静かな日曜日

2019年12月8日(日)・晴れときどき曇り/最高気温11度

7時半起床。

日曜日の朝だけれど普段通りの時間に朝食。今日もカローラを手伝ってあげることはないかと打診したが「大丈夫」という答えが返ってきた。

午前中は年末年始の旅行を表にしてみる。表計算アプリを使うと見通しがよくなった。

昼食は13時頃に残り物のチリ・コン・カーネと白いご飯で済ませる。ハヤシライスのような感じでおいしかった。そのあと45分くらいの昼寝。

15時過ぎに友人のお見舞いに出掛ける。以前はわが家の斜め前に住んでいた夫婦だが、引っ越してからずいぶん歳月が経つ。そのあとも招いたり招かれたりで交際が続いていたのだが、数年前から奥さんの方が「うつ病」になってしまった。昨日は彼女の誕生日なので訪れようと思っていたのだが、カローラの件で今日に延びてしまった。

しかし今日も話し相手になってくれたのはご主人の方で彼女は部屋に閉じこもったまま出てこようとはしなかった。その気持ちは理解出来なくもない。最近はパーキンソン病も併発していると彼が説明してくれた。

帰宅してから小説「氷炎」(高樹のぶ子著)を読み進めて19時頃に読了。ずいぶん前に読んだ本だが先日、本棚の中で目に止まったので数日前から読み返してみた。読後感はちょっと暗い。

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夜になってもわたしもブリギッテも食欲がないのでそれぞれになにかをつまみながらやり過ごした。

週末の午後、お茶に招かれる

2019年11月30日(土)・晴れときどき曇り/最高気温5度

7時20分起床。

年金生活者には土曜日も日曜日もないのだけれど、ブリギッテが UNI に行かない日は週末という雰囲気になる。

ゆったりとした朝食のあとは12時ぐらいまでそれぞれのことをする。私は読みかけの本を読み進める。

今日はわれわれがこの住まいに来てからずっと隣人だった同年配の夫婦の新居に招かれていた。彼達は大きな一軒家の持ち主だったが年齢を重ねるにつれてその管理が大変になってきていた。

そこでそれらを売り払いアパートに引っ越したのである。引っ越しは10月頃だったからようやく新居もそれらしくなって、今日はそのお披露目もあってお茶に招かれた。

その前にブリギッテの叔母さん宅への届け物があり、そのあとで買い物を済ませて14時に招待先の住まいに到着。

彼達の新居はわが家の前に拡がる森を隔てた反対側にあって静かなところ。老夫婦2人には申し分のない広さと快適さ。新居の内部を披露してくれ、14時頃までコーヒーをご馳走になって帰宅した。

二人ともお腹が空いていなくて、簡単な夕食を済ませたあと先日から読み続けていた単行本 おもかげ | 浅田 次郎 を読了。

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昔読んだ同じ著者の「鉄道員」の読後感と似ていて、あの時と同じく涙が溢れた。

昼は中華料理の定食

2019年11月15日(金)・晴れのち曇り/最高気温9度

7時45分起床。

午前中は日の光が有って暖かそうだったけれど午後から曇ってきた。それでも風があったので最高気温が9度は寒いと感じる。

午前中に少し溜まった洗濯物のアイロン掛けを済ませる。

12時から友人と待ち合わせて中華料理店へ。街中の料理店はほとんどがお昼メニューを出していて飲み物を入れてほぼ10オイロで収まる。毎日外食をするわけではないのでまあまあかな。

今日は次回のセミナーのあとの打ち上げを想定して試食してみたのだがイマイチだった。もう一つ目を付けていたベトナム料理店にいちおうの予約を入れて帰宅。

ブリギッテも帰宅していて、一緒にコーヒーを飲んでからわたしは昼寝。彼女は買い物に Hamberger へと出掛けた。

夕食は「マグロの切り身の照り焼き」と「キュウリ、赤ピーマンのサラダ」そして白いご飯。

食後は文庫本の「制服捜査」(佐々木 譲著)を読み続ける。5編の短編からなる警察小説で読み応えがあった。読了したのは午前零時。久しぶりに遅い就寝。

次の車検は2021年

2019年11月14日(木)・晴れときどき曇り/最高気温6度

7時45分起床。

しばらく振りに晴れた。しかし気温は低く最低気温はマイナス2度だった。

10時15分に車検(TÜV)の予約を入れていたので9時40分頃に家を出る。車検は Getriebe(ギア)の部分に少量のオイル漏れがあるようだから早急に処置するようにと言われ、しかし、車検自体はパスした。来週中にも修理工場に行かなくては。

帰宅するとブリギッテはすでに UNI に出掛けていた。彼女とは14時頃に街で落ち合って買い物をする約束をしていた。 UNI の近くで待ち合わせたあと、買い物を済ませて帰宅は午後4時頃。

夕食はまたまたチキンのトマト煮込みを食べ全て完食。今日の方が昨日よりおいしかったのは煮込み料理の常。

夕食後読みかけの小説「虹への旅券」(森村誠一著)を読了。いちおう推理小説であるが話の進め方が強引すぎて説得力に乏しい。やっつけ仕事を読まされたようで大いにガッカリした。

完全休養日

2019年11月8日(金)・曇りときどき小雨/最高気温7度

7時40分起床。

昨日は妙に疲れを感じ、旅の疲れが溜まっていたのではないかという疑いがあったので、今日は一日家から出ずに心身の休養日とすることにした。

お天気の方も朝からパラパラと小雨が降り肌寒かったので、家に籠もるのにはちょうど良かった。これで太陽が出ていたりするとまた出掛けたくなっていたかもしれない。(^_^)

午前中は旅行中に溜まった洗濯物などのアイロン掛け。思ったよりも量は少なかったけれど終わった時には達成感あり。

ブリギッテは UNI のメンザで食べてきたというのでわたしだけ昨日の残りの炊き込みご飯と味噌汁で簡単に済ませる。ブリギッテも疲れているのか珍しく午後は2時間以上も眠っていた。

午後は先日日本食品店の店頭に置いてあった古本「貧乏同心御用帳(柴田錬三郎) を読み始める。柴田錬三郎という名前はなつかしい。中学生か高専生の頃に読んでいたことを思いだしていた。

夕食には冷凍してあった豚肉をしょうが焼きにして食べる。

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意識してウォーキングはお休み

2019年10月28日(月)・曇りときどき小雨/最高気温9度

6時45分起床。

まだ風邪が治りきっていないブリギッテが Regensburg のユリア宅の手伝いに行くと言うので彼女に付き合って早起き。彼女は先週も身体を酷使しているように見えたので、わたしは反対したのだがそんなことを聞く彼女でもない。

わたしも先週は毎夜のように出掛けていて疲れ気味だったから、今日はゆっくりと過ごすことにしていた。

10時半頃までパジャマのままで朝食を食べずに電子書籍を読みふける。読んでいるのは隠蔽捜査シリーズで1から7まで電子書籍になっている。このシリーズは2014年にダウンロードして1度読んでいるのだが、久しぶりに読んでみたらその内容が全く記憶には残っていなかった。そこでもう一度第一巻から読み始めている。なんだか得したような気持ち。

一区切り着いたところでシャワーを浴びる。そのあと11時頃に遅い朝食をとる。金曜日に作ったカレーの残りが一人前ぐらいあったのでそれを温めなおして食べた。おいしい!

少しだけアイロン掛けをする洗濯物があったのでそれを片づける。

午後からの時間もゆったりと過ごす。

ブリギッテはそれほど疲れた様子も見せずに20時少し前に帰宅。

「千日紅の恋人」(帚木 蓬生 著)

2019年10月7日(月)

例によっていつ、そして誰からこの本をいただいたのかも忘れていた。ただ軽い風邪気味の時に余り重い本を読みたくなかったから明るそうな表題に惹かれて読んでみた。

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なんだか私が子供の頃に観たテレビドラマのような感じを受けた。起伏に乏しく、最後は想像していたとおりにハッピーエンドで終わる。

後半にもう少しひねりがあるのかなと思っていたが肩すかしを食った。しかしベッドの中でボンヤリとした頭で読むのには後味も悪くなく、適していた。

「波切り草」(椎名 誠著)

2019年10月6日(日)・曇りときどき小雨/最高気温11度

昨日から読み始めた文庫本「波切り草」(椎名 誠著)を今朝になって読了した。著者、椎名 誠のエッセイとかは読んだことがあるが、まとまった小説を読むのは初めてである。

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しばらく読み進めていくうちに次の箇所が目に止まった。

なんとなく普通高校へは行きたくない、という気持ちがあったのだが、ちょうどうまい具合に県の方針、産業振興に向けた公立の人材育成学校づくりが進められていた。

これはわたしが15歳の頃の状況に酷似している。わたしの場合は家の経済状況から、普通高校には行ってもその先の大学進学への道が見えなかった。そんなところに中学三年生の秋頃に「新産業都市構想」という国の方針から国立工業高等専門学校という5年生の学校が出来ると発表があった。

国立だから授業料も安かったし、自宅から通学出来ればそれまでとは経済的に変わりがない。担任教師のすすめもあって受験、入学した。

いちおう、「工業化学科」というクラスを選んだが、特に化学が好きだったということではなかった。その他の「機械工学科」「電気工学科」がわたしのイメージに合致しなかっただけ。

そからあとのこの小説の展開はわたしの青春時代に似た描写が多かったから感情移入して面白く読み進めた。

読み終わってからこの小説は著者の自伝小説なのかしら、と思って調べてみたら1943年生まれというのでそうではないのだと分かった。

文庫本の解説にはこう書かれている。

この小説は、作家椎名誠が、自ら生まれ育った町、かつてそこにあり、今ではすっかり失われてしまったその町を、せめて物語の中にきっちりと書き留めておこうとした”願い”のようなものと言えるのかもしれない。(宮田珠己)

読書三昧の一日

2019年10月4日(金)・小雨/最高気温12度

8時半起床。

昨夜は風邪を引いているご夫婦の間の席に座ることになり、せっかく治ったと思われるわたしの風邪がぶり返すのではないかと心配だった。もちろん昨夜遅く帰宅してから入念に手を洗いうがいはしていたのだけれど。

朝起きて見るとなんとなく肌に微弱な悪寒を感じる。用心して今日は家から出ることはなかった。外のお天気も小雨模様で気温も低いからそれで良かったのではないか。

12時から一時間ほど昼寝。これはよく眠れたので少し身体が楽になったような気がする。

そのあとは昨夜から読み始めた小説・「古着屋総兵衛影始末第8巻・知略!」「佐伯泰英著)を読み進めて読了。

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その勢いをかって「ふるえる爪」(北方謙三著)を読み始め、夜8時半に読了。

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どちらの本も雨に閉じ込められた今日のような日には気楽に読むことが出来て楽しかった。いただいた友人に感謝。

花だより みをつくし料理帖 特別巻

2019年10月2日(水)

「みおつくし料理帖」は電子書籍を読むようになる以前から文庫本で読んでいて、これまで10巻全てを読了している。

肩の凝らない、後味の良い本だったので読んだあとは友人に差し上げていた。数ヶ月前に日本に帰ってきたその友人から「これが出ていましたので買って来ました」といただいたもの。

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そのあとも沢山読む本があったので後回しになってしまったが、昨日の朝に始めて夜には読み終わっていた。いつもながらの調子で時にハラハラさせながら,底にはぬくもりのある展開。

これは「特別巻」ということでこのあとはないと著者も断言している。これまでも楽しませていただいて,ご苦労様という感謝の気持ちである。

晴耕雨読そのままの一日

2019年9月23日(月)・雨/最高気温14度

7時半起床。

天気予報の通りに今日は一日中止むことなく雨が降っていた。
室内も日本でいう梅雨寒のような感じで、迷わず暖房をいれる。

午前中、ブリギッテは借りていた本を返却に市立図書館まで往復するが、わたしは先日から読もうと思っていた本を開いて読み始める。

先月だったか、友人からいただいた本で 失楽園 講談社 。この本はずいぶん前から名前だけは知っていた。著者、渡辺淳一氏の性描写が話題になっていたし、映画化されて一層マスコミでは話題になったらしい。

友人からいただいてすぐに興味を持って上巻を読んだのだが読後感が気持ちの良いものではなかった。万人に納得させるように性を描くのは難しい。

上巻を読んだあと下巻を読む気が湧かなくて積んでおいたのだが、今日の鬱陶しいお天気を紛らすために,とにかく最後まで読んでみようと思う。

夕方20時頃に読了。70歳を過ぎた現在になって読んだのはよかったかなと思う。かなり赤裸々な描写もちょっと斜め上から俯瞰するような感じで読めた。

気持ちの良い快晴

2019年9月15日(日)・快晴/最高気温26度

8時半起床。

昨夜は就寝が遅かったせいか遅い起床。シャワーを浴びたあと近くのkioskまで朝食用のパンを買いに往復する。天気が良いとこの程度の距離はちょうど良い。

朝食を終わったあとは、日曜日ということもあってなにも予定はなし。今日も朝から素晴らしい快晴なので久しぶりにテラスに座る場所を設定して電子書籍を読み始める。

読み始めたのは「読む寿司 オイシイ話108ネタ(文春E-BOOK)。これを三分の一ほど読んだところで「男の作法」・池波正太郎(新潮文庫) に移る。

そうしているうちに現在行われている Intermationaler Musikwettwerb der ARD München 2019 のチェロ部門で日本人の佐藤晴真氏が一位を獲得したというニュースが入ってきた。

すでに ARD のサイトにはその模様のビデオが上がっていたのでそれを観始める。曲はショスタコービッチで佐藤晴真氏の出来が良いのかどうか、わたしには分からなかった。ただ、どこか最後まで引きつけ聴かせるものがあって最後まで聴いた。とにかくこのコンクールで優勝するのは大変だということは知っているので目出度い。

夕方からブリギッテは外出。わたしもそれまで家に籠もっていたのでウォーキングに出掛けることにした。7kmほど歩いて帰宅。夕食は昨日の残りのキャベツを使って焼きソバを作る

今日も楽しくウォーキング

2019年9月12日(木)・曇りのち晴れ/最高気温23度

7時半起床。

お天気は昨日とほとんど同じように午前中は曇っていたが午後から素晴らしいものになった。

午前中は本を読んだり、メールを読み書きしたリなどしてゆったりと過ごす。昼食のあと昼寝。今日は40分くらいで目が覚めたけれど寝起きはスッキリ。

夕方4時半過ぎにウォーキングに出掛ける。ブリギッテも朝から本を読みどおしなので新鮮な空気をと思って誘ったのだが、どうせなら街へ買い物に出掛けると言う。

一人で歩き、今日もまた距離を伸ばして6km を超える。ようやく調子が戻ってきたかな。しかしまだ左足の違和感はあるので要注意。

ブリギッテの帰宅を待って夕食。今日は「タラの西京味噌漬け」「納豆」「庭で採れた野菜の煮付け」という献立。どれもがおいしくて久しぶりにどんぶりご飯をお代わりしてしまった。

あと片付けを終わって,昨日から読み始めた軽い調子の小説・「虹の岬の喫茶店」を読み進め22時を過ぎる頃に読了。いつ、何がきっかけでこの本をダウンロードしたかはすっかり忘れていた。たまにはこういう本も良い。

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Intermationaler Musikwettwerb der ARD München 2019 のクラリネット部門を聴く

2019年9月8日(日)・雨/最高気温12度

7時半起床。

一日中雨が降り続いた。さすがにこの時期に雨が降り続くと寒い。今シーズン最初の暖房をいれる。ベッドカバーも冬用の羽布団に交換。

昨夜、ようやく「三体」を読み終わったので、今日はちょっと軽い物を捜して読み始める。「シャイロックの子供たち」(池井戸 潤)

16時から 68 Intermationaler Musikwettwerb der ARD München 2019クラリネット・セミフィナーレを聴きに Prinzregententheater まで足を運ぶ。アンナが趣味でクラリネットをいじっているので、彼女に誘われた。

6人の奏者が

W.A.Mozart:Konzert für Klarinette und orchester A-Dur, KV622

を次々に演奏するので「これを聴くのは苦行だな」と思ったのだが、ひとりひとりに個性が出ていてちっとも退屈を感じなかった。音色も違えばアーティキュレーションも違い面白い。でも伴奏した室内オケは大変だったろう。

終了後アンナと Prinzregententheater 近くのクロアチア料理店で夕食。そこで本選に残るのは誰かと品定め。5番目に演奏したフランス人の Joë Christophe という男性はかなりの水を空けて他を圧倒。他の2人は難しかった。帰宅途中にiPhoneからアクセスしてみるともう結果が出ていて次の3人が本選に進んだ。

・Joë Christophe(Frankreich)
・Carlos Brito Ferreira(Portugal)
・Han Kim(Südkorea)

今年のコンクールはチェロ・ファゴット・クラリネット・打楽器 の4部門。

寒い

2019年9月7日(土)・小雨のち曇り

7時半起床。

急に寒くなった。身体が気候の急変についていけないのか妙に疲れる。何もしていないのに11時過ぎには眠気が差してきた。

ブリギッテは下の部屋で Theodor Fontane の本を読むのに忙しい。

14時過ぎにアンナが彼女の浴衣を持って来訪。今日は彼女の勤め先で Sommerfest があるとかでそこに着ていきたいので着付けを手伝って欲しいという。

わたしにそんなことを頼まれても全く分からないのでインターネットで検索。しかしそれでも難しい。最後はブリギッテが手伝ってなんとか格好になった。😅

午後15時過ぎ頃から陽が差してきた。この間から読んでいて途中で挫折していたSF小説「三体」を読み進める。少し展望が開けてきた。

17時頃から森へのウォーキングに出掛ける。今日は昨日よりも多い7600歩を歩いて帰宅。相変わらず左足の太ももが痛むけれど以前ほどではない。今日も秋の草を撮影。

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夕食は家庭菜園で今年豊作だったズッキーニを使ったスープ。癖がなくておいしい。そのあと「三体」を読み進め22時半に読了。

SF小説というジャンルは馴染みが薄いまま今日まで来てしまったので、この本を読み進めるのはちょっと辛かった。わたしの人生でコンピューター・ゲームを全くやらないでここまで来たというのも理解への障害となっているのかも知れない。正直に言ってこの本の面白さとか凄さというのが分からないままである。

ようやく夏近し

2019年6月2日(日)・快晴/最高気温27度

8時起床。

ブリギッテは朝食のあとすぐに下の部屋に座って UNI の予習。わたしは近くのkioskに届いていたロボット掃除機のバッテリーを受け取りに行く。

今回注文したバッテリーはサムスンの純正バッテリーなのでこれで駄目なら本体の故障という事になる。午前11時頃だったが、外へ出るとムワッとした暖かい空気。やっと初夏が来たようだ。

帰宅して早い昼寝をする。ブリギッテは午後2時に近くの友人宅にお茶に招かれていた。

眼が覚めてしばらくするとロボット掃除機のバッテリーが満充電になっていたので早速試して見る。結果は NG 。明日か明後日には返品しなくては。

わたしは家に残って友人が貸してくれた岩波新書「羊の歌」(加藤周一著)を読み始める。しかし、新書版の文字がちょっと小さくて辛いのでKindle版をダウンロードしてそれを読み始めた。

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夕方18時からはビアガルテンへ。ユリア夫婦がブリギッテへのお礼にと予約しておいてくれた。わたしは Ente を、ブリギッテは Schweinehaxse を食べる。

帰宅して庭の花々に水やりをして今日も終わる。

陽を浴びながらの読書は気持ちが良い

2019年5月19日(日)・晴れのち曇り/最高気温21度

8時半起床。

今日は二人ともゆっくりの起床。ブリギッテは昨夜は午前1時半の就寝だったらしい。

朝から良いお天気だったのでブリギッテは庭仕事。わたしは読みかけの本 京 町家づくり千年の知恵―「間口三間」を生かす独自のこしらえ | 山本 茂
をテラスに座って読み続ける。

町家大工の筆者により書かれた内容の大部分がわたしには興味深く、大工修行の地道な厳しさも興味深いものだった。

自分の肉体を自在に制御出来るように訓練するという歌手の修業も、大工が一人前になる課程に通じるものがあるからかもしれない。

気持ちの良い陽光を浴びながら午後3時頃に読了。昼食は大きな器一杯のイチゴにギリシャ風ヨーグルトを混ぜ、上からカラメルソースを掛け廻したもの。今年はイチゴを食べても、喉が痒くなるというアレルギー症状が出ないので、安心して楽しむことができるのは嬉しい。

遅い昼食のあと、4時半頃に家を出てウォーキング。家まであと10分ほどで着くという頃に急に空が暗くなり雨が降り出した。急いで家に向かったがけっこう濡れてしまった。

京町家の本を読んだ勢いで数年前に読んだ電子書籍 そうだ、京都に住もう。 | 永江朗 をもう一度読み返し始める。この本も面白く読んだ記憶がある。

今日は昼寝をしなかったのに夜まで眠気が襲ってくることはなかった。

気持ちの良い土曜日

2019年5月18日(土)・晴れ/最高気温21度

7時45分起床。

昨夜は楽しい食事会でけっこう遅く帰宅したのに全く疲れを感じず、ベッドに入ってもすぐに眠れて気持ちの良い朝を迎えた。

朝食はゆったりと取る。そのあと素晴らしいお天気だったのでブリギッテは庭仕事を始めた。わたしはお借りしていた本「京町家づくり千年の知恵」(山本 茂)を読み進める。おもしろい。

昼食のあと1時間の昼寝。覚めてから森へウォーキング。お天気の良い土曜日の午後なのにそれほど人出が多くなかったのは多分ブンデスリーガの試合「バイエルン・ミュンヘン対フランクフルト」の試合があったせいだろうか。

ブリギッテは友人宅でテレビの歌番組を見ながらの食事会に参加のために18時半頃に出ていった。

夕食は一人で「スパゲッティ・ペペロンチーノ」を作って食べる。

母の日のお相伴

2019年5月12日(日)・雨/最高気温7度

7時40分起床。

せっかくの「母の日」だったが雨の一日となってしまった。

Regensburg に住んでいるユリアは家を離れられないのでアンナとカローラが相談してブリギッテをブランチに招いてくれた。わたしはそのお相伴である。

Lindwurmstr.122 にある飾り気のない小さな Café Stenz に11時に予約してあったのだが、雨のお天気にもかかわらず満員だった。

Stenz – Kuchen zum Frühstück*

13時過ぎまで楽しく過ごして帰宅。わたしもブリギッテも疲れていてすぐに昼寝モード

今日は隣のアパートを借りたいという希望者が3組ほど来るというので15時頃から19時頃までその対応で時間を取られた。わたしはただ傍に立って見ていただけ。^^;

夕食は鮭の塩焼きと生野菜サラダ、白いご飯。

昨日から読み始めていた山小屋を舞台にした電子書籍「春を背負って」を夜になって読了。登場人物に語らせる会話が説教めいていて、それが鼻につくこともあったけれど爽やかな読後感。

自重して在宅

2019年5月8日(水)・曇り/最高気温16度

7時40分起床。

昨夜は午前1時と遅い就寝だったからか、眼が覚めたのは7時40分。ブリギッテは7時15分に家を出たそうなので今日も見送りは出来なかった。

午前中は例によってゆったりと過ごす。ブリギッテが13時頃に1度帰宅した。珍しく昼食には温かいうどんが食べたいと言うのでササッと作った。

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茅の舎のだしを使ったので今日もおいしい味に出来上がったが、こうして写真で見るといかにも汁が黒くて見た目にはおいしくなさそう!今週中にも「薄口醤油」を買ってこよう。

その後は昼寝を一時間。

ブリギッテは15時過ぎにまた UNI に出掛けて行った。わたしもその頃から街中に出掛けようかと内心計画していたのだが、なんだか疲れていて今日は自重した。

その代わりに近くにある Tirolerplatz の BIO のお店で野菜を買って帰る。少し早めに帰宅したブリギッテと早めに夕食を済ませた。

今日の午後に小説「海の見える理髪店」を読了したので、夕方から新しい本を読み始めている。

「昭和からの遺言」(鈴木健二著 )を読んだ

2019年2月4日(月)

今朝の毎日新聞・電子版でこの本のことを知った。私の年代には懐かしいアナウンサーである鈴木健二氏の著書である。

ぼんやりとした記憶しかないのだが、穏やかな語り口の人間味のあるアナウンサーという印象だった。
その人が90歳を超えて「昭和からの遺言」 (幻冬舎単行本) という本を出したという。遺言、という強い調子の書名に惹かれてキンドル版をダウンロードし読んでみた。

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平易に書かれたものなので今日のうちに読了。わたしは老人の自己顕示欲というものを感じさせられた。

第1章の東京大空襲に関しては緊迫感も感じられ引き込まれるものがある。しかしそれ以降の章には共感を得られなかった。

特に各章の終わりに太字で加えられた著者の短い文章は余計だった。これがなかったらもう少し彼の思い出話に寄り添えたのに。

「トム・ハザードの止まらない時間」を読了

2019年2月2日(土)

読み進めるのにちょっと苦労した一冊だった。途中で読むのをやめようかと思ったことも二度、三度。

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下はSF研究家の牧 眞司 氏による解説の冒頭。

本書はマット・ヘイグ How to Stop Time の全訳である。加齢が極度に遅く進む遅老症 (アナジェリア) のため、歴史の中に身を潜めるように生きつづけるトム・ハザードの愛と孤独を巡る物語だ。

この短い文章がこの本のほとんど全てを述べている。わたしはもう少し起伏のある物語展開を期待していたので、隔靴掻痒の感が最後までつきまとった。

孤独の描写はかなり丁寧に書かれているが、愛を語る表現にはもう少し高揚感があって欲しかった。

面白く読んだのは歴史上の有名人、例えばシェークスピア、そしてフィッツジェラルドなどとトム・ハザードが絡む部分。数年前に見た映画「ミッドナイト・イン・パリ」(ウッディ・アレン監督)を思い出した。

ウォーキング、昼寝、読書

2019年1月31日(木)・晴れ/最高気温4度

7時半起床。

今朝は9時から浴室のシャワーについて工務店の人が来た。2年ほど前に取り付けたスチームサウナの提供会社が破産したのでなにか起こってもアフターケアーが受けられなくなった。(現在のところは異常なく動いている)。

そこで新しく適当なものに交換しようという事になったのだ。しかし彼が捜してきた製品はわが家の浴室に寸法が合わず、また仕切り直しとなる。

ブリギッテはDarmstadtから来る彼女の妹、弟の子供達2人と街中で待ち合わせ、公証人の事務所へ行く用事があり9時半頃に家を出る。

わたしはそれから明るい光の中をウォーキング。今日はしっかりとアイゼンを装着した冬靴、そして手にはストックと万全の備え。

13時を過ぎてもブリギッテが戻らないので1人で昼食を作って食べる。午後には40分の昼寝。

夕食も簡単なもので済ませたあと、ひたすら トム・ハザードの止まらない時間 を読み進める。ようやく半分ほどまで読んで今日は就寝。

ウォーキングと読書

2019年1月30日(水)・曇り/最高気温4度

7時半起床。

今朝は洗髪をするつもりだったのでスンナリと早起き。先回ブリギッテに髪を切ってもらった時に彼女がカットに苦労しているのを感じていた。わたしの頭髪が老化とともにだんだん薄くなっていてどう切って良いのか迷い始めているのだろう。

そこで午前中に日本人夫婦が経営している床屋に電話をして来週の火曜日に予約を入れた。この床屋、以前から名前は知っていて、先日日本人の知り合いがそこで髪を切ってもらったというのを聞いてた。1度試してみよう。

朝食のあとウォーキング。今日はすっかり忘れていたが去年購入して使っていたスパイクを靴に装着してみた。

しかし半分ほど歩いたところでふと気がつくとゴム状のスパイクが外れて無くなっている。そこから引き返して無事に道に転がっていたスパイクを見つけて家に戻る。どうやらつま先とかかとを逆に装着していたわたしのミスだ。(-_-;)

帰宅してしばらくしてから1時間の昼寝。身体は疲れていたのだが、あまりよく眠れなかった。

午後は餅を焼き、磯辺巻きにしてブリギッテと食べる。「餅、醤油、海苔、だけなのにどうしてこんなにおいしいのかしら?」と彼女が言うのに激しく同意。(笑)

ブリギッテは夜になって GASTEIG に出掛ける。今夜は BLACK BOX で行われる Lesung und Rezitation mit Natalie Schorr
彼女なりに必要とあって聴きにいっているのだが、いつもながらのバイタリティーに脱帽。

わたしはダウンロードしてあった電子書籍 トム・ハザードの止まらない時間 を読み続ける。

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再び「お雑煮」を食べる

2019年1月19日(土)・晴れ/最高気温0度

7時40分起床。

今日はときおりは陽の光がさして気分の良い1日だった。ブリギッテは昨夜も夜中に咳がひどくて大変そうだったが、わたしの忠告を聞かずに演劇を観に行った結果だから余り同情はしていない。(笑)

朝食のあと10時45分ぐらいから昨日に続いてウォーキングに出掛けた。1時間とちょっと歩いて帰宅。右脚大腿部の関節が数日前から痛んでいるので、それを気にしながら歩いた。少し良くなったような気がするけれど。

いったん家に戻り靴を脱がないまま、Tirolerplatz にある Bioladen にブリギッテに代わって買い物に出掛ける。今日は昼食にお雑煮を作ろうと思っていたので Putenfleisch (七面鳥の肉) とシイタケを購入。

そのあとでブリギッテに頼まれた咳止めの薬 PROSPAN を買って帰宅。すぐにお雑煮を作り出す。蒲鉾の買い置きがないのが残念だったが、赤色はニンジン、緑はブロッコリーを茹でて間に合わせた。

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ブリギッテは熱は無いし、食欲もあって餅を4個食べてくれた。あと片付けを終わって昼寝をしようとベッドに入ったのだが、眠れないままに45分後に起きてしまう。

そのあとは電子書籍で「カササギ殺人事件」(上) を読み進める。

夕食は2人とも空腹でなかったので酒のおつまみのような簡単なもので済ませた。

と、書いたのだがやはりお腹が物足りないので開封して残っていたソーメンを茹で、お昼に作ったお雑煮のスープに入れて食べた。満足。(笑)

また雪が〜!

2019年1月14日(月)・雪、ときどき曇り/最高気温3度

8時40分起床。

今朝も6時に1度目が覚めてから二度寝をして起床は9時少し前。これは自分ながらいただけない。明日からでも改善しなくては。(-_-;)

今日も雪が降ったり止んだりで、せっかく溶けかけた庭の表面がまたすっぽりと雪に覆われてしまった。

昼食は先日購入した WOK の使い始め。鶏肉、シイタケ、ホウレンソウ、の炒めものを作ってみた。アッサリ、サッパリしておいしかった。

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午前中から読み続けていた本「軍服を脱いだ鴎外」を午後になってようやく読了した。

読了してから思い出したのだが、友人で作家の尾高修也氏がずいぶん前にわが家を訪れ、鴎外のことを話していた。おおよその見当を付けて探してみたら見つかった。下記の本のP176~P178。

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わたしは1999年(平成11年)8月1日(日)に家族を連れ尾高氏と Starnbergersee に遠足に行っていた。レオニ(Leoni)にも行っているし、ロットマンヘスヘーエ(Rottmannshöhe)にも登っている。しかし、すっかり記憶から消えていた。(汗)

夕方からブリギッテは演劇へ。 Volkstheater で上演されている Die Dreigroschenoper を観るため。

「軍服を脱いだ鴎外」を読了

2019年1月14日(月)

とても面白い一冊だった。この本は日本に住む知人の好意で知ることが出来たのだが、手元に置いておきたくなり、たまたま日本に短期帰国する友人にお願いして購入してもらった。

この本は1886年3月8日から1887年四月中旬まで過ごした森鴎外の1年余りに渡るミュンヘン生活を考察したものである。

わたし自身はドイツに1977年に来てから途中の5年間を除き、37年余りミュンヘンに住んでいる。したがってミュンヘン市内の地理はタクシー運転手が出来るくらい熟知している。(笑)

だからこの本を読んでいて鴎外が歩いた道筋や訪れた地域などをそらで頭の中に浮かべることが出来る。これは日本の都市と違って130年以上もミュンヘン市の街並みが変化していないということであって、とてもありがたい。

森鴎外という名前にはこれまで「真面目」で「暗い」「ガリ勉」型の人物像しか結ばなかった。しかし彼の1年余りのミュンヘン生活を知るとそうではなかったのだと思える。ついついわたし自身の不真面目でいい加減なミュンヘン生活1年目と比較してしまう。

著者の美留町義雄氏は2012年から一年間、研究者としてミュンヘンに滞在されたという。著者の文章の底にはミュンヘンおよびバイエルンへの暖かい思いが感じられるのも嬉しかった。

春になったら気候の良い日を選んで、この本に書かれている森鴎外の足跡をなぞりながら、彼の眼に写ったであろう Starnbergersee 周辺を歩いて見ようと思っている。

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下の写真は付いていた帯。

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カバーを外してみると表紙の装丁がミュンヘン市内の地図になっていて、著者の思い入れが感じられる。

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終わりにわたしの希望だが、ミュンヘンに住む友人たちにも読んで欲しいと思うので、出来るだけ早く電子書籍化して貰えれば嬉しい。

読書の日曜日

2018年8月5日(日)・晴れ/最高気温31度

9時起床。

昨夜は外出から遅く帰宅して、就寝前にシャワーで汗を流したせいか6時近くまでグッスリと眠った。そのあとも二度寝をして起床したのは9時。よく眠れて気持ちが良い。普段は起床後にシャワーを浴びるのだが、やはり夏は日本のように夜にシャワーを浴びる方が良いのかもしれない。

昨晩から泊まっているブリギッテの従姉妹は涼しい下の部屋で寝たのでスッキリとした表情。テラスでの遅い食事のあと2人は12時近くに出ていった。

従姉妹の列車は16時過ぎの発車で、その前にブリギッテの勧める展覧会を二人で観たあと街中のアイスクリーム店で尽きないおしゃべりをするのだとか。なんだかティーンエージャーのようだ。

わたしはおかげで静かな日曜の午後を過ごすことが出来た。(^_^) 1時間ほどの昼寝をしたあとも、先日から読み始めた電子書籍「天上の葦」(太田愛著)を読み進める。なかなかの読み応えでグイグイと引き込まれる。

今年の4月21日にポッドキャスト「ラジオなんですけど」で作者の太田 愛さんが語ったことを聴いてこの作品に興味を持った。わたしは今の日本を外国から見ていて危ういというか、なんだか気持ちの悪い空気を感じていた。このへんのわたしのモヤモヤした気持ちをスッキリと整理して提示している。

国が危ない方向に舵を切る兆しは「報道」と「教育」に顕れる

夕方、アンナが来訪。彼女の住まいが西日で暑すぎるというのでわが家に逃避してきたらしい。一人で退屈だということもあるのだろう。それに食事も作らなくて済むし・・・。^^;

20時半頃に簡単な夕食も終わり、それから寝るまで「天上の葦」(太田愛著)を読み続ける。

体調不良の日に読書三昧

2018年7月23日(月)・曇りときどき晴れ/最高気温23度

7時半起床。

朝から肌がザワザワした感覚があって喉もイガイガする。きっと風邪の軽いものがまだ抜けきらないのだろうと思う。さいわい今日はなにも予定が入っていないのでじっと家の中で過ごすことにした。

余り MacBook Pro 15 に向かっていると眼も疲れてくるので、今日は読みかけの本 師匠、御乱心! 三遊亭円丈 を読了するつもりで読み始めた。これはAmazonの Kindle Paper White という端末にも入れてあって、この端末で読むと眼が疲れないのだ。フォントを自由に大きく出来るので長時間読んでも眼に優しい。 MacBook Pro 15 の液晶とはずいぶん違う。

この本はわたしのかすかな記憶に残っていた落語協会の分離、独立に関するドキュメント風のもので、著者が三遊亭円生の弟子であった円丈という落語家であるのが興味深い。かなり独善的で一方的な書き方ではあるがあの時はそういうことが起こっていたのかというのが分かって面白かった。

最初にこの本が世に出たのがもう40年ほど前のことで、今回は文庫版として再出版されたそうだ。その当時の当事者達のほとんど(円生、小さん、円楽、志ん朝、談志、馬生、円鏡)は鬼籍に入っている今だからこその再出版なのだろう。今回の再販で最後に加えられた、現在も生きて活躍している人たちの意見や座談会を読むとまた違った面も見えてくる。

これを読み終わったあと、今度は友人からお借りしているビジュアルNIPPON 昭和の時代 | 伊藤 正直, 新田 太郎 という大判の本を開いてみた。最初の方には写真家・土門拳の写真が数ページにわたって掲載されている。わたしが数年前に酒田市にある土門拳ミュージアムまで足を運んで見た子供達の写真が懐かしい。土門拳の写真を見に酒田へ |  Mein dritter Blog

その他の内容も昭和22年生まれのわたしにとっては身近に感じられるものが多かった。まだわたしが小学生の頃に姉が読みなさいといって買ってくれた「少年朝日年鑑」という部厚い本のことをふっと思い出した。あの時のワクワクとした気分を思い出す。

これにざっと目を通したあと、これもまた同じ友人が貸してくれた 向田邦子 暮しの愉しみ | 向田 邦子, 向田 和子 という本を読み始める。これも途中までしか読んでいなかったのだ。

向田邦子という作家はわたしの姉も好きな人で何冊か日本から送って貰って読んだ記憶がある。この本のサイズはB5版と呼ばれるもので手に取って読むのに程よい大きさであるが、今のわたしには小さい活字の部分はかなり辛い。いきおい大きなルーペを使って読むことになる。

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それも初めの頃はぎごちなかったけれどすぐに慣れた。これも眼に優しく疲れない。やはり本は良いと思う。

その中に数カ所懐かしい記述があったのでピックアップしておいた。まずは26ページの「海苔弁」。

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これはわたしの小学生、中学生時代の弁当の定番だった。食べるときには冷たくなっていたが醤油のしみ込んだご飯と海苔とのバランスが最高で今でも無性に食べたくなる。

わたし的にはこのデラックス版というのがあって、最後に敷いた海苔の上からもう一度ご飯をかぶせて、その上に醤油をタップリしみ込ませたコロッケを乗せたものだった。当然弁当箱の蓋は中身の厚さで閉まらない。そこを力づくで上からギュウギュウに押さえ、新聞紙に包んでランドセルの本の間に入れるのだった。この弁当を持っていった日は昼食の時間が本当に待ち遠しかった。

次に目に止まったのは82ページの「貝焼き」の写真。

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これを挟む数ページには食いしん坊の向田邦子が取り寄せようとして集めて置いたリストが写真入りで載っている。

「貝焼き」とはわたしの出身地、いわきの名物である。ウニを蛤の貝の中にてんこ盛りにして蒸したもの。私の子供の頃はそれほど高いものではなかったようでわが家でもよく食べていた。

しかしこの「貝焼き」の味が本当に分かったのは、大人になってお酒を飲めるようになってからだった。食べ方はウニの表面に箸のとがった方を突き立てて数個穴を開ける。そこに醤油を垂らし入れてから網わたしの上に乗せて焼くのである。醤油がジュクジュクと熱くなった頃が食べ頃。これを肴に日本酒など飲んだらそれはそれは幸せな気分になれるのだ。

最後に目に止まったのは「向田邦子が選んだ食いしん坊に送る100冊」という項で、わたしが半世紀以上たった今もバイブルのように使っているおそうざいふう外国料理 | 暮しの手帖編集部 という本。

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これは誰にでもお勧めできる。この項でも No.2 の位置を与えられていてちょっと嬉しかった。

夜になって、そういえば姉が送ってくれた VHS のビデオテープがあったと思って探して見たら「向田邦子、没後20年」というテレビ番組を録画したものが見つかった。それをもう一度観たあと22時過ぎに就寝。

「時雨の記」二度目の読了

2018年5月24日(木)・曇りときどき晴れ/最高気温21度

6時起床。

眼が醒めたときには「まだ6時か、もう一眠りするかな」と思ったが昨夜就寝したのが22時過ぎだったから充分に睡眠時間は足りている。そのまま起きて身支度を調えた。

ブリギッテは昨夜遅くまで起きていたようで、今朝はゆっくりと朝寝を楽しんでいた。朝食のあと彼女は買い物へ。わたしは読みかけの本「時雨の記」を読み続ける。

この本は書棚に保ってあったのだが、今のわたしには字が小さくて読むのが辛い。そこでアマゾンで電子書籍版をダウンロードし、iPad Proで読んでいる。テクノロジーの発達した今の時代に生きていて良かった!

ブリギッテが買い物から帰宅するのと入れ違いにわたしはウォーキングに出掛ける。ちょうど読むのに疲れていたときだった。曇って少し蒸し暑い空気だったけれど 10521歩/8.22km を歩いて帰宅。

昼食には昨日作ったカレーを食べて満足。そのあと1時間の昼寝。

午後になって少し太陽が出てきた。「時雨の記」を読了。1度読んだ本の筈なのに全く新鮮だった。

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今回は終盤に出て来る次の詩が心に残った。

花もすみれも在りし日や
爪くれないに鶯の
まだ笹鳴きも恋の夢
都忘れの池水に、みだるる葦の葉ずれさえ
亀 沈みゆく秋愁い
あらざらむ 萩の葉かげのうたたねの
かえらぬ旅にたたんとは
今ひとたびの逢うことも
なくてぞもみじ散りにける
時雨ぞもみじ散りにける

夕食は2人とも余りお腹が空いていなかったからチーズとパン、赤ワインで済ませる。

「屍人荘の殺人」(今村昌弘著/東京創元社)読了。

最近、本格ミステリー小説というジャンルから遠ざかっていたのだが、好意を持って読んでいるブログでのおすすめがあったので電子書籍を購入して読んでみた。そのブログ記事とは

「屍人荘の殺人」(今村昌弘著/東京創元社) – CLASSICA – What’s New!である。

このブログの筆者は音楽評論家(ファン)でもあるし、熱心なサッカーファンでもあるらしい。どちらの部門にたいしても基本的に温かい眼差しをお持ちの方で購読していてとても心が安まる。

で、このミステリー小説の読後感は100%満足とはいかなかった。そもそもわたしは映画でもホラー系のものは嫌いだ。見ていて心臓がドキドキしてくる。

ということはあってもこの本の骨格となっているところはやはり本格的な謎解きであって、ホラー系の話はあくまでも構成上の柱の1本なのだと納得させながら最後まで読んだ。ちょっと昔の謎解き探偵小説への懐かしさを感じさせる秀作。

「蜜蜂と遠雷」のCD

2017年上半期の直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』を先日(7月15日)読了した。この本の内容などはウェブで検索すればすぐに出てくるのでここには書かない。浜松を舞台にしたと思われるピアノ国際コンクールの一部始終である。

とても面白く読んだ。この本の中にはコンクールの一次、二次、三次試験に弾かれる課題曲・自由曲として沢山のピアノ曲が出てくる。知っている曲も多かったけれど中には始めて目にする曲も多かった。

読み終わったあとごく自然な感情として、わたしにとって未知な曲を聴いてみたいと思った。

この本を読んだ人の多くもそう思うらしく市場にはすでに小説に出てきたピアノ曲の全てを収めた CD が出ていると知った。渋谷のタワーレコードにもそのコーナーがあるそうである。

試しにと Apple Musicで検索してみたらなんとそれが聴けるようになっていた。そこで雨に閉じ込められた今日の午後はそれを流しながらゆったりとした時間を過ごす。

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もう一度本を読み返して、これらの曲名が出てきたところでそれらを聴いたら楽しいかなと思ったが何しろこの本はかなり大部である。読了して日が浅い今、もう一度読み返そうとは思わなかった。いつか読み返す日が来たら、その時には音楽をお供に楽しもう。

読みかけの本を読了

2月13日(月)・曇り/最高気温2度

6時半起床。
朝食のあとブリギッテは義母宅へ。今日は義母の歯医者の予約が入っていた。今までだとこれはわたしの役目だったがこれからはブリギッテがやってくれる。ちょっと楽になったかな。(^_^)

外は曇り空でちょっと風もありそう。午後には天候が悪くなる可能性もあると思って11時近くにウォーキングに出掛けた。昨日よりもちょっと長いコースだったがそれでも一万歩にはちょっと届かない。

帰宅してしばらくするとブリギッテも帰宅。昼食は簡単にスパゲッティを茹でて出来合いのソースを絡ませて済ませた。彼女が一緒だと煮込みうどんの出番が減る。彼女はラーメンとかうどんとかの汁物はそれほど好きではない。

そのあとはお決まりの昼寝を1時間。

夕方にようやく「鉞子(えつこ) 世界を魅了した「武士の娘」の生涯」を読了。

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まず、最初にこの本を購入したのだが,その前に原作を読んでおくべきだと思い直し、すぐに下の「武士の娘 (ちくま文庫)」を購入しこちらを先に読んでおいた。原本は英語で書かれていてその当時のアメリカでベストセラーにもなったという。司馬遼太郎が大岩美代さんの日本語訳を賞賛していて、今は電子書籍でも読める。ありがたいこと。

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これは日本を離れて40年になろうとするわたしにはとても興味深い本だった。日本という国を外から俯瞰して眺めることが出来ることで、日本に住んでいたのでは気がつかない多くの面に気がつく。数十年前に書かれたこの本でもその点について触れられていて大いに共感を持つ点が多かった。

現在のトランプ大統領をいただくアメリカと,この本に書かれている第二次世界大戦前のアメリカとには日本を対象にした場合相似形の部分もあったりして興味深い。時代が過ぎても人間の心情にはあまり大きな変化が無いということか。今読んでみて少しも時代の違和感を感じない。

夕食は久しぶりにブリギッテが作る。こうして一日の食事作りを分担するのが良いのかもしれない。まあ、もう少しいろいろと試してみよう。

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日中は爽やか

8月13日(火)・晴れ/最高気温21度

7時起床。朝のうちは曇り空でときどき小雨がパラパラと降ってくる。午前中に垣根を刈りに管理人さんが来ることになっていて、このお天気だと大丈夫かなと不安になった。しかし8時を過ぎる頃には空も明るくなってくる。

管理人さんは8時半頃に来て1時間ほどですっかりきれいに刈り上げていった。そのあと10時頃からわたしはウォーキングに出掛ける。歩き始めはちょっと肌寒いほどだったけれど歩数が増えるごとに身体が温まり気持よく11285歩・95分を歩いて帰宅。

帰宅してシャワーを浴びてスッキリしてからは特別な予定も無い。家の中の掃除は明日にすればよく、街へ出掛ける必要も無い。一昨日から読み始めている Twelve Y.O.: 福井 晴敏 を読み進める。この本は1998年の江戸川乱歩賞受賞作。文体が純文学っぽいところがあってすんなり読み進める感じではないが力作ではある。

いつもの時間にブリギッテが帰宅。夕食は昨日のうちに彼女が作っておいた料理があったのでわたしは電気釜にご飯を仕掛けておいただけだった。

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約50度の低温に設定したオーブンに8〜9時間ほど放り込んでおくだけの手間いらずの料理である。仔牛のすね肉を輪切りにしたものでゼラチン質の骨髄がうまい。

夕食後、彼女は長電話を始めたのでわたしは階下の部屋で静かに集中して本を読み進めることが出来て幸せだった。(^_^;)

読書・料理・運動・酒

5月7日(日)・曇り / 最高気温17度

7時起床。今日は一日中曇り空。ときおり小雨が降ったけれどそれはごく少量。穏やかな日だった。

午前中は日本で買って来た本 わりなき恋: 岸 惠子 を読み進めた。実は今年の本屋大賞を貰った「海賊とよばれた男」に興味があって本屋に入ったのだがその横にこの本があったのだ。岸 恵子のエッセイはずいぶん前に読んだことがあって筆の立つ人という記憶があった。なによりも女69歳、男が11歳下で58歳という高年齢どうしの恋愛・性愛を扱った本というのに惹かれて買ってしまったのだ。

日本にいる間に読み始めて最初の三分の一ぐらいは読んでいたのだが、ドイツに戻ってからはけっこう忙しく、今日になってそれを読む余裕ができた。これまで読んだ部分は2人の出逢いの部分の描写が主で、けっこう読ませるものがあったからそのあとを楽しみにしていたのだが、途中からなんだか妙な展開になってしまって、少し興ざめ。ここが肝心なところなのだが、2人の心の中の描写がやけに性急で会話の調子(文体)が急にそれまでとは違ってしまった。そこまで描かれていた2人が別人のように感じられてしまい違和感が残った。

結局それが最後まで尾を引いてしまい、高年齢層同士の恋愛というテーマの重さは空回り。スカスカした印象のまま読み終えてしまった。この本が女性によって書かれたという点にもわたしは凄く興味を持ったのだったが残念だった。

IMG_5231.JPG12時近くになって急にお腹が空いてきた。どうやら本当にわたしの胃は日本で大きくなってしまったらしい。(^_^;) ちょうどウェブで見つけた記事に「スパゲッティ・ナポリタン」のことが載っていたのを読んだら無性に食べたくなってしまった。例によってクックパッドで検索したレシピ 昔なつかしスパゲッティナポリタン の通りに作ってみた。これが中々の味で本当に昔の味がした。

お腹が膨れたところでiPhone 4Sのタイマーをセットして1時間の昼寝。起きてからすぐに身支度を調えてウォーキングへ。今日は久しぶりに自動車ガソリンの値段を調べようと思ったのでいつもとは違うルートを歩く。時々パラパラと小雨が降ってきたがすぐに止んだので歩くのには支障なし。8723歩・79分

夜になって少し冷えてきた。昨日封を切った日本酒を飲んで、今日は早寝をしよう。

「ミレニウム I」下巻を読了

土曜日・曇り / 最高気温16度

7時半起床。劇場の練習予定では午前中に “Wozzeck” のオーケストラ合わせ、そして夜は “Tosca” の公演があるのだが、そのどちらにも乗っていないわたしは完全休日。シーズン終了(定年退職)までの日もあと10日となった。

ブリギッテも今日は土曜日出勤は無し。一緒に朝食をとったあと彼女はお母さんを連れて週末の買い出しへ。わたしは MBT の靴を履いてウォーキングへと家を出る。

8879歩・76分を歩いて帰宅。この靴の歩き方が大体理解出来たようだ。結論からいえば、これまでのわたしの歩き方とほとんど同じということだ。実はここ一月ばかり前からやや前傾姿勢を取って早足で歩くことを試していたがどうやらこの靴を履いてのウォーキングではそれは間違いらしい。

ちょうど足の土踏まずの部分に柔らかな緩衝材が入っているのが感覚で分かるのだが、そこを基点にして体重を移動させるのが正解のようだ。これだと自ずから歩く姿勢も良くなる。インターネットで検索して出てくる歩き方の動画で歩幅を大きくしないようにという注意もかかとの部分の湾曲の大きさで理解出来た。

帰宅後シャワーを浴びてそのあと「ミレニウム I」下巻を読み進める。お昼を過ぎた頃にブリギッテが買い物から帰宅。それから一緒に昼食を取ったあと彼女はソファーの上で、わたしは窓際の椅子の上で昼寝。

夕食の時間になってもあまり空腹を感じなかったので、生野菜サラダとパンを一切れ食べただけで済ませてしまった。そのあとも読み続け、23時近くになって読了。昨日の日記に書いたようにこの本を読んだのは2回目である。にもかかわらず、とっても面白かった。先日 iTunes でレンタルした映画(ハリウッド版とスェーデン版の両方)を見たのも良い方向に働いたのだろう。映画はスェーデン版のほうが原作により忠実な雰囲気で楽しめた。もう一度レンタルして観てもいいな。

「赤い雲伝説殺人事件」(内田康夫著)・再読

しばらく前から内田康夫の著作集を読み直している。この作家はとにかく多作家でその著作は優に100冊を超えているが友人のおかげでそのほとんどの作品がわたしの本棚に並んでいる。

読み返す前には「読み始めた途端にあらすじを思い出してつまらなくなるだろうな」という不安があったのだが、それがそうでもないことに驚いた。一回目に読んだときに良く読み込まなかったのか、またはわたしの老化現象か、原因は二つに一つなのだが・・・・。(^_^;)

で、先ほど読み終わったのが赤い雲伝説殺人事件 (角川文庫): 内田 康夫 だった。初版が昭和61年(1986年)7月となっている。これが偶然というかなんというか瀬戸内海の寿島での原発誘致に係わった殺人事件なのである。

推理自体はそれほど斬新な物ではないのだが、原発推進派と反対派の葛藤から浮き彫りにされる住民の困惑、欲、きしみなどが今読んでも新しい。現在日本各地に存在する原子力発電所が作られた課程では大なり小なりこの小説に描かれているような軋轢があったことだろう。

昨年の3.11以来わたしの頭の片隅に24時間、巣くってしまって消えることのない原発問題。こんな時にこの本を読んだというのは眼に見えない力が導いたと思わないでもない。