日曜日・曇り / 最高気温13度
8時起床。今日は一日中曇り空。今月は3週間ほど日本に帰っていたから長いような、それっでいてあっと言う間の時間だったような妙な感覚で9月の最後の日を迎えている。
週末定例の北ドイツに住むおばさんへの長電話を昨日のうちに済ませておいたというのでブリギッテも今日は朝寝を楽しんでいた。起床してから彼女は水泳に。いつも来ているバタフライで泳ぐ人が今日は来ていなかったから静かに泳ぐことが出来たそうだ。彼女の帰りを待ってゆったりとした朝食。
それから午後までの時間はわたしは読みかけの本を読み進め、彼女はわが家の税金申告の書類作りで過ごした。
姉から貰ってきた 『ラジオのこころ』(小沢 昭一・著) | 文春新書 を読み終えたのは午後4時頃。この新書は TBS ラジオの晩組 小沢昭一の小沢昭一的こころ を本にしたもの。このラジオ番組はわたしが日本にいた1970年代から続いている番組でその40周年記念として出版されたものらしい。
期待して読み始めたのだが、やはりラジオで聴いた小沢昭一の語り口が活字を読むよりは数倍面白い。あのラジオ番組を聴いた人でないとこの本は少し退屈だろう。いつのまにかわたしは頭の中で小沢昭一の語りを重ね合わせて読んでいた。
夕方はブリギッテの叔父さんの招きで「KAISEKI 」(懐石料理) を出しているお店へ。コースを食べたのだが、料理の質自体は悪くはなかった。カウンターの向こう側で働いている料理人は日本人だったが、客席係はベトナム人。店の調度も日本というよりは中国風のものでわたしには何とも落ち着かない雰囲気だった。
ブリギッテの叔父さんは KAISEKI を KAISER と関連があると思い込んでいようだった。それには予約を入れて3日後にしか料理を提供出来ないと言われたことも期待を膨らませた原因だった。食べ終わってからの彼の言葉「あの料理をなんで3日前に予約しなくてはならないのかわたしには理解出来ない」というものだった。わたしも同感である。(笑)
レストランを出てから叔父さんの家に戻りウィスキーをチビチビとやりながら歓談。23時過ぎにお開きとなった。



東海道線の小田原駅ホームで再び昨日と同じく駅ソバを食べる。姉夫婦は大船駅で下車しそこで別れた。わたしはそのまま品川で乗り換えて大井町駅前のホテルへ。着いたときはちょうど午後2時だった。
そこから小田急に乗り換えて「彫刻の森」までゆっくりと昇る。夏休みも過ぎたからか入場者も少なくてゆったりと見て回ることが出来た。音声ガイドの機器を500円で借りて一つ一つを見ていったが、これはなかなか良いものだ。わたしが好きな佐藤忠良さんの作品もさりげなく置かれていたり、ジャコモ・マンズーの個人展示館があったりして驚く。ヘンリー・ムーアの作品が多いのが目についた。しかし気がつくと時間が足りなくなってしまい最後の方は駆け足だった。半日ぐらい時間を取ってまたいつか来たいものだ。




















上の写真はわたしが泊まった6階の部屋のベランダからの眺め。ここも3.11で津波の被害を受けたところだが、写真でも見える防風林がずいぶん役立ってくれたそうだ。


眼が覚めて窓の外を見ると入道雲らしきものが黙々と。これはニュースで聞いていたゲリラ豪雨かと心配になったが雨は降らなかった。東京に住む友人夫妻と今夕は中華料理を食べる約束をした。落ち合った場所は新宿駅。彼がよく行くというごく当たり前の中華料理店でおいしい料理の数々をいただく。今日は少しアルコールを控えようと思っていったのだが、おいしくて、楽しくてそんな殊勝な考えはいつの間にかどこかへ吹っ飛んでいた。(笑)
8月が始まって1週間くらいはシーズン中の疲れを感じて意識してペースを落とした。正式に職場から退いたということで心の中にちょっとした空白が生じたのは確かである。しかし、幸運なことに今年の8月は素晴らしい天気の日が続いて中盤は絶好調といってもいいほど歩くのが楽しかった。