バイエルン放送交響楽団定期演奏会

会場前には切符を求める人たちが目立って、オペラではよく見るがオーケストラ演奏会ではわたしには初めての経験。プログラムの内容が引きつけるのかそれとも今夜のソリストである内田光子さんの人気なのか、わたしにはわからない。

Ligeti の小曲はなんだかわけのわからないうちに終わっていた。とっても短い曲。

内田さんのベートーベンは面白かった。彼女の主張とヤンソンスの音楽とのぶつかり合い、そして協調がフレーズごとに感じられたし、ダイナミックレンジの大きさも興味深かった。ピアニッシモの美しさが心地よい。曲が終わったあとの聴衆の歓呼もかなりのものだった。

今夜の楽しみであったショスタコービッチの5番は期待したほどではなかった。管楽器群と弦楽器群とが遊離してしまっているように感じた。そういう曲なのかもしれない。終楽章はかなり速いテンポ。もう少しゆっくり目でタメのある方がわたしは好き。しかし終演後は充分満足感をもって帰宅。

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7. Abonnementkonzert A des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks

KLASSIK E
DO, 1.5.14 / 20:00 UHR / PHILHARMONIE
€ 25,– BIS € 78,– / VVK: 11.03.2014

Mitsuko Uchida, Klavier.
Leitung: Mariss Jansons.

Konzerteinführung um 18:45 Uhr,
Eintritt frei mit gültiger Konzertkarte.

(BR)

Komponist
György Ligeti

Werk
»Atmosphères«

Komponist
Ludwig van Beethoven

Werk
Klavierkonzert Nr. 4 G-Dur op. 58

Komponist
Dmitrij Schostakowitsch

Werk
Symphonie Nr. 5 d-Moll op. 47

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さあ、五月だ!

5月1日(木)・晴れのち雨/最高気温18度

8時起床。ドイツは今日は “Tag der Arbeit” という祝日。日本の「勤労感謝の日」ということか。この日と聖夜の12月24日は劇場も完全休業となる。

ブリギッテに付き合ってゆっくりと朝寝をしていたので朝食はブランチと呼んでも良い時間になってしまった。

朝食のあと、ブリギッテは税金申告書類を整える作業を始めたのでわたしはウォーキングに出掛ける。その前に小包の発送と義母宅へ白アスパラを届ける用事を言いつかった。

いかにも五月らしい素晴らしい天気だったのでしばらく振りに2時間コースの道を辿ってみた。祝日とあってウォーキングやサイクリングの人が目立つ。最後の方はちょっとヨレヨレになったが、14407歩・124分を歩いて帰宅。帰宅途中にキオスクでブリギッテの分も菓子パンを買って帰る。

紅茶と買ってきた菓子パンで午後のお茶。わたしはそのあとベッドに潜り込んで1時間の昼寝。グッスリと眠れて快適。目が覚めてからシャワーを浴びた。

夜は8時から GASTEIG での演奏会に出掛ける。会場前には「切符求む」のカードを掲げた人が目立った。しかし会場内に入ってみると入りは90%ぐらいで超満員というわけではない。

演奏会が撥ねて外へ出てみると雨が降っていた。できうる限り雨に合わない方法をとって帰宅。サラミソーセージと鮭の燻製をおつまみに Weißbier を飲んで就寝。