アルプスがクッキリと見えた

2024年12月5日(木)・晴れ

夕方からウォーキングに出掛けた。家の前の森を突っ切るとちょっとした小高い丘があり、そこまでの往復である。今日はとってもきれいな夕焼け、遠くに見えるアルプスの山並みが見れた。ここまでクッキリとアルプスが見えるということは、今日はフェーン現象だったのかも知れない。

どうでもよい話

2024年11月23日(土)

浴室でシャワーを浴びているときとか、シャワーを使ったあと洗面台の鏡に向かっているときなどにふと面白いことを考えたり、記憶のかなたに沈んでいた小学校時代の友人の顔が浮かんできたりする。

今日も洗髪をしたあと頭髪を櫛で整えていた。わたしは家ではヘアドライアーを使わない。自然に乾くのを待つのである。大事なのは生乾きになった頃にいちど鏡に向かって髪をザッと整えること。

髪はずいぶん薄くなったけれど長年のヘアスタイルは変わっていないので自然に頭の右側に分け目が生じる。頭頂部にいくに従ってその線ががハッキリとはしなくなってくる。

今朝は丁度その部分がピンと立っていて「はて、この毛はどちらに撫でつけたら良いのやら」と迷ってしまった。この数本の髪の毛がどちらに付くかで顔の印象がずいぶん変わってしまうような気がするのだ。(自意識過剰)

そんな時にふと思いだしたのが関ヶ原の戦いだった。歴史書によると最後まで豊臣方に付くか徳川方に付くか迷っていたのは松尾山に陣を置く小早川秀秋という大將。彼が迷った末、徳川方になびくと決めたときにこの大合戦の勝敗が決まってしまった。

今朝、数本の髪の毛をどちら側に加えようかと考えていたときにこの話を思い出してしまったのだ。はて、この場合、頭頂部が徳川方、髪の少ない側頭部が西軍なのだろうか。

まあ、どうでもよいことではある。

トスカーナで食べたもの

2024年11月12日(火)

今回のトスカーナもおいしいものをたくさん食べることが出来た。

一緒に招かれていた初対面のお客と同席したときには、さすがに写真を撮るようなことはしなかった。しかし、それが許される雰囲気のレストランで食事をしたときにはは写した。だから、これらがトスカーナで食べた料理の全てではない。

料理が出て来たときには「こんなに食べきれるかなぁ?」と思ったが、最後はきれいに片づけていて、そのうち2回は食べきれずに残そうとした人のお皿まで平らげていた。かと言って、お腹が苦しくなることはなかったのが不思議だ。

そしてデザートの時、他の人は甘いものを頼んでいたがわたしはほぼ毎回 Grappa で締めていた。飽食の割に胃腸の調子が良かったのはその成果も知れない。今回もお酒は地産地処が一番おいしいと思った。

映画館で観ているのに・・・

2024年10月28日(月)

最近は映画館に足を運ぶことが少なくなっているのだが、3日前の10月25日には映画館に出向いて「MÜNTER & KANDINSKY」を観たことを書いた。

この映画は結構長い物で、わたしには時に退屈に感じる場面も数カ所あった。そんな時わたしの目(注意点)は画面の下の方に向いていることに気がついた。もちろんそこには何も提示されていない。

どういう事かというと、わたしはその時「この映画はあと何分で終わるのだろうか?」という事を知りたがっていたのである。

最近は自室の65インチの大画面で Netflixの映画 などを観ることが多くなっている。Netflix には膨大な数の映画があるので、時にはそれほど面白くない映画を選んで観始めることもある。そんな時にはリモコンで残り時間を知りその先を観続けるかどうかを決めている。この動作がいつの間にか身体にしみ込んでしまっていたらしい。

映画の鑑賞方法も時の流れによって変わっていくのだという事を体感した次第。

お国自慢

2024年8月20日(火)

先週の土曜日、「日本の法律事情」勉強会が終わったあと懇親会があった。場所は会場近くの Augustiner Bräustuben 。われわれが注文したビールや食事を運んでくれた給仕さんが陽気な男で場を盛り上げてくれていた。

その彼が注文した飲み物を運んでくれた時の写真が下のもの。

ちょっと自慢げだったので、たまたまわたしの iPhone に入っていた「昭和の蕎麦の出前」の写真を見せてあげたら文字通り「ギャフン!」という表情だった。わたしが見てもこれは凄いと思う。なんと自転車に乗って!だから。妙なところでお国自慢をしてしまった。

スニーカーを新調

2024年8月20日(火)・曇り/最高気温22度

数ヶ月前に買ったスニーカーはサイズが大きすぎて (42.0) 、履いているうちに何とかなるかと思ったのだが駄目だった。諦めて新しいスニーカーを買って来た。お店はいつもの Unterhaching にあるアウトレット店。

街中の店と違ってここはお客が少なくてゆっくり選べるのが吉。ただ、わたしのサイズはほとんど売り切れていて数が少ないのが残念。わたしに合う靴のサイズは 41.0 - 41.5 である。

今日はその少ない中から二足を選んだ。一足だけの心づもりだったのだが、たまたま気に入ったものがあったのでエイッと気合いを入れて二足買ってしまった。

一足は Skechars のもの。これは色合いが気に入った。重量は片方が 430g とちょっと重い。(99.99€)

もう一足は New Balance のグレー。こちらは片方が 260g と軽い。(89.99€)

明日から足慣らしに履き始める。

やってもうた!

2023年12月1日(金)

昨夜はすんでのところで友人との大事な約束をすっぽかしてしまうところだった。結果はかろうじてセーフに終わったけれど冷や汗もの。その経過を書き留めておく。

昨日も今日と同じようなお天気で一日中雪。こんなお天気の日はなにか暖かいものが食べたいと思ったが、鍋物を準備しようにも食材がない。そこでブリギッテが「チーズフォンデュー」を用意した。

アツアツの溶けたチーズをパンに絡ませてフウフウ言いながら食べ、赤ワインを開けて満足して夕食が終わったのは20時過ぎ。歯に絡まったチーズが気になり歯を磨いていたら、ブリギッテの驚きの声が聞こえてきた。わたしのカレンダーにもブリギッテのカレンダーにも書いてなかったのだが、友人の定年退職を祝う食事会に出席を約束していたのだ。

そこからバタバタと身支度を調え、彼に贈るプレゼントを包装し(さいわいにも前もって購入してあった)急いで車を出す。わたしはワインを飲んでいたのでブリギッテが運転。今夜の食事会をするイタリア・レストランは以前にも行ったことがあるので大体の道筋は記憶していた。しかし念のためにとレストラン名を iPhone に打ち込んで運転席の前にセットする。

しかし途中でこのナビが「右へ曲がれ」という誘導をしつこくし始めた。おかしいな、と思って一度車を止めて検索し直すとなんと日本にある同名のレストラン(TORAMONTO)に誘導していたのだった。東京にも京都にも同名のレストランがあることを知る。おおよその道順を憶えていたのでなんとか到着したときにはすでに前菜は終わっていた。

そこから徐々に会話の波にも乗り始めてメインディッシュから参加。わたしは肉料理を注文。これは柔らかくジューシーでおいしかった。

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ブリギッテは魚料理。ちょっとバターが多かったとか。

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デザートは、わたしがパナコッタを選ぶ。

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下はブリギッテが頼んだデザート
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そして締めはわたしだけグラッパ。ブリギッテは帰りの運転があるのでアルコール抜き。

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最後にはしっかりデザートまで平らげた。チーズフォンデューという重いものを食べたあとなのによくお腹が受け付けてくれたと思う。家に戻ってきたときにはわたしもブリギッテも妙に疲れていた。でも約束をすっぽかさなくて本当に良かった。

木槿とハイビスカス

2023年8月21日(月)・快晴/最高気温33度

今年は30度越のお天気がこれまでにもずいぶんあったような印象があるけれど、あと数日はこの状態が続くようである。やはり地球が変化しているのか。

事季節になると庭の「木槿(むくげ)」が美しい花を咲かせるのだが、わたしはこれまでこの花を「ハイビスカス」だと思い込んでいた。

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だが数日前に「こよみ.app」を読んでいてそれは「木槿(むくげ)」であると気がついた。そこには次のように書かれてあった。

残暑の頃、淡紫、淡紅、白色等、鮮やかな花を咲かせる木槿。垣根にも植えるのでよく目にする花だ。朝開いて夕方しぼみ、翌日にはもう開かない一日だけの花である。

しかしわたしが「ハイビスカス」だと思っていたのはあながち間違いでもないらしい。この両者は同じ仲間なのだとか。

古くからの日本人はこの花を見て秋の兆しを感じたという。それならばわたしは現在のような快晴の日に咲くこの花を「ハイビスカス」と思い、涼しくなってきたら「木槿」と呼ぶようにしよう。同じ仲間なんだから花も文句を言わない気がする。

Immermannstraße の印象

2023年2月12日()

今回の旅に同行することは乗り気ではなかった。ブリギッテの叔母さんの90歳の誕生祝いにはブリギッテがひとりで出席すればよいことだと考えた。しかし Düsseldolf で日本食を食べようというブリギッテの投げた好餌につられて同行することになる。

昨年9月にも 文化を配慮した介護 DeJaK-Tomonokai e.V. の総会出席のために Düsseldolf は訪れていたのだが一泊しただけだったから観光する時間は取れなかった。リトル東京と言われたほど日本人訪問者が多く、日本人経営の店が多かった Immermannstraße を今回はゆっくりと歩いて見たかったのだ。

わたしの記憶は遠く40年ほど前の1980年代初頭のもの。テノール歌手として初めて契約した劇場がゲルゼンキルヒェン(Gelsenkirchen)という街で、そこは Düsseldolf からほど近いところにあり、劇場が休みの時には何度か友人の車に乗せて貰い Immermannstraße を訪れた。

そのころは緑の多い落ち着いた華やかな空気の大通りだったという記憶がある。大通りの中心には日本航空の経営する高級ホテル「ホテル・日航」があって今回わたしはそこへ宿をとった。しかしその建物は数ヶ月前から
Clayton Hotel Düsseldorf という名前に変わってしまっていた。

大通りを歩いてみると、わたしの記憶にあるものとはずいぶん異なっていて大いに落胆することになる。

まず歩道が鳩たちの糞でとても汚い。写真で見られる白い点々がそれ。驚いたことに歩道には粗大ゴミまでが置かれてそのままになっている。

Immermannstraße 昼間:IMG 3566

Immermannstraße 夜:IMG 3288

通りに沿って建ち並ぶ商店の数々は中国語の看板も多い雑多な印象。人気のあるラーメン店に列を作って待っている人たちの光景もわたしの記憶にはそぐわない。

ラーメン店前の行列:IMG 3234

これもグローバリゼーションによる日本企業の撤退によるものなのだろうか。「夏草や兵どもが夢の跡」という句が浮かんできた。

PCR Test

2022年10月20日(木)
17日(月)に家庭医のところへ PCR Testをして貰いに行き不愉快な体験をしたので PCR Testは受けないことに決めていた。
快晴なのに不快だった一日 |  Mein dritter Blog

しかし考えてみるとわたしの場合いつ何時日本へ帰ることになるかもわからない。その時に書類が整っていないと困ると思い直して今日 PCR Testを受けることにした。

申し込んだのは Rosenheimerstr.72 にある PCR Testzentrum 。月曜日にも行こうとしていたところだ。その時にはブリギッテの、近い方が手間がかからなくて良いから、という意見に従って家庭医のところへ行ってしまい、建物の外で45分間立ちっぱなしで待つ羽目になってしまったのだ。

さて、朝食前に PCR Testzentrum に電話をして10時45分の予約が取れた。少し早めに家を出てバスとトラムを使い着いたのは10時35分。検査待ちの列が出来ているかと思ったのだが、わたしの前に待っている人は誰も居ない。中に居るのは若い男女の受付とテストをする中年女性の3人だけ。

受付の若い女性の質問は「症状が出ていますか?」というもので「はい、咳が出るのと頭痛が少し」と答える。つぎに「Kassenpatient ですか、それとも Privatkassenpatient ですか?」わたしが「 Privatkassenpatient です」と答えると「90 € かかります」という返事。

家庭医で言われた180€よりは安いけれどそれでもわたしには納得できなかったので「それではやりません」と言いきびすを返そうとしたら隣の若い男性が「ご自分で Schnelltest をして陽性反応が出ましたか?」と聞いてきた。

「はい、その通りです。ご要望ならその結果を持参してますからお見せできますよ」と答えると「それなら今日の PCR Test は無料です」と言う。

それならというのでテストを受けて帰宅した。なんだかわけがわからない。結果は5時間後の16時頃にインターネットのサイトにアクセスすると得られます、とアクセス時に使う「ユーザー名」「Pin」を記した紙片を貰って帰宅した。

16時頃に
www.corona-teststelle.de
にアクセスした。想像したとおり陽性だった

彼方との差

2022年6月27日(月)

先週の初め頃に「日本年金機構」から一通の葉書が届いた。開いてみると今後、年金受給額はこれまでより0.4%減額になるということだ。

わたしは元々、化学を勉強して1年間という短い間だったけれど「花王」の研究所で働いていたから微々たる額ではあるが日本の年金を貰えている。その金額はというと夫婦2人で1回外食すると消えてしまう程度のもの。

数日後に今度はドイツの年金事務所(Deutsche Rentenversicherung)から手紙が届いた。それは2022年7月1日から年金受給額が5%増えるという知らせだった。

これが逆だったら大変困ったところで、ホッとしたのは確かなのだが、日本人としてこれが日独の国力の差と考えると寂しい思いもしている。

お葬式と演奏会

2022年2月17日(木)・雨のち曇り/最高気温13度

7時半起床。

朝からかなり強い風と雨が吹きつける悪天候。

11時15分から知人の女性のお葬式があったので参列する。それほど親しくはない人で1年に1度会うかどうかという間柄。折りからの悪天候で参列者は家族、親戚などの人が殆どだった。生前に彼女が仲の良かったと思っていた人たちのほとんどは来ていなかった。悪天候とは云え、お葬式には参加して欲しいなと思う。

そのあとの会食(日本では精進落とし)には参加せずにすぐに帰宅して温かいコーヒーを飲んでホッとする。

帰宅して昼食を取ったあと昼寝。

眼が覚めてからレンタルしてあった映画・「キン」を観る。

今夜は20時からバイエルン放送交響楽団の定期演奏会。ほぼ2年ぶり。会場はわたしにとっては初めての Isarphilharmonie という所。

ミアのベビーシッターを終わったブリギッテと会場で待ち合わせる。演奏会場はコロナ禍の中を考慮すればほぼ満員。わが家からの立地条件も悪くはない。22時過ぎの帰宅。

【訂正】:昨日の最高気温は24度

2021年7月28日(水)

昨日のミュンヘンの最高気温を31度と記したが、実際は24度だった。夜、ベッドに入ってから携帯でお天気を見たら,31度というのは東京の最高気温だということに気がついた。

オリンピックの競技で暑さに倒れる選手が出たというので,わたしのスマホで調べたままになっていたのだ。

31度というのは確かに暑いけれど、それよりも東京の湿度の高さが問題なのだろう。選手達の健康状態が思いやられる。

テラスの日除けが・・・😅

2021年7月24日(土)

冬の間テラスには小鳥の餌台を設置してある。そこから1メートル50センチほど離れた位置には大きな植木鉢もある。

春が過ぎ夏になって,
その植木鉢から向日葵が育ち始めているのに気がついた。どうやら小鳥たちが撒き散らした向日葵の種が植木鉢まで飛んで,それが芽を出し出したということらしい。

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これが元気いっぱいに育ち今朝測定してみたら2メートル15センチほどの高さになっている。

向日葵は好きな花のひとつなので、それはそれで嬉しいことなのだが、困ったことがひとつある。テラスの日除けが向日葵の花に邪魔されてほぼ半分ほどしか閉められないのだ。

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植木鉢はテラスの一番前に据えてあって、とても重いこともあり現在の場所から動かせない。はて、どうしたものか・・・。

虫刺されの新兵器

2021年6月9日(水)・晴れ

ブリギッテが蜂に刺された。

今日が誕生日の友人に,
庭に咲いている花を花束にしてプレゼントしようと思ったらしい。わたしも数日前からかなりの蜜蜂が飛んでいるのには気がついていた。

彼女は裸足で庭に出て刺された。これはちょっと不注意である。すぐに手で払って蜜蜂は除去したのだが、そのあと少し痛むらしい。そこで思い出したのが以前購入してまだ使ったことのない bite away という機器。

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体温計に似た形をしていて、刺された箇所に当ててスイッチを押すと「ピッ!」と音がしてダイオードが光る。数秒間後にまた「ピッ!」と音がして光が消える。これを数回繰り返す。

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効果はてきめん,ということである。今年の夏はこれがあれば安心できる。

「後発白内障」の治療を受けた

 2021年5月18日(火)・小雨ときどき晴れ/最高気温14度

8時起床。

先週の初めあたりから妙に眼が疲れるのを感じていた。これまでも疲れることは日常茶飯事だったのだが、それがだんだんひどくなり、言わばすりガラスが目の中に入ったような状態となり先週末には左目では字も読めない症状になっていた。白内障の手術は2019年4月10日であるからちょうど術後2年ということになる。

インターネットで調べたところによると

顕微鏡的な意味では、白内障手術を受けた人全員に見られますが、何割かの人は術後数週間から数年で、視力に影響が出るほどに進行します。

ということで月曜日に電話をして今日午前11:45分の緊急予約を入れた。これも引用だが、

この処置はレーザーを当てるだけですから、痛みもなく、30分足らずで簡単に行うことが出来ます。入院や眼帯、生活制限の必要もありません。

だそうで、不安は全く無かった。治療も全く痛いことはなく、そのあと1時間もするとすりガラスを通して見えていたような外界の景色もクッキリと見えるようになった。嬉しい。😀

帰宅して午後はゆったりとして過ごす。目を休ませる意味もあり、今夜は早い就寝。

電子書籍のこと

2021年4月8日(木)

先日読んだ本、「白い航跡」の著者「吉村 昭」の文庫本「戦艦武蔵」が書棚にあったので、これも読んでみようと思って開いてみた。

しかし、最初のページを開いたところで「これはちょっと辛いなぁ」と思う。先年、眼の手術をしたわたしには字が小さすぎるのとチラチラするのである。

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文庫本としては普通の大きさなのだが、これからはやはり電子書籍に頼らなくてはならないだろう、というのがわたしの結論である。今回のように手元に本があるのに同じ本を電子書籍を買い直さなくてはならないのは気分が悪いけれど。

数年前から Amazonの Kindle Paperwhite に始まって、現在はそれより少し大きめの Oasis を使って読んでいる。本体が軽いし、これだと目の疲れがずいぶん違う。その日の体調が悪いときには活字を大きくして読むことも出来るし、なによりも太陽の下でもクッキリと読めるのが嬉しい。幸せな時代に生きていると感謝したい。

COVID-19 のワクチン接種スピード比較(米国ードイツ)

2021年4月7日(水)

先ほど聴いたポッドキャストでバークレー(USA) に住む映画評論家の町山智浩氏(59歳)が、待ち望んでいた COVID-19 のワクチンを接種したことを嬉しそうに伝えていた。

ポッドキャストの中で彼は「昨日1日のUSA全体での接種者は四百万人であった」と述べている。裏は取っていないが、話半分としても凄いスピードだと感嘆する。

1日に四百万人のスピードだとアメリカ国民全て(約3億2800万人)が接種するのにかかる日数は82日となる。

比較してみる。

ドイツの人口は(8300万人ー2019年の統計)。ドイツの昨日の接種者数は32万2千人だったから、同じように計算すると257日となる。

ドイツは今回のワクチン取得が迅速に行かなくて毎日のように野党から攻められている。メルケル政権の支持率も12ポイント下落したとか。

人口の違いを考慮に入れても、かたや82日でけりがつくのに、こちらは257日もかかるというのは尋常な差ではない。加えてトランプ政権の時のワクチン軽視により、アメリカは出遅れていたはず。

こういう現実を見せつけられるとあらためて「アメリカと戦争してはいけない」と思う。😅

国による BMI のとらえ方

2021年3月31日(水)

身体の肥満度を示す BMI という数値がある。

先日、ブリギッテが「あなた、もう少し食べないといけないんじゃない?」と言う。彼女が知ったドイツ人の BMI 平均値をわたしにあてはめるとそうなるらしい。確かに以前より食べる量は少なくなっている。

わたしは
身長:172cm / 体重:65Kg / 年齢:74歳 で BMI 値は 21.97 である。これはもう40年来変わっていないし、以前より腹が出て来ているけれど痩せているという自覚症状は全くない。

そこで、日本人の BMI 値を検索してみた。するとわたしの年齢の平均値は21.5〜24.9。ということでバカボンの父の台詞ではないが「これでいいのだ!」である。

ちなみにドイツ人の平均値は 24-30 だそうだ。

Astra Zeneca 製のワクチン

2021年3月30日(火)

夕方の Tagesschau を観ていた。

Astra Zeneca 製のワクチンを接種された若い人の中で3人ほど血栓症 (Thrombose) になり病院に搬送されたが2人死亡したそうだ。

それを受けてAstra Zeneca 製のワクチンは60歳以上の人に接種するという。それもどうかなと74歳のわたしは思ってしまうのだが。

まだその因果関係は解明されていないが、若い女性が使っている避妊薬との関連性が疑われている。

ちなみにわたしが使っている喘息用のスプレー (Symbicort Turbohaler) はAstra Zeneca 製で、これは喘息の発作時には良く効く。

Kinoppy と Kindl

基本的に電子書籍は日本企業応援の意味もあって紀伊國屋書店ウェブストア|電子書籍ストアで買うことに決めていた。

ここでこれまでに購入した本は127冊

初めて購入した本は
「光圀伝」冲方丁 著(2012年10月12日)
最後に購入した本は
「恋」小池真理子 著(2019年12月26日)

この時に紀伊国屋指定の読書端末として“Reader”(SONY)を買うという選択もあったのだが、わたしは iPhone 4S という小さなスマートホンで、次に iPad mini (7インチ) を使って読み始めた。βマックスで痛い目にあって以来 SONY製品にはどこか不信感があったのをおぼえている。

初めて購入した「光圀伝」のことはよく憶えている。定年退職した数ヶ月あとににわたしは日本に旅行していた。本屋で見つけた「光圀伝」が欲しかったのだが、この本がかなり部厚く、おまけに上・中・下の3巻本だった。旅行鞄に入れるには大変なので断念してドイツに帰国。しばらくして電子書籍で買えるということがわかって買った初めてのものである。

それに関しては 読書三昧 |  Mein dritter Blog に書いていた。

2013年頃から紀伊國屋書店とアマゾンのKindleと平行して使ってきたが、ここ数年はもっぱらKindle | Amazon | アマゾンから購入している。その理由はAmazonには読書端末の Kindl があり、この画面がとても眼に優しいから。とくに網膜、白内障の手術を受けてからはその点がとても重要になった。

Amazon・キンドルで購入した本は今日まで132冊

最初に購入した本は
「黄泉から来た女」(内田康夫 著) 2013年8月17日
最後に購入した本は
「なぎさホテル」(伊集院靜 著)2020年11月20日

これまでは Kindle Paperwhite で読んでいたが、先月(2020年11月6日)最上機種である Kindle Oasis を購入した。ちょっと高価な買い物だったが、こちらの方がより眼に負担が掛からないような気がする。

どちらのサービスも内容はほとんど同じで、どちらかにあってどちらかに無いということはない。しかし、これからはKindle | Amazon | アマゾンで読みたい本を購入することになるだろう。

4人目の孫が産まれた

今夕、ユリアが男児を出産した。彼女とフローリアンにとっては三番目の子、わたしとブリギッテにとっては4番目の孫である。目出度い!

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出産予定日を遙かに超してからの子供なのでかなり大きい。母子共に健康であって欲しい。

名前は Ferdinand Toshi

食洗機が故障

2020年11月19日(木)・曇りのち雨/最高気温14度

7時半起床。

5時頃から眼が覚めてそのあとはポッドキャストを聴いていた。今日も特にしなければならないことはない。朝からお天気のほうも曇り空だったが午後から小雨になってきた。

昨夜食洗機を廻しておいたので朝食後食器を取り出そうとしたらなんだか変だ。食器が乾いていない。はてな?と思ってディスプレイを見るとエラー信号「E:07」となっている。念のためにもう一度試してみたがやはり同じ。

取説を引っ張り出して調べてみると、どうやら乾燥機能が壊れているようだ。今のところひとり暮らしだから食洗機が無くてもかまわないが、ユリアのところに行っているブリギッテにいちおう連絡する。

彼女の返事は「修理代が高いときには新しい食洗機を買っても良いかもしれない。わが家のは買ってから7年になるから」ということだった。Siemens に電話を掛けてみると最低でも96€は掛かるということで微妙な金額である。

午後にAmazonで購入した SSD のストレージ T7 /1TB (SAMSUNG) が届いた。

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これは衝動買いをしたものでこれまでだと 159,33€ だったのが 133,99€だったのでついポチッとしてしまった。まあ、バックアップ用のストレージは数個あっても困ることはない。

3時頃にお腹が空いてきたので、素麺が残っていたのでそれを茹でて食べた。夏の暑いときでなくてもおいしい。

下の写真は今夜のニュースから。先週の木曜日に較べると少し感染者の数が増えている

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Apple Music(JP) ⇒ Spotify Premium(DE) へ

2020年6月21日(日)

2020年6月1日、Apple Music (JP) を解約した。

2015年からつい最近まで Apple Music(JP) を使ってきた。まだサービスが始まったばかりのその時に、日本の音楽も聴くには日本の Apple Music(JP) でなくてはいけないと考えていたのだ。

だがそれには問題が2つあって、日本の Apple Music(JP) は日本在住でないと登録できない。これは姉の住所を借りて登録できた。しかしもう一つの問題は、支払い方法で、外国在住のわたしの場合ドイツ発行のクレジットカードが使えない。仕方なくこれまでは日本に帰国したときに iTunes カードを購入するか、日本に住む友人に代わりに買って貰って iTunes コードを知らせて貰っていた。ということは常に iTunes カードの残高に気をつけていなくてはならない。これが意外と心の負担になっていた。

最近になって Spotify の評判が良くなっているという記事を目にすることが多くなっている。で、まずは無料会員で参加してみた。

Apple Musicと較べると明らかに音質が劣る。しかし、 Premium 会員になると音質もApple Music と同等になるらしい。

幸運なことに普通は Premium 会員のテスト期間は1ヶ月なのだが、現在は6月30日までに申し込めば3ヶ月間 (わたしは2020年9月2日まで) 試すことが出来る。これならじっくりと試せそうだ。曲の検索もSpotify はApple Musicと比較して簡単、迅速らしい。

しかし、わたしは Spotify は Apple Music と違って外国在住でも日本の spotify に登録できるものだと思い込んでいた。 それが勘違いだったことは Spotify Premium の登録時にドイツの現住所を書いたら自動的にドイツの Spotify Premium に登録されてしまったことで知る。

今回、わたしが参考にしたサイトに音楽評論家・飯尾洋一氏のサイトがある。

定額制音楽ストリーミング・サービス 2019夏 Spotify、Naxos、Apple Music – CLASSICA – What’s New!

飯尾さんという人は個人的には知らないが、この人の書くものがガチガチのクラシック音楽評論ではなくてどこかに遊び心がある点が好きで読んでいる。その他にも YouTube を巡っていると、若い人の間では Spotifyの人気が高いのが気になっていた。

試してみると日本の音楽も全く聴けないということではないようである。で、これからしばらくは Spotify Premium を使っていこうと考えている。

予防接種は怖い

2020年6月17日(水)・曇りのち雨/最高気温23度

7時半起床。

朝起きて見ると背中が猛烈に痛い。しかしこれは予防接種のせいではなく、丸二日、筋肉注射の痛みで寝返りも思うように出来ない状態でベッドで横になっていたせいだろう。朝食のあとで腰痛のためのストレッチングをしてようやくお昼頃に背中の痛みが無くなった。

先週、読んだ村上春樹の「意味がなければスイングはない」の中に「ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?という一章がある。そこには猫に噛まれた著者のいきさつが書いてあるのでそれを引用させていただく。というのも、まさしくこれと同じようなことをわたしが昨日経験したから。

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引用元:村上春樹. 意味がなければスイングはない (Japanese Edition) Kindle 版.

僕はウィントン・マルサリスという名前を聞いて、まず猫に嚙まれたことを思い出す。(中略)
そこにウィントン・マルサリスのスモール・グループが出演することになった。マルサリス・グループといえば、当時は(今もそうかもしれないけど)飛ぶ鳥も落とす勢いのトップ・バンドである。僕はもちろん早目に前売りチケットを買って、演奏を心待ちにしていた。ところがその前日の夜、家の前の芝生の庭で、たまたま通りかかった縞柄の猫を撫でていたら、その猫が突然僕の手に嚙みついたのである。それまではごろごろ喉を鳴らして撫でられていたのだが、急に虫の居所が悪くなったらしい。まあ、猫に嚙まれるなんてのは、僕にとってはわりに日常茶飯事なので、そのときはとくになんとも思わなかった。ところが近所の人にちょっとその話をしたら、「ハルキ、それは大変なことだ。警察に通報しなくてはならない」と言われた。すぐに警察がやってきて、「それはどんな猫だった?顔見知りの猫か?どんな様子だった?」みたいなことをいちいち訊かれた(大きな自動拳銃を持ったいかつい警官に向かって、猫の人相を細かく描写するのは、誰が何と言おうとかなり間抜けなものだ)。それからすぐにパトカーで救急病院に連れて行かれ、狂犬病の治療を受けた。そこで看護婦に「あなた、それで、テタナスの予防注射してますか?」と質問された。テタナス(tetanus)というのは破傷風のことだが、僕は当時そんな言葉は知らなかったから、「なんですか、それ?」みたいなこと言っていたら、「面倒くさいから両方ついでにやっちゃいましょう」ということになって、ベッドにうつぶせにされ、馬に打つようなぶっとい注射を合計六本もされてしまった。腕に二本、脚に二本、お尻に二本。こんなところで今さら愚痴を言っても始まらないんだけど、それはほんとに冗談抜きで痛い注射だった。そのまましばらく立ち上がれないくらい痛かった。
どうして猫に嚙まれたくらいでそんな大げさなことをしなくてはならないかというと、アメリカ東海岸では、日本とは違って狂犬病と破傷風が現実的に大きな問題になっているからだ。狂犬病とは言っても、犬だけではなく、猫やこうもりやリスなんかが狂犬病のキャリアになっている例が多い。だからときどきスティーヴン・キングの『クジョー』みたいな事件が起こる。東海岸に行く猫好きの人は気をつけてください。
でもとにかく、その六本の注射は僕にはあまりに強烈すぎたようで、その夜から高熱が出て、それは丸一日続いた。一晩中ひどく汗をかいて、うんうんうなっていた。もちろん狂犬病やら破傷風になるよりはいくぶんましなんだろうけど、とてもコンサートに行くような気分ではない。だからしょうがなくて、マルサリスのコンサートのチケットは、近所の知り合いに譲った。というようなわけで、僕は残念ながら、いちばん勢いが良かったころのウィントン・マルサリスのバンドのナマの演奏を聞き逃してしまった。近所の猫に嚙まれたおかげで……。まったく人生にはいろんな巡りあわせがある。

わたしは右腕に「破傷風・ジフテリア・百日咳・小児麻痺」の四種混合注射、そして左腕には「帯状疱疹」の予防注射を打たれた。まる一日うなって寝ていたのは数年前に感冒にかかって以来である。

「破傷風・ジフテリア・百日咳・小児麻痺」の予防接種はあと10年は保ち、「帯状疱疹」の方は死ぬまで効果があるそうだ。かろうじて嬉しい。しかし来週は「ダニ」の予防接種が待っている。

最近のアイロン掛け事情

2020年6月14日(日)・雨/最高気温17度

わが家の洗濯物のアイロン掛けを引き受けてからもう20年は経っているだろう。振り返ってみるとこれまでの間に大きな変化があったのは使っていた家庭用ローラーが壊れたこと。それまではテーブルクロスとかベッドのカバーなども難しいこともなくこなしていた。下の写真のようなものである。

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それが壊れてからはもっぱらシャツ、ズボンだけのアイロン掛けになってずいぶん時間が節約された。

それが今年のコロナ騒ぎになってからちょっと変わってきた。マスクのアイロン掛けが増えたのである。お手製のマスクを貰ったりしたのだが、それを洗濯したあとはやはりアイロン掛けをしなくては見映えが悪い。マスクには3段ぐらいの襞(ヒダ)がとってあるのでその襞(ヒダ)の直線を保たないといけない。何しろ顔の真ん中に位置するので直線が乱れていると気になるのだ。このチマチマとした神経を集中するアイロン掛けはちょっと新しいストレスである。

今日はそれにまた違った小物が加わった。先週数日間泊まっていった孫が遊んでいた人形の衣装である。

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同じ小物だけれど違うのはちっともストレスではないということ。これもマスクに劣らずチマチマした対象物なのだが、少々手を抜いても孫の遊びには全く影響が無い。ただただ、その小ささが可愛らしいだけである。そしてこんな小さなものでもアイロンをかけてシワが取れたミニ衣装を見るとスッキリする。

やはりアイロン掛けで一番イライラするのは女性のブラウス。デザインなのだろうがアイロン掛けをする人のことを全く考慮していないものが多い。(当然か) 同じ衣装でもこれだけ違うか!

今日は You Tube に上がっていた「村上RADIO」を聴きながらアイロン掛けをしていた。そこで2004年に書いたブログの記事を思い出した。同じようなことを書いている。

アイロン掛けと村上春樹氏 

ラジオ番組「久米宏 ラジオなんですけど」が間もなく終わる

2020年6月8日(月)・曇り/最高気温16度

8時起床。

午後からは曇り空になったけれど、午前中はかろうじて薄い陽の光が楽しめた。先週の水曜日からの家族の賑わいから解放されて今日は気分が軽い。

午前中に約1時間のウォーキングをしてきた。最後の方は急に血糖値が下がった感じで空腹をおぼえる。帰宅して、昨日の残りであるパスタにこれも残り物のトマトソースとシイタケのクリームソースを半分ずつ絡ませて食べる。

ブリギッテと二人でようやく平らげたほどその量は多かった。当然のように食後はベッドに横になりグッスリと眠る。

午後からブリギッテに手伝って貰い寝室の網戸を取り付けた。これは数年前にわたしが組み立てたもので、経年劣化なのか次第に寸法が合わなくなってきている。今年も粘着テープを貼って固定するというごまかしでやり過ごす。😅

数年前から聴いていた TBS ラジオの番組「久米宏 ラジオなんですけど」があと三回を残して今月末に終了するということを知った。

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わたしは一瞬同じ TBS ニュース番組「荒川強啓 デイキャッチ」が終了したときのことを思い出し、今回もどこかからの圧力が掛かって止めざるをえなくなったか、と思った。ここ数年、「久米宏 ラジオなんですけど」では「荒川強啓 ディキャッチ」と同じようにかなり大胆な政権・首相批判をしていたからだが。

しかしそれはさておいて、正直な気持ちを言うと正しい決断だと思う。

久米宏という人をわたしはよく知らない。日本に住んでいたときにはそれほどテレビを観ている時間もなかったが、なんだか軽い人という印象しかなかった。1977年からわたしはドイツに住み始めたのでそれ以後の彼の活躍は知らない。

この「久米宏 ラジオなんですけど」という番組は土曜日の午後一時からの番組で、その中の「スポットライト」というインタビューが時々面白かった。これがあったから今日まで聴いてきたと言えるかもしれない。

しかし1年ほど前からインタビューの形をなさないものが時々見受けられるようになっていた。久米宏が自分の考えを喋りすぎて肝心の相手に話させないことが多くなってきていた。その最たるものは今回(6月6日)放送されたもの。インタビューされる方の弁護士も呆れていた様子が音声からも伺えた。

それに加えて老化現象である言い間違い、単語が出てこない、ということも多くなってきている。

彼がこのラジオの他に始めたインターネット動画番組:Kme*Net(久米*ネット)| Knock Knock(ノック ノック)というのも観たがこちらはもっと老いが感じられて聴いているのが苦痛に感じることが多かった。

彼自身が「ボロボロになる前に辞めたい」とは言っているが今回は遅きに失した感がある。どんな人にとっても第一線から退くタイミングというのは難しいものだ

安物のヘッドセットを購入

2020年5月26日(火)・晴れときどき曇り/最高気温16度

7時起床。

ブリギッテは朝食のあと8時から10時までオンライン・セミナー。それが終わってから彼女のプレゼン練習に付き合わされる。

彼女は今、HPのノートパソコン付属のマイクとカメラを使っているのだが、音質の悪いのには聴いていてもイライラする。オンライン・セミナーなどでプレゼンをする時には映像よりもむしろ音声の方が大事だと痛感する。

Amazonで40〜60€近辺のヘッドセットを探してみたのだが、お目当てのゼンハイザーの製品は品切れの様子。それで久しぶりに SATURN と Conrad を見てみようという気になった。

まず、SATURN の方に行ってみた。ゲーミング用のヘッドセットはかなり多くの製品が並んでいる。しかしちょっとゴツすぎたり高価だったりするので諦めた。しかし片隅に1つだけ 9.9€ のヘッドセットを見つけた。イヤホンは片耳だけだけれど今回の目的にはこれで充分? この値段なら役に立たなくても諦めが付く。

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そのあとKAUFHOF と MUJI に立ち寄ったりしたあとで帰宅の途につく。途中にある Schneider Weiße の店は開いていた。ようやく、という感じ。

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帰宅して早速ヘッドセットを試してみる。こんな安物だからどうかな?と思ったけれど音質は上々。ノートパソコンのマイクとは雲泥の差である。これならプレゼンを聴く方もスライドに集中できるだろう。

夕食は帰宅途中で買ってきた KFC を Weißbier で食べる。おいしかった!今日はこれが無性に食べたかった。(笑)

「村上RADIO」が聴けた!

2020年5月25日(月)・曇りときどき晴れ/最高気温16度

6時半起床。

昨日と同じようなお天気。しかし時々晴れ間が見えたときには気持ちが良かった。

朝食のあとブリギッテはまた下の部屋でオンライン・セミナーの準備。11時頃に以前勤めていた店の女主人と会うと出ていった。 UNI の図書館に本を返却する用事もあったようだ。

わたしは今日もロボット掃除機を掛けて扱い方に慣れるようにする。今日は玄関と浴室のタイルの部分にモップを掛けるのを試してみた。かなり良い感じだ。

昼食は久しぶりに一人なのでラーメンを作る。ハム、トウモロコシ、ワカメ、ネギ、卵を入れて具沢山。そのあと1時間の昼寝。眼が覚めたらすでにブリギッテが帰宅していた。

午後から久しぶりに森の中のウォーキング。45分ほど歩いて帰宅。

独日協会からマスクが5枚届いた。神奈川の日独協会員の方がバイエルンの独日協会に10000枚のマスクを送ってきてくれたそうで、それを希望する会員に分けてくれた。ありがたいこと。

夕食は冷凍した「釜飯」と挽肉、タマネギ、トウモロコシ入りのオムレツ。

食後は東京FMで放送されている「村上RADIO」を何とかしてドイツでも聴けないかと試行錯誤していたが、アッサリと YouTube で見つかった。これ、著作権云々の問題はあるだろうけれど、ありがたい。

村上春樹氏の声が想像していた以上に快くて嬉しい驚き。ジャズにおける彼のうんちくも半端ではないのでいろいろと教えて貰うことが多く、楽しみである。

爛漫の春

2020年4月11日(土)・快晴/最高気温21度

風もなく文字通り「春爛漫」の日。いちどきに花が咲き始めたので記録しておきたくなった。

まずはわが家の庭の桜。

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隣家の庭に咲く花。

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小手毬の花。コデマリという語感が良い。

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日本総領事館からの注意喚起

今日の夕方、ミュンヘンの日本総領事館からメールで次のような連絡があった。引用しておきます。

ハリケーンというのは英語表記でドイツだと Orkan(オルカーン)と言っている。

ドイツに住んでいればこの種のニュースはすぐに察知できる。

こういう通知には「知らせるだけは知らせましたよ。そのあとは自己責任で!」という突き放されたアリバイ表示のような気がしてなんだかスッキリしないのはいつもの通り。明朝、どんな状況になっているか。被害の少ないのを祈るばかり。


●9日(日)から10日(月)にかけて,ハリケーン「Sabine」の接近に伴う強風や雷雨,さらには倒木,冠水,雪崩や土砂災害に注意してください。

●航空機や鉄道は運休や遅延が見込まれますので,ご利用にあたっては交通機関各社の最新の運航状況をご確認ください。

1 ドイツ気象庁の発表によれば,大型で非常に強い風を伴う低気圧「Sabine」が北部ヨーロッパに接近してきており,この影響で9日(日)から10日(月)にかけて,ドイツの広い範囲で強風や雷を伴った激しい雨が予想されています。

2 これに伴い,倒木,冠水,雪崩や土砂災害などの危険性が排除されないほか,ルフトハンザ航空やドイツ鉄道は11日(火)にかけて運休や遅延の可能性があるとしており,公共交通機関の混乱も予想されます。

3 つきましては,ドイツにお住まいの皆様並びに旅行者の皆様におかれましては,以下のウェブサイトも参考に,最新の気象情報の入手に努め,状況に応じて,外出を控えたり,渡航・滞在日程・移動経路を変更するなど,適切な安全確保に努めてください。

 また,航空機や鉄道をご利用の際は,最新の運航状況をご確認ください。

ここはベルリンか!?

2019年11月3日(日)

今日の夕食をとホテルの近くのレストランを探し回ったのだが、なんと Erdinger, Paulaner, Löwenbräu のバイエルン料理店にたて続けて遭遇してしまった。

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しかしここベルリンまで来てバイエルン料理を食べたいとは思わないので外からひやかしただけでパス。三軒ともそれぞれにけっこうな客が入ってビールを楽しんでいるのが窓の外からも見える。

この三軒以外のレストランは閑散としていて旅行者としては入りずらかった。

鍋のセットを一新!

2019年10月23日(水)・曇りのち晴れ/最高気温19度

今日は思い立ってわが家の鍋類を一新することにした。これまで使っていた鍋は IH を導入した時に買ったもので、たしか ALDI で購入したお手軽品。使い勝手はごく普通でこれまでも特に欠点はなかった。

しかし、ここ最近の間にブリギッテが料理中に何度か焦がしてしまい,4個のうち3個までがひどい状態になってしまっていた。原因は「料理中にその場を離れてしまった」というもの。わたしは「彼女、認知症が始まったのか!」と心配になってしまった。

焦げ付いた鍋はこれまでの経験で,コゲを落としておくといつの間にか気にならなくなっているというのは分かっている。しかしこのなべ類はわたしが選んだものではないし、いかにも安物という感じで焦げ付きを落とす情熱が湧いてこなかった。このへんで新しくしようという思いは数日前からあったのだ。

そして昨夕、19時半開演のバレエ公演まで少し時間があったのでウィンドゥショッピングをしていたら50%Off というこの鍋のセットが目に飛び込んできた。しかし決心が付かないままに一夜明ける。

しかし、この品質でこの値段だったらやはり買いだ!と思って10時過ぎに街へ出掛けた。残りは一セットしかないというのは昨夕確かめてあった。そして無事に購入。おまけにレジのところで「WMF の会員に登録すると10€割引になりますよ」とささやかれ即「なります!」と答え、めでたく164.5€で購入した。

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較べてはいけないのだけれど、品質はこれまでのものとは雲泥の差。この鍋ならこれからも長く愛着が湧くような気がする。

新しい帽子

2019年9月29日(日)・快晴/最高気温23度

昨日(28日)紅ショウガを買いに街中へ出掛けた帰り道、行きつけの帽子屋さんに入りざっと見てみた。

そこで目に止まったのが下の写真のハンチング(鳥打ち帽)。わたしの好きなメーカー(STETSON)でこのフォルムがいい。

残念ながら現在行われている SALE の製品外だったがちょっとだけ逡巡して購入。帰宅してブリギッテに見せると彼女もポジティブな感想。

今日は折りからの快晴だったから太陽光の下でどんな風な色合いに見えるのかを試してみる。数種類の生地と皮のパッチワークのようなものなのでやはり陽の光の中で確かめたい。

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茶色に見える部分が皮。ブルーの生地のアクセントも好き。

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これから深まる秋の外出が楽しくなりそうな予感。

孫・Nr.3 誕生

2019年9月14日(土)・晴れ

夜中にブリギッテに起こされた。

今日の午前1時24分にカローラが無事に女の子を出産。母子共に健康。

名前:Mia Carlotta (ミア・カルロッタ)
体重:2910g
身長:50cm
頭回り:34.5cm

Carola自身の報告によると、とっても軽いお産だったらしい。

ロボット掃除機が亡くなった

2019年6月13日(木)

2014年1月に購入したロボット掃除機が死んだ。製品はSamsung / SR8980 というもの。

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これまでに2017年1月に内蔵バッテリーを一度交換している。今回は2度目の交換。充電表示は FULL になっているのに、スイッチを入れると一旦はドックから離れようとするがそこで停止してしまうという現象が出た。

前回と同じようにバッテリーがへたっているのだと思いAmazonでサードバーティ製のものを購入。しかし症状は変わらなかった。

やはりサードバーティの電池は駄目かと、今度は SAMSUNG 純正のバッテリー(サードバーティの2倍ぐらい高い)を購入して装着してみる。しかし結果は同じ。

考えられる原因は、ベッドの下を掃除していて落ちていたイヤホンのケーブルが回転するブラシに巻きつき、ストップしていたことが何度かあったこと。何らかの部品が焼き付いたとか?

もう一つの原因で思い当たるのは4月に男児の孫が産まれたこと。このロボット掃除機は使っていると可愛くなるもので、これまで男子に縁の無かったわが家だからと ”FRITZ” と男子名を付けて使っていた。

ロボット掃除機 ”FRITZ” が男子の孫に嫉妬のあまり憤死したのではないか、というのがわたしの想像。

アップル製品を使っていて新しいモデルが出たのでそれを買うと、途端にこれまで使っていた製品がすねて故障する、というのは良く聞く話なので。(笑)

整髪料のこと

整髪料を使ったのはまだ日本にいた時で、資生堂の MG 5 とか「バイタリス」とかを使っていた。20歳代のあの頃は髪も真っ黒で量が多く、整髪料なしではなんともまとまりがつかなかった。しかしドイツに来てからの42年間はその種の整髪料を使ったことがない。

それには2つの理由があって、こちらでは余り身なりに気を使わなくてもよい環境だったこと。周りの若い人を見ても全くと言っていいほどお洒落をしているという人は目につかなかった。奨学生という身分だったから勉強に集中していて格好などに気を使う余裕がなかった。

2つ目はやはり乾燥した空気のせいかもしれない。髪の毛が湿気を吸って重くなるということはなく、いつもサラサラしているのだ。

しかし、この年齢(72歳)になって髪の毛も後退し、薄くなり地肌が見えるようになってきた。毛髪自体も細くなってきている。

家の中にいるぶんには全く気にならないのだが、外へ出て人に会う時などは相手が不快になるのではないかと気になる。そこで数十年ぶりに整髪料を使ってみようかという気になった。

しかし捜してみるとポマードのようなものは見つかったのだがあれはベトベトしすぎていて嫌いである。液体状で髪を整えてくれるものが欲しいのだが、ドイツには存在しないのだろうか。ドラッグストアの店員に聞いても地肌をマッサージする時につけるものを奨められて埒があかなかった。

そんなことをブリギッテに話したら NIVEA の製品を買ってきてくれた。これって、ポマードじゃないの?と思ったが使ってみるとそれほどベタベタしない。容器を見るとベタベタ度に段階があるようでこれは中間ぐらい。

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しばらく使ってみるつもりである。

二番目の孫が誕生

2019年4月15日(月)

先週の金曜日から手伝いに詰めていたブリギッテから連絡があり、今朝方、二番目の孫が産まれたことを知る。

男の子で名前は Jonas Osamu (ヨナス オサム) と名付けられた。51.35cm, 3610g。

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わたしの名前をつけてくれたのは嬉しい。とにかく母子共に健康だということでそれがなにより。(^_^)

Birkenstock の室内履き

2019年3月22日(金)

先日、わたしの誕生祝いにとユリアとカローラ共同で Birkenstock というサンダルのクーポンをプレゼントされた。ちなみにアンナからは日本レストランの食事券をプレゼントされる。

この前に使っていたサンダルも Birkenstock で娘からのプレゼントだった。それが長年履いたあと去年に破損してしまった。

そこで今年に入った1月に自分で室内履きのサンダルを購入したのだが、ブリギッテにはお気に召さないようだった。色が白なので病院の医者のようだという。それを聞いた娘2人が共同でクーポンをくれたというわけ。

今日は Apple Store に出掛ける用事もあったので、ついでに Birkenstock の室内履きを購入してきた。大事に使おう。

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ミュンヘンはやはりビールの街

2019年3月22日(金)

今日は昼前から街中に出ていた。買い物を済ませて Apple Store に戻る途中で Viktualienmarkt を突っ切る道を選ぶ。

するといつもよりかなり多くの人の多さ。金曜日の午後だからかと思ったが、それにしても多すぎる。市場の真ん中のビアガルテンは超満員で長い列まで出来ている。

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そこで思い当たったのが今日の新聞広告。これによると今年は SPATEN Bier-Münchner Hell- 125周年の記念日なのだそうだ。SPATEN ビールの馬車が二日間ミュンヘン市内を練り歩くそうだ。

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ここ、Viktualienmarkt のビアガルテンでは昨日(3月21日)から3月23日までの3日間、1894年当時の値段で Hellesbier を飲ませるということらしい。

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その当時の値段とは0.8€/500ml そして1リットルの値段は1.6€だという。ちなみに現在、レストランで飲むと 4.5〜4.8 €/500ml である。約6分の1の値段。

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見ているとここぞとばかりに一人で数杯のビールを買い求めて楽しんでいるグループも多い。(これだけ安ければそうなるわなぁ)。
ミュンヘンのビール飲み達はほとんどおつまみというものを必要としないのもいつもながら。ただ、ひたすら飲む!(笑)

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こういう雰囲気は自分が飲まなくても見ているだけで楽しくなる。もう少し行列が短かければ並んでもいいかなぁと思った。(笑)

雪景色

2019年1月10日(木)

久しぶりにまとまった雪が降っている。

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二つほど短い動画も作ってみたので、そちらのリンクも載せておきます。

アパートの通路の除雪

Tram (路面電車))

古い炊飯器で思い出したこと

2019年1月8日(火)

昨日、三月末までミュンヘン滞在中のご夫妻に使っていただこうと古い電気炊飯器をお渡しした。その前に1度動作確認のために2合のお米を炊いてみたのだが想像以上においしいご飯が出来たので一安心。

しかし、ひとつ欠点があった。この時期の電気炊飯器の内釜は今のようなフッ素樹脂ではなくてアルミのものだった。当然ながら炊き上がったご飯は内壁にこびりつく。

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炊いたご飯を冷凍するために袋に入れ替えたあと、アルミ製内釜に水を張ってしばらく放置したのだが、その時にフッと昔の記憶が蘇った。忘れないうちに書いておこう。

わたしが育った家には昔風の土間というものがあり、その一角に二つの口を持つ竈(かまど)が設えてあった。薪をくべて使う竈(かまど)である。「へっつい」と呼んでいたような気がする。

今から思うと重労働だが、母は毎朝そこに大きな釜をかけて薪でその日に食べるご飯を炊いていた。ご飯が炊き上がったらまだ火を持っている薪を囲炉裏に移し替えて、そこに炭を足し冬などは炬燵の火だねにするのだった。

で、釜で炊きあがったご飯は蒸らしたあと、木で作られた「おはち」に移される。ちなみにこれを書いていて最初は「おひつ」と書いてみたのだが、どうも記憶と違うような気がしてインターネットで調べてみた。

関西では白木で作られたものを「おひつ」と称し「おはち」というのは塗り物を施された容器のことらしい。しかし関東ではその区別がなく「おはち」と呼んでいたという。勉強になった。(笑)

話を戻そう。わたしが幼少の頃は釜で炊き上がったご飯はいったん「おはち」に移され、空になった釜には水を張ってしばらく置いておくのだった。するとこびりついていたご飯の粒は数時間後には簡単に内壁から離れる。

しかしこの時剥がれ落ちたご飯粒も決して無駄にはしなかった。それらを集めて天日で干し、別の器に溜めておくのである。

あの頃は定期的に「ポンせんべい屋」というのがリヤカーを引いて廻ってきた。その時にそれを出すとなにがしかの料金で煎餅状に焼いてくれたのだった。

上下に重ねた煎餅を作る小手のようなものを開く時に「ポンッ!」と音がするので「ポンせんべい」である。これはかすかに甘くてパリッとした歯触りがわたしたち子供にちょうど良いおやつとなった。

今の時代に「おひつ」「おはち」を使うことはなくなったけれどそれはテフロン加工された内釜の普及によるものだったのだ、ということをあらためて知った。時代の進歩、機器の発達はゆっくりと昔の不便だった頃の記憶を拭い去っていく。

母国語で Netflix を利用する

2018年12月16日(日)

以前に Netflix (ドイツ)を試したことがあったが、数少ない日本映画を除いてはほとんどがドイツ語だったからその時には解約してしまった。

しかし、最近アメリカに住む日本人のポッドキャストを聞いていて、自分のプロフィール設定で基本言語に日本語を選ぶだけでかなりの数の映画が日本語吹き替えで楽しむことが出来ることを知った。母国から離れて外国で暮らしている人たちにとってはとてもありがたい選択肢だと思う。

早速試してみた! あらためて娘のアカウントで契約してある Netflix に家族会員ということで入れてもらう。

設定の時に肝心なのはブラウザから Netflix のサイトを開いてプロフィールを設定すること。

1.ブラウザ( Safari やChromeなど)でNetflixのサイトを開く。
2.自分のアカウントをクリックすると右上のアカウントアイコンの横に「下向きの印」が出るのでそれをクリックする。
3.「プロフィールの管理」が出るのでそれを選び、言語を「日本語」にする。

もちろん全ての映画が日本語吹き替えで観られるわけではないし、コメディなどはその国の文化を下敷きにしたジョークも多いので吹き替えでは理解が困難なこともある。

しかしこれは嬉しい。

結論はやはり「健康」

2018年10月26日(金)

今朝は目覚める前に日本のポッドキャストを聴いていた。来年のゴールデンウィークは天皇の即位があるので1年限定の祝日が導入され最高だと10連休になるという。

司会者が
「10日も学校が休みだと子供の世話をするお母さんは大変ですよね」
と言っていた。

そこですかさず入ったわたしの突っ込み。
「そんなことを言ったら、わたしは昨年のブリギッテの退職以来ずっと連休のようなものだよ」
いつの間にか男のわたしが学童を持つ母親の心境になっている。(笑)

夫婦は健康でお互いに干渉せず、それぞれの好きなように行動できるのが一番である。これからも元気でいなくては。

旅行中のカメラ

2018年10月25日(木)

午前も終わりに近い時間にやっと旅の日記を整理してアップすることが出来た。自宅に戻ってからすぐ実行する予定だったのだが、眼が疲れるので時間がかかってしまった。

今回も一応コンデジの PowerShot G7 X Mark Ⅱ は持っていったのだが全く使わなかった。今回の写真は全てが iPhone7 Plus で写したものである。

クオリティ的に Blog に使う写真程度だとこれで充分だと思える。今回の旅の途中でもコンデジでを使っている人を見たのは2度だけ。98%の旅行者はスマートフォンを使っていて、一眼レフを首から下げた人が2%という印象だった。

スマートフォンが旅に適しているのは重さと簡便さだけではない。今回も教会内の写真は禁止、または1.5€を払え、というところが多かった。観察していると一眼レフで鬱している人が注意されることはあっても、スマートフォンを構えて写真を撮っている人にはおとがめがなかった。これは面白い現象である。

現在使っている iPhone7 Plus で別に不満は無いのだが、先月発売開始された iPhoneXs,iPhoneXs Max,そして明日から発売される iPhoneXR のカメラ性能がずいぶん向上しているらしいのでそれが気に掛かる。^^;