiani: Levente Molnár
Pietro: Goran Jurić
Capitano: Joshua Stewart
Dienerin der Amelia: Iulia Maria Dan

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

やっと晴れた!

6月5日(水)・晴れ/最高気温20度

7時起床。やっと晴れた!そして嬉しいことにこの天気はしばらく続きそうだ。朝食のあとシャワーを浴びウォーキングへ出掛けた。今日は最初から下着とシャツだけの姿。しばらくたどってみなかった小道に入ってみたが、地面はまだ柔らかくところどころ水たまりが出来ていた。11350歩・99分を歩いて帰宅。雨降りの中、傘をさして歩くよりはかく汗もサラサラしていて気持ちが良い。

帰宅してラーメンを作って食べる。先週の残りのラム肉があったので、それをメインに卵とたっぷりのネギを入れてちょっと豪華なラーメン。これに餃子が付けば言うこと無しなんだが。
食べ終わったところでちょうど正午を過ぎた。それから1時間の昼寝。

眼が覚めてからSMARTの鍵の電池を入れ替え、台所のハロゲンランプを交換。明後日は地下の駐車場洗浄ということなのでわが家のスペースの壁際に積んで置いた荷物などを地下室に運び込む。

窓から明るい光が差し込んでくると住まいの中の汚れが目につく。土曜日に拭き掃除をした床にもホコリやらゴミやらが落ちている。そこで全ての部屋に掃除機をかけた。これは結構汗をかく仕事だ。いつもならここで Weißbier を飲むのだが昨日から抗生物質を服用しているので残念。冷凍庫から氷を出して冷たい水を飲む。

夕方植木屋さんがやってきて、庭の桜の木を診ていってくれた。無節操に大きくなってしまった上に病気らしいので切って貰うつもり。その見積もりをして貰った。

6時半頃から夕食を作り始める。冷蔵庫の中には野菜がたまっていたので消化しなくてはならない。昼食と同じラム肉を使い、ニンジン、キャベツ、ピーマン、ナス、タマネギ、ニンニクを炒めて(酒、醤油、みりん、オイスターソース、名古屋味噌ソース)などを自分の舌を信じてでたらめに混ぜ合わせたものを最後に絡ませた。(^_^;)

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 自画自賛だけれどこれがけっこういけた。遅く帰宅したブリギッテもおいしいと言って食べてくれたから、それで良しとする。一応お手本にしたレシピは野菜たっぷり♪美味☆野菜炒め

歯医者へ

6月4日(火)・曇り一時小雨/最高気温14度

7時起床。ようやく気温が10度を超えた。どうやら明日からの天気は上向きのようで単純に嬉しい。昨夜はよく眠れて、朝食のあとシャワーを浴び洗髪をしたら気分もスッキリとした。

わが家の2重窓(ドイツの窓は大抵そう)の内側が曇ってしまっている窓枠があって、それはわが家だけではなくこのアパートの殆どの住まいがそうらしい。管理組合の長が業者に同行してわが家の窓を検分していった。そのあと、わたしは傘を持ってウォーキングへ。

昨日は寒い中を教会で長時間座ったりしていたからか少し腰に異常を感じていたのだが、歩き始めて20分くらいするとその症状も少しずつ軽くなっていった。今日も途中でパラパラと小雨に降られたが11398歩・98分を歩いて帰宅。午後に歯医者に行くときにもちょっとした距離を歩くので少な目にした。

帰宅して残り物で簡単な昼食を取ったあと1時間の昼寝。わが家のリフォームが終わってひと月ほど過ぎた昨日から真上の住まいがリフォームに取りかかった。今日は居間と台所の壁を取り除く作業をしたらしくかなり大きな音がアパート中に響き渡る。インナーイヤーヘッドホンをして昼寝をしたから眠っている間その音はあまり気にならなかった。

午後3時少し前に家を出て歯医者へ。長い間続いた悪天候もようやく納まりかけている。今日は診察のあとペニシリン系の抗生物質と歯茎に塗る薬を処方して貰い帰宅。来週の月曜日に炎症した歯茎の治療をするという。

歯茎を切開したりすることは無いようなので、それは良かったが抗生物質を飲んでいる間はアルコールは駄目というのでそれがちょっと辛い。量は飲まないものの毎晩の楽しみである Weißbier が飲めないのは悲しい。

昨日のミサ

昨日は午後から夕方までお葬式にかかわっていたのだが、冷たい雨の降る寒い墓地でかなりの時間立ち尽くしていたり、そのあと場所を移しての長時間にわたるミサに参列したので、身体も心も疲れ果ててしまった。

雨の中の埋葬はよくあることだから仕方がないのだが、一番疲れたのはミサ。昨日のミサはプロテスタントのそれだったのだが、祈りの間に音楽が入るのはカトリックと変わらない。音楽家たちもちょっとひどかったのだが、加えて、神父の祈祷文を節をつけて歌う部分には参ってしまった。

神父たるもの、それが専門職であるのなら祈祷文をもう少しうまく歌う努力をしてくれないかと思ってしまう。あの調子で延々とミサをやられたらそれに参加している信者たちはきっと苦痛を感じるのでは無いか。無宗教のわたしにはそれを聞かされるのがとっても辛かったし、偉そうな顔をしてそれを続ける神父の人柄までが傲慢に思えて仕方なかった。

でも考えてみるとこれまで36年の間、ドイツで数え切れないほどのミサに参加しているけれど、努力しているなと思える声と抑揚を持った神父には5本の指で数えるほどしか出会っていない。聞き惚れるような声でミサを進行していったら参加している信者たちの信仰心も高揚されると思うのだが。

これまでで一番素晴らしかったのはローマのバチカンでラテン語で行われたミサ。この時は「この神父さん、オペラ歌手になってもいいんじゃないか」と思ったほど惚れ惚れと聴き入ってしまった。(笑)

でも、こんなわたしの不満はわたしが信者ではないということから来ているのかもしれない。幼少の頃からそんなものだと慣らされてきたら耳が麻痺してしまうのかも。信仰にはもっと大事なものがあると言われれば、無宗教のわたしは黙って引っ込むしかないのだが。

2013年5月の歩行記録

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本来ならば一年中で一番美しいはずの5月が、今年は悪天候に見舞われた。それでもなんとか頑張っていたが20日過ぎには今月はもう駄目かなと弱気になった。そんなところに友人から「風さえ無かったら傘をさして歩けばいいんじゃないの?」と励まされてハッと気がついた。(^_^) 心のどこかに「晴耕雨読」という4文字があって、雨が降ったら家の中にという妙な固定観念があったのだ。そして、雨の中を歩くのも楽しいものだということを知った。

スクリーンショット 2013-06-04 19.03.10この助言のおかげで雨を気にすることがなくなったのは嬉しい。その結果は 11273歩/1日 というもので久しぶりによく歩けた月になった。6月も頑張ろうと思うが、2週間の休暇で家を留守にする予定なのでさてどうなるか。

冷たい雨の中のお葬式

6月3日(月)・雨/最高気温7度

6時半起床。昨夜は Prien に戻りたがっていた次女を無理矢理に泊めたのだが、朝7時過ぎに彼女は出発していった。テレビをつけてみると朝の番組は軒並み大雨で冠水した状況を放映している。やはり昨夜はわが家に泊めて正解だった。

ブリギッテは今日は叔母さんのお葬式出席のために休暇を取った。朝食のあと2人で銀行に出掛け、RAV4 の代金を相手方に振り込む。いったん帰宅してケーキを食べコーヒーを飲んでからお葬式に出掛けた。

相変わらず雨が降り続いていて、途中で渡った橋の上から見るイザール河の水量はもの凄い。お葬式はミュンヘンの西の方にある Waldfriedhof という古い墓地。わたしの歌の範とした Fritz Wunderlich のお墓もここにある。

13時から Trauerhalle に棺が運び込まれそこで神父の簡単な祈りがあった後、棺を先頭にお墓まで参列者が歩くことになる。天気が良いときはこれも苦にならないのだが今日はあいにくの冷たい雨。幸い墓までの距離が短かったので助かった。すでに穴が掘ってある墓に棺を沈めて、再び神父の祈り。そのあと参列者の一人一人が花を投げ入れ、用意されていた砂を小さなスコップですくって棺の上に投げかける。

中には個人に対して思い入れのある人もいて、そういう人たちはじっくりと時間をかけて合掌したりするものだからかなりの時間が掛かる。わたしとブリギッテは比較的早い順番だったから助かった。そのあと16時からミサが予定されている教会まで車を走らせた。

教会に着いたのは15時頃。それから1時間あまりを控え室でコーヒーと Butterbrezel を食べながら親戚の人たちと会話をして待つ。16時から始まった Trauergottesdienst は延々と続き、終わったのは17時50分だった。これはわたしの経験の中でも最長である。

もちろんオルガンとトランペットソプラノ、バスの歌う音楽付きだったのだが、これがひどかった。特にひどかったのがオルガンでバッハのいつも弾いているような曲は無難だったのだが、ソプラノが歌うメサイア/ヘンデルの伴奏は明らかに間違った音を弾いていて(殆ど違う調性に聞こえた)気持ちが悪いのなんの。ソプラノがあれでよく歌えるものだとそちらの方を感心してしまった。

ブリギッテは18時からわが家の近くのレストランでアパート住民の集会に出席することになっていたので、急いで戻ったのだが、途中、渋滞に遭って30分ほど遅れてしまった。わたしはそれには出席せずに帰宅。部屋の暖房を入れてようやく人心地ついた。

次の車は TOYOTA/RAV4 に決定

6月2日(日)・雨/最高気温9度

8時15分起床。5時半に一度起きて二度寝。雨は一晩中降り続いている。ラジオから流れてくるニュースは雨による被害が予断を許さない感じが伝わってくる。

義母を10時少し前に向かえに行ってわが家で朝食を一緒に取る。朝食後はまたわたしが送っていった。

午後1時にパリから親戚の娘が到着するのでブリギッテは Hauptbahnhof まで迎えに行く。彼女は明日から1ヶ月間ミュンヘンのある会社で実習をすることになっている。

わたしはその間、1時間の昼寝。天気のせいもあるのだろうがどうも気分がスッキリしない。

夕方から売りに出ていた車を見に行って、ブリギッテが気に入って買うことに決めた。車種は TOYOTA/RAV4 で購入後半年の中古車。オートマチック、ガソリン車で走行距離は4000km。

夕方7時から末娘夫妻、午後にパリから到着した娘をまじえ5人での夕食。

週末バイロイトに行っていた次女が Prien に帰る途中で立ち寄って夕食をともにする。しかし降り続く雨のためにアウトバーンが閉鎖になって帰るに帰れなくなった。今晩はわが家に泊まって明朝早く出発するように勧めているのだが、当人は明日の仕事が気になって出来れば今日中に自分のアパートに帰りたいらしい。その気持ちも理解できるのだが・・・・。

雨、雨、雨

6月1日(土)・雨/最高気温14度

7時40分起床。てっきり雨が降っていると思った朝は曇り空。もしかすると今日はそんなにひどい日ではないのではと期待したが、数時間後にはやはり雨になった。

朝食のあとブリギッテは週末の買い物へ。わたしはキーボードに関するエントリを書いたりして過ごす。この時点ではまだ雨は降っていない。

12時少し前に簡単に昼食を済ませて、ウォーキングに出掛けた。昨日の強風は納まって雨も降っていない。しかし用心にと傘を持って家を出た。歩き始めて30分ほど過ぎた頃にとうとう雨が降り出してきて、だんだんと勢いが増してきた。その中を12341歩・105分歩いて帰宅。

午後3時過ぎに MacBook Pro 15(Mid 2009)を受け取りに長女が来訪。喜んでくれてわたしとしても嬉しい。そのあとは昨日に続いて階下のステレオ装置でLPを2枚ほど聴く。聴いたのはチャイコフスキーのシンフォニー5番とエグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)の『Dança das Cabeças』。後者はわたしの愛聴盤のひとつ。しばらく振りに針を下ろした。そろそろカートリッジの交換時かもしれない。

夕食は魚料理がおいしかった。食事のあとはブリギッテが昨日買ってきたウッディ・アレン(Woody Allen)のDVD「恋のロンドン狂騒曲」を観たがもう一つ。

キーボードいろいろ

わが家にいま存在するキーボードです。上から日本語キーボード( Bluetooth )、ドイツ語キーボード(有線)、英語キーボード( MacBook Pro 15 )。全てアップルの製品。

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日本語キーボードはずいぶん前に買ったものですが、キーの間隔が微妙にわたしに合わないのかどこか使い難くてほとんど使っていません。見た感じもひらがな表示が入る関係でどうしてもゴチャゴチャした印象を受けてしまいます。

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4月に新しく買った MacBook Pro 15 Retina の英語キーボードです。わたしはこれまで MacBook Pro15(2009)のドイツ語キーボード版を使っていて、出来れば今回もそれにしたかったのですが、 MacBook Pro 15 Retina を日本で購入したのでドイツ語キーボードの選択肢はありませんでした。まだ「enter/return」キーが小さいのに慣れず、その上の「¥、\」キーを叩いてしまうことがたびたび。

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上のキーボードはわたしがこれまで使っていた MacBook Pro15(2009)のドイツ語版キーボード。これは長女に譲ります。

ドイツで使うにはやはりドイツ語キーボードの方が便利です。ドイツ語特有のウムラウト文字 (ä,ü,ö Ä,Ü,Ö)を英語キーボードで打つには3回キーボードを叩かなくてはなりませんから。例えば ä を打つには”alt”-“U”-“A” を叩きます。それと “Y”キーと”Z”キーが逆です。パスワードで “Y” と “Z” が混在していたりすると打ち込むときには一瞬考えてしまいます。(^_^;)

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上のキーボードは単体でも買えるドイツ語版キーボード。iMac を使っていたときにこれと同じものを使っていたのですが、 iMac を末娘に譲ったので先日新しく購入しました。ブリギッテがこれまで使ったドイツ語キーボードの中ではこれが一番打ちやすくて好きなようです。曰く「文句のつけようがない」。有線なのはそれほど気にならないみたいです。