今日から7月

日曜日・晴れのち小雨 / 最高気温27度

8時起床。目が覚めてからシャワーを浴びずに “PABLO” を連れて早朝散歩に出掛けた。日曜の午前中というのは犬を散歩させる人が多くて、犬同士が行き会うと煩わしいから出来るだけ早めに済ませておきたかった。

帰宅するとブリギッテも北ドイツのおばさんとの定例電話が終わった頃合いで、そのあとテラスでゆっくりと朝食をとる。昨日までの蒸し暑さは少し薄らいだ感じだけれどそれでも「カラッとした空気」にはほど遠い。

ブリギッテはそのあとまた Himbeere (キイチゴ、ラズベリーの実) を採りに出掛けた。栽培している農家の畑に成っている実をお金を払って採るのである。わたしは体調がスッキリしないのでそのあいだベッドに横になっていた。少し眠ったらしい。

帰宅した彼女は台所に立って新鮮な Himbeere をすぐにジャムにし始めた。遅い昼ご飯を一緒に食べたあと、ブリギッテは “PABLO” を返しにまた外出。 “PABLO” にしてみればこういう短期滞在(今回は1週間)というのはけっこうストレスが溜まるものだと思うのだ。しっかりと面倒をみることが出来なければ犬は飼ってはいけないのではないか。

ちょうどわたしが劇場に出掛ける時間(17時半頃)に空が暗くなってきて、 Max-Weber-Platz に着いたときにはとうとうポツポツと降り出した。仕方なく今日は Tram の19番で劇場まで。

今夜の公演は ” Medea in Corinto ” だったのだが、別エントリで書いたようにかなりの空中分解だった。高い料金を払って観ていただくお客さんに申し訳ない。(-_-;)

” Medea in Corinto ” の1回目

このオペラを最後に演奏したのは2010年10月19日だった。ほとんど2年ぶりの公演である。しかし今回、それにしては練習が少なかった。GMD が指揮する “Götterdämmerung” に時間を全てとられてしまったせいだろう。今回は舞台稽古が1回あったきりでそれも最後の場は時間切れで出来なかった。それが最後の場での空中分解という結果になって現れてしまった。聞けばオーケストラの方でもコンサートマスターが急病というアクシデントがあって大変だったらしい。

Besetzung

Musikalische Leitung: Ivor Bolton
Inszenierung: Hans Neuenfels
Bühne: Anna Viebrock
Kostüme: Elina Schnizler
Licht :Michael Bauer
Dramaturgie: Rainer Karlitschek
Chor: Sören Eckhoff

Creonte: Alastair Miles
Egeo: Emanuele D’Aguanno
Medea: Nadja Michael
Giasone: Ramón Vargas
Creusa: Laura Tatulescu
Evandro: Kenneth Roberson
Tideo: Francesco Petrozzi
Ismene: Golda Schultz

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper