7月も終わり、劇場のシーズンも終了

7月31日(水)・晴れ/最高気温26度

7時起床。眼が覚めたときには今日も曇り空。8時半頃からウォーキングに出掛ける。10890歩・92分を歩いて帰宅。今月は良く歩けたという満足感がある。帰宅してシャワーを浴びようとしたら劇場から電話があり、病欠者が出たという。

今日は1幕の舞台裏で歌う合唱だけだから楽だなと思っていたのだが、結局、現役時代と同じことをすることになった。少し疲れてもいたので早めの昼食をとってからベッドに潜り込んで昼寝をする。2時間近くも眠ってしまった。

今日の公演は午後4時開演なのでその時間に楽屋入りしていなくてはならない。3時過ぎの Tram で劇場へ。今日は気温はそれほど高くはなかったけれど日射しが強かったからけっこう暑いと感じた。

第1幕の出番が終わってから2時間以上の待ち時間があるので、同僚4人とクロアチア料理店へ。そこでヴォリューム豊かな肉料理を満喫し楽屋へ戻る。終幕の出番は9時過ぎで終了したのは9時半頃だった。

そのあと恒例のシーズン終了パーティが舞台裏で開かれたのでそれに参加する。なんだかまだ現役のような気がしてきた。(^_^;) 会いたいと思っていた劇場関係者や知人の何人かと旧交を温めたあと23時過ぎに帰宅。7月が終わる。

Münchner Opernfestspiele 2013
Mittwoch, 31. Juli 2013
Nationaltheater

16.00 – ca. 21.25 Uhr
Dauer: 5 Stunden 25 Minuten (2 Pausen)

Preise S: 243 / 213 / 183 / 143 / 102 / 67 / 21 / 16
Freier Verkauf
a-u-s-v-e-r-k-a-u-f-t

Besetzung

Musikalische Leitung Kent Nagano
Inszenierung Peter Konwitschny
Bühne und Kostüme Johannes Leiacker
Licht Peter Halbsgut
Produktionsdramaturgie Werner Hintze
Chor Sören Eckhoff

Amfortas Thomas Hampson
Titurel Ante Jerkunica
Gurnemanz Kwangchul Youn
Parsifal Christopher Ventris
Klingsor Evgeny Nikitin
Kundry / Stimme aus der Höhe Petra Lang
Erster Gralsritter Kevin Conners
Zweiter Gralsritter Tareq Nazmi
Erster Knappe / Zweiter Knappe Tölzer Knabenchor
Dritter Knappe Ulrich Reß
Vierter Knappe Kenneth Roberson
Klingsors Zaubermädchen Anna Virovlansky
Golda Schultz
Tara Erraught
Evgeniya Sotnikova
Angela Brower
Heike Grötzinger

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

昔の同僚のお別れパーティ

7月30日(火)・曇りのち晴れ/最高気温24度

7時起床。今日も曇り空で始まった。ブリギッテは定時に出社。そのあとわたしはウォーキングへ。歩き始めて30分ほど経った頃に雨がパラパラと落ちてきた。しかしそれほど大した雨ではない。空もまだ充分に明るく不安は感じなかったのでそのまま歩き続けた。しばらくして雨は止んだが最後の15分ほどはまた降られた。今日はいつものコースを歩いたので10855歩・91分。帰宅してすぐにシャワーを浴びて濡れた身体を温めた。

そのあとは夕方劇場に出掛けるまで何も予定は無い。しばらくマックに向かっていたのだが、それも退屈になって午後から映画「駅・Station」をiTunes Store からダウンロードして観た。昭和56年ぐらいの高倉健主演の映画。

実は高倉健の出演する映画はあまり見ていない。これまでに見て印象に残っているのは「黄色いハンカチ」ぐらいかな。なんとなく東映・やくざ映画に出ていた人という認識があるだけ。最近になってずいぶん話題になっている人なので何本かを見ているのだが相変わらず彼の良さがわからない。不器用な俳優という印象だ。わたしにわからないだけかもしれないのであと何本か観てみようと思う。

今夜は親しくしていた合唱のアルト歌手が今シーズンを最後に定年退職するので、今夜の公演 BORIS GODUNOW の休憩時にお別れパーティをすることになっていた。われわれ夫婦も招かれていたのでそれに出席する。

Foto

立食パーティの形だったのだが上の写真のように寿司がメインでその他に手羽先、イカリング、海老の揚げものがあった。仕出しを頼んだものらしく見た目もなかなかのもの。上の写真のような大皿が5つぐらいあったのだが、あっと言う間に空になってしまった。寿司はドイツでも大人気ということなのだろう。

オペラの終了する9時半頃にお開きとなって家路についた。ブリギッテは勤めのあとの立食パーティでずいぶん疲れたようだ。

Mac OS と iOS の融合

今年の4月に新しく MacBook Pro 15 を購入した。今回は日本の Apple Store で買ったので当然のことながらドイツ語キーボード版は入手出来ず、USAキーボード版を求めた。それまでの数年間はドイツ語キーボード版の MacBook Pro 15 を使っていたのだ。下のキーボードがドイツ語版。

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ドイツ語版とUSA版の配列の違いはいろいろとあるのだが、その中で特に問題になるのは2点。ひとつは「Y」と「Z」の位置関係が逆だということと、ドイツ語特有の「ウムラウト」の有る無し。最初の「Y」と「Z」の問題は慣れるしか無いけれど、しかしすぐに慣れる。問題なのは「ウムラウト」だ。

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上のキーボードが現在使っている USA 版である。これまでの Mac OS だと「ウムラウト」を打つには「option + u」をまず打ってそのあとすぐに「a」「o」「u」 を叩かなくてはならない。そうすれば「ä」「ö」「ü」というウムラウト文字が表現出来る。しかしウムラウトを使う語彙というのがけっこう多いので、長い文章を書いたりしているとこれはかなりのストレスになる。

しかし、先日ふとしたことから「a」のキーを長押ししたらiPhoneなどで使われている iOS と同じようにドイツ語、フランス語、イタリア語などで使う特殊文字を選択する吹き出しがでてきた。いつ頃からこうなっていたのかは知らないが、わたしには嬉しい驚きだった。

わたしはときどきイタリア語やフランス語の歌詞などを例記したりすることがある。そんな時にどうしていたかというと、まずよく使う外国語を登録しておいて、メニューバーの言語選択シンボルを押して出てくる「キーボードビューアを表示」をデスクトップに表示させておいて特殊文字を打ち込んでいた。やってみるとわかるが、これはとても面倒で簡単な文章でもウンザリする。

これらの問題が一歩前進したということで何カ国語かをひとつのキーボードで打たなくてはならないときのストレスから解放されそうだ。これからの Mac OS と iOS の完全な融合には大いに期待したい。

今夜は Macbeth

7月29日(月)・曇り一時雨/最高気温24度

7時半起床。眼が覚めたときにはブリギッテはすでに出社したあと。1人で朝食をとるのも面倒なのでウォーキングを先に済ませることにした。空を見るといつ雨が降るかわからないような感じである。

週末の猛暑日とは違って今日は気温は低いのだが湿度が高い。それほど快適な空気ではなかった。しかし月曜日だから当然なのだが、森の中の道では殆ど人に出会わない。こちらは快適だった。やはり自転車を気にしたりするとゆったりとは歩けないものだ。10896歩・92分を歩いて帰宅。そのあとにシャワーを浴びてから遅い朝食をとった。

週末の宴会と後片付け、そして家庭サービスがあったからやはりどこか疲れている。1人になってみるとなんだか身体が怠いような気がした。朝食のあとは眠気がさすままにベッドに入り1時間ほど昼寝をした。今夜は Macbeth に出る約束をしている。

間の悪いことに今夕はブリギッテの叔父さんの誕生パーティにも招かれていた。しかし劇場との取り決めの方が早かったのでそちらを優先し、パーティにはブリギッテと義母に行って貰うことにした。

午後になってかなり強い勢いで雨が降ってきた。昨日までの暑さがまるで嘘だったかのように気温が下がっていく。しかし庭の草花のためにはとても良い雨だった。勢いが止んだ雨は結局夕方まで細々と降り続いたようだった。

19時からの公演 Macbeth はほぼこれまでの公演と同じ配役だった。          

Nationaltheater
Münchner Opernfestspiele 2013
Montag, 29. Juli 2013
Nationaltheater

19.00 – ca. 22.10 Uhr
Dauer: Ca. 3 Stunden 10 Minuten (1 Pause)

Preise K: 132 / 115 / 95 / 74 / 52 / 30 / 14 / 10
Freier Verkauf
a-u-s-v-e-r-k-a-u-f-t

Besetzung

Musikalische Leitung Massimo Zanetti
Regie Martin Kušej
Bühne Martin Zehetgruber
Kostüme Werner Fritz
Licht Reinhard Traub
Chor Sören Eckhoff
Dramaturgie Sebastian Huber
Olaf A. Schmitt.

Macbeth Zeljko Lucic
Banco Dmitry Belosselskiy
Lady Macbeth Nadja Michael
Dama di Lady Macbeth Evgeniya Sotnikova
Macduff Wookyung Kim
Malcolm Emanuele D’Aguanno
Arzt Christoph Stephinger
Diener / Mörder Andrea Borghini
Erscheinung 1 Rafał Pawnuk
Erscheinung 2 Iulia Maria Dan
Erscheinung 3 Tölzer Knabenchor

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

日中の暑さは半端じゃなかった

7月28日(日)・晴れ/最高気温35度
7時半起床。昨夜は午前1時半の就寝だったがグッスリと眠れたので宴会疲れは無い。今日も暑くなるという天気予報だったが朝は昨日ほどではないような気がするのは、身体の方が慣れてしまったのか。

ブリギッテからは「今日は止めたら?」とストップが掛かったけれど気持ちが悪いのでウォーキングを敢行。それでも気を使って貰ったのは尊重しなくてはといつもより一区画短いコースを歩いて帰宅。9765歩・83歩

帰宅後すぐにシャワーを浴びて朝食の準備をする。日曜日はこのところ10時から義母をまじえて3人でとる習慣となっている。朝食が終わる頃になって眠気が襲ってきた。(決して義母のせいではない)(^_^;) 眠気覚ましに昨夜使ったグラス類を手洗いする。

義母を彼女の住まいまで送っていってようやく人心地ついた感じ。それから40分のタイマーを掛けて昼寝。でも眠ったのは最後の5分くらいだと思う。

夕方、昨夜の残りのパエリアを温めて平らげる。昨夜と同じようにおいしかった。特にムール貝にレモンを掛けたものが素晴らしい。

7時を過ぎる頃から空が暗くなり始め風もかなり強くなってきたので、ひと雨来るかなと期待したがそれは空振りに終わった。

猛暑日、夜は宴会

7月27日(土)・快晴/最高気温36度

7時起床。朝からいつもの空気とは違う。この時間にしては妙に生暖かい。朝食はブリギッテが休日ということで彼女の希望でテラスで食べた。そのあと彼女は買い物へ、わたしはウォーキングへ。

いつもの森の中の道に入ってみて驚いた。完全な日陰になっているのに、所々で線を引いたようにムワッとする熱気が籠もっているのだ。天気予報で今日は暑くなるということを知っていなかったらちょっとした霊感現象かと思ってしまう。ミュンヘンではとても珍しい現象だ。時間が経つにつれてこの熱気は森全体に拡がっていくから、木陰だろうが日向だろうがどこに居ても熱い空気にさらされるということだ。いつもの道を歩いて11089歩・93分

わたしの帰宅と殆ど時を同じくしてブリギッテが買い物から帰宅。買ったものを車から家の中に運び込むのを手伝ったあとシャワーを浴びる。

昼食は昨日に続いてうどんを作って食べた。ドイツ製のソーセージと卵を落とし入れて「月見うどん」のような感じになったがそれを試食したブリギッテに「プロ級の味ね」を賞められた。「君はプロの味を知っているのか?」と突っ込みたかったがやぶ蛇になるのでそれは止めた。(^_^;)

午後はベッドのシーツを買えたり、各部屋に掃除機をかけたりとお客を迎える準備の手助けをする。3時頃から40分ほどの昼寝。

午後の暑さは日本のそれを彷彿させるようなものすごさで、とてもじゃないが外を歩く気力も湧かない。葉が萎れている鉢植えの草花には水を掛けてあげた。

19時から、招いた4組の夫婦が来訪。4組の夫婦の半分は初対面ということだったがすぐに打ち解けて楽しい宴会となった。われわれ夫婦を入れて10人という人数は食事の進行を進めるのに手一杯で残念ながら写真を撮る事ができなかった。今夜のメニューを記しておく。全ての客が帰ったのは午前1時近く。ざっと後片付けをして就寝は午前1時半となった。

0.sekt に暗紅色のスグリ・シャーベットを浮かべたアペリチーフ
1.ペースト状キュウリの冷スープキャビア添え
2.パエリア
3.チーズ盛り合わせ
4.スペイン風プリン+レモンクリーム
5.コーヒー

音と臭い

ふとした臭いに出会ったとき、それを基点として一瞬にして何十年も前の風景が蘇ることは良く聞く話。しかし、それが音にもあるということを数日前に経験した。

You Tube で、ある日本映画を観ていたときに登場人物がアルミサッシの窓を開ける場面があった。アルミサッシの窓についているベアリング特有の「カラカラ」という音を聞いたとき、わたしの脳裏に鮮やかに浮かび上がった景色があった。

それはまだ芸大に入学する前の浪人中だったか、すでに芸大で学んでいた頃だったかは定かで無いが、その頃に住んでいた西武新宿線・小平駅から10分ほど歩いたところにある8畳一間のアパートから眺めた光景だった。

夏のまだ充分に暑い夕方にそのアパートに帰ってきてアルミサッシの窓を開け、留守中に溜まっていた部屋の熱気を逃がしたときの光景である。

その当時その辺はまだ畑が点々と存在していた地域で、どこかもの悲しい、そして乾いた風景だった。自分の将来が霧に閉ざされたように不透明で確たる希望も持てない、そんな時代だったことを思い出した。

アルミサッシの「カラカラ」という音はわたしにとって青春が持つ不安と、もの悲しさを感じさせる音なのである。

今日も31度と暑かった

7月26日(金)・快晴/最高気温31度

6時半起床。今日もよく眠れて気持ちの良い目覚めだった。例によって8時半頃からウォーキングに出掛ける。できるだけ日陰の多い道順を選ぼうと考えたが、この時間帯だと左回りの方が良さそう。11226歩・94分。

帰宅してすぐに庭の水まき。このところずっと暑い日が続いているので鉢植えの植物は注意してやらないといけない。30分ほど掛かってそれが終わってからゆっくりとシャワーを浴び洗髪をする。リタイアして丸一年になろうとしているが、いまだに「ああ、この時間は皆プローベの最中だな」と考えて今の自分の境遇に感謝している。(^_^;)

昼食は今日も昨日と同じく「卵入り肉うどん」。今日は顆粒状になった昆布だしを使ったら鰹だしとはまた違ったおいしさだった。ブリギッテがレストラン向けのショッピングセンターでうどんを大量に買い込んできたのでしばらくはこれを食べる日が続きそうだ。これだから下手に「これは美味いね」なんて言わない方がいい。(^_^;)

午後になったら外は猛烈な日射しとなった。豆腐が切れていたので買いに行こうかなと思ったのだが、即、その考えを改める。そんなところに劇場からの電話で明晩の演奏会 Requiem/Verdi に出てくれないかという依頼。しかし明晩は4組の夫婦を招いて夕食をすることになっている。残念ながら断った。

夕方5時半頃にブリギッテが帰宅。いつもより1時間以上も早いので気分でも悪くなったかと一瞬心配したが、あまりの暑さに終業時間を繰り上げたそうだ。彼女の仕事場にはクーラーが無い。

彼女はグッタリして帰宅したのだが、少し休んだら買い物に出掛けて行った。明晩の宴会に使う食材を仕入れるためである。わたしは陽の傾くのを待って今日2度目の水まき。夕食のあとは外が暗くなるまでテラスで涼しい夜気を味わう。

「いなり寿司」を新しいレシピで

7月25日(木)・曇りのち晴れ/最高気温29度

6時半起床。今朝も早起き。しかし昨夜就寝したのは23時前で6時まではグッスリと眠れたので良しとする。ここ数日は同じリズムで、ブリギッテを送り出してからすぐにウォーキングに出掛けた。

バイエルン州の学校は来週から夏休みになる。いつものことなのだが夏休み前の1週間は学校では殆どやることが無いから遠足が多くなる。先生たちもやる気が無いのだろう。そんな遠足のクラスに今朝は4組ほど出会った。いつもと殆ど同じ歩数と時間10832歩・90分を歩いて帰宅。

11時を過ぎた頃に少しお腹が空いてきた。今日は12時に住まいの小さな窓3枚を取り替える職人が来る予定になっていたのでその前に食事を済ませておこうと「肉うどん」を作った。3口ほど食べたところでベルが鳴る。時計を見るとまだ11時15分である。幸いなことにその窓はクローゼットの窓だったので、ダイニングキッチンの扉を閉めてそのまま食事。その職人に「なんだかいい臭いですね〜」と言われた。(笑) 窓ガラスの交換はすぐに終わって職人たちは帰っていった。

そのあと庭仕事の道具を入れておく小さな物置に防腐剤を塗る。雨ざらしになっているものだから木の表面が傷んでくるので定期的に防腐剤を塗ってやらないといけない。天気が良かったからそんな作業も苦にならなかった。

午後は台所のシンクの上の照明を取り付けに電気職人が来訪。これも1時間と掛からずに終了した。

夕方5時頃から「いなり寿司」を作り始めた。友人の薦めてくれたレシピで、干し椎茸を戻したもの+ニンジン+スクランブルエッグを具にした。いつもよりちょっと手間が掛かったけれど出来上がりはあっさりとしてとてもおいしい。見栄えも美しいのでこれから作る「いなり寿司」はこれが定番になりそう。(^_^)

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久しぶりのお湿り

7月24日(水)・晴れ一時雨/最高気温29度

6時半起床。昨夜は妙なことに午前2時半から1時間ごとに目が覚めるということを繰り返して朝を迎えた。6時半に目が覚めたときに面倒なのでそのまま起きてしまった。気分は別に悪くはない。

ブリギッテを送り出してから8時半頃に家を出てウォーキング。今日は以前のコースをたどって10999歩・93分。この時間は曇り空で湿度もちょっと高そう。しかし歩くにはとても快適だった。

帰宅して水分を補給してから庭の芝刈りをする。今年は芝の生育が良くなくてそれほど伸びてはいないのだが、ブリギッテの命令である。(^_^;) 芝が伸びていないだけに作業はすぐに終わった。そのあとシャワーを浴びて汗を流す。

今日は水曜日ということで餃子半額の日。ブリギッテが彼女の両親にプレゼントする芝居の切符を受け取りに行かなくては、と言うのでそれを引き受けがてら餃子を食べに街へ出掛けた。

午後1時近くに家を出たのだが、この時間帯はここ数日と同じく凄い暑さ。「匠」について先週と同じものを注文しておいしくいただく。ドイツの飲食店は殆どクーラーなど入っていないからラーメンを食べながら大汗を掻いてしまった。

そこを出て、切符売り場のある Münchner Freiheit まで歩く。このおかげで今日の総歩数は2万歩を超えた。

帰宅したのは午後4時少し前で、まずビール。暑い中を歩いたあとのビールは最高である。(^_^) 家に着いて10分ほどしたら空が急に暗くなり風も出てきて夕立となった。久しぶりのお湿りである。30分ほどでそれも止んだ。

夕方6時前から夕食を作り始める。今日は「茄子の煮浸し」「冷や奴」「冷トマト」とまるで日本の夏のメニューだ。ブリギッテがダイエット中で、わたしはお昼にたらふく食べたということで白いご飯は抜き。二本目のビールのおつまみのような形となった。

暑い日には映画三昧

7月23日(火)・晴れ/最高気温32度

6時半起床。天気の良い日は起床時間も早くなる? 早く起きたために朝8時半からのウォーキングは余裕でこなせた。昨日と同じコースを歩いて、11048歩・95分

今日は全く何の予定もなし。 You Tube で偶然に見つけた日本映画「御法度」というのを観た。今、日本で評判の朝の連続ドラマ「あまちゃん」をインターネットで見られないかと捜しているうちに見つけた映画だった。中国語と日本語の字幕が出てくるので面白かった。日本語の字幕はときどき明らかに間違いだと思う文章が出てきて、これは日本人の仕事ではないなということがわかる。

ちょっとこの映画の後味が悪かったのでそのあとまたいろいろ捜したら「雨のあと」という映画を見つけた。これは寺尾聰 主演の侍もので飄々として面白かった。寺尾聰のキャラクターが良く出た役だった。この年齢になると彼の父親・宇野重吉に風貌がうり二つである。宇野重吉というとわたしにはNHKの大河ドラマ「赤穂浪士」で彼が演じた「雲の陣十郎」役が思い出される。

役者の二世という点では、この中の殿様役を三船史郎という三船敏郎の息子さんが演じている。この人はわたしがミュンヘンに来たばかりの1970年代の終わり頃に「レストラン・三船」で店長をしていた人である。お客と店主として言葉を交わしたこともあった。その頃に彼が出演した現代劇の映画を観たのだがお世辞にもうまい役者ではなかった記憶がある。そして今回の殿様役でもその印象は変わらなかった。父上・三船敏郎のぶっきらぼうなところが強く遺伝しているような気がする。(^_^;)

午後になって昨日塗った壁の状態がどうにも気に入らなくなってきた。良かれと思って貼ったテープの境目の線がクッキリと残ってしまっている。何度も考えたあとにもう一度塗り直すことにする。テープを全て剥がしたあとに今回は直接ローラーと筆で塗料を重ねた。どうやらこれが正解だったようで満足出来る仕上がりとなった。(^_^)

午後3時頃の日射しは昨日と同じようにきつかったが今日は雲があったのでときおり陽が陰るときがありその分だけ過ごしやすかった。

夕食は茄子とピーマンの味噌あえを作ろうと思い立ち、野菜を買ってきて貰おうとブリギッテに電話をしたら「もう、暑くてやってられない! 今日は冷やしソーメンが食べたい」というので急遽予定変更。しかしソーメンの買い置きがない。仕方なく緑茶を練り込んだ蕎麦を使うことにした。薄い緑色が少しは涼しさを誘うのではないだろうかと考えたのだ。(^_^) 

蕎麦だけでは栄養のバランスも取れないのでだし巻き卵を作った。それに添える大根おろしも用意する。それだけでもちょっと物足りないと思えてキュウリを薄切りにし、プチトマトを加えてミツカンのポン酢を掛けた。(手抜き!) 下の写真の上段左端は「きざみ海苔」。

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ブリギッテは本当にお腹が空いていたらしく、2人で300gの蕎麦をペロリと平らげる。明朝に「また体重が増えた」と文句を言われなければいいのだが。(^_^;)

食事が終わったあとは最近好んで飲んでいる APEROLカクテル を作って貰って楽しむ。これは APEROL というリキュールに白ワインを加えソーダ水を入れてレモンを浮かせる。

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このカクテルにはいろいろな作り方があるらしいがわが家では上のような配合で冷蔵庫の氷を入れている。夏の暑い日にこのオレンジ色が清々しく感じるのとちょっと複雑な味が気に入っている。

暑かった!

7月22日(月)・快晴/最高気温29度

7時起床。今日は実に暑かった。トルコのチェシュメの陽の光を思い出した。ブリギッテを送り出してからすぐに8時半頃家を出てウォーキングをしたのだが、この時間にしておいて正解。12時頃からの暑さは家を出るのを躊躇するほどだった。

今日はいつもとは逆回りのルートを辿って少し回り道をしたのでちょっとだけ多い 11207歩・95分 を歩いて帰宅。

帰宅してシャワーを浴び洗髪してからは特にすることもなし。19日の日記 あっと言う間に週末がやってきた |  Mein dritter Blog に書いた配線あとに塗料を塗る予定でいたので、午後2時過ぎに Tram で Wettersteinplatz まで出掛けた。 Tram の中はもう大変な暑さ。

帰宅して作業に取りかかる。二度塗りしてあとは乾燥を待つだけだが仕上がりが少し心配。そのあとはさすがに暑くて階下の半地下の部屋に逃げ込む。そこのソファーに横になっていたら30分ほど眠ってしまった。

ブリギッテは定時に帰宅。週末からの残り物が冷蔵庫の中にあったのでそれを消化する。料理をする手間が省けた。(笑) 今日もタップリと庭に水まき。夜、21時を過ぎて気温もようやく23度に下がってきた。気持ちの良い夕方である。

本物の夏日だ

7月21日(日)・快晴/最高気温28度

7時起床。今日も暑い日となるということは昨日の天気予報で知っていた。10時から義母を朝食に招いたということをブリギッテから聞いていたのでその前にウォーキングを済ませるべく、ひげも剃らず、シャワーも浴びずに起き抜けで8時過ぎに家を出る。

かなり早い時間だと思っていたが、日曜日なのでジョッガーとかサイクリングをする人に多く出会った。11031歩・93分を歩いて帰宅。シャワーを浴びている間に義母が到着してそのあとテラスでの気持ちの良い朝食。

朝食のあと庭の水まきをする。そのあと眠気が差してきたが昼寝をするにはまだ早いし勿体ないのでアイロン掛けをすることにする。それほど量は多くなかったから眠気覚ましにはピッタリだった。

午後からブリギッテは税金申告の書類作りを始めた。わたしはその間、半地下の涼しい部屋で小学校・中学校時代の卒業アルバムをじっくり見始める。名前と写真を照らし合わせながら遠い記憶を探ってみたがけっこう憶えているものだと自分でも驚いた。こういう卒業アルバムというのも今となってみるともの凄く貴重だと思う。

夕方日が沈む頃にもう一度庭の水まきを始めた。朝よりはかなり念入りに草花に水をやる。

夕食は仔牛の肉をオーブンで焼いたものに茹でジャガイモを添えて、サラダは赤カブの薄切りをそれほど酸っぱくないイタリア産の酢で絡めた。

20時過ぎ頃からテラスでテレビドラマを見始め、22時過ぎに終了。外はもうすっかり暗くなっているが数日前ほどに寒くは感じない。やっと本格的な夏が来たようだ。この天候が出来るだけ長く続きますように。

少し湿度が高かった

7月20日(土)・晴れ/最高気温28度

6時起床。早朝1人だけでの買い物に出掛けるブリギッテに付き合って早起き。その店でしか買えないものがあるらしかった。彼女の帰り待って朝食。

そのあと今度は彼女のお母さんを連れての買い物。これは普通のスーパーマーケットでの買い物である。82歳の義母は最近足が弱ってきていて、彼女のペースで買い物をするともの凄く時間が掛かる。

わたしはその間にウォーキングを済ませた。今日も良い天気だったけれど少し湿度が高いように感じた。そのせいかブヨが肌にまつわりついてきてうるさい。10936歩・94分を歩いて帰宅。そのあとすぐにシャワーを浴びた。

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庭に寝椅子を出して文庫本を読もうと思ったのだが、そこに横たわったらいつの間にか寝入ってしまった。買い物から戻ったブリギッテに起こされる。

昼食のあと Auerdult (年に3回開催されるボロ市)に行こうとブリギッテと2人で家を出たのだが、着いてみたら来週の土曜日からの開催だった。(-_-;)

帰宅して今度は庭仕事を始める。もう2週間以上も雨が降っていなく、暑い日が続いているので芝生(とは呼べないような雑草の庭だが)が乾燥しきっているようだ。そこでタップリと水まきをする。ブリギッテは先週いただいた紫陽花とバラの鉢植えを庭に植え替える作業をしていた。

暑い日とあって食欲も湧かないので、チーズとパンで夕食を済ませる。もう少しちゃんとした食事をしなくてはいけないな。すっかり暗くなった22時近くに空を見上げたら月がきれいだ。

チェシュメ (トルコ) にもウォッシュレットが

時間の経つのは本当に速い。先月の今日はすでにチェシュメでの夏休みを過ごしていたのだった。チェシュメでちょっと驚いたのはトイレがウォッシュレットだったこと。

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上の写真のように、電動式ではないが形状は日本のウォッシュレットと基本的に同じである。ただ、温水が出たり便座が暖房されていたりということはない。ノズルも出たり引っ込んだりはしない。写真の左上段の水栓を回すとウォッシュレットから水が出てくるという単純な仕組みだ。使い心地は・・・・、不明である。わたしにはどうもうまく使いこなせなかった。(-_-;)

帰国時にイズミアの空港で公衆トイレを確認してみたらそこにもちゃんと付いていたからトルコではこれがスタンダードなのだろう。

ワサビとチョコレート

ブリギッテが「こんなのが売ってたよ」と買って来てくれた。わたしはミルクチョコレートよりもちょっと苦みのある方が好き。そんな色のチョコレートだったので試してみた。

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結果はわたしにはちょっと残念な味。ワサビというとどうしても刺身や寿司に付いてくるあのワサビ(ワサビ醤油)を連想してしまう。甘味+ワサビ味、というのがどうもわたしの脳内では消化しきれないらしい。老化(硬化)現象かな。

わたしはまた買うことはないけれど、これがドイツの顧客にどのように受け入れられるのかにはちょっと興味が有る。

朝顔

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今年も朝顔が咲いてくれた。起き抜けのまだシットリとした朝の空気の中で見る朝顔は心を優しくしてくれる。

昨年咲いた朝顔の種を保存していてそれを娘たちにも分けてあげた。わが家の庭の朝顔は今年は機嫌が悪くてまだチラホラとしか花をつけていないが、 Prien に住む次女の鉢植えはとても発育が良かった。しかしベランダが狭いのでと数週間前にわが家に持ち込んできたのが今、花をつけ始めている。

6月18日から行っていたトルコのチェシュメにも朝顔が咲いていてそこはすでに満開だった。下の写真は6月27日の朝に写したチェシュメの朝顔。地球上のどこにいても朝顔を見ると日本の夏を思い出す。

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仕事への姿勢・東西

数年前からTBSラジオのポッドキャスト「荒川強啓 ディ・キャッチ」を聴いている。今週7月15日はその中の「メキキの聞き耳」というコーナーでスポーツジャーナリスト生島淳さんが「メジャーリーグのオールスター・その裏側!」というテーマで興味深い数々をレポートしていた。

彼はメジャーの選手たちは自分の出番が終わってしまうとさっさと着替えて帰ってしまい、試合終了まで残ってはいない。ということを話していた。対する日本のプロ野球チームではチームプレーが大事ということでそういう事は無いらしい。そこで思い出したことがあった。

日本への引っ越し公演があると” Die Meistersinger von Nürnberg “とか” Lohengrin “とかの演目では日本人合唱に手伝って貰う。本拠地だとエキストラコーラスがその役を務めるのだがいろいろな事情でその人達までは日本へ連れていけない。

で、彼たちが驚いた顔でわたしに聞いてきたのは「皆さん、自分の出番が終わるともの凄いスピードで化粧を落とし、着替えて、われ先に帰ってしまうのですね。こんな素晴らしい公演の余韻に浸って仲間と話し合うということはしないのですか」ということだった。

野球のメジャーリーグと合唱団の共通点は1シーズンに120試合あるいはそれ以上、ミュンヘンオペラの合唱団もほぼそれぐらいの出番があることだ。正直に言って毎回余韻を楽しむということは無い。自分の出番が終わると皆一目散に家路を急ぐ。外から見ればそれが「家庭を大事にしている」と写るのかもしれない。

わたしも合唱団に入って最初の頃にある仲間に「家庭ってそんなに急いで帰るほど楽しいものなのか?」と問うたら「おい、君の家庭は大丈夫か?奥さんとの仲がうまくいってないのか?」と逆に心配されたことがあった。(笑)

ドイツの場合、仕事仲間が退社後に誘い合って飲食するという事はまず無い。わたしは最初それを物足りないと思ったが、慣れるとこれは快適であり、薄給の身には散財しなくて済むので嬉しいことでもあった。(笑)

これは欧米の徹底した個人主義と日本のそれとの違い、そして、仕事に向き合う姿勢の相違から来ているのだろう。

あっと言う間に週末がやってきた

7月19日(金)・晴れ/最高気温28度

7時起床。今日も相変わらず暑いくらいの良い天気。6月は雨降りの天候が続いて冠水する都市があったばかりなのに、こんなに良い天気が続くと今度は水不足が心配になってくる。自然というのは勝手なものである。おかげでこのところ毎晩庭の草花への水やりが欠かせない。

今日はもう一つのテラスの風防ガラス窓を新しくするのでガラス屋さんに見積もりをして貰うことになっていた。9時から10時の間に来るということだったので朝のウォーキングは半ば諦めていたら珍しく9時ちょっと過ぎに来てくれて9時15分には終了。

これは嬉しい誤算で、終わってからすぐにウォーキングに飛び出した。12時には電気工事の職人さんが来る予定なのだが、これなら充分にウォーキングの時間が取れる。今日は今シーズン初めて短パンを穿いてのウォーキングだったがこれは余り良くなかった。ブヨらしき虫がつきまとってうるさい。明日からはまたジーンズを穿いてウォーキングしよう。11296歩・96分を歩いて11時頃に帰宅。

電気工事人は12時過ぎに来てくれて台所のシンクの上に付ける照明のための配線をしてくれた。小さな削岩機のようなものでコンクリートの壁に配線のための溝を掘るのだが、意外と短時間で終わった。今週末にこの部分の壁を塗装し直して来週水曜日に予定されているガラス板の搬入がうまくいき、一昨日購入した照明器具をその上に取り付ければ長かったリフォームも完成する。

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これが終わってしまえば今日は何も予定がない。ちょうどダイニングキッチンが暑くなってきたので半地下の部屋に移動してオーディオをいじることにした。今日はLPをかけていろいろと試してみたのだが、ヴォリュームを12時の位置まで上げないとわたしの耳には音量不足となる。はて、以前はそうではなかったような気がするのだが、もしかするとわたしの耳の聴力劣化かもしれない。

反面、プリアンプ、メインアンプの劣化も考えられる。どちらとも判断がつかないのが難しいところだ。経済的な余裕があればこの際一気にアンプ類を総取り替えという事も考えられるが、現在は無理だ。(-_-;)

夕方ブリギッテが帰宅する時間を見計らって冷蔵庫の中にあった茄子を使って「麻婆ナス」を作ることにした。レシピはクックパッドから選んだ 本格的な味☆麻婆茄子 。レシピと違ったのはこの際だからと冷蔵庫にあった豆腐も一緒に入れてしまったこと。茄子だけだとちょっと量が少なかったのだ。結果は満足する味に仕上がった。

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ちょうど片栗粉を水に溶かしたものを入れようかと思ったところにブリギッテが帰宅。これ以上のタイミングは無い。熱々の料理を2人で完食。

桜の木を伐採

7月18日(木)・晴れ/最高気温28度

7時起床。5時前にいちど起きてから二度寝したら妙な夢を見た。こういうときの寝起きは夢の内容をはっきり憶えているだけに心身共に重くて疲れる。

今日は11時半から歯石取りのために歯医者の予約が入っていた。午前中に庭の桜の木を伐りに来るというのでウォーキングに出掛けるわけにも行かず待っていたから無駄な時間を過ごした。 結局、今日はウォーキングは出来なかったがそれでも歯医者への行き帰りにまとまった距離を歩けたので良しとする。

歯石取りはいつもほど痛くはなかったけれどやはり嫌なもの。次はあと半年は来なくても良いのでホッとした。帰宅途中の Wettersteinplatz で Döner Kebab を昼食に食べる。いつも行く Rosenheimerplatz のものよりは質の点で落ちる。

帰宅して見ると庭の桜の木はすでに切られて無くなっていた。病気に掛かっていたから仕方が無いがちょっと寂しい。

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それからひと休みして英語コースへ。 Tram の中はうだるような暑さだが乗っている距離が短いから我慢出来ないほどではない。それに地下鉄に乗り換えるとそこは別世界のようにひんやりとした空気で快適。

英語はせっかく予習していったのに、わたしの割り当てられたところまで進まずに拍子抜けしてしまった。この学期は今日でおしまいで次は10月10日から始まる。

今日は私も出掛けていて夕食の支度が出来なかったから、ブリギッテが帰宅してからチーズ盛り合わせにパンで簡単に済ませた。

餃子と冷シャブ

7月17日(水)・晴れ/最高気温27度

7時15分起床。今日もよく眠れて快調。外は明るい夏の日が溢れている。最近になく早い時間である8時半過ぎにウォーキングに出掛けた。ここ数日はまったく同じコースを歩いていて今日も10711歩・90分

歩いている時に今日は水曜日であることに気がついた。水曜日はラーメン屋「匠」は「ギョウザ半額ディー」なのである。シャワーを浴びてスッキリしたあとは家事を少々。12時過ぎに家を出て「匠」へ。

着いたのは13時頃だったが店内はほぼ満員。待っている人々の中に合唱の仲間を見つけてビックリ。彼も餃子が大好きなドイツ人で水曜日はよく来るらしい。どうせだからと一緒のテーブルについて食べ始めたのだが、彼は3人前の餃子を注文してペロリと平らげていた。(^_^)

わたしも充分に満足して店を出たあと日本食料品店に立ち寄りイカリ まろやか胡麻だれ(220g) を買ってきた。友人に教えて貰った料理「冷シャブ」を早速作ってみようと思ったのだ。

問題なのはドイツには「しゃぶしゃぶ用のバラ肉」など売っていないこと。しかし三枚肉を極薄に切って貰えれば代用になるかもしれないと思い肉屋さんで訊いてみた。冷凍した肉でないと極薄には切れないかなと思ったのだが、満足出来る薄さに切って貰った。

帰宅してタマネギ、キュウリ、庭で鉢植え栽培しているサラダ菜、それにプチトマトをそれぞれ切る。買ってきたバラ肉は沸騰したお湯に塩を入れその中でサッとゆがく。それらを大皿に盛りつけて冷蔵庫に入れた。

夕方6時にブリギッテを職場まで迎えに行き大型家具・照明店へと向かう。台所のシンクの上にも電灯が欲しくなったのだ。食卓の上の照明とデザイン的にマッチングするものを見つけて購入。思ったよりも早い時間で買い物を済ませて帰宅。ちょうど日没の頃にテラスに座って「冷シャブ」を食べ始める。

大皿に盛られたそれを見て最初は「こんなに食べられないよ」といっていたブリギッテだったが完食。ミツカンの「味ぽん」もあったので食べ比べてみたのだが、胡麻だれの方がおいしかった。

残念だったのはやはりお肉。姿形はしゃぶしゃぶの肉なのだが、いかんせん軟骨が入っていた。スイカの種のように食べている途中で口から出さなくてはならないのが興ざめだった。(^_^;)

Otello の助っ人

7月16日(火)・晴れ/最高気温27度

7時半起床。昨夜はグッスリと眠れて、いつもより30分ほど遅い起床。そのせいか昨日感じた疲れはすっかり消えていた。

朝食のあとブリギッテを送り出してから9時2分にウォーキングに出掛ける。やはりこの時間帯に歩くのがいちばん快適。疲れ方もずいぶん違うような気がする。10893歩・93分を歩いて帰宅。汗が引くのを待ってからシャワーを浴びる。

そのあとは読みかけの本を読み進めた。昼食はラーメンを作ってハム、卵、海苔をトッピングして食べる。そのあと45分の昼寝。この眠りも深かった。

眠りから覚めてコーヒーを飲んでから声出しをして17時半の Tram で劇場へ。すでに夕方ではあるけれど斜めから差し込んでくる西日は強烈に暑い。 Tram の窓の上部は全て開け放たれているのだがこんな時にはクーラーが欲しいと思う。

合唱の出番は21時半過ぎに終了。
今夜の公演は以下の配役。

Nationaltheater
Münchner Opernfestspiele 2013
Dienstag, 16. Juli 2013
Nationaltheater

19.00 – ca. 22.05 Uhr
Dauer: 3 Stunden 5 Minuten (1 Pause)

Preise L: 163 / 142 / 117 / 91 / 64 / 39 / 15 / 11
Freier Verkauf
a-u-s-v-e-r-k-a-u-f-t

Besetzung

Musikalische Leitung Paolo Carignani
Inszenierung Francesca Zambello
Choreographie Alphonse Poulin
Bühne und Kostüme Alison Chitty
Licht Mimi Jordan Sherin
Chor Sören Eckhoff

Otello Johan Botha
Jago Claudio Sgura
Cassio Pavol Breslik
Rodrigo Francesco Petrozzi
Lodovico Tareq Nazmi
Montano Goran Jurić
Ein Herold Andrea Borghini
Desdemona Anja Harteros
Emilia Monika Bohinec
Extra-Chor Extrachor der Bayerischen Staatsoper
Kinderchor Kinderchor der Bayerischen Staatsoper

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

ちょっと疲れ気味

7月15日(月)・晴れ/最高気温25度

7時起床。今日からまた新しい週が始まる。先週の土曜日、日曜日と来客があって、わたしは殆ど大したことをしていないのに、目が覚めたときにはなんだか疲れが残っているような感じがした。鈍感なわたしでもやはり神経を使っているんだなと思う。(^_^;)

8時半頃にブリギッテが出勤して行ってから間もなく、わたしもウォーキングに出掛けた。この時間にウォーキングをするのは久しぶり。

最初はいつものようにインナーイヤフォンをつけてポッドキャストを聴きながら歩いたのだが、ふとそれを外したときに森の中でさえずる小鳥たちの声が盛大に耳に飛び込んできた。これは素晴らしい! 朝の澄んだ涼気の中から聞こえてくる小鳥の声に心が洗われるようだ。それからはずっとイヤホンをつけずに歩き通した。12178歩・105分を歩いて帰宅。

帰宅してからピアノに向かって30分ほど声出し。明晩は久しぶりに Otello の助っ人を頼まれている。

昼食は Tram でわが家からひと駅の距離にあるバイエルン料理を食べさせるレストランへ。急に Schweinebraten を食べたくなったのだ。これもしばらく食べていなかった。もちろんビールも飲んだので帰宅したら強烈な眠気に襲われる。1時間の昼寝。

目が覚めてからブリギッテの帰宅した7時頃までドアの取っ手の修理をしたり、本を読んだりして過ごす。

帰宅したブリギッテは、先週末は大活躍だったからさすがに今日は疲れた様子。テラスで残り物の夕食を済ませて22時過ぎの就寝。

気持ちの良い日曜日

7月14日(日)・晴れ/最高気温25度

8時起床。昨夜は宴会の終わり頃に飲んだエスプレッソのせいか午前2時近くまで眠れなかった。普段はそういう事はないのだが・・・・。それでも8時近くまで眠れたので体調は普段とは変わらない。

ブリギッテがいつもの北ドイツの叔母さんに電話をかけている間に、庭の草花に水をやり、昨夜し残してあった台所の片付けをやった。

次女と彼が起きてきたのは11時過ぎ。彼女たちも就寝時間はわたしたちと同じだったし、若い人たちだからそれぐらい眠るのは普通なのだろう。それから始まったテラスでの朝食はもうブランチと呼べるようなものだった。

午後2時過ぎに次女と彼、そして末娘がわが家から歩けば1時間ほどの距離にあるビアガルテン・Kugleralm に自転車で出掛けて行った。わたしはウォーキングに出掛けていつもと同じ道を歩き10989歩・96分。日射しはかなりきつかったが気持ちの良い風が絶えず吹いていたのでそれほど疲れなかった。

帰宅するとブリギッテはテラスで昼寝をしていた様子。彼女にとって昨日は朝から深夜まで重労働だったから少しでも疲れを取れたのは良かった。17時45分に中央駅に着く義母を迎えに行くのはブリギッテということに決めてあったのだが、わたしが替わって迎えに行った。

帰宅してしばらくしてから次女は Prien へ彼は Bayreuth へと帰っていった。夕食は末娘と彼女の旦那と4人でテラスでとる。昨夜のスパゲッテイ料理がおいしかったのでブリギッテは再びそれを作った。

21時半を過ぎるとテラスに座っているのも寒くなってきたので家の中に入る。今日は23時前に就寝出来そうだ。

宴会

7月13日(土)・晴れ/最高気温23度

7時40分起床。ブリギッテは週末の買い出し。今日は彼女のお母さんがいないので1人で買い物が出来たから早い帰宅だった。彼女の帰宅を待ってその頃起きてきた次女と彼をまじえ10時頃からテラスでの朝食。娘たちはそのあとで街へ出掛けた。

わたしは12時過ぎにウォーキングへ。10986歩・94分を歩いて帰宅。午後から今夜の宴会の準備。各部屋に掃除機をかける。

昨夜まで羽布団のままだったがさすがにそれでは暑いと感じたので、夏用の掛け布団に変える。せめてあと2ヶ月は夏布団でも良いような天気が続いて欲しい。

そのあと眠くなってきたのでベッドに入り1時間の昼寝。今夜は長丁場が必至だから眠っておかないと体力が持たない。(^_^;)

次女と彼は夕方6時頃いったん帰宅して、友だちの家で行われるバーベキューに出掛けた。

今夜のゲストは二組の夫婦でひと組はトルコでの家を提供してくれた医者夫妻、もうひと組も医者と弁護士の夫婦で彼たちは9月にトルコの家を使わせて貰う予定。

当然、今夜のテーマはトルコ。それぞれの料理をおいしく食べてデザートの前にわれわれがトルコで写してきた写真を Apple TV を使いテレビ画面で鑑賞。お開きは0時半。下の写真は今夜のメニューです。

1.テーブルセッティング。
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2.冷やしたジャガイモスープに鮭のキャビアをアレンジ。
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3.スパゲッティに海老とシャンピニオン、サフランソースを絡ませた。
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4.メインディッシュの魚。オーブンで焼いたもの。
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5.デザート。ヨーグルトムース+イチゴソース
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6.チーズ盛り合わせ
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これを書いたのは次の日(7月14日)の朝。宴会が終わったのがもう0時半を過ぎていてその後片付けをざっとしたらもう1時近くになっていた。まあ、週末の宴会というのはこれが普通。(^_^;)

爽やかな一日だった

7月12日(金)・晴れ/最高気温22度

7時半起床。明け方5時過ぎにいちどトイレに行くので起きてそのあと二度寝をした。二度寝の時に見る夢が不愉快なのはどうしてなんだろう。目が覚めたときにも夢の内容をはっきりと憶えているのでグッタリとしてしまう。

今日は10時過ぎにまた電気工事の職人さんが来るので午前中のウォーキングは出来なかった。月曜日に取り付けて貰った電灯に調光器をつけるので来て貰ったのだが、今朝になってブリギッテが下の部屋に取り付けた電灯の位置が最初の希望と違うと言いだした。

わたしはそんな話は聞いていないと撥ね付けて、彼女はそのまま勤めに出掛けて行った。しかし、よくよく振り返ってみると確かにその話しはしていたことを思い出した。彼女が職場に着く9時頃を見計らって電話を入れ「君の言うとおりだったよ」と謝る。出勤前に不愉快な思いをさせてしまったことも済まなく思ったし、それよりも、話し合ったことをすっかり忘れていた自分の老化現象にちょっと落ち込んでしまった。(-_-;)

電気工事の職人さんは10時過ぎに来て12時半まで掛かって全ての作業を終わった。外は夏の日が溢れていていかにも暑そうだが部屋の窓という窓を開け放って、家の中に居るぶんには快適である。ここ数日、日本から聞こえてくる猛暑のニュースを思うと、これで良いのかなと申し訳なく思ってしまう。

明晩は二組の夫婦を夕食に招いていて、その中の1人が大のビール好きであることを思いだした。彼が好んで飲むのは Hellesbier であって、わたしは家では Weißbier しか飲まないから在庫が無い。それで Hellesbier を買いに車を走らせた。Augustiner/Edelstoff
500ml /20本入りで14 € 。安いと思う。(^_^)

そのあと4時半頃からウォーキングに出掛ける。まだこの時間は暑いかなと思ったがそれほどでもなく10849歩・93分を気持ちよく歩いて帰宅。

今夜は先週に続いて次女と彼が泊まりに来るというので彼女の大好物の「麻婆豆腐」を作った。今日のはかなりうまく出来たと思う。だが次女が到着したら「今夕は彼と一緒にビアガルテンで友だちと会うの」という。まあ、冷凍しておいて日曜日に食べればよい。

庭の草花に水をやって暗くなるまでテラスでインターネット三昧。現在、21時42分で空はまだ明るいのだが寒くなってきた。そろそろ家の中に入ろう。

涼しかった

7月11日(木)・晴れ/最高気温21度

6時半起床。昨夜泊まった親友夫婦を朝食でもてなすためにブリギッテは5時半頃に起きたようだった。わたしも目が覚めてしまったので6時半には起床してパジャマのまま朝食の準備を手伝った。

彼女たちは朝食のあと8時半過ぎにイタリアへ向けて出発。ブリギッテはそれを見送ってすぐ自分も出勤。今日は遅い出社になるということを前もって断ってあったらしい。わたしはそれから朝食のあとかたづけをしてウォーキングに家を出る。今日はひんやりとした空気でウォーキングには絶好のコンディション。いつもほど汗をかかずに11002歩・94分歩いて帰宅。

昼食を取ったあと昼寝を45分間。そのあと1時間ほど英語コースの予習をして3時26分の Tram で英語コースへ。今回は準備をしっかりしていったので授業も面白く聴けた。

帰宅してご飯を電気釜に仕掛けたところでブリギッテが帰宅。今日は ALDI で買ってきたステーキと生野菜サラダ、ご飯という簡単な夕食。まあまあの味だった。

8時を過ぎると今日はテラスに座っていて寒いと感じる。9時には家の中に入る。外気温は19度しかない。日本の猛暑日を考えるとなんだか申し訳ない思いだ。

妻の親友が訪問

7月10日(水)・晴れ/最高気温27度

6時半起床。今夜はブリギッテの級友夫妻が泊まりに来るのでその準備でブリギッテは5時半頃に起きたようだった。その物音でわたしも目が覚めてしまったので6時半に起きる。

昨日彼女の職場にケーキを持っていったのだが、その容器とかまな板とかを引き取りがてらブリギッテを職場まで車で送っていく。帰路、末娘のアパートに立ち寄り彼女が使ったケーキ焼きの道具などを返して帰宅。家に着いたら9時50分だった。今日の午前中に窓ガラスを交換する職人が来ることになっていたので10時には家に戻っていたかったから予定通り。

ドイツの窓ガラスは防寒、防音のために二重になっているのが普通。しかし良いことばかりではなく、長い年月の間には二重ガラスの間が汚れてくる。これは簡単に掃除出来るわけではないので窓ごと交換ということになる。そしてこの作業は素人にはちょっと無理だ。

このアパートの全ての住まいの窓が多少の違いはあれ交換時期だったから、職人は一軒ずつ作業を始めて、わが家には12時半頃に来るという通知を貰った。それを知ってすぐにウォーキングに出掛ける。8700歩・73分を歩いて11時50分に帰宅。

12時半過ぎに来た職人は手際よく作業をこなして13時半頃に終了。わたしはそのあと昼食を取って45分の昼寝。

今日のお客夫妻は北ドイツの Norden という街からイタリアに行く途中にわが家で一泊。殆ど毎年の年中行事になっている。5時半頃に到着したのでブリギッテの帰宅までわたしがお相手を務める。

ブリギッテは7時近くに帰宅。すぐに彼たちの希望で近くのビアガルテンに繰り出した。北ドイツにはミュンヘンのようなビアガルテンが無いのでミュンヘンに来たときには訪れるのを楽しみにしている。

今夜は1リットルのビールで締めて帰宅。それから就寝までの時間をわが家のテラスでまた飲み直し。ブリギッテだけが明日は仕事なのでちょっとかわいそうだ。

体感温度は「夏日」

7月9日(火)・晴れ/最高気温25度

6時起床。今朝は3個のケーキをブリギッテの職場まで運ぶので早起きした。8時少し前に家を出たのだが、思ったほど道路は混んでいなかった。トランクルームに入れたケーキがずれるのではないかとブレーキを踏む度に神経を使った。

いちど家に戻って30分ほど休んでから今度は中央駅まで義母を乗せていった。義父母は普段は離れて暮らしているのだが(別居とも言う)お互いの誕生日とか結婚記念日とかには旅行を計画して会うようにしている。

彼たちがそういう生活形態にしたのは義父が定年退職してからだった。わたし自身が昨年定年退職して1日の殆どが在宅という状態になってみると、彼たちの決断は利口な解決策ではないかと思うときがある。もちろんそれを実現させるには経済的な裏付けがなくてはならないけれど。

現在のわたしの場合、ブリギッテは少なくともあと3年は現役で働くことになるから、日中はわたし1人の生活である。正直に言えばこれはとても楽しい。しかしこれが3年、もしくは5年後には2人で顔をつきあわせて24時間、毎日暮らすことになる。そんな時間の過ごし方をしたのは知り合って結婚し、最初の子供が生まれるまでの3年ほどでしかない。ここに至って、なるほど定年後の離婚が多いというのは頷ける気がしてきた。(笑)

そんなことを考えながら帰宅。今日は家の中の片付けと、ウォーキング、そして英語コースの予習をする予定だった。コーヒーを飲みながら途中で買ってきた菓子パンを食べたら急に眠くなってきた。いつもより早い起床のせいだろう。

目が覚めてから下の部屋の片隅にまだ置きっぱなしだったダンボール箱を寝室に移動する。明晩はブリギッテの級友夫妻が下の部屋に一晩宿泊する予定なのでダンボールは良くない。(笑) ついでにステレオ装置の機器の場所替えなどをした。

夕方5時近くになってウォーキングに出掛ける。すでに日中の強烈な暑さはなくなっていたが、それでもしっかり汗をかいて帰宅。10724歩・91分

帰宅後、庭の花々に水をやってテラスで Weißbier を楽しむ。ブリギッテは今夜はイタリア語コースで21時半過ぎの帰宅。彼女はトルコ旅行のあとダイエット中で夕飯は作らなくても良くなったのでゆったり。

ようやく電灯の取り付けが完了

7月8日(月)・晴れ/最高気温24度

7時起床。わたしが目覚めてダイニングキッチンに入ったらブリギッテはすでに着替えて出勤する準備が完了していた。彼女の3週間の夏休みが終わったんだということを実感する。彼女のためにはちょっと同情し、自分のためにはちょっと嬉しいという気持ち。(^_^;)

ダイニング・キッチンの窓に吊すカーテンを週末にブリギッテが縫っていたのだが、いざ出来上がってみるとどうも想定していたのと感じが違う。部屋全体が妙に小さく感じてしまうのだ。2人で検討して、カーテンは止めにした。

彼女が出社してからすぐにカーテンとカーテンレールを取り外す作業を始めた。1時間あまりでそれも完了。無駄な出費となったがそれは諦めるしかない。

次に10時半の Tram で金曜日にテスト購入した QUAD 606 を返品しに行く。週末に試してみたのだが、「ブ〜ン」というかなり大きなハム音がするのだ。これでは音楽を楽しめない。もう少しじっくりと聴いてみたいと思っていたのだが、今日までに結論を出すと約束していたので返品ということになった。また、アンプ探しの旅が始まることになる。

11時過ぎに頼まれていた9月末の切符を買いに久しぶりに劇場へ行く。なんとか希望のものを購入してそこからラーメン店「匠」まで歩く。今日はどうしてもラーメンが食べたかった。(笑) おいしく食べたあと途中で買い物をして帰宅。

帰宅すると末娘がケーキを焼いている。ブリギッテに3つのケーキを焼いてくれるように頼まれたのだそうだ。ブリギッテともう1人の同僚は今の職場に勤めて10年目になるのでそのお祝いに同僚達と一緒に祝うため。

午後3時過ぎに電気工事人が来た。先週購入した電灯4個を取り付けて貰う。さすがに職人さんで満足のいく仕事をしてくれた。

夕食は末娘の旦那が昨日のブランチの残りを持って来てくれて再び4人で食べる。それでも食べきれなかった。

末娘の誕生日ブランチに招かれた

7月7日(日)・晴れ/最高気温24度

9時起床。今日は末娘のアパートにブランチに招かれていたので朝食は無し。わたしは9時過ぎまで眠ってしまった。ブランチには昨日から泊まっている次女と彼も一緒に行くことになっていた。末娘はわれわれがトルコに行っている間の7月1日(月)が誕生日だったのだが、われわれが戻ってくるのを待ってパーティを開き招待してくれた。

何度も書いているけれど、ドイツでは誕生日を迎えた本人がパーティーを開いて友だちとか家族を招く習慣になっている。あとで聞いたところによると末娘は今朝5時半に起きて頑張って料理を作ったという。お菓子屋の修行の方は先週から2週間の夏休みを取ったそうだ。

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上の写真は末娘が張り切って作った料理。わたしは結構お腹を空かせていったのだが、すぐにお腹一杯になってしまった。昨夜のビアガルテンで少し食べ過ぎたのかもしれない。(^_^;) 一通り食べ終わってから彼女のアパートの近くにある公園に散歩に出掛けた。芝生に寝転んで日光浴をしている人たちもいてのどかな日曜日の風景。

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上のケーキはブリギッテがバースデー・ケーキとして作って持っていったもので下の小さなケーキは末娘が作った。

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散歩から戻り、コーヒーとケーキを食べたあと帰宅する。ブリギッテは家に着いてすぐにイチゴ狩りに出掛けた。火曜日にイチゴケーキを作るのだそうだ。

わたしはその間にウォーキングに出掛けることにした。今日は歩けないかなと思っていたのだが、予想に反してぽっかりと空いた時間となった。晴れた日曜日の午後とあって自転車乗りが多かった。彼たちはけっこうなスピードで走っているので気をつけないと危ない。8547歩・73分を歩いて帰宅した。

7時頃からちょっと遅い夕食を食べたあと次女と彼が帰っていった。ざっとあとかたづけをしてからテラスに座っていたが今夜は珍しく蚊が出ている。 Prien に住む次女の話では先月の雨による水害のせいか湖の周辺は蚊が大発生をしたそうだ。ズボンの上からでも刺してくるという強烈な蚊で彼女もその被害に遭ったようだ。

ブリギッテの3週間の夏休みも今日でおしまい。明日からまた職場復帰で、ちょっと憂鬱そうだ。毎日が日曜日のわたしはなんだか申し訳ないような気になっている。

今シーズン初めてのビアガルテン

7月6日(土)・晴れ/最高気温24度

7時半起床。昨夜遅くに次女が来たらしい。わたしは0時過ぎまで待っていたのだが睡魔に負けて寝てしまってそれを知らなかった。というわけで朝食は3人でとる。

朝食のあとわたしはさっさとウォーキングに出掛けた。土曜日の午前中だったので森の中は結構な人出かなと思っていたらそれほどでもなく、快適に歩くことが出来た。10878歩・91分

帰宅時にバイロイトからやってきた次女の彼と家の前でバッタリと出会う。明日は末娘が一週間遅れの誕生祝いのブランチに招待してくれていて彼もそのために来たらしい。今夜はわが家に泊まることになる。

ウォーキングでかいた汗をシャワーで流してサッパリとする。午後はトルコでの夏休み中に写した写真を整理する。ずいぶん無駄な写真を撮っているものだと実感。加えて今回はブリギッテが iPad mini で写した写真も取り込んだからかなりモチーフがダブっているものがあってそれの取捨選択が大変。

ブリギッテは懸案だったカーテンを縫う作業に掛かりきり。これも観ていると結構神経の使う仕事のようだった。

夕食は夕方6時頃からビアガルテンに行くことにする。末娘夫婦とブリギッテのお母さんもまじえて総勢7人で家の近くのビアガルテンへ。土曜日の夕方だから多くの人が訪れていると思っていたのだが、それほどでもなくゆったりと楽しむことが出来た。

家に戻ってきてわれわれのトルコ旅行のスライドショウを Apple TV を使って娘たちに見せる。案の定、彼たちには退屈だったようだ。これはわたしも経験があって、何が辛いと言って他人が楽しんできた旅行の写真やらスライドやらを長時間付き合わされるのに勝るものは無い。その過ちを自分でやってしまった。(-_-;) 23時半の就寝。

盛りだくさん

7月5日(金)・晴れときどき曇り/最高気温22度

7時半起床。いつもだとブリギッテは土曜日の午前中に週末の買い出しに出掛けるのだが、今週は1日早い今日となった。トルコでの夏休みの前に冷蔵庫の中を殆ど空にしていったのだが、帰ってきてからわずかに残っていたものを食べ尽くしたのだった。今日の朝食にはバター、チーズ、ジャムしか無かった。(笑)

ブリギッテのお母さんは週末の買い物を楽しみにしているのでもちろん彼女を連れて行った。ブリギッテが出掛けて行ったあと、わたしは庭の芝刈りをする。2週間という長い時間の割にはそんなに伸びていなかった。きっと天気が余り良くなかったのだろう。

それを30分ほどで終了したらかなり汗をかいてしまった。気温はそれほどでもないのだが湿度が高い。芝刈りを終わったあとすぐに森へのウォーキングに出掛けた。昨日はまあまあ歩けたので今日から本格的にまた始めたい。それでも体調を考えて一区画分だけ短縮して帰宅した。9977歩・84分

シャワーを浴びてひと休みしてから Rosenheimerplatz まで出掛けることにして家を出た。チェシュメでトルコのお土産をいつもいくケバブ屋さんに買ってきたのだ。ちょうどお昼時だから食べたあとそれを渡すつもり。

13時6分のトラムを待っていたらブリギッテが買い物から帰宅したのを見た。きっと沢山の買い物をしてきたはずだから彼女1人で家の中に運ぶのは大変な筈。そこでいったん家に戻り車からの荷物運びを手伝う。そのあと13時32分の Tram で Rosenheimerplatz へ。

久しぶりに食べる行きつけの店の Döner Kebab はおいしかった。お土産を渡すと喜んでくれてちょっと話をしたら彼はチェシュメの近くが故郷だということが分かった。偶然ってあるものだ。

そのあと銀行でお金を下ろして Tram に乗る。昨日 QUAD 606 がまだ売れずにあったのを確認しておいたので迷わず購入。値段は600 € で3ヶ月の保証付き。天板が少し汚れていたが中古だからこんなものだろう。きちんと動作してくれれば問題はない。

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帰宅して早速メインアンプを入れ替えて試聴を始めた。プリアンプのボリュームを時計の11時の位置にしてかなり音量を上げて聴いてみる。ピアノの強い打鍵音とか、ソプラノの高音が頭打ちになるのが気になる。静電型スピーカー(ACOUSTAT/SPECTRA 22)をドライブするには力が足りないのかもしれない。ちょっとガッカリしたが、音が割れたりときどき出なくなる現象は現れなかった。やはりこれまで使っていたメインアンプの故障だったのだろう。ボリュームを10時ぐらいまで下げてやると頭打ち現象は若干改善される。もうしばらく使ってみようと思う。

夕方19時から Bayerische Staatsoper のストリーミング放送で “Il Trovatore” を観た。
Besetzung

Musikalische Leitung: Paolo Carignani
Inszenierung: Olivier Py
Bühne und Kostüme: Pierre-André Weitz
Licht: Bertrand Killy
Chor: Sören Eckhoff

Conte di Luna: Alexey Markov
Leonora: Anja Harteros
Azucena: Elena Manistina
Manrico: Jonas Kaufmann
Ferrando: Kwangchul Youn
Ines: Golda Schultz
Ruiz: Francesco Petrozzi
Ein Zigeuner: Rafał Pawnuk
Ein Bote: Joshua Stewart

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

4人の主要ソリスト陣は素晴らしかった。歌唱的には文句のつけようがないがソプラノの Anja Harteros が頭一つ抜けていたと思う。 Jonas Kaufmann は声にざらつきが感じられて、疲れているのかなと感じたがマイクを通した声と生の声との差が大きい歌手なのかもしれない。演出も容易に受け入れられるものだった。

早くもミュンヘンの気候に慣れてきた

7月4日(木)・曇りときどき晴れ/最高気温23度

7時半起床。朝から曇り空だったがときおりスカッと明るい太陽が照りつける、そんな一日だった。

今日は午後から歯医者の予約が入っていて、そのあと英語コースがあった。歯医者に行かなくてはならないかと思うと午前中もどこか気分が晴れない。特別なことをしたわけでも無いのに時間だけが過ぎていった。

われわれが留守をしている間に庭の垣根の中に Amsel(クロウタドリ)が巣を作って母鳥が卵を温めているのを見つけた。うまく孵化してくれるといいのだが。そっと写真に撮ってみた

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午後1時半頃に家を出て歯医者へ。空には黒い雲も出ているのだが雨が降るわけでも無かった。治療の方は予想外にまったく痛くなくて拍子抜けしてしまった。トルコで過ごした2週間の間はまったく正常だったので治療のしようが無いのかもしれない。

20分くらいで治療が済んだあとは Il Trovatore の Premiere を聴いてきたが Jonas Kaufmann のあたかもバリトンのような声質が役に合っていたとか、昨日のローエングリンで Vogt がクレジットされていたのだがキャンセルして代役に立ったのがなんと Jonas Kaufmann だったからお客が喜んだとか、そんな世間話をして帰ってきた。

そんなわけで時間的にちょっときびしいと思っていた英語コースへは全くの余裕で参加することが出来た。わたしは2回休んだことになるのだが、わたしの不在の間に教材が市販の SPOTLIGHT という雑誌に変更になっていた。この中の面白そうな記事を読んで訳していくのだが現在の事象を扱っているのでなかなか面白い。

帰路、オーディオ店に立ち寄り目を付けていたメインアンプ QUAD 606 がまだ売れていないのを確認してきた。帰宅してすぐにオーディオ装置に灯を入れていろいろ試してみたがやはり今使っているメインアンプの故障のような気がする。明日にも QUAD 606 を購入してこようと思う。

夜はブリギッテが昨夜見たテレビ番組が面白かったので、インターネット経由で再放送を見ろと勧められた。典型的なバイエルン地方の喜劇に仕上がっていたが彼女が言うほど面白くはなかった。わたしに勧めておいて彼女は隣に座って寝入っていた。この光景の方が喜劇ではないかと思う。(笑)

自宅はやはり落ち着く

7月3日(水)・曇りのち雨/最高気温22度

7時半起床。ベッドで目が覚めたときには、一瞬ここがどこかわからなかった。それほどグッスリと眠っていたのだろう。

朝食はテラスで。家の中に座って食事するよりは確かに開放感があるのだが、昨日までのトルコの空気と較べると湿り気があって重いと感じる。それでもミュンヘンの基準を考慮したら満足すべきもの。テラスで朝食が出来るというだけでもありがたい。(^_^;)

ブリギッテは今週一杯まだ夏休みを取っているので、今日は懸案だった照明器具を買いに行こうということになった。こればかりはわたし1人で決めるわけにもいかない。食卓とソファーベッドを買ったときについて来たクーポン券があるので再び同じ Segmüller という店に行くことにした。

午前中とあってお客もそれほど多くなかったからか、中年の男性店員とじっくりと話し合って決めることが出来た。食卓の上に吊る照明はわたしの想定していたアルミ素材でLED 照明のものをブリギッテも気に入ってくれたのでそれに決定。階段の壁につける照明もアルミ系にした。

ステレオ装置の置いてある半地下の部屋は少し暖かみのある光が欲しかったので、わたしの感覚とはちょっと距離はあるがブリギッテの選択を受け入れた。それほど時間をかけたとは思わなかったのだが、時計を見るともう3時近く。

夕方7時から末娘の旦那(義理の息子)の卒業公開試験を聴きに来てくれと娘に頼まれていたのでブリギッテと出掛けた。妙なジンクスがあって、彼はわたしが聴きに行くと演奏にミスが多い。同じ音楽畑の義父(わたし)が聴いていると思うと緊張してしまうのかもしれない。それで最近は積極的に聴きに行くことは無かったのだが、今回は娘に強く勧められて行くことになった。彼の演奏した曲は下のもの。

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今夜の彼は最初から落ち着いていて、演奏に集中できている様子が伺えたのでホッと安心。演奏もちょっとした傷はあったけれど音楽学生の枠を超えた部分も感じられてわたしには楽しめた。1曲目のショスタコーヴィチのソナタは初めて聴く曲だったがとても面白かった。次に弾いたバッハは2箇所ほど傷があったけれど全体的にまとまりがあった。卒業試験とあって彼もしっかりと時間を取って練習したことがわかる。演奏家というのはやはり日々精進しなくてはならないのだということを改めて感じた。

チェシュメ→ミュンヘン

7月2日(火)・晴れ/最高気温28度

7時起床。昨日ほどではなかったが住まいから眺めると海面がやはり波立っている。今日は最後の日でもあるし、ベッドシーツなどを洗濯したりしなくてはならないので早朝海水浴は取りやめ。

昨夜のうちにカバン詰めは殆ど終わっていたので午前中にやったことはベッドシーツの洗濯と朝食のあとの食器類を食洗機で洗って棚に収めること。そして2週間使った浴室をきれいにして、居間の床をモップで掃除した。これらは殆どブリギッテが一人で片付けた。

われわれが引き上げたあとに掃除婦さんが来るからやらなくても良いとは言われていたのだがブリギッテは自分でやらないと気が進まないようだった。自分で汚したものを他人に掃除して貰うのは恥ずかしいと思うらしい。そういう気性だからミュンヘンのわが家でも家政婦さんを雇うというのは出来ないでいる。

2人分のベッドシーツ、カバーなどはテラスに干したら30分くらいで乾いてしまった。これは気持ちの良いものである。13時に出発する予定でいたがその1時間前にはすっかり片付いてしまった。仲良くしてくれた両隣のご老人たちに最後の挨拶をして Izmir の空港まで車を走らせた。

空港までの3車線の高速道路は走っている車も少なくてとっても快適。レンタカー引き渡しの場所であるガソリンスタンドの位置がうろ覚えだったので、最後にちょっと緊張したが、まったく問題なく見つかって、そこで車を返すことが出来た。

ルフトハンザのチェックインの前にわたしの旅行カバンを開けて検査された。もちろんすんなりとOKである。待合室で1時間半ほど待ってミュンヘン行きの飛行機に搭乗。ミュンヘン空港には18:35分の到着。

いつも日本から戻ってきたときとは空港内の雰囲気がどことなく違うことに気がついた。飛行機から降りてパスコントロールの窓口まで歩いている通路で警備員に呼び止められて旅券の提示を求められた。こんなことはわたしにとって初めての経験である。

パスコントロールの窓口に並んだのだが、なかなか列が進まない。あとで聞いたところによるとトルコ経由でアフガニスタンなどから避難してくる人が多いのだそうだ。避難民が最初に入った国がその後の面倒もみなくてはならないという決まりになっているそうなので、自然にそれを抑制したいという気持ちが働くのだろう。

数日前からミュンヘンの中心部でハンガーストライキが起こっているそうで、それは避難民の受け入れ環境、態勢がひどいと訴えるものらしい。そんなところにもアジア人のわたしが今日パスコントロールを受けた遠因があるのかもしれない。

そのあとは何らの問題もなく8時半頃にわが家に無事到着。溜まった郵便物に目を通し、2週間ぶりの Weißbier を喉に流し込んだあとシャワーで汗を流した。

チェシュメ・14日目

7月1日(月)・晴れ/最高気温28度

7時半起床。今日は朝から風の強い一日だった。一旦は水着に着替えて家を出たのだが、海の近くに行ってみると強い風で今まで見たことのない白い波が立っている。途端に水にはいる気が無くなり、そこから引き返してきた。(^_^;)

朝食はいつもの内容で手早く済ませチェシュメの街へと車を走らせる。今日は最後の買い物(お土産)を済ませる予定である。

いつもは海水浴客で賑わっている途中の美しい砂浜にも人は殆ど見られなくて、ここも白い波頭が立っていた。街に着いた頃にはいつもの日盛りになってはいたが風が強くて何度も帽子を飛ばされそうになる。

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郵便局を捜してチェシュメの港まで足を伸ばしたら、この付近の海を巡る遊覧船が何隻が出航するところだった。

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幸いにも今日は買い残した物を買っただけだったから時間も早くて済んだ。途中で、おいしいと評判のアイスクリーム屋さんで車を停める。

帰宅してからサラダとビールだけの簡単な昼食を済ませてそのあとにやって来た眠気に任せてタップリと昼寝。眼が覚めてから帰りの荷造りを始めた。これもそれほどの問題もなく終了。

夕方6時に両隣のトルコ人たちと待ち合わせて75歳のおばあさんの運転する Mercedes でチェシュメの街へ。途中でわれわれが何度も通った道を走るので「あれ?」と思っていたらわれわれがすでに2度も食べていたレストランYusuf Usta に車を着けた。

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ブリギッテはわたしの顔を見て「初めて来たという顔をしろ!」という合図を送ってくる。わたしももちろんそのつもりだったけれどおかしくて笑いたくなった。だがレストランに入ったらウェイターたちがわたしの顔を見て「やあ、また来たか」という感じで笑いかけてくるので内心はヒヤヒヤ。この地では滅多に見ない日本人が数日の間に3度も訪れてきたのだから、そりゃウェイターたちにも顔をおぼえられてしまう。(^_^;)
しかし、どうにか両人たちには気づかれることなくおいしく食べて店を出た。

そのあとおばあさんが運転して連れて行ってくれたのは、これまた今日の午後にブリギッテと食べたアイス屋さん。これで今日は完全試合だ。(笑)

予定していたよりも早い時間に帰宅したので、近くの売店で冷えた缶ビールを一本買ってきてテラスで飲み始めた。今回のバカンス、最後の夜である。

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