英語コースも最終日

7月31日(木)・曇りのち晴れ/最高気温23度

6時起床。今朝も空模様は今にも雨が降ってくる感じで薄暗い。8時半少し前に家を出てウォーキング。歩き始めて30分ほど過ぎた頃に雨が降ってきた。もちろん傘を持っていたので慌てることなく歩き続ける。ほとんど霧雨状態のまま帰宅した。11465歩・96分

帰宅してからゆっくりとメールチェックなどをしていたら身体が冷えてきたので熱いシャワーを浴びる。12時前に少し早かったけれどうどんを作って昼食。歯の調子はまだまだ戻らずちょっと憂鬱である。そのあと1時間の昼寝。

午後のお茶を飲んでから3時過ぎに家を出て英語コースへ。今日は今学期最後の授業。出席者は3人だったからすぐに自分の番が回ってきて訳すのに大変だったが、反面、充実したものになった。夏休みが終わって最初の授業は10月である。なんだか学生時代に戻ったような感じ。

帰宅してしばらくしてからブリギッテも帰宅。今日は夕食の準備をなにもしておかなかったから、わたしがヌードルを茹でてブリギッテがトマトソースを作った。

早いもので明日から8月が始まる。どんな月になるのだろう。

静かな1日

7月30日(水)・曇りのち雨/最高気温19度

6時40分起床。今日も静かな落ち着いた1日だった。8時半過ぎに傘を持ってウォーキングへ。今日も雨には降られずに帰宅。11507歩・97分

朝食には久し振りにトーストを食べた。先週から歯の調子が悪いので現在は固いものがちょっと苦痛。ドイツのパンは日本のパンやフランスのバゲットに較べると固い。ずいぶん長いことトーストを食べていなかったからおいしくてハムやソーセージ、チーズを乗せて4枚をペロリと平らげた。

そのせいか昼食時になってもお腹が空かない。無理に食べることもないから今日はキオスクで買ってきた菓子パンを一個食べただけで済ませた。

午後は先日、直木賞を受賞した「破門」(黒川博行 著)の電子書籍版を読んでいた。三分の一ほどまで読み進めたのだが、どうもまだわたしの感性には触れてこない。とにかく終わりまでは読んでみるつもり

ブリギッテは終業後、事務所でちょっとしたパーティがあるとかで帰宅が遅くなった。軽食も出たそうなので夕食は要らないというので気が楽になった。

わたしは豆腐とジャガイモの味噌汁を作り、タマネギと鶏肉の生姜炒めを作って夕食とする。

4日ぶりに部屋の掃除

7月29日(火)・曇りときどき小雨/最高気温22度

7時40分起床。昨夜はオペラの放送を観ていて就寝が午前1時だったからいつもより遅い目覚め。8時過ぎにブリギッテを送り出してからわたしもウォーキングへ。天気予報では11頃から雨が降るということだったのでその前に歩いておきたかった。

傘を持って家を出たが最後まで雨には降られずに帰宅することが出来た。11582歩・98分
シャワーを浴びて汗を流してから、少し早めの昼食を作って食べて45分の昼寝。

ブリギッテに頼まれた買い物があったので Rosenheimerplatz まで Tram に乗る。良い気分転換にもなった。この頃はパラパラと小雨が降ってきたが傘をさすほどではない。

夕方から部屋の掃除。ダイニングキッチンの椅子を全て食卓に上げて FRITZ を走らせる。平行して階段、浴室に掃除機をかけた。

ブリギッテの帰宅を待って簡単な夕食。彼女はちょっと疲れた様子だった。夕食後にテレビの前に座ったのだがふと見ると居眠りしてる。わたしも今夜は早寝しよう。

体調が戻った

7月28日(月)・晴れ/最高気温25度

6時起床。今日は1日気持ちの良いお天気だった。8時半過ぎに家を出てウォーキング。昨日は完全休養日としたので今日は足の運びが軽かった。11334歩・94分を歩いて帰宅したのは10時半頃。

それから庭の草花に水やりをしてシャワーを浴びる。昼食は「青ジソ入りスパゲッティ」を作った。庭で育っているせっかっくの青ジソをどんどん消化しなくては勿体ない。今日は誰に会う予定もないのでしっかりとニンニクを入れたからおいしかった。そのあとはお決まりの昼寝。

目が覚めてからカゴに入っていた洗い上がりの洗濯物にアイロン掛け。今日はちょっと数が多かった。

夕食は冷蔵庫にあった残り物に適当に手を加えて食べる。夕食を間に挟んで シャーロック シーズン3の Vol.2と Vol.3 を観てこのシリーズの全てを観たことになる。Vol.2 はワトソンの結婚式がテーマであまり面白くはなかったが Vol.3 は緊迫感があって楽しめた。幕切れの感じでは シャーロック シーズン4に続くのは確かなようで楽しみである。しかし、いつになるか。

22時半近くに今夜のオペラ “La Forza del Destino” を観に行ったブリギッテが満足そうな顔をして帰宅。良い公演だったようだ。そういえば ARTE でちょっと遅れた時間の放送をすることを思い出してテレビをつけて観た。これがなかなか良くて結局最後まで観てしまい、就寝はまたも日付が変わってしまった。

休息日

7月27日(日)・曇り/最高気温22度

9時半起床。今日は Teegernsee 近くの山にハイキングに行く予定でいたが、昨夜就寝する前に天気予報を見るとそこは一日中雨が降るというものだったので急遽中止した。

次女と末娘も一緒に行くはずだったので中止の連絡するようにとブリギッテには言ってあったのを忘れたらしい。朝7時頃に電話がかかってきて行くのかどうかを聞いてきた。彼女たちはせっかくの日曜日に早起きしたのでちょっとご機嫌斜め。そのかわりに11時からわが家で一緒にブランチをしようということに話がまとまったらしい。

正直なところいつもの日曜日の気詰まりな義母をまじえてのブランチよりもわが娘たちとの方が楽しいのは確かだ。(^_^;) 末娘の旦那も一緒に来たから結局5人で食卓を囲んだ。

しかし体調の方は疲れが残っていて余り良くなかった。一昨日の夜更かしの疲れが今日になって出てきたのかもしれない。娘たちがおしゃべりをしている横でわたしはしばらく眠ってしまった。そのあとはスッキリ。

末娘夫婦は4時頃に帰っていったが、次女は夕食まで残ってブリギッテの相手をつとめていた。夕食は簡単なバーベキューでソーセージと鮭の切り身を焼き生野菜サラダとパンで済ませる。男はわたし1人なので必然的にわたしが焼き方を勤めることになって食事の方はあまり楽しめなかった。バーベキューはおよばれするのが一番楽しい。(^_^;)

8時過ぎに次女を彼女の住まいまで送って行って帰宅。今日はウォーキングを休んだがこれでいいのだと自分に言い聞かせる。

夜更かしは身体のリズムを狂わせる

7月26日(土)・晴れのち雨/最高気温25度

9時起床。昨夜といってももう日付が変わっていたけれど、就寝したのは午前3時頃。若いときには最後の客が帰っていったのが新聞配達の投函音が聞こえたあとだったなんてこともたびたびあった。(^_^;) 午前2時過ぎというのは最近では珍しい。

昨夜は臨月間近の妊婦はまったくワインを飲まなかったしブリギッテもほとんど飲んでいなかったから、4人で白ワインを3本空けたことになる。しかし今朝はまったくアルコール分は残っていなかったしスッキリした目覚めだった。

疲れていて昨夜は食卓の上をそのままにして就寝したのでまずそれを片付ける。そのあとで遅い朝食をテラスでとったらもう時間はお昼近く。

明日は Teegernsee 近くの山にハイキングに行こうという話になったので買ってから3度ぐらいしか使っていない登山靴を履いてウォーキングに出掛けた。毎日履き慣れている MBT の靴に較べるとなんだか歩き難い。11158歩・99分を歩いて帰宅した。

午後3時を過ぎる頃に急にお腹が空いてきたので昨夜の残り物のローストビーフを牛丼風にしておいしく食べた。そのあともう夕方になっていたけれど遅い昼寝。

夜になってもまったくお腹が空かないので今日は夕食は抜く。22時頃には就寝して明日からはリズムを取り戻したい。

二組の夫婦を招いて夕食

7月25日(金)・快晴/最高気温26度

7時起床。早くも金曜日である。今夜は二組の夫婦を招いての食事会なので朝からなんとなく落ち着かない。料理の方はブリギッテが計画して買い物をし、作るのだが、彼女は今日は出勤日だ。16時で早引けしてくるというのでわたしはそれまでに部屋の片付け、掃除などを引き受けた。

朝食のあと8時半頃からウォーキングに出掛ける。これをやっておかないと一日中落ち着かない。リタイアして以来ウォーキングがわたしの生活の核になっている。まあ、悪いことではない。11616歩・98分

帰宅して5分ほど休んですぐに庭の芝刈りに取りかかった。既に太陽が高くて暑くなってきている。30分ほどでそれを済まし先日購入した散水器を使って20分ほど散水。そのあとでシャワーを浴び洗髪もする。

昼食はいつもの通りにうどんを作って食べ、そのあと1時間の昼寝。今日は昼寝をしておかないと夜遅くまでの会話に集中できない。

目が覚めてからダイニング・キッチンに FRITZ を走らせる。その前に食卓の上に乗っている手紙や雑誌類を他の部屋に移動。日常は2人だけの生活なのに油断していると食卓の上はすぐに手紙や書類などで一杯になってしまう。こうしてたまに来客があると強制的に整理整頓をしなくてはならないから良いものかもしれない。

準備する時間はタップリあると思っていたけれどいつものことながら最後の30分はかなり押してしまった。今夜は日本とスペインの混合料理。

1.のり巻きをアペリチーフのおつまみに
2.ガスパッチョ
3.和風ローストビーフ
4.スペイン風ミルクライス、プリン、果物の盛り合わせ

のり巻きは写真のように大きめの皿にワサビを溶いた醤油と一緒に盛りつけ、立って飲みながら挨拶を交わしている客人に回した。これは好評で量も抑えたからあっと言う間に完売。そのあと食卓に座って落ち着く。

IMG 8356

そのあとはスペイン風冷スープのガスパッチョ。これは現在の気候にマッチしておいしい。メインの肉料理はローストビーフ状に焼いた肉を薄切りにしてアサツキ風のネギをタップリとかけその上から醤油ベースのソースを掛け回した。

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生野菜サラダを加える予定だったのだが、そんなに食べきれないというわたしの意見でこれは省いた。デザートはひとつの皿に小さなガラス器に入れたミルクライス、その脇にマンゴー・プリン、果物を少量ずつ盛り合わせた。スープとデザートは客の前でカメラを構えるのもどうかと思い写真を撮らなかった。

一組の夫婦は奥さんが妊婦で予定日が来週だというので23時過ぎに引き上げていった。もう一組の夫婦がお話し好きでそれからまたワインを一本開けてお開きは午前2時20分。その前にもワインは2本空けていたから久し振りにちょっと酔った。

血液検査の結果

昨日家庭医の処に出向き血液検査のために血液を採取した。1年に1度はやるべきなんだそうだ。その結果が出たというので印刷して貰ってきた。

Blut 1 2 1

日本人とドイツ人の身体能力は違うだろうから基準となる数字の評価は若干異なるかもしれない。赤い線で囲んだ箇所はわたしが大事だろうと思う項目である。

総コレステロールの数値が許容値を超えているがこの意味はよくわからない。その下のコレステロール値(HDL/LDL)が正常だからだ。WEB で調べたらそれほど気にすることもないようだ。

肝機能は1年前の数字と較べると若干低下している。まだ許容範囲内ではあるけれどちょっと酒量を控えたほうが良いのかもしれない。最近は Weißbier を一本(500ml)飲んだあとに続いてワインを飲むことが多かった。(^_^;)

昨年と同じように今回も特別に検査して貰ったのは「前立腺」。わたしの年代の男性はこれが鬼門だと思える。この数字を見るとどうやら前立腺癌の疑いはないようである。

昨年の血液検査へのリンクは
血液検査の結果 |  Mein dritter Blog である。

というわけで来年の検査までは少し酒量を抑え、適度な運動をして毎日を過ごすつもりだ。

疲れた〜

7月24日(木)・晴れ/最高気温24度

6時起床。今朝はブリギッテが出勤前に買い物をするというので2人とも早起き。明日の金曜日に先日の日曜日に招かれた隣人夫婦ともうひと組の夫婦を食事に招くことにしていた。返礼というわけである。

8時半から12時半のあいだに温水計量メータの交換に工事人が来ることになっていてそれを待つので午前中のウォーキングは諦めていた。こういう工事人が約束した8時半きっかりに来るということはドイツの場合ほとんどない。かなりアバウトなのだ。待っている方は午前中がつぶれてしまうわけで本当にどうにかならないものかといつも思う。

今日は幸運なことに10時半過ぎに作業が終わったのでなんだか得をしたような気持ちになった。そのあと家庭医の処に血液検査の結果を訊きに行き、その帰り道にブリギッテの常備薬を購入してくる。

12時過ぎにお腹が空いたので昼食を取り、そのあとウォーキングへ。今日は午後に英語コースがあり、また急な歯医者予約が17時45分に取れたのでいつもより少な目の7516歩・63分で切り上げた。帰宅してシャワーで汗を流し英語コースの予習をする。15時28分発の Tram で英語コースへ。

英語コースは17時前に早引けして歯医者へ向かう。治療はちょっと痛かったが思ったほどではなかった。これで今週末に痛まなければ良いのだが。帰宅したときにはさすがに疲れていた。今日は昼寝をする時間がなかったことも手伝っている。歩数計の示す今日1日の歩数は17902歩

夕食はブリギッテが数日前に作って冷凍しておいた「ひき肉のマンゴルド巻き」と白いご飯。歯の痛みを気にしないでほぼ普通に食べられたのは嬉しかった。今日は早寝する。

「シャーロック シーズン」集中観賞

7月23日(水)・晴れ/最高気温26度

6時起床。今日は8時半に家庭医の処で血液採取をして貰う予定を入れておいた。血液検査のためである。その前にはなにも食べないで来てくれということだったが、わたしは水分も取ってはいけないと思い込んでいた。お茶とか水とかは飲んでもいいらしいということは血液採取の時に確認した。

血液採取自体はものの10分くらいで終了。帰宅途中で肉屋の前を通ったときに急に空腹を憶えて Leberkäsesemmeln を購入する。家に戻ってからそれを食べ、着替えてウォーキングへ。今日は数日ぶりに晴れて少々蒸し暑かったが10903歩・92分を歩いて今日も目標達成。

昼食は例によってうどん。わたし自身もよく続くものだと思うけれど不思議に飽きない。食べ終わってからシャーロック シーズン2の Vol.2 を観る。そのあとで町へ買い物に。

BRAUN のシェーバーを使っているのだが毎日それを使ったあと洗浄液で洗っている。その洗浄液を買いに Karlsplatz まで出掛けた。それと歩数計用のバッテリーも買ってくる。バッテリーは高いもの安いものをいろいろ試したのだが Panasonic 製のものが一番合うようだ。ドイツ製のものはかなりの確率で誤動作する。

帰宅したのは4時半過ぎ。それからまたダウンロードしてシャーロック シーズン2の Vol.3、そして シャーロック シーズン3の Vol.1 をたて続けに観る。観終わったら夜の9時半近くになっていた。

今夜、こんな事が出来るのはブリギッテが終業後にオペラを観に行って帰宅が遅いから。彼女は切符を持っている友人から誘われて「ナクソス島のアリアドネ」(R.Strauss) を観て22時少し前に帰ってきた。

今日も一日雨

7月22日(火)・曇りのち雨/最高気温20度

6時起床。今日も昨日と同じような天気で朝のうちは曇り。そのあと雨が降り出し夜7時頃まで降り続いた。昨日よりは1時間ほど早い8時半頃に家を出てウォーキング。もちろん傘を持ってだ。帰宅する10分ほど前から霧雨となり傘を持っていなかったらしっかりと濡れていたところ。家に着いてから雨は本格的な降りになった。11425歩・95分。幸運。

シャワーを浴びたあとまだ昼食には早い時間だったが、妙に甘いものが欲しかったので冷凍庫に入れてあった菓子パンを解凍して食べる。そのあと睡魔が襲ってきて1時間の昼寝。今日はタイマーが鳴ってもベッドから出るのにちょっと時間がかかった。外が雨のせいか。

午後は昨日に続いてシャーロック シーズンの Vol.3 そしてシャーロック シーズン2の Vol.1 をレンタルして続けて観た。こういうのを「はまる」というのだろう。見れるときに見ておこう。

夕方5時過ぎから台所に立つ。「麻婆ナス」を作るつもりだったのだが、ナスを油で揚げるのがちょっと億劫になり「麻婆豆腐」に変更。久し振りに豆板醬も花椒も使わない「暮らしの手帳版」の麻婆豆腐を作った。手早く出来たので「アサツキの小口切り」と「片栗粉の水溶き」を用意してブリギッテが帰宅したらすぐに完成できるようにしておく。

ブリギッテは7時少し前に帰宅。彼女曰く「猛烈に山芋が食べたくなったので買ってきた」。彼女ご自慢のキッチン マシーンを使って山芋を摺り下ろした状態にしてワサビ醤油で食べる。そのあとでわたしの作った「麻婆豆腐」。豆腐2丁を使ったが2人でペロリと食べ切った。おいしかった。

食器のあとかたづけをし、汚れたフライパンや鍋を洗い台所が元通りになったのは8時前。今日も早く就寝できそうだ

雨の午後は映画三昧

7月21日(月)・曇りのち雨/最高気温19度

7時起床。天気予報の通りに今日から天気が崩れ始めた。朝のうちは曇り空。体調の方は少し疲れ気味かなと思ったが8時45分頃に家を出てウォーキング。今にも降ってきそうな空模様だったので用心のために傘を持っていく。最後の10分くらいでほんの少し雨が降ってきたがほとんど濡れずに帰宅できたのは幸運。10535歩・88分

12時近くに家を出て買い物へ。先週ブリギッテが購入してきた散水器がどうも気に入らないので他機種に交換するため。これは問題なく処理してくれて10€追加して良さそうな機種を購入。その近くにあるホームセンターにも立ち寄り乾電池と浴室で使う拡大鏡を購入。拡大鏡は毎朝の髭そりに必要なものなのだが先日接着剤が古くなったのか突然落下して割れてしまったのだ。

ちょうど昼食時だったのでその向かいにあるマクドナルドで BigMac Menue を食べる。BigMac が小さくなっていたのにちょっと驚いた。(5.99€)実質的な値上げだろう。これもたまに食べるとおいしいと思う。この頃から雨が本格的に降ってきた。

帰宅してコーヒーを飲んでから昼寝。今日は45分のタイマーをセットした。眠りから覚めたあとは本を読もうと思っていたのだが、ずいぶん長い間映画を見ていなかったので iTunes からシャーロック シーズンの Vol.1,Vol.2 をレンタルして続けて観た。これはホームズが現代に生きていたと仮定してのドラマだがなかなか面白かった。シャーロック・ホームズの本はほとんど読んでいるのだがそれも40年前の学生時代の頃のこと。

今夜はブリギッテが終業後に同僚の誕生祝いで食事をしてくるというのでわたしは簡単に済ませて、そのあと赤ワインを開け、チーズをつまみに飲んでいる。家庭の主婦が晩ご飯を作らなくてもよくなってホッとしている気持ちが少しわかった。(^_^;)

今日の日曜日も暑かった

7月20日(日)・晴れ/最高気温30度

8時15分起床。タップリと寝たわりには起きたときにそれほどの爽快感がなかった。内容は憶えていないけれどなんだかあまり愉快ではない夢を見ていたような気がする。

義母がまだオルデンブルグにいるので今日の日曜日は2人だけのゆったりとしたブランチ。わたしだけではなくブリギッテも義母のいない朝食を楽しんだようだ。たまにはこうして休憩を入れたほうが良いのかもしれない。(^_-)-☆

今年も朝顔が花を咲かせた。テラスの脇に取り付けた垣根にうまいことツタが絡んで楽しませてくれる。

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火曜日から連続して5日間一万歩以上を歩いているので、今日はウォーキングも休むことにした。遅い朝食を済ませたあとは既に陽が高く上がっていて歩くには適さない暑さだったこともある。

昨日友人の結婚式に参列した次女が来てその模様をいろいろと説明してくれた。新婦はわれわれも幼稚園の頃から知っている女性なので「ヘェ〜、あの子がねぇ」といいながら楽しく聞いた。

夕方までは読みかけの電子書籍「司法記者」(由良秀之著)を読み続けて4時過ぎに読了。その間、空が暗くなり夕立があったけれど短時間で雨が上がって暑かった空気も少し冷えた感じ。そこで今日は休日と決めていたがウォーキングをする気になった。

歩き出してみるとかなり暑い。それでもいつも通りのコースを辿って 10692歩/89分 を歩いて帰宅。シャワーで汗を流すと時刻は6時半。昨日のうちにブリギッテが作っておいた料理「ひき肉をMangold(フダンソウ)の葉でくるんだもの」ーロールキャベツのようなものーで夕食。

8時半を過ぎるとちょっと空気も冷えてきた。

今年最高の?暑さ

7月19日(土)・快晴/最高気温33度

7時半起床。いや〜、暑い1日だった。昨日は就寝が午前0時と遅かったせいか、なんとなく目覚めがスッキリしない。朝食のあと10時少し前にウォーキングに出掛けた。今夜はまた外出するので体力温存のために少し距離を短くしようと思っていたのだが歩き出したら欲が出てしまって結局いつも通り。11410歩95分を歩いて帰宅したときにはしっかりと汗をかいていた。

冷たい水を飲んで一息入れているところへ買い物に出たブリギッテが戻ってきた。車から家まで買い物を運び入れて昼食。そのあと1時間の昼寝。それから夕方出掛けるまで家の中でダラダラと過ごす。これだけ暑いと家の中にいてじっとしている以外はない。私が子供の頃(冷房などまだ無かった時代)の日本の夏を思い出した。

今夕はミュンヘンの北の方にある Unterführung / Bürgerhaus で行われた

Tom Harrell: Colors of a Dream US Highlight

というジャズコンサートへ行って来た。会場は日本の市民会館のような建物。ジャズの演奏会ということもあるのだろうが聴衆は全くの平服で夕涼みに訪れたといった感じのくだけた雰囲気だった。

総勢6人のバンドでわたしは3列目中央に座っていたからそれぞれの奏者の表情がはっきり見えて面白かった。演奏が良かったのかどうかわたしにはわからないがとにかく楽しかった。トランペット奏者の Tom Harrell は下を向きっぱなしの独特のスタイルで登場。演奏前には顔が震える典型的なパーキンソン病の症状を見せていたので「大丈夫かな?」と危惧したのだがトランペットを吹き始めたらそれが吹き飛んだ。

かなり老人に思えたので帰宅後 Wikipedia で検索してみたら彼はわたしよりも1歳年上のようだ。そしてパーキンソン病ではなくて「統合失調症」にかかっていることを知った。

帰宅は22時40分。 Weißbier を1本飲んで就寝

長い一日だった

7月18日(金)・快晴/外気温30度

6時15分起床。昨夜は21時に早々とベッドに入ってしっかり眠った。夜中の3時頃に1度目覚める。なるほど6時間がわたしの睡眠のサイクルなんだと体内時計に感心。さすがに3時に起きるのは早すぎるのでそれからまた眠りにつき次ぎに目が覚めたのは6時。さすがに9時間眠れると体調はかなりいい。

今朝はしっかりと朝ご飯を食べたあと8時過ぎにウォーキングに出掛けた。11421歩・95分を歩いて帰宅したのは10時前。それから涼しいうちにやっておこうと庭の芝刈りに取りかかる。これは30分ほどで終了。さすがに汗をかいたのでシャワーを浴びて汗を流す。

今日は午後から次女が来てヌードルサラダを作る予定になっていた。われわれのためにではなく、彼女の勤め先の上司が開くバーベキュウーパーティに持っていくもの。招かれた各人がそれぞれに一品を持ち寄るというドイツではごく普通のスタイル。たぶん招いた上司の方で肉の手当はするのだろう。

わが家のヌードルサラダは醤油ベースのものなのでこういう機会にはドイツ人に意外と人気がある。出勤前にブリギッテがソースは作って行ってくれたので次女はヌードルを茹でたりトウモロコシの缶詰、ワカメ、錦糸玉子、細切りの鶏胸肉、アサツキ(のようなもの)などを混ぜるだけ。それらの材料はわたしがお昼過ぎに買い物に出掛けて揃えておいた。

昼食のあと1時間の昼寝。次女は3時頃に到着してササッと作って4時頃に出掛けて行った。わたしは彼女が使ってそのままにしていった鍋、フライパン、ざる、食器類の後片づけ。彼女がザルに残していったワカメがあったのでそれをキュウリと合わせて酢の物にし冷蔵庫に入れておく。

そのあと庭に干しておいた洗濯物を取り込みアイロン掛け。これは20分くらいで済んだ。

今夕はわれわれも7時半から友人宅に食事に招かれている。集まるのはいつものメンバーなので気が張ることも無い。終わって帰宅したのは午前1時。思っていたとおりの気のおけない楽しい時間だった。

妙に疲れた一日

7月17日(木)・晴れ/最高気温28度

7時起床。9時過ぎに家を出てウォーキング。朝食は空腹を感じなかったので食べずに家を出た。留守の義母宅に立ち寄って鉢植えのトマトに水をやってからいつものコースに入る。10306歩・90分を歩いて帰宅する頃には妙に疲れていた。気候のせいか、それとも昨日の忙しさの影響かよくわからない。ちょっと蒸し暑かったのはたしか。

帰宅してからちょっと早めの昼食を食べ、シャワーを浴びてから一時間の昼寝。昼寝から覚めても体調の悪さはあまり変わらないので夕方の英語コースはサボろうかなという気になった。

しかし今日も行かないとなると2回つづけて休むことになるし、夕方のビールもおいしくないだろうと思い(^_^;)、出掛けた。3時半頃の気温はかなり暑い。

天気が良いせいか今日の出席者はわたしを入れて3人。しかし人数が少なかったから中身の濃い結果となりテキストは3ページをこなすことが出来た。

帰宅して夕日を浴びながらのビールは、やるべき事をやったあとなので気分的にスッキリとしておいしく感じる。そこへブリギッテも帰宅し、庭の草花に水をやってから夕食。残り物に手を加えて牛丼風にしたものをおいしく食べた。

20時のニュースを見ていたらわたしもブリギッテも居眠り。彼女も今日は妙に疲れたそうで今日は9時頃の早い就寝とする。やはり気候のせいなのかもしれない。まあ、こんな一日もある。

忙しかったけれど充実の一日

7月16日(水)・晴れ/最高気温27度

7時起床。今日もよい天気だ。やるべき事を済ませておこうと8時半頃からウォーキングに出掛けた。これをやっておくと一日を快く過ごすことが出来る。(^_^) 今日は手紙を出す用事があったのでいつもとはちょっと違ったコースを歩いて11527歩・99分。帰宅は11時頃。

シャワーを浴びる前にブリギッテに頼まれていた庭仕事を片付ける。今が盛りと咲き誇っているバラの枝が地面に垂れてしまわないように紐で結わえる線を張る仕事だ。下の写真がその完成図。細い金属線なのでちょっとわからないが陽が当たって光っているのがそれ。

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そのあと昼食を取り、ようやくシャワーを浴びた。今日は15時から日本人女性と Marienplatz で落ち合う予定だったので14時半頃に家を出る。彼女は芸大の楽理科を卒業して現在イタリアでコレペティ修行中の若い女性。ニュルンベルク劇場のコレペティ募集に応じて願書を出すというので先月ドイツ語の文書作成を手伝った。今日から数日間ドイツを見て回るらしい。

いろいろとお話を聞いて16時過ぎに帰宅。今夜は昔の同僚からの誘いで急遽「上原ひろみ」を聴きに行くことになった。20時開演ということなので夕食をとったあとでゆっくりと出掛ける。

彼女は “HIROMI” という名前で知られているらしい。CDと DVD は聴いたり見たりしていたのだがライヴはまだ経験していなかった。終わったあとはとても満足感があり、もっと聴いていたいピアニストだった。彼女なりの新しい世界への切り込みも感じられて興味が尽きなかった。日本人という特性をアピールするためか「さくら、さくら」とか「上を向いて歩こう」の旋律を取り入れた作品も演奏して聴衆に受けていた。わたしはBACHの作品を彼女の感覚でアレンジしたものを聴いてみたい。

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休憩なしでエネルギーのほとばしりを感じた2時間近くの舞台。アンコールは3曲ほど演奏してくれた。

気がつけば7月も半ば

7月15日(火)・晴れ/最高気温25度

7時起床。今日からようやく日中は1人の時間が持てる。日曜日までの5日間はとにかくブリギッテの家族への気苦労と1人になれる時間が少なかったからストレスが溜まった。(^_^;)

ブリギッテを送り出して8時半頃からウォーキングに出掛ける。朝の清々しい空気もてつだって気持ちよく歩いて帰宅した。11412歩・96分。その頃ちょうどワールドカップで優勝したドイツチームがベルリンに到着。テレビがそこからブランデンブルグ門前の広場で行われるお祭りまで逐一実況放送していたのでそれを眺める。

汗が引いてきたのでシャワーを浴びてから1週間振りにうどんを作って食べる。おいしい。テレビ放送は延々と続いていたが適当なところでスイッチを切る。この放送のあいだ中、これが日本での催しだったらきっと窮屈で型にはまったものになることだろうと考えていた。もちろん警備態勢は万全なんだろうがこの突き抜けるような自由闊達さはうらやましい。

午後2時過ぎに昼寝を1時間。そのあとで末娘の在宅を確認してブリギッテが昨日持っていくのを忘れた品々を届ける。ちょうど夕方にさしかかる時間で道路も混んでいてイライラした。

帰宅してからダイニングキッチンと玄関などに FRITZ を走らせる。夕方6時を過ぎていたので「ツナ入りキュウリの酢の物」を作る。わたしはサラミをつまみに Weißbier を1本。21時を過ぎると暗くなり始め少し寒くなってきた。

留守をしていたあいだの整理

7月14日(月)・晴れときどきにわか雨/最高気温23度

8時起床。昨夜はテレビでワールドカップの決勝戦を見てからそのあとの解説、セレモニーなども見たので就寝したのは午前0時をとっくに過ぎていた。ベッドに入ってからも読みかけだった電子書籍(隠蔽捜査3・疑心)を読み続けて読了。枕元の時計を見たら午前3時近かった。

朝食のあとブリギッテと11時頃に末娘のところへ行く。彼女はわれわれがオルデンブルクにいるあいだにパティシェリーのGeselle(職人)になる実技試験があってそれに合格していた。そのお祝いを伝えるためである。彼女は実技試験の時に作ったケーキ類をわれわれに見て貰って試食して欲しかったらしいのだが、今回はそうもいかなかった。

あと1年か2年修行を重ねて次は Meister(親方、職長)の試験を受けることになる。Meister の称号を所持していないと自営の店は出せない。彼女の夢は自分のお店を持つことなのであとしばらく時間がかかる。どうしてもやりたくて選んだ道だからきっと頑張るのだろう。

末娘とブリギッテはそのあと買い物に行くのでわたしは最寄りの S-Bahn の駅で別れた。久し振りに Rosenheimerplatz のケバブ屋さんで昼食・帰宅。お腹が一杯になったしちょっと睡眠不足でもあったので少し遅い昼寝。

目が覚めてから各部屋に掃除機をかけたりベッドカバー、シーツ類を取り替える。ブリギッテも夕方帰宅して洗濯したり庭の整備をしたりで忙しい。その間、あちこちから電話が入ってきて彼女はその応対に四苦八苦。

ブリギッテは明日からまた仕事に復帰するので、わたしにとっても1人の時間が戻ってくる。まずはウォーキングを再開しなくては。

オルデンブルグ→ミュンヘン

7月13日(日)・曇りときどき雨/最高気温23度

7時起床。今日はいよいよこのホテルを引き払ってミュンヘンに帰る。たったの五日間だったけれど義父の様態が気になっていたから2週間も滞在したように長く感じた。

今朝は義母をピックアップして病室に行き挨拶をしてミュンヘンに出発する予定だったが、やはりそうはすんなりと事が運ばない。ブリギッテ自身が両親を置いてミュンヘンに帰るのに気が引けていたり、気が弱くなった義父が「死ぬときには病院ではなく自分の家で死を迎えたい」などと言うものだからいろいろと長引いて、われわれが出発したのは午後1時過ぎ。

わたしは出来るだけ親と娘の絆に干渉しないように口を挟まず一歩引いていたから、それはそれなりにストレスが溜まった。

渋滞が無ければ今夜21時から始まるワールドカップ決勝戦(ドイツーアルゼンチン)は家で観られると予定していたのだが、途中で強い雨に降られた区間でアクア プラーニング現象にも遭って一瞬ドキリとした。そのあとは注意して走り、3度ほどブリギッテと運転を交代したので時間を食ってしまった。

加えて家まであと60Kmというところで渋滞に遭った。すぐにアウトバーンをおりて一般道を走って家に着いたのは試合開始から20分ほど過ぎていた。車の中でもラジオで試合中継を聞いていたが、ラジオも緊迫感があって面白い。

車に積んだ荷物を下ろすのは前半終了後の休憩時にすることにし、すぐにテレビの前に。緊迫した試合でアルゼンチンにもずいぶんチャンスがあったけれど終始ドイツが攻めつづけていた。延長戦後半になりまたPK合戦かと危惧したが Mario Götze の美しいシュートで決勝点。そのまま試合終了となりドイツが優勝

義父母の「ダイヤモンド婚」をささやかに祝う

7月12日(土)・晴れ/最高気温23度

8時起床。昨夜は疲れて午前0時頃にベッドに入ったのだが、読みかけの小説「果断 隠蔽捜査2」の続きを読んでいて面白くなりそれを読み終えた午前2時20分にベッドサイドの灯りを消した。

これでいつものように6時頃に目覚めたら睡眠不足だなと思って寝入ったのだが目が覚めたのは8時近く。睡眠時間としてはいつもと同じ長さだった。人間の身体ってよく出来ていると思う。(^_^)

義弟夫妻と一緒に朝食をとったあと義母をピックアップして義父の病室へ。彼達は60年前の今日、結婚式を挙げたのだ。病室での簡単なセレモニーだったので彼はいかにも残念そう。彼としてはもっと盛大にやりたかったのだろう。彼の希望としては自分が退院して2週間ほどあとに子供・孫達を集めて祝いたいらしいが、それぞれに仕事も学業もある身だからそれはどうかなとわたしは疑問に思う。

昼食は義父を病室に残し、オルデンブルグの中心にある小さなレストランで義母を入れた5人でささやかに祝った。そのあとで再び義父の病室に戻る。

病室でしばらく歓談したあと義父母の家まで義母を送っていく。義弟夫妻は夕方帰っていった。ブリギッテとわたしは義父母の洋服ダンスの整理。

もう袖を通さなくなって10年以上にもなるコートなどがホコリまみれになり虫に食われて穴の空いているものもあったりで、それらをビニール袋に入れて車でゴミ箱まで運んだ。義母はとにかくなんでも溜め込んでしまう人なので洋服ダンスの中とか食料棚とかが凄いことになっている。

片付けてもキリが無いので今回は出来るところまでやって終了。夕方7時過ぎにホテルに引き上げてきた。2人ともお腹が空いていたのですぐに中庭での食事。それが終わって部屋に戻りまずはシャワーで今日1日の汗を流す。テレビではワールドカップの3位決定戦を放映していてそれを横目で見ながらブログを書いている。前半戦は2-0でオランダがリードしている。

ゆったりとした一日

7月11日(金)・快晴/最高気温28度

7時起床。暑い日となった。朝食のあとブリギッテは両親の家へ義母を迎えに行き義父の居る病院へ。わたしは今日は1人でホテルに残ることにした。

ブリギッテが出掛けてからすぐにウォーキング。知らない土地なので土地勘が無いから車の通る大きな道に沿って歩いた。往復80分ほどを歩いてホテルに戻ってきたときにはかなり汗をかいていた。

カメラを持って出て今ではこの地方でも珍しくなったかやぶき屋根の北ドイツ独特の家を写してきた。

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シャワーを浴びたあと部屋の掃除が終わるのを待って昼寝。目が覚めてからは電子小説を読んで過ごす。

ブリギッテは今日もまた義母の世話をしたり家の片付けをして大変だったらしい。夕方、義弟夫妻がホテルに到着。彼達は義父を病院に見舞い、義母を伴ってホテルに戻ってきた。

夕食はホテルの庭で義母をまじえて5人でとる。食事のあとブリギッテと義弟が義母を送っていった。

わたしは今日はホテルを動かなかったからちょっとした休暇感覚。

暑い1日だった

7月10日(木)・晴れ/最高気温30度

7時起床。今日もホテルの部屋で目覚め、朝食を済ませてから一日が始まった。まず、車をブリギッテの両親の家に駐車して、そこからバスに乗ってオルデンブルグ市の中心に向かう。

昨日の経験で義父の入院している病院には駐車場が無くてそのまわりもほとんど駐車できないことがわかっていた。街中の商店街がシャッター通りになるのと同じ理由でこれからの病院は郊外に移転せざるを得ないのかもしれない、とそんなことを考えていた。

バスを降りてからブリギッテは義父の病室へ見舞いに。わたしはそこからオルデンブルグ市の中心を見て回った。わたしがこの街を訪れたのはもう20年以上も前になる。手始めにオペラ劇場を外から見て回った。この劇場はニーダーザクセン州の州立劇場である。掛かっているオペラはスタンダードな演目だった。

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劇場をぐるりと一回りしてから店の建ち並ぶ目抜き通りを歩いてみた。この通りで面白いと思ったのはとにかく自転車が多い。それも昔ながらの Holländer (オランダの自転車)と呼ばれているハンドルが高く車輪も大口径の自転車。ハンドルが高いせいか皆背筋が垂直に伸びたよい姿勢で運転している。車輪の径も大きいので思ったよりスピードも出るようだ。ブリギッテに聞くとここはほとんど坂の無い土地なので自転車が普及したのだとか。

意外と早く義父の見舞いを済ませたブリギッテからわたしの携帯に連絡があり、落ち合って Café に座る。わたしもちょっと疲れ気味だったからコーヒーがおいしかった。次に行ったのは週に2回開かれる広場でのマーケット。そこで夕食用にと魚と小さなエビを買って、再びバスで義父母宅へ戻る。

簡単な昼食を取ったあとは夕方7時頃までわたしには退屈な時間が待っていた。午後3時頃に再びブリギッテは義母を伴って義父の病室へ。ブリギッテは義母を病室に送り届けて帰宅。義母は2時間ほど後にタクシーで帰宅した。

ブリギッテはそのあいだ昨日に続いて義父の住まいの大掃除。これは次から次に掃除をする箇所が出てきて終わることがない。7時過ぎに適当なところで切り上げ昼間買ってきた魚で3人で夕食。われわれはそのあとかたづけをしてからホテルに戻った。

ホテルに戻ってみると泊まり客達が庭で食事を取ったり飲んだりしている。それがとても快適そうだったから、われわれもワインを飲んで22時過ぎまで気持ちよく過ごした。

ここはかなり緯度が高いので22時を過ぎても明るい空を満喫できる。ミュンヘンよりも1時間ほど暗くなるのが遅いのではないだろうか。

オルデンブルグ・義父を見舞う

7月9日(水)・曇りときどき雨/最高気温26度

7時起床。6時過ぎに目が覚めてトイレに起きたあとまた眠ってしまったらしい。ホテルの外は霧雨のような感じ。ブリギッテの話では北ドイツの夏はこんなものだとか。

ホテルの食堂で簡単なバイキング形式の朝食をとる。ここはオルデンブルグの町から車で10分ほど走った郊外にある小さなホテルだが一泊80€とリーズナブルなわりには部屋の作り、清潔感、朝食の内容も悪くない。車で動くならこういう選択肢も生まれてくる。朝食のテーブルを見ていると出張で泊まっているという感じのビジネスマンが多かった。

朝食を済ませてから義母をピックアップして義父の入院している病院へ。彼は Intensivstation(集中治療室)に入っていてわれわれが行ったときには車椅子に座っていた。久しぶりに見るとその面変わりの激しさにちょっと息をのむ。人生の終局への階段をまた一段下ったように感じた。ここで今週末に予定されていた彼達夫婦の「ダイヤモンド婚パーティ」は不可能だと確信する。

どうも最近は親戚、友人、知人の死去が続いていて、それは自然なことなのだと理解はしていてもなにか腹立たしい。悲しみよりも腹立たしさを強く感じるのはどうしてなのだろう。自分でも不思議な感情だと思う。

2時間あまり病室に居て、わたしはほとんど口を挟まずただ傍観、傍聴していただけだったけれど異常に疲れた。帰途ブリギッテに付き合ってスーパーマーケットに立ち寄り買い物。義母と3人の昼食を取ったあとは居間の椅子で寝入ってしまった。

午後から気晴らしに Schloßgarten を抜けてオルデンブルグの町まで歩こうと思い出掛けたら途中でもの凄い風雨に遭遇。10分ほど歩いた地点から引き返してきたときには文字通り全身ずぶ濡れ。ジットリと水を吸ったジーンズと靴下を乾燥機で乾かして貰う。

夕食はまた義母と3人で済まし、すっかり疲れ切ったブリギッテとホテルに引き上げた。22時からワールドカップのもう一つの準決勝オランダ対アルゼンチンの試合を見る。

今夜の試合は双方とも攻めあぐんでいて90分では勝負がつかず延長戦にもつれ込んだ。もう、眠気の限界なので寝る。

ミュンヘン→オルデンブルグ

7月8日(火)・曇りときどき雨/最高気温19度

7時起床。今日は北ドイツのオルデンブルグ (Oldenburg) に向けて出発。ブリギッテの両親がこの週末にダイヤモンド婚(60周年)を迎えるのでそのお祝いに木曜日に出発するはずだった。

ところが一昨日に義父が階段を踏み外して転落し頭部を数針縫う怪我、加えて3本ほど胸骨が折れたそうで急遽入院。そんなわけで見舞いがてら2日ほど早く出発することになった。

ミュンヘンーオルデンブルグ間は渋滞がなくても 768Km/6時間39分 (GMapによる) という遠距離。車を運転するのが好きでないわたしにはもの凄く遠いと感じる距離だ。カー・ナビの設定で渋滞を避けるコースを選んだせいか、ほぼ時間通りに目的地に到着。

途中3回ほど運転を交代して2回の休憩を取ったが、やはり到着したときには疲れを感じた。事故を起こしたり、巻き込まれたりしなかったのが幸いだった。

すでに日曜日に到着していた義母と3人で夕食をとり、今夜からわれわれはホテル住まい。われわれが泊まったりするとベッドシーツを用意したり何かと手間を掛けてしまうし、われわれにとってもホテルの方が快適である。

今夜は22時からワールドカップの準決勝、ドイツ対ブラジルの試合があるのでそれを観戦。室内にもテレビはあるのだが、ホテルのバーの方が他のお客も居て盛り上がるだろうと出掛けてみた。

Pils を注文しテレビに向かったがわたしとブリギッテのほかには客は3人だけ。彼達はどうやらチェコ人らしくドイツがゴールを決めてもあまり興奮しない。日本人のわたし1人が「ウォー」とか「ア〜ッ」とか叫んでいる妙な状況になっていた。おまけにスコアが終了間際まで7-0という今まで見たことのないもの。結局お情けのような1点が入り7-1となったが最後はなんだかしらけた。この結果が決勝で吉と出るか凶と出るか、知るのは神のみ。

週明けは家事労働

7月7日(月)・晴れのち一時雨/最高気温25度

7時起床。新しい週が始まり、今日から静かな日常が戻ってくるかと思ったらどうもそうは問屋が卸さないようだ。Oldenburg で1人住まいをしている義父が電気ドリルで何かの作業をしていて平衡感覚を失い階段から落下したというニュースが入ってきた。

病院に運ばれて頭部を数針縫ったそうだがその他にも肋骨を何本か折ったらしい。今週末にダイヤモンド婚を控えていてその準備をしていたのかもしれない。彼は93歳という高齢なのになんでそんなことをしたのか。ちょっとだけ理解できるのは「まだまだやれる」という自信があるからだろう。わたし自身を振り返ってみても「まだ老人ではない」という自負があるのはたしかだ。それとドイツの男性はちょっとした家の中の修理などは自分でやるという習慣が身についている。

ダイヤモンド婚を祝うためにわれわれは木曜日に出発する予定でいたのだが、予定を早めて明日(火曜日)に出発したいというブリギッテの希望を受け入れた。自分の父親のことだからやはり心配なのだろう。

今朝は8時過ぎにウォーキングに出掛けて11272歩・91分歩いて帰宅。そのあとすぐに庭の芝刈りに取りかかる。明日から出掛けるとなるとどうしても今日は刈っておかなくてはならない。今朝はちょっと蒸し暑かったから終わったときにはさすがに疲れた。しかしそのあとシャワーを浴びてスッキリ。

娘2人が週末に泊まっていったので彼女たちの使ったベッドシーツ類が洗濯機の中に洗い上がっているのを発見。それを干してから昼食。ドイツ食とか Pizza が続いたのでうどんがおいしい。(^_^)

午後、ビールとミネラルウォーターが切れかけていたので車で買いに行く。ノンアルコールの Helles も購入。帰途、ガソリンを満タンにして帰宅。そのあと40分のタイマーをセットして遅い昼寝。

夕食はモヤシの残りを食べきりたかったから豚肉、エビ、タマネギ、人参、キャベツを使ってオイスターソース味の野菜炒めを作った。ブリギッテは明日からまた休暇を取らなくてはいけないので仕事を片付けるために残業。帰宅は21時を過ぎていた。

30度を超えた

7月6日(日)・快晴/最高気温30度

7時起床。久し振りに30度を超える日となった。いくら空気が乾燥しているといってもやはり30度を超えると暑いと感じる。

日曜日の恒例で10時からブランチがあり、午後3時に数ヶ月前に引っ越してきた隣家からお茶の招きを受けていた。 Coburg に帰る長女と今日 oldenburg に向かう義母を違う時間に(13時過ぎと18時過ぎ)中央駅まで送っていく予定もあったのでウォーキングをするチャンスは早朝しかない。

そこで起き抜けだけれど7時過ぎに家を出て歩き出す。日中は暑かったが7時過ぎという時間は快適。11679歩・96分を歩いて帰宅した。昨日は葬儀の参列でまったく歩けなかったからこれで少し心が落ち着く。

10時からのブランチはいつもと違ってふたりの孫娘も加わったので義母も楽しそう。終わってあとかたづけをして12時頃に義母を彼女宅まで送っていった。

13時過ぎに帰る長女を中央駅まで送って帰宅したのは14時。それから40分のタイマーをセットして昼寝。15時からは隣家の招きへ。われわれの他にも4組ほどの隣組を招いていて庭にしつらえられた立食テーブルを囲んで賑やかにおしゃべりする。

17時を過ぎた頃に義母を中央駅まで送っていかなくてはならず、ブリギッテはまだおしゃべりをしていたい様子だったからわたしがその役を引き受けた。わたしはこういう席に長く居ると苦痛になるタイプなので早めに失礼するよい言い訳が出来た。(^_^)

18時12分の列車に乗る義母を中央駅まで送り届けて帰宅。ブリギッテが満足した表情で帰ってきたのは19時45分頃。それから今日新しく知り合った数組の夫婦の品評を聞かされる。(^_^;)

今日は暑かったので庭の植物たちに散水。その時に青ジソが大きく育っているのに気がつき夕食は急遽「青ジソ入りスパゲッティ」を作ることにした。久し振り。これは「スパゲッティ・ペペロンチーニ」の赤唐辛子の代わりに青ジソを使うだけだからとても簡単。青ジソとニンニクの香りがおいしかった。

今夜の月は半月。それを眺め、ワインを飲みながら22時頃までテラスで過ごす。さすがに最後の方は少し寒く感じた。

妻の叔父さんの葬儀に出席

7月5日(土)・曇り/最高気温24度

5時起床。今日はブリギッテの叔父さんが埋葬される日。彼が子供の時に過ごし、別荘もあるオーストリアの小さな町 Walchsee の教会で9時からミサがあるので6時45分に家を出た。普通なら車で1時間の距離なのだが週末でもあるし夏の休暇が始まった州もあるので渋滞を予想して時間をタップリ取って出発。

義母とわが家の娘たち2人の5人で2台の車で走ったが幸いにも渋滞には遭わずに8時頃には到着。教会に着いたらミサを歌う音楽家達に出会った。なんと今日演奏するのはわたしの若い同僚達だった。

演奏されたミサ曲は
Missa pro Defunctis Archiepiscopo Sigismundo/ M.Haydn

この曲をわたしは歌ったことがなかったので興味深かった。けっこう長いミサで、それが終わってからお墓に埋葬。そのあと近くのレストランで昼食が供された。

それが済んだあと親戚一同が別荘にうつり歓談。いろいろと複雑に絡み合った大きな家系なのでわたしは挨拶するだけで大いに疲れてしまった。こういう時に日本人のわたしはどうしても目立ってしまうのでいろいろな人とお話をしなくてはならず、疲れる。

帰途は次女の運転する車に乗せてもらって助手席で爆睡。家に着いたのは17時半頃。18時からワールドカップの準々決勝アルゼンチン対ベルギーの試合を観戦。アルゼンチンが2-1で勝利。

料理を作る気力もないので夕食は出前の Pizza を頼んで済ませてしまった。22時からはオランダ対コスタリカの試合があるがそれは観ないで寝るつもり。疲れた!

ドイツが勝って準決勝へ

7月4日(金)・快晴/最高気温29度

7時起床。また暑い日が帰ってきた。今日も午前9時前からウォーキングに出掛けてキッチリと90分以上を歩いた。そのあとも足の痛みなどはなかったからホッとしている。11611歩・96分だった。

その後の過ごし方もほとんど昨日と同じ。シャワーを浴び、昼食を作って食べたあとは1時間の昼寝。

夕方は「焼きそば」を作る予定でいたので午後3時頃から Rosenheimerplatz に出掛ける。 Tram に乗ったときにムワッと温かい。それにしてもなんでこんなに暑く感じるのだろうと思ったらポロシャツの下にヒートテックの下着を着ていた。気がついたら余計に暑く感じる。

買い物をしてすぐにまた Tram で帰宅。5時過ぎにブリギッテから電話があり「ワールドカップのドイツ対フランス戦を見るので皆帰宅してしまった。仕事にならないからわたしも帰る」という知らせ。(笑)

わたしは近くの花屋さんに頼んであったお葬式のための花輪を受け取りに行く。そのあと18時からはテレビの前に座って Weißbier を飲みながらワールドカップ観戦。ドイツチーム内にインフルエンザが?というニュースを聞いていたので心配していたが大丈夫なようだ。

試合は前半に入れた1点を守り切ってドイツの勝利。これでまたしばらくワールドカップを楽しめる。やはり自分の住んでいる国に応援したくなるのは人情である。

22時からブラジル対コロンビアの試合を見て就寝。ちょっとラフな試合だった印象。明日はオーストリアでブリギッテの亡くなった叔父さんの埋葬があるので早起きして出掛ける。

ビアガルテン日和

7月3日(木)・快晴/最高気温25度

7時起床。今日は朝から素晴らしい天気。ブリギッテを送り出してからすぐに着替えてウォーキングに出掛けた。10408歩・87分を歩いて帰宅。そろそろ90分コースに移っても大丈夫のような体調の手応えを感じる。

シャワーを浴びたあと昨夜の残りのカレーを食べる。お腹が一杯になったところで昼寝。1時間以上眠ったようだった。

午後は久し振りの英語コース。今日の出席者は4人だけ。それだけに at Home な雰囲気でこれも楽しい。

そのあと18時30分からブリギッテの勤め先の工房の人たちがビアガルテンに集まるというのでわたしも参加した。そのビアガルテンは英語コースのあるところから歩いてもいける英国庭園 (Englischer Garten) の中にある中国塔 (Chinesischer Turm) を囲む形のビアガルテン。ここは観光地としても有名なので旅行者がよく行くところ。

ブリギッテは仕事があって参加できず。工房の人たちとは何度も合う機会があって既に顔なじみであるのでわたし1人で出掛けた。

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ミュンヘンのビアガルテンは飲み物以外の食物は持ち込み可能なのが嬉しい。ドイツ人と結婚しているタイ人の奥さんがおいしい春巻きを作って持って来てくれたり、おのおのが持参してきたチーズやパン、マカロニサラダなどをつまみながらわたしは1リットルのジョッキを平らげ、そのあと500mlのジョッキを追加して気持ちよく帰宅の途についた。

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Guillaume Tell(ウィリアム・テル)

Münchner Opernfestspiele 2014
Mittwoch, 2. Juli 2014
Nationaltheater

18.00 – ca. 21.30 Uhr
Dauer: 3 Stunden 30 Minuten (1 Pause)
17.00 Uhr: Einführung

Preise M: 193 / 168 / 142 / 117 / 90 / 64 / 16 / 14
Freier Verkauf und Serie 45
Preise M € 193 / 168 / – / – / – / – / – / 14
k-a-r-t-e-n

Besetzung

Musikalische Leitung: Dan Ettinger
Inszenierung: Antú Romero Nunes
Bühne: Florian Lösche
Kostüme: Annabelle Witt
Licht: Michael Bauer
Mitarbeit Inszenierung: Johannes Hofmann
Produktionsdramaturgie: Rainer Karlitschek
Chöre: Sören Eckhoff

Guillaume Tell: Michael Volle
Arnold Melcthal: Bryan Hymel
Walter Furst: Goran Jurić
Melcthal: Christoph Stephinger
Jemmy: Evgeniya Sotnikova
Gesler: Günther Groissböck
Rodolphe: Kevin Conners
Ruodi: Enea Scala
Leuthold: Christian Rieger
Mathilde: Marina Rebeka
Hedwige: Jennifer Johnston

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

久しぶりにオペラを聴く

7月2日(水)・曇りのち雨/最高気温17度

7時起床。朝からどんよりとした曇り空。今すぐにでも雨が降ってきそう。昨日と同じようにブリギッテを送り出してから傘を持ってのウォーキング。9917歩・82分を歩いて帰宅したらそのすぐあとから雨が降り出した。昨日とはちょっとだけ違う道を選んで歩数は同じだと思ったら一万歩にはちょっとだけ足りなかった。(^_^;)

朝食はパン1枚を食べただけだったからシャワーを浴びたあとは空腹感があった。ブリギッテに買い物を頼まれていて玉子、チーズ、ソーセージ、ハムを買うことになっていた。こういう時に空腹で行くと要らないものまで買ってしまうのでちょっと早かったけれどうどんを作って昼食とする。

空腹は治まっていたのだが、それでもけっこうな量の買い物をし、車のガソリンを満タンにして帰宅。それから1時間ほど昼寝をした。深い眠りで気持ちが良い。

今夜は先日 Premiere だったオペラ「ウィリアム・テル」の切符が回ってきたので聴きに行く。長いオペラで18時開演で終演は21時30分頃。帰宅してすぐ食べられるようにとカレーを作る。お米を研ぎ、炊飯器のタイマーを22時20分に仕掛けてから雨の中、家を出る。劇場内で履く黒い靴を持って来て欲しいとブリギッテに頼まれたので彼女の仕事場に立ち寄ってから劇場へ。

このオペラは歌ったことも観たこともない。曲中のよく知られたオーケストラ曲とテノールのアリアをCDで聴くことがあっただけ。今回の演出は第一幕が2時間15分ほどだと聞いたので始まる前にトイレを済ましておいた。(^_^;)

わたし個人としてはArnold Melcthal 役の Bryan Hymel と Mathilde 役の Marina Rebeka の歌唱が好きだった。ふたりとも確かな音程と素晴らしいテクニックを持っていて、なによりも出された声が声帯を離れて空間を飛翔する感じが気持ちよかった。これぞベル・カント。

Bryan Hymel は休憩後の難しいアリアを完璧に歌って特に素晴らしかった。かれはわたしにとってこれからの注目株。

夏のこととて今夕はガルデローベにコートなどを預けることはなかったからカーテンコールのあとすぐに席を立ち22時には帰宅することが出来た。ふたりともお腹が空いていたのでおいしくカレーを食べる。

今日から7月

7月1日(火)・晴れ/最高気温23度

7時起床。昨夜はドイツーアルジェリア戦を最後まで観ていて就寝したのは午前1時を過ぎていた。目が覚めたときには少し寝不足の感じがしたけれどそのまま起きる。働きに出掛けるブリギッテと朝食を一緒にしないとどうも罪悪感があるのだ。わたしは眠ければいつでも昼寝が出来るわけだし。

彼女を送り出してからすぐにウォーキングに出掛ける。今日も気持ちよく10324歩・88分を歩いて帰宅。そのあとすぐにシャワーを浴びる。

昼食は少し早い12時前に炒飯を作って食べる。朝食の時にはまったく空腹感が無かったのでわたしはお茶を飲んだだけだった。ときどき思うのだけれど、わたしの現在のような生活リズムだと3度の食事は多すぎるのではないか。炒飯にはタマネギ、キャベツ、ハムを入れたので思ったより量が多かった。

それを食べたあとにやはり睡魔が襲ってきてベッドに入り1時間ほど眠る。目が覚めてからウォッシュレットをもう一度見直す。普通にお尻を洗浄するノズルは水圧が弱くていけないのだけれど、ちょっと強めの洗浄の時にはまあまあ動作するのでしばらくはこれで凌いでみよう。これも駄目になったらその時にはまた修理人を頼まねばならない。

アイロン掛けの洗濯物が少し溜まっていたので1時間ほどかけてそれを片付ける。今夜は末娘の誕生日なので Coburg に住む長女を除くメンバーでイタリアレストランへ。ワールドカップのアルゼンチンースイス戦は見られないだろう。

イタリアレストランはニュンヘンブルグ城の近くにあるところでわれわれには初めての店。次女の宿舎の近くだったのでわが家からは遠いのだがそこに決めた。料理はごく普通のものだったがお店の雰囲気がなかなか良かった。その店のテレビではサッカーの試合を流していたのでアルゼンチンが勝利したことを知る。

店を出て次女の宿舎に戻りそこで末娘へのプレゼント開封。ほとんど実用的な家庭用品で彼女も喜んでいた。明朝はまた4時半起床の末娘を彼女のアパートまで送り、われわれも帰宅。家に着いたらちょうどワールドカップのベルギー対 USA の試合が始まった。この両チームともそれほど思い入れがないので今日はこれを観ないで早寝する。