会場前には切符を求める人たちが目立って、オペラではよく見るがオーケストラ演奏会ではわたしには初めての経験。プログラムの内容が引きつけるのかそれとも今夜のソリストである内田光子さんの人気なのか、わたしにはわからない。
Ligeti の小曲はなんだかわけのわからないうちに終わっていた。とっても短い曲。
内田さんのベートーベンは面白かった。彼女の主張とヤンソンスの音楽とのぶつかり合い、そして協調がフレーズごとに感じられたし、ダイナミックレンジの大きさも興味深かった。ピアニッシモの美しさが心地よい。曲が終わったあとの聴衆の歓呼もかなりのものだった。
今夜の楽しみであったショスタコービッチの5番は期待したほどではなかった。管楽器群と弦楽器群とが遊離してしまっているように感じた。そういう曲なのかもしれない。終楽章はかなり速いテンポ。もう少しゆっくり目でタメのある方がわたしは好き。しかし終演後は充分満足感をもって帰宅。
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7. Abonnementkonzert A des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks
KLASSIK E
DO, 1.5.14 / 20:00 UHR / PHILHARMONIE
€ 25,– BIS € 78,– / VVK: 11.03.2014
Mitsuko Uchida, Klavier.
Leitung: Mariss Jansons.
Konzerteinführung um 18:45 Uhr,
Eintritt frei mit gültiger Konzertkarte.
(BR)
Komponist
György Ligeti
Werk
»Atmosphères«
Komponist
Ludwig van Beethoven
Werk
Klavierkonzert Nr. 4 G-Dur op. 58
Komponist
Dmitrij Schostakowitsch
Werk
Symphonie Nr. 5 d-Moll op. 47
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