心労

5月20日(火)・晴れ/最高気温25度

6時起床。明け方、隣に寝ているブリギッテがごそごそと動いているので目が覚めた。寝ぼけ眼で見ると彼女の顔がちょっと赤い。昨夜は背中の痛みで殆ど眠れなかったと言う。加えて、彼女は昨日受けた婦人科の検診で膀胱癌ではないかと心配になったようだ。

医者から処方された抗生物質を服用したので、背中の痛みを和らげる薬を併用することを躊躇した結果、背中の痛みを我慢することになったようである。

「今日は仕事を休んだら?」とたずねると、どうしても今日片付けなくてはならない仕事があるらしい。妥協案としていつもより早く出社してその書類を片付けそのあと婦人科医へ行ってもう一度診察して貰い、午後には帰宅ということになった。

そこで6時45分頃に車で送っていく。車の中でも彼女の顔が妙に赤くて熱もあるようだった。幸いこの時間だとまだラッシュアワーには早いので思いのほか短時間で彼女の事務所に到着。

わたしは帰宅して朝食を一人でとったが、そのあとは心が落ち着かずなにも手に着かない。読み掛けの本を開いてはみたが内容がちっとも頭に入ってこない。11時半頃に彼女から電話があり診察の結果、癌の心配は無いだろうということでようやく空腹を感じた。

ブリギッテは12時半頃に帰宅してすぐにベッドに入り2時間ほどグッスリと眠った。目が覚めたあともまだ顔色は悪かったが少し元気にはなったようだ。午後3時頃に家庭医のところで診察して貰い木曜日までの病欠届けを書いて貰った。これで少し精神的にも落ち着いた様子。

わたしの見るところ復活祭から以後、頑張りすぎた。彼女もそろそろ無理のきかない年齢になってきていることを自覚してくれればいいのだが。

今日は朝から素晴らしい天気で午後の陽射しはすっかり夏。午後4時過ぎにウォーキングに出掛けた。足の筋肉が張っていて今日は休んでもいいかなと思ったが、そのあとに飲む Weißbier のおいしさに惹かれて9756歩・84分を歩いて帰宅。

まだ充分に明るいテラスで冷えた Weißbier を飲んで満足。ブリギッテの顔色も正常に戻ったので安心して Weißbier をもう一本。(^_^)

今日もまた、なにより大事なのは健康であることを知らされた。

実は昨日メールがあって5月9日に友人が亡くなったという知らせを受けた。わたしよりも若いのにと思うとどうにも心が沈みがちだった。