店主夫人のお見舞い

12月5日(月)・晴れ/最高気温4度

6時起床。
ブリギッテは今日は有給休暇を取って Regensburg へ。その前に義母の世話と細々とした用事を済ませて10時過ぎの列車に乗った。

わたしはその時間に急に眠くなりベッドに入って二度寝。目が醒めて食事をしてから1時過ぎに Teegernsee 近くのリハビリセンターへ向かった。

先週、ブリギッテの店主夫人が右足の手術をしてそのリハビリに入っている。車で行けば45分くらいの距離。高速を降りてからの道がすごい霧で驚いた。

2時にリハビリ施設に到着して待っていてくれた夫人と施設の周りの散歩に出る。両手に杖をつきながらだけれどけっこうしっかりと歩いていた。そのあと施設に戻ってお茶を飲み午後の診察があるという婦人を残して4時少し前にそこを出る。帰宅は6時前。

家に着いたらなんだかすごく疲れていた。彼女と会うときには普段はブリギッテが一緒なので脇で話を聞いていればいいだけなのだが、今日はわたしひとりだったから神経を使ったのかもしれない。(笑)

ブリギッテは帰宅途中に義母宅に立ち寄り様子を見てからだったので、わが家には9時過ぎの帰宅。彼女も疲れた様子。今日は寒かったから余計にかな。

CUVILLIÉSTHEATER (クヴィリエ劇場)での演劇鑑賞

一昨夜12月3日(土)は義母のピンチヒッターとして演劇を観てきた。わたしはいつもの Residenztheater だとばかり思っていたのだが、その夜はミュンヘンの誇るロココ風劇場の CUVILLIÉSTHEATER での上演だった。

いつもの Residenztheater なら車をほとんど劇場の入り口に横付けにすることができて義母はそんなに歩かなくてもすむ。しかし昨夜は道の途中から車は進入禁止になっているし、アドヴェントの時期で劇場の入り口近くの Odeonsplatz は人で一杯だった。本当に義母を連れてこなくてよかったと思った。無理に連れてきていたら彼女、あの寒気で肺炎にかかっていたかも。

で、われわれが観た演劇だがなんと表現していいのやら、わたしにはかなり退屈で最後の10分ほどは座っているのが苦痛に感じられた一時間半だった。テーマはトロイ戦争でオデュッソイス、に絡む二人の男たち。登場人物はたったの3人で、この3人が交代で、延々と語るのだ。音楽はもちろん無し、舞台装置も簡単な部屋とギラつく天井からの照明以外ほとんど無し。下の写真の舞台通りである。

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俳優たちのセリフを追いかけるという点ではそれでいいのかもしれないしトロイ戦争とギリシャの歴史を熟知している人ならば楽しめたのかもしれない。終演後、 Brigitte の感想を聞いたら、かなり忍耐を要するお芝居だったという。

演劇の内容とかを書いてもすぐに行が尽きてしまうので違うことを書く。それは昨夜演じられたロココ風劇場:CUVILLIÉSTHEATER (クヴィリエ劇場) のこと。

この劇場の歴史などはWikipediaを読んでもらえばわかるので省略する。昨夜わたしは自分の iPhone 7 Plus を持って行かなかったので Brigitte の携帯を借りて劇場内を写した。わたしの iPhone 7 Plus だったらもっと美しく撮れたのではないかと思う。

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手入れも行き届いているのだろうが、いつもながらの美しさ。絨毯のように見える装飾はすべて木彫りのものである。先の大戦の時にはこの劇場のすべてを分解して疎開させてあったので無事だったとか。

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わたしはここで「魔笛」「チェネレントラ」などで舞台に立ったことがある。小さい劇場なので歌いやすくもあり、Königsloge もすぐ目の前にあるような近さで独特の世界だった。

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大人の Adventskalender

子供向きのチョコレートの入ったものだけではなく、こういうAdventskalenderもきっとあるんだろうなぁと思っていたら昨夜の食事会に招いた人がプレゼントしてくれた。

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12月24日まで1日に一本ずつ楽しむらしい。同梱されていたグラスはビールの利き酒をするものらしいです。今夜はその中の一本を。(^ ^)

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