長い散歩はまだバテる

2020年2月19日(土)・晴れ/最高気温8度

7時起床。

ゆっくりと朝食をとったあとはなにも予定はない。

新しい電子書籍 「黒牢城」(米澤穂信)を読み始める。ついこの間直木賞を受賞した作品。

最近は評判になったり賞を取ったりした作品を読んでいる。受賞した作品は、一応の水準をクリアしているだろうという期待があるから。まだ第一章を読み終えただけだが、面白い。

お天気が良いので散歩に出掛けることにする。約50分ほど歩いて帰宅。かなりバテた。まだまだ体調は戻っていないと感じる。

昼食を取ってから1時間の昼寝。グッスリと眠って15時頃に眼が覚める。

庭にクロッカスの花が顔を出し始めている。なんだか年々増えているような。黙っていてもそうなるのかも。春近し。

IMG 9903

夕食はブリギッテが久しぶりの「タイ風カレー」を作ってくれた。わたしはどうしても日本のカレーの方が好きなのだが、彼女は日本のカレーを食べると胸焼けが起きるというので、ここしばらく作っていない。

17時頃から鱈のレバー (Dorschleber) の缶詰を肴に「黄昏ビール」を始めたのだがこれはちょっと胃にドカッときた。夕食後に Schnapps を飲んで消化に努める。

「ミカエルの鼓動」 柚月 裕子 著

2022年2月18日(金)

「ミカエルの鼓動」(柚月 裕子 著) を読了した。

418npoUf8FL

この作家の本はこれまでにもけっこうな数を読んでいて期待を裏切られたことがない。今回もそれは変わらなかった。

心臓外科手術における治療ロボット・ミカエル を中心においてそれに携わる心臓外科医の心情と葛藤、そして病院経営者の思惑が絡まって物語が展開していく。

いつもながらの緻密な取材を感じさせる重厚な物語の展開に読んでいて満足感がある。これぞプロフェッショナル。

余談だがこの本のなかに出てくるミュンヘンの

「ミュンヘン ハートメディカルセンターといえば、世界的にも知られている心臓手術の専門病院だ」

というのは多分 Deutschen Herzzentrum München – DHMがモデルだと思う。

私の妻 ブリギッテは1996年に心筋梗塞で倒れたあと、定期的にここを訪れて検査して貰っている。

その他にもミュンヘンに関する記述があるので引用しておく。黒沢というジャーナリストが主人公の西條医師にこう言っている。

なにより感動したのはビールだよ、白ビール。先生、飲んだことあるかい。俺はこのためだけに、またミュンヘンに来るよ。味が澄んでいて軽いが、酵母がしっかり生きているんだ。

これは毎晩のように「黄昏ビール」と呼んで晩酌を楽しんでいるわたしが好きな Weißbier のことである。日本から来た友人、知人は気に入ってくれる。わたしの印象では女性に好まれる味らしい。軽いからかもしれない。

「母の待つ里」を読んだ

2022年2月14日(月)

数日前に新刊「母の待つ里」(浅田次郎 著)を読了。
久しぶりに読む浅田次郎の本である。この著者の作品はこれまでも数多く読んでいると思うのだが、期待を裏切られたことはないという記憶がある。今回も楽しみにして電子書籍をダウンロードした。

41gu5YxCxfL

東京に生まれ育った,いわゆる「田舎・故郷」を持たない3人の男女が高額の料金(一泊50万円)を払って体験する仮想空間を扱った物語。

最初は、なんだかなぁと思いながら読んでいたが、途中から浅田次郎氏の筆力によって物語の中に入り込んでいった。

しかし、全編を読み終わったあともどこかしっくりとせず、心の片隅に妙な空白を感じる。これはわたし自身が「故郷」を持った人間だからだろう。

昨年あたりから寝床の中でよく自分の幼少の頃の記憶を辿っている。その記憶の中の風景は自分でも驚くほど鮮明で、ふる里を持っている幸せを感じる。

この本は東京で生まれ東京で成人した人たちが読むとまた違った納得性を持った感慨が湧いてくるのだと思う。作者の経歴を読むと、浅田次郎氏その人も東京人ということで彼にとってはかなり密着性の高い物語なのだろう。

老眼鏡を作ることにする

2022年2月7日(月)・曇り/最高気温3度

8時起床

朝食のあとブリギッテは外出。医者と銀行の用事があるという。わたしは老眼鏡を作ろうと思っていたのでお天気はあまり良くなかったけれど出掛けることにする。

しばらく前から右眼と左目の像の結び方がかなり違うので,本を読んだり iPad のディスプレーを見たりすると疲れるようになっている。

眼鏡店 Fielmann を出たあと日本食料品店の「美門」に立ち寄り細々としたものを買い、帰宅。4000歩ほどしか歩かなかったけれどちょっと疲れた。帰宅してすぐに昼寝。

午後は 「美門」 の店頭にあった日本に関する小冊子を拾い読みしたり、電子書籍「母の待つ里」(浅田次郎著)を読み始める。

ブリギッテは街中でカローラとミアに会うためにまた出掛けて行った。

17時過ぎからアンチョビを肴に Weißbier タイム。夕食はやっと残り物の 「水炊き」 を完食。その後も電子書籍を読み続ける。

ミュンヘンで眼鏡を作ると必ず最後に 「出来上がるまで10日ぐらい掛かります」 と言われる。東京の Zoff や Jins などでは検眼のあと1〜2時間ほど買い物をしてくる間に出来上がっているのだが。この差は何なのだろうと考えてしまう。

「にぎやかな天地」(宮本 輝)を読んだ

2022年2月6日(日)・晴れ/最高気温7度

8時起床。

昨夜、客が帰っていったのは23時半過ぎであと片付けをサッとしてからベッドに入ったのが0時半を過ぎていた。疲れていたのでよく眠れるかと思いきや5時頃に目が覚めてしまいそれから朝までウツラウツラとしていた。おかげで午前中はボンヤリとした頭のまま過ごす。

朝食の時に昨夜の残り物の Sekt を飲むが気分的にちょっと華やいだだけで頭は相変わらずスッキリしないまま。

今日はわたしもブリギッテも何の予定もないし、日曜日でもあるのでお互いに好きなことをして過ごす。

わたしは12時を過ぎた頃に40分ほどの散歩に出掛けた。かなり風の強いお天気だったので上から落ちてくる枯れ枝には気をつけながら歩く。帰宅してすぐにベッドに横になり1時間ほどの昼寝。

目が覚めてからは読みかけの小説・「にぎやかな天地」(宮本 輝)を読み進める。

41pBHVR7LOL

昼食を抜いたので17時過ぎにブリギッテがお腹が空いたと言う。夕食にはまだ時間があるが昨夜の「水炊き」を温めなおして食べる。お客の接待に気を使わなくて良いぶん昨日よりはおいしく感じる。

18時過ぎに小説・「にぎやかな天地」(宮本 輝)を読了。後味の良い作品だった。

19時少し前から日曜日の恒例電話を50分ほど。

「ミス・サンシャイン」(吉田修一 著)

2022年1月25日(火)

ある週刊誌の書評で目についた「ミス・サンシャイン」(吉田修一 著) をAmazonからダウンロードして読んでみた。

コロナ禍という事もあるが、年齢のせいもあって余りシリアスな小説には食指が動かなくなっている。書評を読んでみるとそういう内容ではなさそうなので読んでみたくなった。Amazonのレビュー欄に書かれているものも概ね好意的である。

読んでみると想像通りの内容でフワフワとした春の木漏れ日のような心地良さで最後まで一気に読み終わった。

31pbDQ4WRpL

その中でちょっと気を引かれた一節を記しておく。

「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」

良い本だった。

孫たちの個性の違い

2022年1月24日(月)・晴れ/最高気温4度

7時45分起床。

わたしが目を覚ましたときにはもうヨナスがブリギッテのベッドに入って本を読んで貰っている。ヨハナもミアもヨナスも孫たちは起き抜けに本を読んで貰うのが大好きのようだ。

ゆっくりと朝食をとったあと、ブリギッテはヨナスを連れて動物園へ。今日も車での送り迎えはわたしだ。2人が動物園に行っている間の時間はわたしも1人になれるので嬉しい。

13時半頃にブリギッテから迎えに来て欲しいと電話がある。ヨナスは動物園の中でお昼ご飯を食べたらしく、帰宅してコトンと眠ってしまった。

ブリギッテも疲れていたらしく昼寝。わたしもそれに付き合って昼寝。結局3人で昼寝をしてしまった。夕方4時過ぎに目を覚ます。

遅いお茶の時間だったが用意してあったケーキを食べる。そのあとも本を読んであげたり、レゴで遊んだり。

19時過ぎに夕食。そのあと入浴させてから寝かせつける。今日もアッサリと寝入ってくれて凄く楽ちん。女の子と男の子という違いはあるにしても孫もひとりひとりの個性があるのだと感心する。

今日は1人の時間に電子書籍「ミス・サンシャイン」(吉田 修一) を読んでいる。レビューの評が良かったので読んでみる気になった。

探花―隠蔽捜査9― (今野敏)を読了

2022年1月22日(土)・雪/最高気温1度

7時半起床。

昨夜ブリギッテが帰宅したのはなんと午前1時半を回っていた。😅

わたしの体調は今日も相変わらず。午前中にブリギッテが Apotheke に出掛けてわたしの咳について相談してきた。薬局員によるとわたしが喘息の時に使っているスプレーを使うようにという提案だった。

外はしきりに雪が降り続いていて止むことがなかった。庭に積もった雪の量はかなりのもの。

そんな日中は電子書籍 探花―隠蔽捜査9― | 今野敏 | を読み始める。

41T3khBFFFL

このシリーズは第一巻からずっと読み続けていて,これは最新刊。相変わらずの面白さで夕食前には読了してしまった。

まだ咳と鼻水が止まらない。 Tagesschau を観たあとベッドに潜り込む。

「聖女の救済」(東野圭吾) を読んだ

2021年12月27日(月)

12月17日に友人夫妻を簡単な夕食に招いたときにいただいた文庫本「聖女の救済」(東野圭吾) を読み終わった。この作家の本はこれまでにも何冊か読んでいて、嫌いな小説家ではない。

71XHDuxvbrL

数冊あるガリレオ・シリーズの一冊である。

湯川教授(=ガリレオ)という物理学者が犯罪の謎解きをする。彼の学生時代からの友人が刑事の 草薙、その同僚が女性刑事の 内海 薰 。この2人の刑事が集めてきた情報を元にガリレオ=湯川教授 が事件を解明していく。この手法はシャーロック・ホームズ+ワトソンと同様の設定だ。

冒頭から犯人は読者に知らされている。エンターテイメント小説だからその中にはもちろん「恋」も織り込まれている。この辺が多くの読者を引きつけている要因で、あざといけれど作家の筆力で先へ先へと読ませていく。

まあ、現実の世の中では起こりえない事件で、私はもっぱら謎解きの方に興味をそそられて読み続けた。最後に推理が袋小路に入ったときにどうするのかなと思ったら過去の事件を持ち出してきた。これによって一挙に謎解きは完了するのだが、ちょっと狡いなぁと感じた。

そして学生時代に難しい幾何の問題が解けなくて唸っていたときに、一本の補助線を引くことによってあっけなく解決したときのことを連想した。

それでも読後感は悪くなく、ガリレオ・シリーズをもっと読みたいと思った。しかしAmazonでKindle版を探しても見つからない。どうやらこれは東野圭吾氏が自分の作品を電子書籍化することを許可していないらしい。だが、最近は彼の膨大な作品群から数冊は電子書籍化されているので、その中からなにか選んで読んでみようかなと思っている。

「ザ・ロイヤルファミリー」を読んだ

2021年12月22日(水)

先日読んだ
笑うマトリョーシカ (文春e-book) | 早見 和真
がけっこう面白かったので同じ作家の本を捜してみた。そして選んだのが
ザ・ロイヤルファミリー | 早見和真 というもの。

51k9bJCadrL SX346 BO1 204 203 200

簡単に言うと競馬の馬主を真ん中に置いて,サラブレッドを絡ませた物語。

わたしは競馬の馬券を買ったこともないのでどうかなと思ったのだが、競馬に出場するサラブレッドの描写は楽しめた。読み終わってみると余り心には残らない。文章にちょっとちぐはぐさを感じたからか。この作家の他の本を読むかどうかは疑問だ。

白菜を消費しなくては

2021年12月8日(水)・曇り/最高気温2度

7時起床。

昨夜は久しぶりに23時過ぎの就寝。数日前から読んでいた小説「笑うマトリョーシカ」(早見 和真)が面白くて最後まで読んでしまったから。

41RbFUqqxeL SY346

ちょっと変わった推理小説のような内容だった。

今日は医院通いも無かったので一日中家の中で過ごす。新しくダウンロードしてあった本を読み始めるが興味が持てなくて閉じてしまう。

夕方から不自由な足を引きずって久しぶりに料理を試みる。毎週配達される白菜を消化したいので。

白菜の葉と葉の間にベーコンを挟み込み、適当な高さに切り揃えて出し汁と一緒にグツグツと煮るだけ。

IMG 9392

ちなみにスープは薄口醤油、みりん、酒。最後に塩で味を調えてごま油を回し入れる。これはなかなかの出来だった。

IMG 9395

誰が作ってもおいしく出来ると思う。小さめの白菜だったが一個をまるまる消費できて満足。😃

ひたすら体調回復に努める週末

2021年10月23日(土)・晴れのち曇り/最高気温12度

7時起床。

ブリギッテは8時に Fabian の運転で Oberstdorf に向かって出発。本来はわたしも同行させるつもりだったらしいが、わたしの風邪の症状がまだ快復していないのでわたし抜きで出掛けた。アンナも一緒の車で行くはずだったが急に医者の予約が入ったので彼女は列車であとから行くそうだ。

わたしはブリギッテが出発してから、窓から差し込んでくる明るい光の中をゆっくりと過ごす。数日ぶりで身体からしつこい悪寒が消えたような気がして嬉しくなる。

昼食はソーメンを茹でてダシを入れて作った温かい汁の中に入れて食べる。トッピングは卵とネギの小口切り、そして天かす。

午後に1時間ほど昼寝をする。横になるとまだ咳がこみ上げてくるがほんの少しだけ少なくなっているようだ。

一昨日ふとしたことで見つけた電子書籍・「もしも徳川家康が総理大臣になったら」 眞邊 明人 というのを読み続ける。奇想天外の内容だが体調が優れない今,気晴らしに読むのにはちょうど良い。😀

51+RUuQXr4L

18時から Sportschau でサッカーのダイジェスト版を観る。そのまま Tagesschau まで観てから夕食。

ブリギッテが昨夜の食事会から貰ってきた「トルコ風挽肉炒め」と「トルコ風ご飯」を電子レンジで温めて食べる。かなり日本の料理に似ている。

時折まだ咳が出る

2021年9月5日(日)・快晴/最高気温23度

7時半起床。

睡眠の質もだいぶ元に戻ってきて、咳のために目が覚めるという事も無かった。やはりよく眠れるというのは大事。

朝食のあと10時半からの Zoom による「チームオレンジ」の説明会に参加。たっぷり1時間余りの説明は充実していた。最近考えていたのは、わたし自身が介護を受けてもおかしくない年齢になってきているのに、他人様のお役に立てるのかどうかという疑問だった。

しかし今日の説明会で、チームオレンジの役割というのは一方的な助けではなくお互いに助け合うという形であることが確認できてちょっとだけ肩の荷が下りた感じ。わたしで出来ることはお手伝いしますが、わたしが逆の立場になったときにはお願いしますね、という気持ちでいよう。

午後2時頃から一時間ほど気持ちの良い昼寝ができた。これもちょっと嬉しい。目が覚めるとアンナが来ていた。

アンナとブリギッテが会話をしているあいだ、わたしは小説「等伯」(上巻)を読了。続いて下巻を読み始める。途中で何度か咳が出て、その時には苦しい。まだ完治とは言えないのかもしれない。

Tagesschau のあとは ZDF のハッピーエンドが約束されているドラマを観る。たまにはいいものである。

お客が帰っていった

2021年8月22日(日)・曇りときどき雨/最高気温23度

6時半起床。

昨夜からの泊まり客が気になり今日も早起きとなった。7時過ぎにKioskまでゼンメルンを買いに往復する。

彼女たちは北ドイツに向かって走るので、遅くとも9時にはここを出発したかったようだ。慌ただしく朝食を終わり、送り出した後はちょっと疲れをおぼえた。

11時半頃から急に眠くなり1時間の昼寝。ブリギッテも少し昼寝をしたらしい。

昼食は昨日の Butterkuchen の残りを食べる。今回はちょっと味がおかしかった。ブリギッテは違うレシピを使ったらしい。

午後は泊まり客の使ったベッドを片づけたり、明日から出る旅の準備をしたりしているうちに過ぎていく。

夕方からまた雨が降り出して、空気が涼しくなった。

20時からの Tagesschau を観たあと新しくダウンロードした小説「等伯」(安部龍太郎著)を読み始める。

過ごしやすい静かな1日だった

2021年7月28日(水)・曇りときどき小雨/最高気温20度

8時半起床。

2度寝をして遅い目覚め。当然ながらブランチといっても良い時間に朝食。

今日はブリギッテがほとんどしたの部屋で書き物をしているので、わたしは食卓でメールを書いたり、 You Tube でオリンピックの様子を見たりして過ごす。

それと、先日から再読した【家康】(安部龍太郎著) をひたすら読み続ける。

午後に外の空気を吸うために,ブリギッテと一緒にKioskまで徒歩で往復。

夕食を食べたあと、 Tagesschau を観、そのあと Apple TV+でまた何回目かの【その時、地球が変わった】をブリギッテと共に観る。

数年前に読んだ本をもう一度

2021年7月20日(火)・晴れ/最高気温24度

7時半起床。

よく晴れて乾燥した空気の清々しい1日。

昨日から読み始めた「家康」(安部龍太郎)を一日中読み続けた。この本は2017年に購入したもので再読である。

51JX2PoaRML

この作者の経歴が国立久留米工業高等専門学校機械工学科卒業とあったので興味を持った。理系である。彼は1955年生まれというので私よりも7歳年下。ここにも20歳の時に大きく人生の舵を切った人がいたというのが嬉しい。

わたしは徳川家康に関する小説は山岡荘八のものから始まって異なる作家のものを数冊読んでいる。従って歴史上の内容などは熟知しているのだが、徳川家康という人物の生涯は何度読んでも面白い。

昨日からずっと読み続けて「自立編」を読み終わり今日は「不惑編」に入った。

お昼頃からブリギッテは美容院に行った。お天気も良いのでわたしも45分ほど外を歩いてくる。帰宅しての昼食は「蕎麦」。

昼寝をしたあとも続けて「「不惑編」を読み続ける。

ブリギッテは夜、友人と一緒に Kammerspiel に行った。彼女が追っている Emma を扱ったお芝居らしい。

雨の日には本を読むのが良い

2021年6月6日(日)・小雨/最高気温17度

8時起床。

久しぶりの雨。ちょっと嬉しかったけれど天気予報では今週はずっと雨が続くらしく、明日からはきっといまいましく思うだろう。

午前中から読みかけの電子書籍 「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」(六草いちか著)を読み続けていたら、かなり眼が疲れた。

午後に一時間ほど昼寝。そのあとも読み続けるが今日はまだ読み終わりそうにない。この著者のこだわりと探究心そして行動力には脱帽しかない。

5時過ぎに雨が止んだのでブリギッテと散歩に出掛ける。彼女も今日は朝から下の部屋で書き物をしていたので外気を吸いたくなったのだろう。

夕食はわたしがスペイン風オムレツを作る。

20時からの Tagesschau は今日行われた Sachsen-Anhalt 州の選挙を伝えていた。結果は CDU が票を伸ばして36%の支持率を獲得し、台頭するのではと懸念していた AfD は22%と下降した。

そのニュースを観たあとNetflixの「ザ・クラウン」の2シーズン・エピソード3を観始める。

夜になってまた雨が降り出したようである。

カイルベルトの墓参り

2021年4月16日(金)・晴れときどき曇り/最高気温8度

7時半起床。

眠りが浅かったという記憶があり、起床してから AutoSleep アプリを見たら「睡眠の評価:74%」と出た。普通だと85〜95%に収まっている。こんな数字を見たら午前中から眠くて仕方がない。(笑)

ブリギッテは寒気の中をまた自転車で買い物へ。後輪の両脇に大きな袋を提げてあって、今日もそれにいっぱいの食料品を買ってきた。こんなに寒いときに自転車で行かなくても良いのに、と言うと「車で行くと不要のものまで買ってしまうから」という返事。なるほど。

私はそれから読みかけの電子書籍「小説 秒速5センチメートル」 (角川文庫)を読み進めて読了。

519KR5+o8QL

この表題のアニメの監督でもある 新海誠 氏による小説。ツルッとした引っかかりの無い文体で素直に読み進むことができ、後味も悪くない。

もしかすると、と思いYouTubeで検索してみたらアニメも観ることが出来る。しかし、最初の数分を観ただけで画面を閉じてしまった。本を読んで作られた私の脳内の描写と隔離がありすぎる。

12時過ぎから1時間の昼寝。

目が覚めると外は明るい光が溢れている。 Grünwald にある墓地に行ってみる気になった。ここはこじんまりとした、手入れの行き届いた静かな墓地。

ここには Bayerische Staatsoper でサヴァリッシュ氏の前任者である指揮者のヨーゼフ・カイルベルト(Josepf Keilberth) のお墓があり、これまでもときどきお参りに行っていた。

IMG 6634

写真を撮っていたら40歳ぐらいの金髪の女性がほほ笑みながら近づいてきて、「私のおじいさんのお墓です」と紹介してくれた。なんたる偶然!

夜はダウンロードしておいた Netflix の映画「時の面影」を観る。良い映画だった。

今日も籠もる

2021年4月8日(木)・曇りのち晴れ/最高気温6度

7時半起床。

今日も一日中家の中に閉じこもる。午前中は曇り空でときおり小雪もちらつくお天気だったから、家の中にいるのも苦にならなかった。しかし午後から太陽が出て来るとなんだか気持ちが落ち着かない。ちょっとだけでも外の空気が吸いたくなる。

気分を紛らわせようと、モップ付きの掃除機ロボットを走らせる。ちゃんとやろうと思うと食卓の椅子をテーブルにあげたり、床に置いてあるこまごましたものを片づけなくてはならないから、けっこう良い運動になった。終わってみれば気分もスッキリとしたし、身体も動かせたので「一石二鳥」である。

そのあと一時間ほどベッドに横になり最新のポッドキャストを聴いているうちに20分ほど眠ったようだった。

午後は読みかけの電子書籍 「春、戻る」(瀬尾まいこ)を読み続けて夕方に読了。

41qsO1+ISAL

この本はブクログのサイトで「春に読む本」というおすすめでダウンロードしたものだが、共感は得られず。

夕食を Tagesschau を観ながら食べ、そのあと Auguste Viktoria – Die letzte Kaiserin (ARTE) というドキュメントフィルムを観て、今日ものんびりと終わる。明日からは少しお天気も春らしくなるようだ。

「白い航跡」(吉村 昭)を読んだ

このところ軟らかい本ばかり読んでいたが、久しぶりにまとまった、しっかりした資料に基づいた本格的な本を読んだ気持ち。電子書籍リーダー、Kindl Oasis を使った。

51eF3Yb7NkL SX356 BO1 204 203 200

51vvvpvY6JL

もうずいぶん前にこの本は読んだことがある。しかし上巻を読み始めたときには、初めて読む本のような気がした。

脚気病の治療と戦い、実証的に結果を出したけれど、ドイツ医学一辺倒の日本の医学界、陸軍に認めさせることができなかった。激しくも哀しい主人公の生涯はきっちりと書かれていて感動した。

それにしても明治初期に欧米へ渡った留学生達の猛烈な勉強振りには本当に感心させられる。

「春や春」を一気読み

2021年3月21日(日)・曇り一時雪/最高気温2度

6時半起床。

今朝は6時10分過ぎに目が覚めた。夜中にトイレに行くこともなく朝まで通して眠れたので、頭はスッキリとしている。二度寝しようかとも思ったがそのまま起床。

せっかく早く起きたのだからと洗髪をして、キオスクまでゼンメルンとクロワッサンを買いに行く。ちょうど日本年金機構に「生存証明書」を郵送する件もあったので用事を済ませることが出来て良かった。

朝食のあとは昨夜から読み始めた「春や春」という本を読み進める。もちろんAmazonから購入した電子書籍。

51B9hq+e7vL

これは「ブクログ通信」というメーリングリストの中で「読むだけで春の息吹を感じられるような温かみのある春小説を選びました。」という誘い文句に乗っかったのである。昨今はコロナ禍を中心とした沈んだニュースが多いし外はまだ冬のように寒いから、明るく軽やかなものを読みたかった。

なんでも「俳句甲子園」というイベントがあるらしい。それへ出場する女子高校生達の青春ものである。話の組み立て方、登場人物の描き方などに少々破天荒なところもあるけれど、グイグイと引っ張っていってくれる点がある。

読んでみると音楽と俳句という分野の違いはあれ、コンクールを扱ったものなので恩田 陸の「蜜蜂と遠雷」を連想させる。

読み出すと止まらずに夕方5時頃には一気に読了してしまった。

夕食はちょっと春らしく「グリーンアスパラ・スパゲッティ」をブリギッテが料理した。上に乗っているのはパルメザンチーズ。今日は「春づくし」。

628c5303 70fa 4830 bc01 c1f571e358c6

久しぶりに辛い麻婆豆腐

2021年3月12日(金)・晴れときどき曇り/最高気温10度

8時15分起床。

一日中、ゆったりと過ごした。「ゆったり」と言えば聞こえが良いけれど、要するに何もしなかったと云うこと。😅

昨日あたりから腰の調子が元に戻ったようで、それが気分を明るくしている。やはり「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」である。

朝食が遅かったから、昼を過ぎてもお腹が全く空かない。しかし、中途半端な時間に空腹を迎えるのも嫌なので外の空気を吸いがてら Klapfen を買いに家を出る。

午後になって「居酒屋ぼったくり」の最終巻(12巻)を読了。10巻頃からは惰性で書かれているような感じはあったけれど、楽しめたので良しとする。ときどき「オッ」とするような料理のレシピもあったので、また読みなおしてみようかという気になる。

友人からお借りしている本もあるので、次はそれに取りかかるつもり。

17時半頃からの「たそがれビール」のあと、今日は麻婆豆腐を作る。先日、アジアショップで購入した出来合いの調味料を試してみる。

IMG 6302

四川料理と云うことで一応予想はしていたのだが、この辛さは想定外だった。しかし、味は良いのでこの辛さに慣れれば癖になるかもしれない。

Tagesschau のあとに続く1時間45分のテレビドラマを観る。”Meine Mutter und plötzlich auch mein Vater”。台本はあまり感心しないものだったが、Uwe Ochsenknecht がとても良い味を出していた。

読書・料理・散歩

2021年3月9日(火)・晴れときどき曇り/最高気温6度

7時45分起床。

今日は晴れたり曇ったりの穏やかなお天気。気温は低い。

一日中、ボンヤリとして過ごした。昼食には簡単に麵つゆを使った「焼きうどん」を作る。

午後、ブリギッテは身分証明書の更新のために Einwohnermeldeamt へ出掛ける。わたしは相変わらず「居酒屋ぼったくり」を読み進める。午後には第10巻を読み終わった。このシリーズは12巻まであるのでもう少しでお終いになる。

15時過ぎにブリギッテが帰宅したのを待って、わたしは1人で森の中を散歩する。自分のペースで、膝の調子を見ながら50分ほど歩くことができた。やはり散歩は1人が良い。

夕方近くになって、台所に白身の魚が解凍中なのを見つけた。ブリギッテが料理するつもりで冷凍庫から出しておいたものらしい。

ずいぶん前に友人から「みぞれ煮のつゆ」というのをいただいていた。これまで使う機会がなかったので、これを試してみる。一緒に煮る野菜はニンジン、マッシュルーム、ネギにした。

食べてみるとおいしいけれどなにかが足りない。ポン酢を入れてみると少し味わいが出て来た。出来合いの商品はやはり何かひと手間掛けた方がおいしくなる。

最後(10回目)の OSTEOPATHIE 治療

2021年3月3日(水)・曇り/最高気温13度

7時半起床。

今日の天気予報は外れ。快晴という予報だったのだが、一日中どんよりとした空が拡がっていた。

10時半から10回目の OSTEOPATHIE 治療。今日が最後である。最初の数回は、この治療は無駄ではないかと思ったこともあったけれど、長い目で見れば効果はあったようだ。

12時半頃に帰宅。

昨日の気持ちの良い街歩きをもう一度と、14時頃に出掛けてみたが残念な結果となった。それにしても天気予報が外れるというのはここしばらく経験したことがない。

16時過ぎに帰宅してしばらくベッドに横になる。眠りはしなかったけれど疲れが取れた。17時半頃から Weißbier を飲み始める。今日のおつまみはサラミソーセージではなく「柿ピー」。

夕食は昨日の「鶏肉のハンガリー風いため煮」で残ったソースを温めて白いご飯に掛ける。ホワイトシチューと同じだ。

ここ数日には珍しく、19時過ぎには夕食も終わって、夜はゆったりと読書。

快晴だけど空気は冷たかった

2021年02/28・快晴/最高気温8度

8時半起床。

遅い起床。必然的に朝食は10時半頃から。年金生活者だから余り曜日の感覚はないのだが、日曜日はやはりゆったりしてしまう。

外は素晴らしいお天気。しかし気温は低く、8度止まり。ここ数日掃除機を掛けていなかったから、今日はわりと徹底して掃除した。カーペーットなども外に出してパンパンと叩いてホコリを出す。(日曜日にこんな音を立てるのはドイツでは本来いけないことになっている)

12時過ぎにブリギッテを誘って散歩に出る。45分ほど歩いて帰宅。帰り道にキオスクに立ち寄り菓子パンを買ってきたので、それを昼食代わりに食べてお茶にする。

そのあとは「ジャパン・フィルム・フェスト」の今日のプログラム「コーヒーが冷めないうちに」という映画を観る。タイムスリップもので楽しめた。

640

若い出演者を見ていて、日本人の顔が変わりつつあると感じる。皆、眼が大きい。そういう俳優さん達を集めたのだろうか。

例によってたそがれ時から Weißbier を飲み始める。夕食は先日ブリギッテが Viktualienmarkt のジビエ専門店で買ってきたイノシシの肉でシュニッツェルを作る。

IMG 6204

付け合わせはこれも自家製のシュペッツエル、そして生野菜サラダ。肉は全く獣臭くない。クセが無くとてもおいしかった。

読書と映画

2021年2月27日(土)・曇り一時晴れ/最高気温7度

7時45分起床。

天気予報のとおりに昨日から一転して9度低い最高気温。肌寒い。

午前中にアレルギー症の塗り薬を買おうと、まずは家庭医のところに電話してみる。9時半を過ぎているのに、留守電話になっている。ブリギッテに指摘されて、今日が土曜日であると気がついた。大丈夫かな、自分。😅

外はどんよりとした曇り空で、こんな日は本を読むのに最適。相変わらず「居酒屋ぼったくり」を読み進め、5巻に突入。

昼食には「麻婆春雨」を作る。とはいっても数年前に日本から買ってきたもので全て出来合いである。最後に醤油とウースターソースで味を調えるとちょっとおいしい一品になった。10時頃に仕込んでおいた浅漬け(キュウリ、大根、ニンジン)を添えるが、これはちょっと微妙だ。合わないかもしれない。

そのあと久しぶりに森の中を散歩。35分ぐらい歩いて来たが、余りお天気が良くないせいか土曜日なのに、行き交う人も少ない。

夕方からはまた「居酒屋ぼったくり」を読み進めて第5巻を読了。そのあとJapanese Film Festival で配信されている映画・「鍵泥棒のメソッド」というのを観た。堺雅人と香川照之、そして広末涼子立ちの演技が楽しめる。

81iwl7XjyNL SX600

今日は Ostfriedhof へ。

2021年2月26日(金)・快晴/最高気温16度

8時起床。

今日も素晴らしいお天気。朝食のあと kiosk に大きな小包を出しに行くブリギッテを手伝って一緒に行く。

そのあとはゆったりと電子書籍を読む。昨日までロバート・ベイリー著の法廷小説・第三作目 ラスト・トライアル (小学館文庫)を読んでいたのだが、それを読了。

51+tOOyZI2L

ラスト・トライアルという題名から、このシリーズの最後かと思って読んでいたのだが、このあとに4作目が出るらしい。楽しみである。

そこで、今日からまた「居酒屋ぼったくり」に戻って読み続ける。今日は第四巻。この本は以前に読んで面白かった「みおつくし料理帖」と同じように、料理に関する記述、そして日本酒に関する記述が面白い。それ以外は昔なつかしいテレビ・ドラマのような居心地の良さがある。

午後3時に旧仕事仲間の Y さんと落ち合うことを今朝電話で決めた。お借りしていた本を返却するのと、しばらくお会いしていないので近況伺いである。

現在のコロナ禍の中で安心してゆっくりとお話しできるのは墓地。今日も、彼女のご主人のお墓参りを兼ねて Ostfriedhof を散策しながらのおしゃべりだった。

それも1時間足らずで済んで午後4時にはもう帰宅した。まだ暖かい太陽の光が注ぐテラスに座って Weißbier を飲み始める。晩酌には早い時間だけれど、まあ、良いだろう。

夕食はわたしがスパゲッティを料理する。ちょっとタマネギの量が多すぎて今日は失敗作。

今日も家の中に籠もりきり

2021年2月1日(月)・曇り/最高気温7度

8時起床。

朝食のあとブリギッテは買い物に出掛けて行った。わたしは昨日からの小説「蜃気楼」を読み進める。

午後2時半頃に読了。

日本ではコロナによる影響のせいで、経済状態が軒並みマイナス成長になっている中、街の本屋さんの業績が例年よりも上昇しているという。さもありなんと思うけれど、久しぶりに聞く明るいニュースである。

個人的なことを言うと、読みたいと思う気持ちは以前とは全く変わらないけれど、眼の方が追いつかないという悲しい現実がある。とにかく、眼が疲れる。

「蜃気楼」を読了したあと40分ほど昼寝をした。

夕食はブリギッテが作る魚料理。

IMG 5934

白身の魚は 「ナマズ」(Wels) である。癖のない淡泊な味。白ワインが良く合う。塩茹でのジャガイモはわたしが作った。

そこで「ナマズはいち早く地震を感知する魚だよ」という豆知識を披露。ドイツは地震のない国だから余り有難みはないみたいだった。(笑)

1日が短かった

2021年1月31日(日)・曇り/最高気温1度

8時半起床。

遅い起床だったうえにゆっくりと洗髪をしたから朝食は10時を過ぎていた。昼食は抜くことになるだろうと、ブリギッテがオムレツを作ってしっかり、ゆっくりと食べた。

そのオムレツとは卵4個、チーズとハムを挟み、生クリームも入れて焼いたもの。フライパンで焼いたものを半分ずつ食べたら、お腹が一杯になった。

IMG 5922

午後からも外は曇り空で気温も上がらない。膝もちょっと重い感じがするので今日は散歩もしなかった。

午後は昨日に続いて再び内田康夫著の浅見光彦シリーズを読み始める。今日は「蜃気楼」。今回の舞台は富山県の魚津、京都府の舞鶴、福知山など。

51rq9rdU1aL

本を読み進めながら傍らにグーグルマップを拡げて、いちいちその地名の場所を確認していった。これは意外に面白い。当然のことに読み進めるスピードは遅くなるので、今日は三分の1ぐらいまでしか読めなかった。

昼食抜きだったので夕方4時半頃にはお腹が空いてくる。いつもより早い時間にまず、冷や奴を作り、そのあと柿ピーをつまみに Weißbier を飲み始めた。つまみの統一は全く取れていない。😅

ブリギッテもお腹が空いたのか、夕飯は18時半頃にはもう終わっていた。

ノスタルジーに浸った日

2021年1月30日(土)・晴れのち小雨/最高気温9度

7時15分起床。

今日は文字通り「まったり」の一日だった。

朝食のあと、ここ数日と同じくブリギッテは下の部屋で調べ物をしたりしている。わたしはしばらく振りに内田康夫著の浅見光彦シリーズを読むことにする。

その前に起き抜けに聴いていたポッドキャストの中で「Cognitive Computing」という語彙に昔のある記憶が呼び覚まされた。忘れないうちに書き留めておこうと思い、これに30分ほど時間を取られた。そのあとは今日はなにも予定はないのでじっくりと本を読むことが出来る。

本棚から選んだのは「歌枕殺人事件」。これは東北を舞台にした一冊でその中にはわたしの故郷である「いわき市・勿来の関」が出てくるから。遙か昔に読んで、いつかまた再読したいと思って記憶に残っていた一冊だった。

イメージ 4

この本を以前読んだのは多分10年以上前ぐらいになるだろう。内容はほとんど忘れていたのでまるで初めて読むような気分。とても新鮮だった。 「歌枕」の意味もあらためて再認識させられる。

10時頃から15時頃まで外は太陽が照ってまぶしいほど。窓際に座ってゆったりと好きな本を読める幸せ。

Spotify から昨日届いたメールがわたしの好みの音楽というのを提供してくれていた。それをバックに流しながら読み進める。おすすめの最初はこれ。

81ZEvPvr71L SS500

ここで奏でられるピアノ曲は本当に懐かしい曲がいっぱい。目と耳と両方からノスタルジーの海に浸る。

15時頃に少し空が曇ってきたので、ブリギッテに誘われて近くを30分ほど歩いてくる。今日は暖かいせいか散歩をする人たちが多かった。

夕方4時半頃に「歌枕殺人事件」を読了。

17時半頃から Weißbier 。(^_^)

「点と線」を再び

2021年1月22日(金)・晴れ/最高気温12度

7時半起床。

今日は外出しないということに決めていた。昨日の散歩で少し膝が痛んだから。これからは少しずつ慣らしていこうと思っている。

午後3時近くに頼んでおいた電気工事人が来てくれた。余り期待はしていなかったけれど、いちおう不具合の様子を見て貰おうと頼んだのだが、どうやら電子調理器そのものの不具合で彼にはどうしようもないみたいだった。

取説に書いてある通り、一旦ブレーカーを落として30秒後に再びブレーカーを戻してから使うと一応使えるのでコロナが収まるまではこの方法で凌ごうかとブリギッテと相談する。大型量販店の SATURN などが営業を再開したら出向いて新しく購入したい。

膝の件だけれど、今日気がついたことはベッドに横になるとスーッと膝の感覚が楽になり、机に向かって座ってちょっと時間が経つと膝に違和感を感じる。どうやら同じ姿勢を保っているのはいけないみたい。こちらもなんとか凌ぎながら直していくつもりだ。

今日の午前中になって「点と線」(松本清張)を読了した。これは多分わたしが15か16歳の頃に読んだ本で、これで推理小説の奥深さと楽しさを知った。あれから半世紀以上もたった今、キンドルの電子書籍で読み返してみたがやはり面白く緻密なトリックの構成に満足。

この本で松本清張を知り、続けて彼の著作を何冊も読んだことが昨日のようだ。今でも推理小説は大好きである。

素晴らしい青空

2021年1月15日(金)・晴れ/最高気温0度

7時半起床。

日中は青空の拡がる明るい日となった。ふと日本の成人式を思い出した。何故か成人式の日はいつも晴れていたような記憶が残っている。そして、わたしは成人式というのを体験していない。

どうしてそうなったのかはもう半世紀以上も前の出来事なので記憶も定かではないし、どうでも良いことではある。(笑)

今日も朝食のあとブリギッテは下の部屋で書き物に忙しくしている。わたしは読みかけの電子書籍を読み続けた。外は素晴らしいお天気。

12時過ぎに書き物に飽きたブリギッテに誘われるようにして散歩に出掛ける。森の中の雪道は滑るのではないかと危惧していたが大丈夫だった。帰宅して Klapfen でお茶にする。

午後もまた午前中の繰り返しで、わが家は孫二人にかき回されていた数日前のことが嘘のような静けさ。

日の入りも17時半頃まで延びていてどことなく心が軽くなる。電子書籍は18時頃に読了。

夕食はブリギッテが簡単な魚料理を作る。 Tagesschau のあとの番組が面白そうだったので、今日はそのままテレビを見続けた。

あと3晩寝ると2020年が過ぎる

2020年12月29日(火)・晴れ/最高気温6度

8時起床。

クリスマスと大晦日(正月)の間の数日間がなんとも落ち着かない感じになるのは今年も同じようだ。去年は日本に滞在していたのでそれはなかったけれど、今年はまた娘たちから元旦のお雑煮・磯辺巻きを作れと催促されている。

Kirchheim unter Teck に住んでいるユリア一家は三番目の子供が産まれたばかりだし、コロナによるロックダウンもあってしばらく身動きが取れない。かなり残念そう。

しばらく前から餅米とか蒲鉾とかの食材は用意してあるが、餅を作るのはやはり30日になってしまう。元旦に食べるにはこの日に作った餅がほどよく乾燥して、切り分けるのにもちょうど良いタイミングとなる。

今日は午後からまだ買い忘れているものがあるのではないかと、 Rosenheimerplatz のアジアショップまで出掛けた。外気を吸いたいという気持ちもあった。

特に買い残したものもなく一時間ほどで帰宅。明日は午後から餅作りをすることになる。

午後は明るい陽差しの差し込む窓際に座って電子書籍を読む。今読んでいるのは「寒い国から帰ってきたスパイ」(ジョン・ル・カレ)。海外の推理小説の常で読み始めてしばらくは登場人物の名前を頭にたたき込むことに時間がかかる。その期間も過ぎ去ってようやく面白くなってきた。

読み始めたきっかけは愛読している飯尾洋一さんのブログ記事を読んだから。わたしにとっても初めて読む作家である

「寒い国から帰ってきたスパイ」(ジョン・ル・カレ/早川書房) – CLASSICA – What’s New!

遅い昼食を取ったので夕方19時になってもお腹は空かない。 Tagesschau を観ながら軽く食べて今日は満足。そのあとは昨日同様わたしは上の部屋で小説の続きを読み続ける。

Kinoppy と Kindl

基本的に電子書籍は日本企業応援の意味もあって紀伊國屋書店ウェブストア|電子書籍ストアで買うことに決めていた。

ここでこれまでに購入した本は127冊

初めて購入した本は
「光圀伝」冲方丁 著(2012年10月12日)
最後に購入した本は
「恋」小池真理子 著(2019年12月26日)

この時に紀伊国屋指定の読書端末として“Reader”(SONY)を買うという選択もあったのだが、わたしは iPhone 4S という小さなスマートホンで、次に iPad mini (7インチ) を使って読み始めた。βマックスで痛い目にあって以来 SONY製品にはどこか不信感があったのをおぼえている。

初めて購入した「光圀伝」のことはよく憶えている。定年退職した数ヶ月あとににわたしは日本に旅行していた。本屋で見つけた「光圀伝」が欲しかったのだが、この本がかなり部厚く、おまけに上・中・下の3巻本だった。旅行鞄に入れるには大変なので断念してドイツに帰国。しばらくして電子書籍で買えるということがわかって買った初めてのものである。

それに関しては 読書三昧 |  Mein dritter Blog に書いていた。

2013年頃から紀伊國屋書店とアマゾンのKindleと平行して使ってきたが、ここ数年はもっぱらKindle | Amazon | アマゾンから購入している。その理由はAmazonには読書端末の Kindl があり、この画面がとても眼に優しいから。とくに網膜、白内障の手術を受けてからはその点がとても重要になった。

Amazon・キンドルで購入した本は今日まで132冊

最初に購入した本は
「黄泉から来た女」(内田康夫 著) 2013年8月17日
最後に購入した本は
「なぎさホテル」(伊集院靜 著)2020年11月20日

これまでは Kindle Paperwhite で読んでいたが、先月(2020年11月6日)最上機種である Kindle Oasis を購入した。ちょっと高価な買い物だったが、こちらの方がより眼に負担が掛からないような気がする。

どちらのサービスも内容はほとんど同じで、どちらかにあってどちらかに無いということはない。しかし、これからはKindle | Amazon | アマゾンで読みたい本を購入することになるだろう。

今日は Nikolaus の日

2020年12月6日(日)・曇り/最高気温4度

8時起床。

午前中にちょっとだけ陽が射してホッとしたのだが、すぐにまた曇り空に戻る。

膝の調子を確認したくて午後に30分ほど散歩をする。森の中の道もけっこう散歩している人たちがいた。今日は日曜日だからか。数日前に降った雪が消えずにうっすらと道を覆っているので気をつけながら帰宅。

午後からブリギッテはクリスマス用のクッキーを焼き始めた。彼女の台詞「娘や孫達と一緒に作っていると時間が掛かるけれど、ひとりだと短時間で済むわ」。本心はちょっと物足りないのかもしれない。下はわたしの好きな Doppeldecker で間にジャムが挟まっている。午後のお茶には最適。

IMG 5288

昨夜、「宝島」を読了したので、今日は数年前に買ってあった小説・「64」を読み出した。上・下巻の大冊である。

61F1mfjxq5L

その頃の評判に誘われて購入した電子書籍なのだが、ちょっと暗い感じの本のようなので手をつけずにいた。過去の記録を調べてみたら2015年5月27日に購入していた。

夕食はブリギッテが料理した Roulade (肉のロール巻き)。肉の質がもう一つで固かったけれど久しぶりのドイツ料理でおいしかった。

IMG 5292

「宝島」を読了

2020年12月5日(土)・曇り一時小雨/最高気温3度

8時起床。

朝食のあと、ブリギッテはミアのベビーシッターでカローラ宅へ出掛ける。わたしは昨日に続いて第160回の直木賞を受賞した小説・「宝島」を読み続ける。

51mTe00UyIL

なかなかページが進まなくて、途中で投げ出そうかなとも考えた。

今年の7月に購入した65インチのテレビの包装箱を返品しなくてはならないときのために地下室に保存しておいたが、どうやら大丈夫そうなので、バラシて捨てることにした。かなり頑丈で大きいので解体するにもノコギリを使う。

午後からはまた「宝島」を読み続けて、夕方の18時半頃にようやく読了。

夕食は先日ミュンヘンの MUJI で購入したカレーを食べる。このところ野菜不足の感があるので、ブリギッテに生野菜サラダをタップリ作って貰う。 MUJI のカレーはわたしにはちょっと甘すぎる。あくまでも非常食という位置かな。

IMG 5284

Tagesschau を観たあとは台所のあとかたづけ。

初雪の日に新しい食洗機が来た

2020年12月1日(火)・小雪/最高気温2度

7時起床。
ほぼ一週間ぶりのシャワーを浴びる。もちろん毎日身体は拭いてはいたが、シャワーの心地よさは特別。左足の膝を固めていたバンデージを外せたのがすごく嬉しかった。

膝の痛みはほとんど消えている(ように感じる)。まだ、ときどきキクッと凝りを感じるけれど階段を下りるときにはだいぶ楽になった。

いつものように空気の入れ換えで窓を開け放つと「サーッ」いうホワイトノイズのようなものが聞こえる。みぞれだ。昨日のうちに小鳥の餌台をテラスに競ってしておいたので、今日は沢山の小鳥が来訪。小鳥がいなくなったと思ったらリスが餌を漁りに来た。

午後13時過ぎにブリギッテが注文した食洗機が到着。かなり手早く故障した食洗機と交換して設置して行ってくれた。これで今夜から食洗機も復活。と思いきや、ある部分の管が結合されていなかったのでちょっと慌てる。

Tagesschau を観たあとはわたしは上の部屋に、ブリギッテはそのまま Netflix を下の部屋で。就寝までの時間をわたしは日本酒の熱燗を飲みながら電子書籍(今読んでいるのは「宝島」)を読み続ける。

相変わらず膝が痛い

2020年11月14日(土)・晴れ/最高気温16度

7時半起床。

朝食のあと庭に降り積もった落ち葉を芝刈り機で集める。けっこうな量。しかし、今日したことといえばそれだけ。

そのあとで昨日届いたAmazonの Fire TV Stick 4K をインストールする。最初は手間取ったけれどなんとかテレビに接続して動作するようになった。

膝が相変わらず痛むので膝に当てるサポーターを捜して着けてみる。しかしかなり窮屈。着けていると階段を下りるときに痛みがあるので夕方になって外した。

午後は読みかけの「パイプのけむり・食」を読み続けて読了。

Tagesschau を観たあとドイツ対ウクライナのサッカー試合を観戦する。もうドイツの選手の中にも知った顔は二人ぐらいしか見つからない。新旧の世代交代の激しい世界だ。結果は3-1でドイツの勝利。

またミアがわが家に

2020年10月5日(月)・小雨一時曇り/最高気温14度

昨夜はベッドに入ってから Kindle で購入したドナルド・キーン著の「明治天皇を語る」(新潮新書) を読み始めた。新書版だったから枕元の電気を消す前に読了。これはドナルド・キーン氏が書いた「明治天皇・全4巻」の紹介のような本だった。

41mEklhd24L

わたしの体調はすっかり予防注射を受ける前に戻った。注射を打たれた箇所を触っても痛くない。

朝のうちに降っていた雨も時間が過ぎるにつれて小降りになり、日中はときどき晴れ間も見えるお天気。

朝食のあとブリギッテは知人との約束があり外出。わたしは今夜また泊まりに来るカローラとミアのために各部屋に掃除機+雑巾掛けをする。

もちろんロボットがやってくれるので、わたしは椅子などを机の上に上げるだけ。食卓の椅子などは別に机の上に上げなくても良いのだが、こうすると時間が短縮される。

昼食は一人だったので気楽に焼きソバを作って食べる。お腹は空いていないのだが、なにかお腹に入れておいた方が良いのかと思った。しかし、わたしの年齢では二食で良いのかもしれない。

そのあとは深い眠りの昼寝。

15時過ぎから森へのウォーキングに出掛ける。今日は早足で40分歩いて帰宅。身体への負担は全く感じないのでこのくらいが良いのかもしれない。平均ペースは 10’57″/KM だった。

18時30分頃にカローラがミアを連れてくる。彼女も今夜はわが家に泊まって明日の朝早く仕事に出掛けるそうだ。

午後から「思い出の作家たち―谷崎・川端・三島・安部・司馬―」(新潮文庫)ドナルド・キーン, 松宮史朗 を読み始める。

41fi1AVK+YL

人の出入りが多い一日

2020年10月4日(日)・晴れときどき曇り/最高気温17度

どうやら母親が居ない一晩をミアは無事に過ごしたらしい。夜中にブリギッテが1度ミルクを与えるのに起きたらしいが、わたしは気がつかなかった。😅

10時頃にカローラがミアを迎えに来た。わたしは朝食のあとミアをバギーに乗せて散歩に出掛ける。今日の彼女は5分も歩かないうちに眠り始めたので30分後には帰宅して庭でそのまま眠らせる。わたしも疲れたのでベッドに入り早い昼寝。

カローラとミアを見送ったあと、わたしは半ばまで読んだドナルド・キーン著の「わたしの日本語修行」を読み進め、夕方に読了。

インタビュー形式の本だったからスラスラと読み進めることが出来た。とても納得のいく部分が多かったのも集中できた理由である。

この際だからと ドナルド・キーン の著書を2冊 Kindle で購入する。

午後遅くにアンナが来訪。ちょっと重要な相談事があって来た。

じつに爽やかな気候

2020年9月9日(水)・快晴/最高気温25度

6時半起床。

じつに爽やかなお天気の一日だった。5時過ぎに目が覚めたのだが、そのあとベッドの中でポッドキャスを聴いていて起床したのは6時半。それでも充分に早い時間。

朝食のあと爽やかな朝の気候に誘われてウォーキングに出掛けることにする。また間隔が開いてしまったので、無理をせずにゆっくり散歩する感じで55分を歩く。

帰宅してちょっとベッドに横になったら気持ちよく眠ってしまった。眼が覚めたときにも快適で、こんな生活の出来ることに感謝。

そのあとしばらく下の部屋で登録している You Tube を見る。それから電子書籍を読む。

先日ダウンロードした「ビブリア古書堂の事件手帖 II~扉子と空白の時~ 」を読み終わったのだが、その前の「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」の内容が思い出せない。そこでもう一度前の本を読み始める。

午後はあまりに気持ちよいお天気だったので下の部屋に座り続けているのが勿体なく、上にあがり窓からの明るい光を浴びながらそこで本を読み続ける。4時頃に読了。これで本の筋が繋がった。

夕方近くになって、冷蔵庫の野菜整理のために具たくさんの味噌汁を作り始める。ちょっと多く作り過ぎたので、また明日食べなくてはならない。

Tagesschau を見たあとはダウンロードしてまだ読んでいなかった「植物たちの戦争〜病原体との5億年サバイバルレース〜」という本を読み始める。コロナ過の今、ちょっと興味深い。

模様替えした部屋が気に入っている

2020年9月8日(火)・晴れ/最高気温21度

7時40分起床。

4時頃に1度トイレに起きたあと、再び深い眠りに入り起きたのは7時半頃。

いつもの時間に朝食をとったあとは、下の部屋に座って大画面の YouTube を見る。しばらく聴くうちにステレオ装置の左側がときどき音が途切れることに気がついた。配線をやり直したときに接触不良になったかと思ったが、そこで思い出した。

数年前にやはり左チャンネルの音が今日のような症状になったことがあった。その時にはボリュームのつまみをグリグリと何度か回してあげて治ったのだった。もう30年も使っているアンプだからボリュームに錆のようなもの(これをガリという)が出来ていても不思議ではない。そろそろ寿命かも。

午後にトーストパンを買いに Wettersteinplatz の REWE まで買い物に出掛ける。ついでに一駅先の駅近くにあるイタリア人のお店で Landschinken を購入。その近くのアジアのお店で日本の味付け海苔のパッケージに似た韓国海苔を買って帰る。

夕方からその韓国産味付け海苔をつまみにボルドーの赤ワインを飲む。どうかなと思ったがけっこう合う。

夕食には納豆と挽肉とタマネギ入りのオムレツを作って食べた。少し食べ過ぎ。このオムレツは「昭和オムレツ」とも呼ばれているらしい。

20時からの Tagesschau を見たあとはステレオで音楽を流しがら電子書籍を読み続ける。

1人だけのベビーシッター

2020年6月26日(金)・快晴/最高気温27度

7時40分起床。

今朝は8時にゲオルクがミアを連れてくるということだった。彼はいつも一時間ほど遅れてくるので今日もそうだと思って遅い起床だったが、今日は定刻通りにやってきた。😅 わが家で朝食を食べることにしたかららしい。

ブリギッテは10時15分に家を出てユリア一家の住む Kirchheim unter Teck へと向かった。わたしもミアを乳母車に乗せて一緒に家を出る。

ミアは15分くらいあとに気持ち良さげに眠り始め、Hochleite でなんと2時間以上眠り続けた。お陰で今日も読書がはかどる。😀

帰宅して昼食を食べさせ、オムツ交換をし、しばらく一緒に遊ぶ。午後3時近くにバナナを一本食べさせてからまた乳母車に乗せて外出。

今回は1時間とちょっとで目覚めた。それほど深い眠りではなかったようだ。17時近くに仕事を終わったカローラが来訪。シャワーを浴びて汗を流した彼女にミアがまとわりつく。そんな幼児の姿は文句なしに可愛い。

18時過ぎにわたしが昨日作っておいたカレーをカローラと一緒に食べる。付け合わせは「紅ショウガ」とわたしが2時間ほど前に浸けておいた「キュウリ、大根、ニンジンの浅漬け」

19時半頃に仕事を終わったゲオルクが来訪。ミアの就寝時間が過ぎているので、彼もカレーライスを食べたあとすぐカローラ一家は帰っていった。

今日は昼寝をする時間が取れなかったので身体がだるい感じ。シャワーを浴びてからゆっくりと1人の時間を楽しむ。

今日のベビーシッターは楽ちん

2020年6月25日(木)・晴れ/最高気温23度

7時20分起床。

今日も気持ちの良い1日だった。午前中はのんびりとしていたが、12時過ぎからミアがやってきて、それから午後4時頃までベビーシッター。

ブリギッテがいるので、彼女がミアに離乳食を食べさせ、オムツを交換してくれるので、わたしはミアを乳母車に乗せて散歩に出るだけ。

今日のミアは機嫌が良くて散歩に出て15分くらいすると寝入ってしまった。緑のトンネルのような散歩道の脇にあるベンチで乳母車を停め、わたしは読みかけの電子書籍を読み続ける。1時間半ぐらい眠っていたので読書の方もはかどった。

IMG 3890

散歩から戻り再び離乳食を与えてからブリギッテが車でカローラ宅へ送っていった。

明日は仕事を終わったカローラがミアを受け取りに来るのでカレーを作る。明日は味がしみておいしくなっているだろう。

電子書籍「僕が20年ぶりに人ん家に泊まってわかったこと 東京民泊エッセイ (文春e-Books) 」を夜になって読了。

51MeJEL0D1L

高揚感のない一日

2020年6月20日(土)・曇り一時雨/最高気温18度

8時20分起床。

遅い起床となった。昨夜は夜中に2度も足の痙攣でベッドから立ちあがらなければならなかった。両方ともそれほど痛いものではなかったけれど眠りを妨げられたのはやはり不快。

それもあってか、それともお天気のせいか、高揚しない気分のまま終わった1日。

ここ数日、ホームページとかブログとかサーバとかの基礎的な知識の無さが気になってなんとかしなければと思い始めている。HTML とか スタイルシート とかにも過去何度か挑戦しているがそのたびに挫折している。

ことのきっかけはブリギッテが自分のホームページを持ちたいと言い始めたこと。彼女に訊かれたことに答えようとして、自分の底の浅さに愕然とした。これはもう一度挑戦しなくては。

ブリギッテはカローラと街中で落ち合い、買い物をして夕方帰宅する。彼女は遅い昼食を街中でとったのでお腹が空いていないと言う。わたしもあまり空腹ではなかったので納豆と焼き海苔で簡単に済ませた。

20時から Tagesschau を観たあとは就寝するまで本を読む。2018年6月3日(日)に読んだ「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(村上春樹)を再び読んでいる。

「意味がなければスイングはない」を読んでスガシカオを知る

2020年6月9日(火)・雨ときどき曇り/最高気温14度

7時半起床。

細かい雨が降る寒い一日。こんな日は気分的にも冴えない。朝食を終えてからも頭の中はボンヤリとしてやたら眠い。再びベッドに戻って横になる。目をつぶってはいたが、しかし眠りはしなかった。

12時過ぎにベッドから出て「いなり寿司」を作る準備を始める。ついでに冷蔵庫の中にある大根で「ふろふき大根」も作り始めた。

ご飯を炊いている間に「意味がなければスイングはない」(村上春樹)を読み進める。これは面白い。

51CQY5jdnxL

元来は季刊「 Stereo Sound 」誌に連載されたものらしく、そのあと加筆・修正されてこの本になったようだ。「 Stereo Sound 」誌の連載だったからかジャズ・クラシック・ポップとほぼ均等に取り上げられている。

わたしにとって面白かったのは「スガシカオの柔らかなカオス」という章。スガシカオ、という名前は初めて聞く音楽家で「誰、これ?」と思った。村上春樹氏の書く文章を読んで Clover というアルバムを聴き始める。先日 Spotify Premium に加入したのがすぐに役に立った。

炊き上がったご飯を寿司米にし、いなりの袋を温めて開ける間にアルバム Clover を聴き終わった。まだ曲が飲み込めていない。あとでまた聴いてみよう。

ちょっと早かったけれど18時過ぎに夕食とする。「いなり寿司」は安定の出来だったが、大根はもうとうが立っていて外皮の部分が固かった。失敗作。

夕食後「ドイツの鉄道史」という新書を読み始める。まだ序章を読んだだけだが、文章がこなれていないという印象。最後まで読み通せるかどうか自信がなくなってきた。(-_-;) 今日はここで読むのを中止する。

そのあと Netflix で映画「37秒」を観る。これはラジオ番組「たまむすび」の「アメリカ流れ者」(町山智浩)で知った。とても後味が良くて楽しめた。

987f69dee5f102ba